流れ行くものたち・・・・・

流れ行くものたち・・・・・

第一話 イダテン

ワタイシ→主「・・・・・」  コッパ→コ「・・・・・」



主「はぁ~腹減ったなぁ~」

コ「あともう少しで村につくぞ、それまで我慢しろ」

主「・・・・であとどんくらいだ?」

コ「ん~、まあ、あと急いで一日ぐらいかな。」

主「はぁ?!全然少しじゃないじゃん!」

コ「一日なんてすぐだよ。」

主「軽く言いやがって・・・・こっちはなぁ、一週間なにも食べてないんだぞ!!」

コ「大丈夫お前がそう簡単に死ぬかよw」

主「死ぬよ!!」

コ「そう・・・・」

主「・・・・・・え?」

コ「そら、早く村に行くんだったら、とっとと歩くぞ!」

主「そうだった!」

コ「忘れてたのかよ・・・・・」

そして森に入って、歩いている途中に・・・・・・・。

コ「・・・・・・ぉぃ・・・・ワタイシ」

主「どうした?」

コ「し!あまり声を出すな・・・・・・」

主「・・・でどうしたんだ?なんか見つけたのか?」

コ「ぁぁ、あれは、俺の記憶が間違ってなかったら、イダテンだ。」

主「・・・・・・誰?」

コ「馬鹿、そんなことも知らないのか?」

主「あぁ・・・・ゴメン・・・・(何イタチに謝ってんだよ!自分!)」

コ「イダテンとはな、ここ各地で村々襲っている輩だ。部下が結構いるみたいで、他の村の人たちも手出しできないって噂だ。」

主「そりゃあ結構きついな・・・・・」

コ「うん、まず倒すのは無理だろうな。」

主「うん・・・・ってわかってるよ!!」

コ「そうか?俺には一瞬、お前がイダテンを倒すぞって感じがしたんだが・・・・・」

主「んなことあるか!さっさと他の道を行くぞ!!」

コ「いや、この道以外に村に行く道ないよ」

主「・・・・ぇぇえええ!!」

主「まじかよ!!!」

コ「うん、マジだ」

主「じゃあ、どうやって村に行けばいいんだよ!」

コ「・・・・・・・・・・・・・・」

主「ん~~どうすれば・・・・・・・・ってうん?」

コ「どうした?」

主「そうだ!いいこと思い出した!」

コ「なにがだ?」

主「あいつらを倒せばいいんだ!!」

コ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

コ「・・・・・・で?」

主「いや、倒すんだよ!イダテンを!」

コ「・・・・・お前本気か?」

主「あぁ、本気モードだ!」

コ「・・・・・・はっきり言うけど、こっちが負ける確立120%だぞ!」

主「だけど、村を通る道はここしかないんだろ?」

コ「まあそりゃあそうだが・・・・・」

主「じゃあ行くしかねぇじゃんか」

コ「・・・・・・・・・・まあ、お前が決めたんだったら、しょうがない。」

主「よし、じゃあ行くか!」

コ「・・・・・(内心短い人生だった・・・・・・・)」

そして、ワタイシ達はイダテンの部下のいる場所まで、走っていった、そのときだった・・・・。

?「あんた達!ちょっと・・・・・」

コ「おい、ワタイシ」

主「ん?どうしたコッパ?恐いのか?」

コ「違うほら見てみろあっち」

主「?誰か呼んでいるようだが・・・・・」

コ「・・・・・多分俺たちだと思うよ」

主「まじ?」

コ「つか俺たちしかいないだろ・・・」

主「ぁ、そっか」

?「ぉ~ぃ、あんた達、そっちはイダテンの部下がいるよ~」

主「ああ!知ってるさー!」

?「あんた達知っててそっちに向かってたのー?」

主「ああ!そうさ!!」

?「・・・・・・・まあいいや!ひとまずこっちに来てー」

主「どうする?コッパ」

コ「別にいいんじゃないか?悪そうな子じゃないし」

主「うし、分かった」

主「お~い、じゃあ今からそっちにいくよー」

?「分かったー」

ワタイシ達は、走ってすぐにその子の前に来た。

主「ふ~疲れた」

?「ご苦労さんw」

コ「・・・・・・・であんたは一体誰だ?」

?「あぁ、自己紹介がまだだったね」

?「私の名前はティエ、この森を出たすぐの村の住民よ」

主「俺の名前はワタイシ、でこっちがコッパ」

コ「宜しく・・・・」

ティ「・・・・・・ってイタチが喋ったー!!」

主「ははは、こいつはなぁ、イタチの種類でも数少ない、語りイタチって言うんだ」

ティ「へぇ~、まあ宜しくねwコッパちゃん」

コ「ぁ、ぁあ・・・・・・(ちゃんはやめてほしい・・・・・
)」

主「さて、本題に戻るが、なぜ僕達を呼んだんだ?」

ティ「当たり前でしょ!!助けるためよ」

主「助ける?」

ティ「そうよ・・・・・・・・・・もしかして、本気でイダテンに勝てると思ってんの?」

主「あぁ、そうだが?」

ティ「・・・・・・プっ・・・・」

主「な、なぜ笑う?」

コ「(当たり前だろ、いい加減きずけよなぁ)」

ティ「ハハハハハハwた、たった二人でイダテンを?・・・・・フフハハハハハw」

主「そ、そこまで笑うことないだろ!」

ティ「ハハ、ゴメンゴメン」

ティ「でも、あんたイダテンは、そんな二人係で倒せるほど甘くないよ?無駄死にしたいの?」

主「・・・・・・それは・・・・・」

コ「ティエさん、あまりワタイシを攻めないで下さい。こいつもどうすれば村にたどりつけるか、一生懸命悩んでたんです。」

ティ「あっ、それならあの道じゃなくても村に行く道があるよ。

主「ま、まじ?」

ティ「うん、今すぐ村行きたい?」

主&コ「うん!」

ティ「じゃあ私の後ろについてきて、なるべくなら静かについてきてね」

主「おう分かった、ありがと」

ティ「いいよこんぐらいw」

コ「これで無駄死にはしなくなくなったなw」

主「そうだなw」

こうして、村の子ティエのおかげでイダテンのいる道を通らず村につくことが出来たワタイシ達・・・・・。



続き、まだあります。








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