いなかメモ

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原作当てゲーム



 そんな旬の時期に発売された最新刊。毎度思うのですが絶妙ですね。いや、何が言いたいのかって言うと、まぁ簡単に言えば、面白いのですよ。え、読んでないからわからない、ですか。うーん、じゃあ是非読んでみてはどうでしょう。なになに、カテゴリーがライトノベルだから手を出し辛い、ですか。もしやそう思っている方は、ライトノベルの定義をあっち系の小説だと勘違いされていませんか。

 うむ、それは違いますよ。ライトノベルの定義はいまだ確立されていないようですが、少なくともその点については否定しておきます。ライトノベルとは読んで字のごとく軽い小説、つまり比較的軽めの文体で書かれた読みやすい小説全般のことを指します。もちろん、ある種の偏った嗜好で書かれるものもありますが、書店に並んでいるライトノベル全てがそうであるとは限りません。むしろ、そうであったらこれらはライトノベルと呼ばれておらず、もっと偏った言葉で表現されていると思います。

 現状、ライトノベルという言葉は広義で使われています。その言葉は一部の人だけでなく、本来は大衆全体に向け発信された小説のことを指します。ここまで書きましたが、それでもライトノベルは一般向け小説なんかじゃないよと考えている人もいらっしゃると思います。おそらくそういう方は、ライトノベルの表紙を飾る扉絵や挿絵などのイラストによって与えられた印象が強く心に残っているのではないでしょうか。

 人間の持つ五感のうち、視覚による情報の伝達はとても重要視されていて、初対面の人と会う時には第一印象が大事だなどとよく言われます。これと全く同じかと言われれば違うのかもしれませんが、ライトノベルが一般向け小説ではないと思われる理由も、おそらくそこにあるのではないかと考えられます。つまり、メディアや書店で目にしたイラストなどから、あっち系の読み物だと勝手に連想して、ライトノベルの定義づけを自ら行ってしまい、どんなものかその実態を確かめずに、安易な想像で決めつけてしまっている人も、きっと少なくないだろうと僕は思うのです。

 そこで、そういう人にこそ読んで貰いたいのがこのシリーズです。もちろん、そんな偏見がないという人にもできれば一度は読んで貰いたいですね。なぜ、か…ですって?理由は単純明快、面白いから、ですよ。きっとこれを読めば、ライトノベルが本来一般向けと言い切るところまでいかなくても、それほど偏ったジャンルの書物でもないということがわかっていただけると思います。ただし上記の全てが僕の個人的な意見なので、ライトノベルの捉え方もやはり皆さん次第ということになります。読む、読まない、のももちろん皆さんの自由ですが、もし機会があれば、是非読んでみてはいかがでしょうか。



参考文献:『よくわかる現代娯楽』三章より

5月5日朝記載

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