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みなさんこんばんは。東証株価が最高値を更新しましたね。バブル期を越えたそうです。そんな好景気には見えないのですが。NHKのドラマお別れホスピタルを見ました。お別れホスピタル高齢化が進行し、癌が国民病と化した現在の日本。7割以上の人が病院で最期を迎える。そんな病院の中でも 、 末期がんなど重度の医療ケアが必要な人や、在宅の望めない人を受け入れる療養病棟。 そこはまさに医療のセーフティーネット。その最前線に立つ看護師は、 意思表示の難しい患者さんのわずかな変化も見逃さず、 そこでの 日々が最善であるよう努める。ただ 苦痛を取り除くだけでなく、その人らしい「 限りある生のかたち 」 を求めて日々奮闘する。そして、訪れた最期から、その人なりに「生き切った命」を見届ける証人となる。患者さんや、その家族、そして彼らと関わる医師や看護師の、葛藤や、怒りや、悲しみや、小さな喜びや、笑顔や、素顔の先にあるドラマを通して、「死を迎える」ことと、「生きる」ことの意味を問いかける。 それは、私たちの未来への一筋の光につながっていくはず。「お別れホスピタル」それはー死の一番そばにある病院で繰り広げられる、壮絶で、けれど愛にあふれた人間ドラマです。原作:沖田×華脚本:安達奈緒子音楽:清水靖晃挿入歌:Chara「小さなお家」演出:柴田岳志 笠浦友愛出演 岸井ゆきの 松山ケンイチ 内田慈 仙道敦子 長村航希 円井わん 山本裕子、麻生祐未 小野花梨 古田新太 きたろう 丘みつ子 松金よね子 白川和子小林勝也 根岸季衣 木村祐一 大後寿々花 鷲尾真知子 田村泰二郎 筒井真理子樫山文枝 木野花 高橋惠子 泉ピン子第1話「死ぬってなんだろう」ある街にある病院の療養病棟。余命宣告を受けた患者さんや、病気と認知症でケアの必要な患者さんが入院している。看護師の辺見歩には、なぜか本音を出しやすいらしく、気難しい患者さんに振り回されたり、家族間のもめごとに巻き込まれたりしながら、限られた日々が最善であるよう奮闘する。そんななか50代で胃がん末期の、合コンしようなどと明るく破天荒な患者さんと秘密を共有する。しかし彼の思わぬ行動に。会話に出てくる薬の名前に聞き覚えがありつまりはそういう立場になったということかと実感。本当は患者(病院だから患者なんだけどそう言っていいかは微妙)が決断してくれれば皆は一応楽だがそうできなくなってきているのが現実。第2話「愛は残酷」ある患者さんのことが辺見の頭から離れない。医師の広野も同じだ。だが新しい患者さんがすぐに入院してくる。久田さんは、肝臓がん末期の夫と同じ病室に介護疲れで入院した。長年連れ添った妻は、「おい」ですべてがわかる。「愛があふれた病室」と感心する辺見と広野。夫の延命治療を選択した水谷さんの、眠り続ける夫と二人きりの時を過ごす姿に、久田さんはある決断を。医療行為が必要な場合は食事は制限されますね。差し入れもNG。家族って結局患者に甘くなってしまう。家族どうしの甘え。それで薬を止めてしまったり食事に偏りが出るのでそれを防ぐため病院に託していると考える第3話「サンタさんはいるの?」クリスマスが近い。意識の戻らない娘に10年声をかけ続ける佐古さんに、「目を覚ましますよね」と聞かれた辺見(岸井ゆきの)は戸惑う。しかし先輩看護師の赤根はすかさず「きっと」と答える。サンタさんみたいなものだと言う赤根。みんな頼りない命を前に望みをつなぎながら生きている。脳梗塞を繰り返す池尻さんは、そんな母娘の姿が気に入らず暴言を吐く。そして母娘に異変が…クリスマスに奇跡は起こるのか。現実社会はコロナがまだ流行しているから体の弱い療養病棟ではこんなクリスマス会は開けないなぁと思いながら見ている。本人に生死を巡る選択ができたら家族は責任を背負わなくていいけど背負わせるのも辛い。確かに高齢者の俳優さん皆ほぼノーメイクに見える。最終話池尻さんは、辺見には本音を言う。「死んでたまるか」が口癖なのに、ふと「怖い」ともらす。辺見は精一杯の思いを語るが。福山さんは余命宣告されているが、息子のために長く生きたいと言う。それしかしてやれることがないと。急変した福山さんの前に息子が現われる。母に言いたいことがあるから手術をしてほしいと言う。目を覚ました福山さんは。池尻さんが最後に辺見に見せた姿は。療養病棟は介護医療院になるんですよね。母を多分そこに入れることになる。皆死んで出ていくけど生きている間に引き取りたいなと思っている。今は希望的観測に過ぎないけど。病院の対応がどうこうというわけではなく母の家だから母の家に戻したい。今回のドラマはとても身近でした。
February 23, 2024
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みなさんこんばんは。NHKの元キャスターだった磯村尚徳さんがなくなりましたね。 NHK大河ドラマどうする家康を見ました。脚本古沢 良太出演岡田 准一 有村 架純 広瀬 アリス 松本 潤 ムロ ツヨシ 野村 萬斎 阿部 寛松重 豊 山田 孝之 イッセー 尾形 小手 伸也 音尾 琢真 大森 南朋 山田 裕貴杉野 遥亮 波岡 一喜 甲本 雅裕 松山 ケンイチ 橋本 さとし 猫背 椿松本 まりか 北川 景子 志田 未来 真矢 ミキ 板垣李光人 木村 昴 藤岡弘 リリー・フランキー 寺島進 角田晃広 溝端淳平 渡部篤郎 野間口徹 松嶋菜々子里見浩太朗 酒向 芳 立川談春 田辺誠一 市川右團次 古川琴音 中村勘九郎松井玲奈 飯田基祐 北 香那 古田新太 眞栄田郷敦 白洲 迅 毎熊克哉 伊東 蒼佐藤隆太 和久井映見 高畑淳子 山田真歩 淵上泰史 深水元基 中村七之助徳重 聡 浜野謙太 福澤 朗 駿河太郎 吉村界人 佐藤浩市 木村多江 村雨辰剛森崎ウィン 松本若菜 宅麻 伸 忍成修吾 池内万作 高橋 努 阿部進之介 濱津隆之村杉蝉之介 でんでん 玉山鉄二 マイコ 井上祐貴 田山涼成 栁 俊太郎津田寛治 吹越 満 森崎ウィン 寺島しのぶ 小栗旬貧しき小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純の娘・瀬名と恋に落ちる。そんな今川家に染まる姿を、元康に付き添っていた石川数正、鳥居元忠ら三河の者たちは苦々しく思っていた。ある日、父の墓参りに三河・岡崎を訪れた元康は、そこで父に仕えていた酒井忠次など旧臣たちと再会。彼らが今川家に不満を抱き、松平家再興の思いがくすぶっていることを知る。しかし、義元を慕う家康にとって、彼らの思いは重荷でもあった。1560年(永禄3年)、今川義元は、織田領である尾張へ進撃する。元康は妻子たちに別れを告げ、織田軍の攻撃を受ける大高城に、兵糧を送り込む任務に就いた。敵方の猛攻をくぐり抜け、大高城にようやくたどりつき、喜んだのもつかの間、桶狭間から衝撃の知らせが届けられる! しかも、大高城に押し寄せるのは、あの織田信長! 幼いころ、信長と一緒に過ごした時の忌まわしい記憶が、元康の脳裏によみがえる。織田軍に包囲される中、家族が待つ駿河に戻るか、故郷の三河へ進むか、それとも籠城か。第1回「どうする桶狭間」武士が激しい領土争いを繰り広げていた戦国時代。尊敬する今川義元のもとで、人質ながらも楽しい生活を送っていた松平元康、のちの徳川家康は、心優しい姫・瀬名と恋に落ちる。このまま幸せな日々が続くと信じていたある日、織田信長が領地に攻め込み、元康は重要なミッションを任される。命からがら任務を果たしたものの、戦場のど真ん中でまさかの知らせが! どうする元康!?いきなり神君がリカちゃんごっこにはまってるのか?と思いきやラストの台詞でこれは竹千代が信長にやられていたことでは?凄いな俺の白兎発言。大河が山河令 いやブロマンスになってしまった。プリンスから一転敵に首を取られた太守の息子になった雨に濡れる氏真が美しい。このコスプレは 「平清盛 」鎮西八郎為朝ですね。懐かしい。さすが柘植さんデザイン。第2回「兎と狼」織田信長(岡田准の大軍に取り囲まれ、絶体絶命のどうする松平元康!包囲網を突破し、瀕死の状態で故郷・岡崎の大樹寺に逃げ込むも、さらなるどうする!過去編信長が「平清盛」 禿スタイルで言葉責め&実力行使なさるどう見てもここだけ世界が違う。虎としての覚醒を口にした家康に満足そうだが本気になった獲物を狩るのも狩人の醍醐味。元仮面ライダー 藤岡弘 VS 岡田准一 のガチ勝負熱望。あれだけ裏切られた人生を送っていれば迷う家康第3回「三河平定戦」故郷の三河・岡崎へ戻った松平元康は、打倒・織田信長を決意するが、弱小の松平軍は全く歯が立たない。一方、今川氏真は援軍をよこさず、本多忠勝らは織田に寝返るべきだと言い始め、駿河・駿府に瀬名を残す元康は今川を裏切れないと悩む。そんな中、伯父の水野信元が岡崎城に“ある人”を連れて来る。それは16年前に生き別れた元康の母・於大だった。濃い顔族2人がいる国は本当に甲斐なのか。今川や武田が松平を助けてくれると思い込んでいた甘さを於大達大人にガツンと思い知らされ、更に家臣に懇願され戦国大名への道を歩み始める元康。回を重ねる毎に兔語録が増えてゆく。鉄砲より日本武道が好き&得意そうな織田信長えびすくいをして喜んでいた冒頭から共に戦っていた武将を裏切り織田家への土産にする策にのり妻子を思って何とも言えない表情を浮かべる元康まで感情の波が激しい三河家臣団。「織田についたほうがいい」と喧嘩になってもここで分裂しないのが団結の強さ。殿に決断を迫る辛い役目は宿老。向こうに大きな木々と緑が見える吹き通しの廊下がとても涼し気な甲斐の国。ただ何の柵もないので熊とか猛獣もフリーダムにやってきそうだがこの信玄なら素手でのしてしまいそうだ。第4回「清須でどうする」松平元康は織田信長が待つ尾張・清須城へ向かった。幼き頃に織田に捕らえられていた元康は、再会のあいさつ代わりに信長と相撲を取ることに。クセ者・木下藤吉郎や信長の妹・お市の方を紹介される中、信長から盟約を結ぶ代わりに、驚くべき条件を提示される。一方、駿河・駿府に残された元康の妻・瀬名は、今川氏真から元康と離縁して、自分に仕えろと迫られる。「乱世は面白い 力さえあれば何でもできる」と夢を語りながら誰よりも乱世に翻弄された戦国美姫お市の方。シスコン信長に初恋を実らせてもらえそうになるが自らの判断で退くオトコギと白兎をうまいように使えという怜悧さと。白兎は織田家では共通言語なのか。頬を上からなぞりぴたぴた叩いたあげく何度か平手打ち、そして顎クイ。昼間っから遠慮のない信長様&白兎ラブシーン(違う)。平清盛 「死にたくなければ強くなれ!」忠盛が清盛を雨の中で叱咤したように信長もスパルタで幼い白兎家康を鍛えていた。この盟約を正面から撮ると真ん中に秀吉がいて本ドラマで初戦国三英傑が揃う。皆から蹴飛ばされ名前も呼ばれないながら信長の意図を正確に掴みかつ信長から叱責もされないという不思議な存在として登場する秀吉。ストーカーのように元康とお市を見ている柴田勝家。第5回「瀬名奪還作戦」今川に捕らえられた瀬名救出のため、元康は家臣達の嫌われ者・本多正信を頼る。正信は服部半蔵と奪還作戦に臨むが。まさかのタイトルに続が。眼鏡なし鵜殿殿 #野間口徹 かっこよき。「虫けら」と罵られ大鼠の犠牲で火が付く服部半蔵。手裏剣もうまくない服部半蔵といかさま師扱いされる後の知将偽本多こと本多正信。失敗した二人にチャンスを与えてくれたからこそ家康に尽くすことに。余計な人数まで増えてくる奪還作戦をやれるかやれないか?と聞かれて「やれと言われたことをやる」と答える大泉プロフェッショナル忍者の流儀第回「続・瀬名奪還作戦」氏真は元康に対し「降伏しなければ瀬名たちを皆殺しにする」と通達する。正信は元康に「今川家重臣を生け捕りにし、瀬名たちと人質交換する」という更なる秘策を提案。実現困難ともいえる大胆な策だが、元康はすべてを託すことにする。正信の命を受けた半蔵は難攻不落の上ノ郷城に忍び込み、やがて火の手が上がる。溝端淳平 さんにこんなにロン毛が似合うとは。テーマカラー青が哀しみを称え虚ろな瞳で誰も信じられない偉大な父を持った重圧に苦しむ息子から元康を討たなかったことで今後の駆け引きをも考える領主に成長していく。 城攻めの手練れと於大の方に売り込まれた久松俊勝だがあっけなく鵜殿長照に位負け。ひょろひょろ~と逃げてくる俊勝が本当に上ノ郷領を貰っている(妻の押し強!)。服部半蔵が嫌いだった忍びを好きになりかけたと独白中に握り飯を掻っ込むやっぱり忍達嫌い!となる。松本まりか 様美しい第7回「わしの家」元康は、家康と名を改める。国をまとめたいと願う家康だが、三河内の争いも絶えず、三河統一は遥か先の話。そんな中、民衆の間で一向宗が人気と瀬名から教えられる。家康は宗徒が集まる本證寺に潜入すると、そこには寺内町という巨大な町がつくられ、住職の空誓は、「民が苦しむのは武士のせいだ」と説いていた。家康は一向宗への対抗を命じるが。今日の紀行巡礼は八丁味噌。語りは 松重豊 さん。ますます孤独のグルメ になってきたじゃないですか!(笑)久々に妻と会えて嬉しいんでしょ?と言ってる事はいいが下ネタの絡め方と言い方が嫌らしすぎる藤吉郎最高。三河に勝手にやってきて鷹狩ならぬ謀反人狩りをやって(言わないけど白兎のため)「わしの家とか甘い事言ってんじゃねえ!」と喝を入れて帰っていく白兎LOVEが止まらない信長。韓ドラのファンミ感覚で一向宗集会に潜入する嫁ズ。やつしがはまりすぎる夫は僧侶に「戦をしないためにはどうすれば?」とストレートに問うが「世界が違う」といなされる。自分の領内に治外法権の自治領を作られるのは信長の最も嫌う所であり後に堺や本願寺の悲劇も。三河一向一揆始まる第8回「三河一揆でどうする!」一向一揆に加え、家臣の裏切りが相次ぎ、三河は大混乱!家康は、半蔵を本證寺に潜入させ、内乱を仕掛けるが、そこで目にした意外な人物とは!?亡くなってからも株爆上がり中の太守様引用したのは信頼・兵・食のうちいずれを捨てるかを弟子に問われた孔子の有名な「民信無くば立たず」最初と最後に登場し大正解「この世の主は民」を伝え民からの信頼こそ大事と説く。本作の太守様はほんに君主の器なり。軍師登場シーンは二度あり最初は顔を写さず隠れていた半蔵だけに顔が見える。二度目ははっきり映り家康スナイパーも正信とわかる。正信の脚は何ともない。お互いの気配を察する正信と半蔵はやはり好敵手。嫌がってても忍びでしかない半蔵ズ。エンディングがタルカスっぽかった 平清盛瞬時に忠勝に吉良からの誘いが来たことを悟るほど敏いのに、まるで選挙演説のような戦名乗りと絶対戦場で使えないコスプレと幟で出てっちゃう使えない奴。後の小牧長久手で武功を挙げる榊原康政もただいま絶賛成長中。第9回「守るべきもの」一向宗徒の軍師は本多正信だった!泥沼化する戦い、相次ぐ家臣の裏切り、追いつめられた家康が選ぶ選択とは?三河一向一揆、ついに完結!アヴァンタイトルから単独で映り幼い日に別れた女性との淡い恋など今回は 松山ケンイチ 劇場。大久保忠世と戦国コンフィデンスマンやってた因縁から彼に鉄砲で撃たれ追放。 おんな城主直虎 の時には 六角精児 演じる正信が下足番の井伊直虎にアドバイスしていた息の長い家康家臣。信玄が千代女を引見する部屋のバックが吹き抜けで高い木々が見えて気持ちよさげ。騙し討ちと多くの民の死によって勝ち取った三河一向一揆集結。度重なる苛酷な状況によって強かさを身に着ける家康。困った時の酒井忠次宴会芸えびすくい。鳥居元吉の二者一択でこの路線に舵を切ったのが織田信長で秀吉は表向き皆信じている風を見せながらも後年は裏でいろいろと罠をしかけそうな気がする。今回は抹茶。井之頭五郎さん抹茶アイス食べるかなあ(笑)いつもローマリゾート風武田邸が映る度に吹き抜けで風通し良さそうでおまけに森林浴も出来て空気もいい!いいなぁと思うが冬は障子とか一切ないのか雪が吹きこぼれてくるし信州も雪は降るしどうするんだと現代住宅事情でいろいろ考えてしまう。第10回「側室をどうする!」岡崎城近くの築山に、民の声を聞くための庵を開いた瀬名。ある日、於大は2人に子が少ないことを心配し、側室を迎えるよう主張する。選ばれたのは、不愛想だが気の利く侍女・お葉。家康はお葉と一夜を過ごすことになるが、お葉は思わぬ行動に出る。愛読書吾妻鏡と一緒にいる家康の最初の側室西郡局の驚きの性的嗜好。最初の夜は家康からすればまるで忍びの者からの攻撃。下ネタから離れられない藤吉郎。いずれも庭からの眺望がすばらしい織田家&ローマ風武田ヴィラ&徳川家。裏切者続出で落日の今川家。おんな城主直虎 とリンク。耳が弱いとはやはりあなたは白兎。妻の口から実母や侍女達に性癖をばらされてしまう神の君。そして話を聞いたお葉のアレンジがまるっきり獣に対するそれで爆笑。第11回「信玄との密約」三河国主となり、姓を徳川と改めた家康は、今川領の駿河・遠江を狙う武田信玄と談判することになる。意外な形で信玄との交渉に臨んだ家康は、双方が今川領を攻め、切り取り次第で己の領地にするという密約を交わす。恩ある今川と戦うことに抵抗を感じつつも、家康は遠江の引間城へと兵を進める。しかも引間城主は、瀬名の親友・お田鶴。鷹狩と称して裏切者狩りをやられたので鎧でかけつけると今度は本当の鷹狩とピーターと狼のピーター状態家康。徳川家康爆誕するも格でも1週間で駿府を落とす実力でも信玄には叶わない。椿姫お田鶴の方の悲劇を瀬名との友情に絡める。方々に忍びを放ち家康の妻の好物の好物を先回りして拾うことなど朝飯前。途中から「もしかして信玄?」とキョドりだす家康3人組が面白すぎる。3人の軽口に怒ることなくあっさり密約を自分通りに通してしまう大物ぶりがさすが。第12回「氏真」信玄の猛攻を受け、駿河を捨て掛川城へ落ち延びた氏真。兄弟同然に育ちながらも敵対することになった家康との最終決戦に臨むことに。『鎌倉殿の13人』であれだけ出しておいたので視聴者に耐性が付いたと見たのか万々でてくるアイテム首桶。風通しのいいローマ風武田ヴィラに不似合いすぎる。そして信玄公上着が暑くないのか。前回登場した初雪の日も含め今川家回想シーン多め。家康が「死にたくなければ強くなれ!」と格闘技を仕込まれた尾張時代から典雅な若君と蹴鞠を楽しみ初恋に出会う健全な時代を迎えられたのは今川のおかげ。天賦の才はなく努力の人氏真は家康のように妻を殺す事無く家康の庇護下で生きる。幽霊として登場したり回想回に登場したり死後の方が忙しい太守様。本人の思惑無視して皆が忍び判定している服部半蔵氏真捜索報告かと思いきや単なる出張報告と腹ごしらえのための出仕。かっこよく登場する日はくるのか?第13回「家康、都へゆく」信長の後ろ盾で、足利義昭が将軍となった。京に上り謁見した家康は、義昭のあまりに愚かな振る舞いに困惑する。信長の真の目的とは何なのか?初登場人物の第一印象となる最初のシーンに注目すると義昭の場合最初に足。よれよれと頼りない足元。謁見だというのに裸足。そして全身。白塗りの公家風で泥酔。規則に厳しそうな明智光秀とは対極の人物。光秀の意地悪な性格も金平糖で示唆。長政が家康と腹蔵なく話す時もお市が家康と笑顔で会う時ももう訪れない。どんな品物も手に入れてくれる茶屋四郎次郎が入手した甘い金平糖は苦い思い出に。後に存続をかけて戦うことになる茶々をその手に抱く家康。毎回ドラマで異なる信長と義昭の関係。今回は義昭を飾りとして利用するのではなく今のポジションに満足しているようだ。父のDNAを色濃く受け継いだ五徳姫に逆らえない神の君。たしなめる築山殿。深読みすれば後の悲劇に繋がる。第14回「金ヶ崎でどうする!」浅井長政、謀反!危険を知らせるため、お市の侍女・阿月は家康のもとへ走る。家康も異変を感じて、朝倉攻めから撤退するよう申し出るが、信長はまったく聞く耳を持たない。「そうだ、北陸行こう」キャンペーンにそのまま使えそうなアヴァンタイトル。家康家臣、初体験のかにすきに舌鼓をうつ。男子より足が速くても特技と取られることなく生みの父に金で売られ、買われた先でも邪険に扱われてきた。唯一優しくしてくれたお市のために金ケ崎フルマラソンを完走した人間小豆=阿月の人生が疾走中の彼女の迷いや決意も含め色濃く描かれた今回。「義を重んじる男だからこそ裏切ることもあるのでは」数正の言葉を伝える家康。激高する信長と家康の間にすっと座る秀吉。「殿が機嫌がよいのはあなたがいる時だけ」とキューピッドに立つ勝家。互いに信長をフォローしているがやり方が違うやがてぶつかる両雄。どうしても痴話喧嘩みが抜けない信長VS家康。未来の国造りをも含めてわかってほしい信長。あれだけ信長を怒らせたんだから殿をやって点数を稼げとすごく嫌らしく圧をかける秀吉。どう考えても手を組めなそうな家康VS秀吉。こんな時でもストレートなアプローチ勝家。日本に沢山の山があるのに唐の国が見えるはずないだろと皆後ろでニヤニヤしてるのに無邪気に喜ぶ神の君。唐入りは秀吉が信長を越えるミッションとして登場するのかな。第15回「姉川でどうする!」浅井長政との決戦が迫る中、先陣を務める家康のもとに裏切りを呼びかける密書が届く。このまま信長に従うべきか?決断を迫られる中、織田軍から銃弾が撃ち込まれる!堂々と家康の前で必死の殿メイクを見せた挙句猿芝居をやって信長に蹴られる秀吉。家康の弱い耳を嬲った挙句ふざけて噛んだ信長。何を見せられているのだろうと思っても顔色を変えない光秀(関係ないってことだろうか)。アヴァンが濃い。姉川の戦いのキャスティングボートを握った家康。銃で煽る信長。後に小早川秀秋と家康とで関ケ原で繰り広げられる場面のプレ。ずっと黙っており、信長を討った未来をかなり現実的に説く数正と義をきれいごととはきすてる忠次頼れる重臣年配組。堂々と家康の前で必死の殿メイクを見せた挙句猿芝居をやって信長に蹴られる秀吉。家康の弱い耳を嬲った挙句ふざけて噛んだ信長。何を見せられているのだろうと思っても顔色を変えない光秀(関係ないってことだろうか)。アヴァンが濃い。アヴァンでさらっと命じられる家康→引馬改め浜松お引越し、信康岡崎城主になり築山殿と同居という出来事が後の悲劇の引き金に。数正のまさかの行動もこの悲劇の後。ジパング伝説をリアルにするほど金持ち武田信玄が遠江に手を伸ばす。第16回「信玄を怒らせるな」武田との戦いに備え、浜松に居城を移した家康。武田の人質となっている義弟・源三郎を救出しようとする家康だったが、全ては信玄の思惑通りであった。絶景を眺めながら身体の異変に気付く信玄。からの美しき舞手が突如刺客と化して家康に迫る。たった一人で立ち向かい身のこなしも軽く逃亡する度胸と鍛え上げた身体能力。井伊虎松鮮烈デビュー。信玄に比べて何が至らぬ?つつまず申せ」と言われた時の本当にわかってないのか?という家臣団の表情が絶妙。実は勝っているものもあり長寿と運と後継者。信玄はこの時病に侵されていた。まるで信玄が主人公であるかのようなシュプレヒコールとテンションがあがる風林火山の旗。圧倒的兵力を誇る信玄も港や豊かな田など家康の領地にあるものを切望していた。織田家よりさらにアウトレイジだった武田家人質後継者育成塾。戦闘能力は充分あったのに後継者では武田家は続かず。ちゃんと刀二本差しして家臣と同じ服装して昼日中歩いてるのにどいつもこいつも忍びしか依頼してこない。それでもミッションの時は忍びのコスプレしてくれる服部半蔵はいい人。知らず知らずのうちに染まっている?第17回「三方ヶ原合戦」徳川VS武田の戦がついに始まる! 信玄率いる武田軍の圧倒的な強さを目の当たりにし、家康は籠城を選ぶ。だが、信玄は予想外の行動に出て。アヴァンタイトルは家族に別れを告げる家康方武将たち。二度と会えない悲壮感を出さずにいるが一名だけ酒におぼれまくっている。木彫りの中から出てきた白兎。『我らが桶狭間を為す時ぞ!』シュプレヒコールかっこいい。いいタイミングで浜松行列やりましたね。鷹狩と称してあいびきに呼び出され内心ウキウキだが表に出さない信長。「言うようになったな」と嬉しさを隠せず毎回欠かさぬスキンシップは今回頬っぺたを念入りに。むきーとひっぱられる神のk三。怖がるばかりだった信長に増援を交渉できるようになった成長。自分を餌に信玄を引き止めるつもりが心理状態も含めて全て見通されていた家康。格の違いで勝敗は既についていた。OPで一心に進む家康勢を待ち構えていた陣容で一気に地獄に突き落とす。第18回「真・三方ヶ原合戦」武田軍に大敗し、絶体絶命の家康のもとに駆けつけたのは、なぜか家康が名前を覚えられない夏目だった。主君を逃がすため、夏目はある行動に出る!日曜夜8時のNHK大河ドラマに今や当たり前のように登場する首検分。何度言われても名前を覚えられなかったのは本当の名前を憶えていたから。親子二代にわたって生かされた恩を返す夏目吉信。酔いどれ伯父に「殿が好きなんじゃろう!」と皆が知っている事を暴露される忠勝。信長より前に大河史上最低な義昭に足蹴にされる光秀。天は信玄より信長を選ぶ。三国志ファンが歓喜しそうなまさかの空城の計で勝頼を撃退する家臣団。病がとうとう信玄に追いついた。信玄と対戦するにあたり家康とは違う叱咤激励をする信長に伝えられる朗報と後ろを何度も振り返る不安そうな武田家臣団。運命の輪が回り始める。第19回「お手付きしてどうする!」信玄の死で、当面のピンチを切り抜けた家康。すっかり気が緩んだ隙に侍女のお万に言い寄られ、つい浮気するが、それを瀬名に知られてしまい!?「願わくは花の下にて春死なんその如月の望月の頃」西行の歌の如く花の散る中静かに逝く信玄。「わしの器量を遥かにしのぐ」はずだった勝頼が武田家滅亡に向かうのはなぜ?湯浴み毎に変わるBGMで時に不安を煽る。お万がわざと風呂場に落とし後に拾い上げた人形は呪い?策略を巡らせるお万としたたかさを見抜く瀬名。ここで浜松に戻っていれば後の悲劇は防げたが。もう笑われるだけの猿ではなくなった不敵な羽柴秀吉。抱き上げたのは淀君? 昨年の「鎌倉殿の13人」 政子のうわなり打ちからこれでも随分と穏やかになった本妻による制裁。未だにお万の方の妊娠確認とか武士っぽいことをやらせてもらえてない服部半蔵コスプレ決定か。来週は遂に井伊虎松登場。第20回「岡崎クーデター」信玄の遺志を継いだ武田勝頼は、岡崎への猛攻を開始。信康が苦戦する中、岡崎城内では、ある人物がクーデターをたくらんでいた!井戸や龍譚寺が出てきて井戸の民 #おんな城主直虎 と繋がった!なりふり構わずあぶなっかしかったやんちゃ菅田虎松とは違って板垣虎松は冷静に殿の器量を見極めて仕官を願い出ていった感が。 病気の殿の看病をしていた酒井忠次を除き岡崎城クーデターで徳川四天王若き頃揃い踏み。武田に通じていたことを理由に殺される築山殿が千代に接近したのは前話で“お方様こそ戦を終わらせられる”とお万に背中を押されたからか。「麒麟がくる」 では変化球で十兵衛が身にまとっていた洋装マント。やはり #どうする家康 ではこのお方が纏うことに。勝頼が信玄より劣る器量の持主としてではなく全てを受けついだ強者として二人の前に現れる。第21回「長篠を救え!」長篠城が武田軍に包囲され大ピンチ!救出するためには武田軍と一戦構えなければならず、家康は織田家に援軍を求めるが、信長は交換条件として無理難題を押し付ける。「あなたから幸せを奪ったのは本当はどなたなのでしょう」築山殿の真摯な思いに「毒を飲んでしまうところだった」と身の上を語り掛けて退ける千代。有名な足軽鳥居強右衛門亀姫に何者かわからず石をぶつけられて初登場。鳥居強右衛門戦国街道ラン一位は磔?ただ一人付き従う秀吉の目覚ましい出世街道。信長か武田か二択しかない世の中に疑問を感じつつも今はまだ躱す術を身に着けていない家康。そのために周囲が涙を呑む。このままではいけないと武田の千代女の鈴の音を聞く築山殿でED。第22回「設楽原の戦い」徳川・織田連合軍と武田勝頼との直接対決のはずが、信長は動かない。家康は危険を承知で武田に夜襲をかけると、勝頼は織田軍に突撃!すると信長の鉄砲隊が火を噴いた!テントウムシの命を尊び逃がしてやった息子が今は戦に出て一人でも多くの敵を倒そうとする姿を目にする瀬名。血文字で書かれた大河ドラマの文字が丁寧に鉄砲で撃たれる。信長の思惑に焦る武田家臣。信玄生存時と立場が逆に。古い家臣が始めた戦場に行くものを送る歌(海老すくい)に混乱著しい直政。言い出すのを待って悠長に碁を打ちながら家康に差し出す手まで揃う信長家臣団。信玄以上と敵信長にも認められながら父を越えたいという野心が正しい戦略眼を曇らせる勝頼。ラスト信康が庭で眺める多くの蟻が群がる百足。百足=武田、蟻=鉄砲隊。鎌倉殿の13人 で畠山重忠のような一騎当千の武者が尊ばれた時代は終わり名だたる武将が名もなき足軽鉄砲隊に倒される時代が来る。第23回「瀬名、覚醒」瀬名が武田の使者・千代と密会していると知った五徳は信長に密告。すると信長は、水野が武田と内通していると言いがかりをつけ、家康に処分を迫る。苦渋の末、水野を手にかけた家康は、侍女・於愛に癒しを求めるように。一方、設楽原の戦い以来、心のバランスを失っていた信康に、瀬名は秘めてきた大きな夢を打ち明ける。猛々しく頼もしい後継者となってきたと見る向きもあれば、老練の石川数正のように「抑えられなくなってきた」信康を危険視する向きも。信康の涙を見てしまった瀬名と頼もしい夫と見る五徳とすれ違う嫁姑。わざわざ松平家縁の寺で処刑するというわかりやすいサインで殺された水野が予言した通り虫も殺せぬただ草花が好きなたおやかな築山殿が武田家と繋がっていた。利け者の家臣石川数正は心に一物あって敢えて家康に尋ね家康は知っていて否定したい。可憐な花が伝える恐ろしい企み。かつて家康や瀬名が持っていた何事もあけっぴろげに話せるおおらかさ(度重なる悲劇ですり減らしてしまった)を持つお愛の登場で今後を託せる相手を見出す瀬名。笛も吹けずどうやら怠け者の気がありそうだが瀬名お気に入りの源氏物語で推しバナが盛り上がる。「皆が勇ましくなれというからなったら自分が自分でなくなった」PTSD真っただ中の信康には無害な僧侶の微笑が嘲りに見える。苦しみの最中にいる息子に遂に計画を打ち明け悲劇に引き込む瀬名。密告の手紙を書く五徳の目にも涙。第24回「築山へ集え!」瀬名と信康が各地に密書を送り、武田方をはじめ多くの者が築山を訪ねていることを知った家康。これが信長に伝われば、命より大事な妻子を失うことになる。苦悶の末、家康は数正らと共に築山へと踏み込む・。だが瀬名は、家康が来るのを待ち構えていた。瀨名は、内々に進めていた途方もない計画を明かし。アヴァンタイトルがおにぎりに群がるネズミとは?「女子というものは男に可愛がられて生きるものじゃろ」花を差し出し雪降る中跪きどこぞの韓流ドラマの如く正式プロポーズを決めるが花は食われるわ「仕事よこせ。仕事がないと食えない」と次々と予想外の答えを繰り出され戸惑う服部半蔵が可愛すぎる。#山田孝之誑かしに行って誑かされて帰ってきた穴山梅雪。戦うべく生まれ戦うべく育てられ「強い者が生き残る」と言われ続けた勝頼の刷り込みは深く新しすぎる築山の考えを女子のままごとと退ける。梅雪の後の勝頼からの離反はこの事が原因か。「人心が離れまする」と言ってたな。 信長の前に斃れた今川を見て直接対決で長篠でこてんぱんにやられても武田家がそうなるとはどうしても思えない勝頼。世の中には戦って決着をつけたい男もいる。「麒麟がくる 」で十兵衛が語っていた大きな国と瀬名の描く国は同じ。江戸の先を行く明治のような瀬名の描く未来。第25回「はるかに遠い夢」武田勝頼の手で暴かれた、瀬名と信康の計画。それはやがて信長の知るところとなる。2人の始末をつけなければ織田と戦になる。それでも家康は信長の目をあざむき、妻子を逃がそうと決意する。一方、瀬名は五徳に、姑は悪女だと訴える手紙を信長に宛てて書かせ、全ての責任を負おうとする。岡崎城を出た信康もまた、逃げ延びることを良しとせず。アヴァンタイトルは船に乗って水上に漕ぎ出していく瀬名の後ろ姿。「おんな城主直虎」菜々緒 さんも潔かったが遂にこの日が。雨の中頭を下げる家康は雨=涙。大鼠は瀬名の、半蔵は信康の自害に付き合う。頑なに「忍びではない」と言いながら次第に覚悟が決まってゆく二人。出演者が縁の場所を訪ねる企画の 紀行 いいですね。築山殿終焉の地を詣でるリアル家康瀬名。「麒麟がくる」 版信盛は本願寺焼き討ちなど苛烈になっていく自身から信長より離れていく設定になっていたがこの顔では「お前が何とかしろと言ったのになんでそんな事言うの?」って感じですね。第26回「ぶらり富士遊覧」織田と共に武田を滅ぼした家康は、甲斐から安土へ戻る信長を接待したいと申し出る。妻子を失う元凶となった信長を、贅を尽くした饗応の旅へ誘った家康の真意は。 アヴァン上様=信長のいいなりの家康に憤る熱血派忠勝と理性派小平太。この二人のバディ感。主家絶滅を辛うじて逃れた井伊直政の冷静な一言。『真田丸』 の時も尊き勝頼様でしたが今回も刺された槍を半分に折り相手を刺し返す恐ろしき信玄の産んだ逸材として誇り高き勝頼でした。眞栄田郷敦 お疲れ様。アナ雪こと穴山梅雪が生き残り伊賀者も生かしたとなると家康の狙いは。忍びの頭領として覚悟を決めた服部半蔵。馬上デートだと賑やかしいTL。「何かあれば力になる」と言いながら家康の真意を探る笑わない秀吉とダークな兄とタメを張れるわっるい顔秀長。「光秀が上様をやれば面白い」と言っていた 『麒麟がくる 』の並行世界になってきました。いけないルージュマジックの森乱。変わり果てた殿を涙目でみる忠勝がほんと少年漫画。富士グランドツアー一瞬で飛ばされる絶景ポイントと来てさえもらえない信玄の隠し湯(現在の人気スポット)。『いだてん』 から転生してやはり駆けずり回っている茶屋四郎次郎。モテキ万千代。抜けているよで家康の真意を分かっている於愛。第27回「安土城の決闘」ついに家康は家臣たちに、妻子を失って以来ずっと胸に秘めてきた、信長を討つ計画を明かす。家臣団が賛成と反対で割れる中、家康は信長の居城・安土城に招かれるアヴァンタイトルは光秀が金冠頭を蹴られてしまう饗応の膳に出された淀の鯉。何者かに殺される夢を見る信長ががばっと仮面を剥ぐと。自身刺される殺陣も組み立ててらっしゃるであろう #岡田准一 演じる信長。千載一遇の危機を虎視眈々と狙う家康。今日も頬をぺちぺち耳元で低音ヴォイスをささやくこじらせ攻。しかし受が以前と違って震えあがっても怯えてもくれない。「あなたのマネはせぬ」「世を治める」と信長の前ではっきり宣言した強き白兎を挑発する狼。この後真田丸 本多忠勝転生後の織田信秀に「誰も信じるな。皆がそなたの首を狙っておる」と叩き込まれた12歳の美しき信長登場。それでもたった一人信じられる相手家康になら討たれたいとわざと少ない手勢を率いて京に行くと告げる白兎にどうしようもなく恋するこじらせ狼。家康に兔と狼どちらが強いか問われて最初は「狼でございましょう」と言うものの「兔の方が数が多いから兔の方がたくましい。兔の方が強い」と築山殿と同じ答えにたどり着く於愛の方。「えっ話が違うじゃありませんか」顔に出過ぎの光秀。安土城で光秀・信長・家康が会うのはこれが最期。「もっとルックスのいい遊女を」全然余裕の高松攻め秀吉’&秀長兄弟。「そろそろいなくなってくれんか」誰にとっても頭の上の瘤となり始めた信長。頼れる大和大納言秀長を得て絶好調の秀吉。秀長の夭逝が豊臣政権を崩壊に向かわせたとも。他方信長は弟信行を殺すところから尾張支配が始まった。織田豊臣明暗を分ける身内の層の厚さ。しかし天下人となってから秀吉は味方であったはずの身内を削り始めるのだから面白い。義弟だろうと僧侶だろうと何も感じず人を殺していたわけではない風に見せてきた信長が初めて本音を吐露「人を殺めるということはその痛み、苦しみ、恨みを全てこの身に受け止めるということじゃ」「恨め、憎んでもいい。だから俺の側で俺を支えろ」愛されないならいっそ憎まれたい信長第28回「本能寺の変」「信長を討つ」。その決意を実行しようとしたやさき、お市の言葉が家康の心を揺らす。戦のない世をつくるため、今なすべきことは何か?悩み抜いた家康が出す結論は。アヴァンタイトル月で餅つきするのではなく狼に立ち向かう兔。本能寺の変当日に「だからこういう信長になっちゃったんですよ」を見せつけられる視聴者。信長!と伊賀越えしながら絶叫する白兎家康。岡田准一 藤岡弘、武闘家同士の立ち合いを見せられた後「心を許すのはたった一人だけにしておけ。そいつになら討たれても構わないと思える相手」家督を継ぐよう信秀に言われて目が泳ぐ信長。またしても信長はこうしてできたメイキングを回想で見せられている視聴者。本能寺の変の事実上主役なのにここまで主役ではない明智光秀は初めて。ちゃんと天が下知るも詠んだのに!「今はまだこの時ではない」未熟さを恥じる家康を慰める家臣団。一方本能寺で来るはずのないが来てほしい家康を呼びながら自分でアクション所作を決める最強信長。いや、光秀も麒麟を呼びたかっただけで家臣をないがしろにしたわけではないんだけど。「麒麟がくる 」の時は泣き笑いで光秀を迎えた信長なのに今回は対面して思い切りがっかりされる不憫光秀。「信長」「家康」遠く離れた所でお互いに命を狙われながら名前を呼び合う壮大なラブストーリーがこれで終わる(違う)。信長の死でわかりやすく嘆いて見せた秀吉。彼の本性はここから大河ドラマで印象的だった本能寺の変「麒麟がくる 」 こんな企画が。今回とは異なり信長十兵衛両想い本能寺の変。かつて同じ夢を見同じ未来を夢見ていたはずの二人が歯車が狂いいつしか最も遠い二人になってしまう。しかし最後は引導を渡す相手は自分しかいないと決意してやってくる十兵衛。最高ですね「どうする家康」 の明智光秀は光秀、「麒麟がくる」 の光秀は十兵衛と呼びたくなるのはキャラクターが違う所以(十兵衛は青臭さを持ったイメージ)えっ本能寺の変の発端は腐った魚?(腐ってなかったのに)いい大人は恨みつらみで突発的に謀反するのはやめましょう(笑)取り返しのつかない事になります。第29回「伊賀を越えろ!」信長が明智に討たれた!堺にいた家康は、明智の命令で追われる身となる。何とか岡崎に帰って体制を立て直したい家康に、半蔵は「伊賀越え」を勧めるが!「麒麟がくる 」からのロングパス回収し秀吉の中国大返し&山崎の合戦。「おんな城主直虎」 に続く本多正信鳥係→鷹匠へのとらばーゆ。服部半蔵の「親切すぎる」は深読みしすぎで忠次と数正は温泉ありの楽々逃亡グルメ旅。最初からそのつもりだった武士がやっと殿から認められる服部半蔵。「真田丸 」アナ雪こと穴山梅雪退場。そして今頃ウハウハしている真田昌幸と振り回される息子達。最初は服部に守られる一方だったがタッグを組む正信の登場ではったりをきかせた大芝居を成功させた家康。大河主役経験組 岡田准一 の退場と入れ替わりに 松山ケンイチ 登場というタイミング。第30回「新たなる覇者」信長の後継者争いが始まる。それは次の天下人をめぐる戦いでもあった。急激に台頭してきた秀吉に対抗して柴田勝家は市と結婚。一方、家康は関東の雄・北条との戦いに挑む。勝家との結婚も秀吉を抑えるための便宜上。本当の思い人&待ち人が他にいる母親を複雑な思いで見ていた茶々が去ったかに見せて戻り宣言「茶々が天下を取る」織田家の無念を敵の懐に入ることで実現しようと企む強かな少女、将来の淀君そして家康の宿敵の誕生である。義父と母を死に追いやった男を前に泣き叫ぶのが当然であるが、茶々は頬にかけられた手をやんわり押しのけ視線は逸らさぬまま今度は強かな強者秀吉に自分を追わせる。普通の少女にはできない。野望を抱いた茶々だからできる。その反面苛酷な人生を引き受けることに。上野をめぐるごたごたでは真田丸 で「大博打の始まりじゃあ!」と狂喜する父をなだめる兄弟が見え武田残党を任せると言われ喜ぶ直政には おんな城主直虎 で家なき子だった直政にやっと拠り所ができて喜ぶ直虎が見える。北条氏政の湯漬けは 真田丸 見ていた人にはたまらんな。第31回「史上最大の決戦」家康は秀吉との対決を決意。10万を超える秀吉軍と渡り合うため、日ノ本全土を巻き込む壮大な作戦に打って出る。秀吉側も謀略を巡らせる中、ついに両雄激突の時が訪れる今回のアヴァンタイトルは「猿を檻に入れましょう」石川数正の台詞より。逆に関東という檻においやられてしまう家康だが逆手に取るのは天下人の強さ。出ました秀吉の欲しい欲しい病気。冗談で済まないから厄介だ。「天地人」 ではさらさらさらーっと目の前で砂金落とされて直江兼続が仕官断っていたのが第一話。さて石川数正の場合は(史実は知っているので理由が気になる)。信雄に信長の息子として&戦の大義名分としてしか利用価値がないと思っているのは秀吉も家康も同じ。信長の息子として価値があると思っているのは自分ばかりなり信雄。秀吉家康笑顔は見せるが一度も心からの笑顔は見せていない。かつて部下に叱咤激励されていた家康白兎が成りが小さく最年少の井伊直政を叱咤激励するまでに。「おんな城主直虎」 の傷だらけ直政が自分の手足となるまで武田の赤備えを鍛え抜くことが今後の躍進に繋がる。第32回「小牧長久手の激闘」康政は、悪口を書き連ねた立札をばらまいて秀吉を揺さぶる一方で、城の周辺に謎の堀を作り始める。徳川軍が守りに入ったと考えた池田恒興は、秀吉に、家康を引っ張り出すため岡崎城を攻撃するという策を献上。進軍を開始するが、まさにそれこそが家康の狙いだった。5日で突貫工事をする榊原康政や寡勢で立ち向かう本多忠勝など四天王大活躍の回。海老すくいがバージョンアップして天下すくいになる酒井忠次。直虎は出てこず実母から「ルックスだけはいいから」と微妙なほめ方をされる直政。一人この先を見据える石川数正。武田家が滅んでも兵士の記憶に今も残る赤備えの最強軍団。同じく武田の流れをくむ表裏比興の者真田昌幸が次回登場。「天地人」 で幸村を演じた 城田優 が森長可で退場。戦では大敗したものの邪魔な織田家家臣を一掃できた秀吉。老練な秀吉の交渉術がこの後冴える。第33回「裏切り者」小牧長久手の戦いに勝利した家康だが、織田信雄の裏切りで一転して大ピンチに。石川数正は大坂城に赴き、秀吉との直接交渉に臨むが、そこで秀吉の本当の恐ろしさを知り。小説では顔がまずかったために家康から嫌われた設定だが本作では「私の事は捨て殺しとなさってください」と言い切っちゃう利発でかわいい子。一旦は子のない秀吉の養子となるものの、鶴松の誕生で結城家に養子に出される波乱の人生をたどる。昌幸といえば囲碁。第一次上田合戦で寡兵ながら徳川の大群を知略でお押し返す件は有名。乱世を楽しむ昌幸は今後長きにわたって徳川を悩ませ高野山追放するまでに恐れられる戦の天才一族。今までも数正が秀吉に会いに行っていたことから内通を疑われる件はそっくりそのまま立場を変えて大阪夏の陣の片桐且元に受け継がれる。夫を支える賢妻、兄を支える弟そして小姓あがりの家臣と血の絆をもとにした豊臣体制は血を優先した秀吉によってこの後崩壊する。第34回「豊臣の花嫁」数正の出奔で窮地に陥った家康。秀吉は家康を上洛させるため、妹の旭、さらには母まで人質に差し出す。秀吉に屈するか否か家康の決断は?育ちがわかる方言、誰の懐にも入れる人懐っこい笑顔とザ・秀吉の妹を体現した 山田真歩さん。裏では「それくらい役に立て」とこわーい兄に脅され泣きたい気持ちをずっと抑えていたが優しい言葉をかける殿についに号泣。次週「戦はこの世からなくならん」と意味深な台詞を吐く今天下人秀吉。そうだね自分から唐入りしちゃう人だもんね。欲望の怪物が思い通りに動かせる軍隊を手にすれば古今東西こうなるよね。クールな本多正信以外皆飼い殺し状態になることを知りながら一人で徳川を守る盾になった石川数正を罵倒しながら実は真意がわかってぼろ泣きといういかにも少年漫画っぽい展開。第35回「欲望の怪物」家康は、秀吉に天下を預けると決め、上洛。秀吉の提案で、諸大名の前である芝居を打つ。そして豊臣一の切れ者と名高い石田三成と出会い、興味を引かれる。天文ボーイ石田三成「古いやり方では新しい政に合わない」むちゃくちゃこのさきの平和を夢見る家康と気が合いそうな石田三成中村七之助 これで関ケ原がどうやって起こるのか。うそ寝を見抜くくらい秀吉の表裏を見切っている家康も真田昌幸には難儀しそう。対するは切れ者本田正信。真田丸 ではむちゃくちゃ父に振り回されていたお兄ちゃん壺をめぐるやりとりで沼田領有について不満を述べる一幕の息ぴったりな事。そんな真田長男に嫁ぐ父親そっくりの稲。「戦がなくなったら武士はどうする」後の征韓論に続く道理を口にする秀吉。出会った時から直政に釘付け(も納得)の大政所。立身出世の代表秀吉の母であることが栄誉であるかと思いきや口に出したのは怪物を生んでしまった恐ろしさ。ウサギが嬉し気に飛び跳ねてましたね!ということは…。第36回「於愛日記」真田昌幸から人質を要求された家康。忠勝の娘を養女にして嫁がせようとしたやさき、元忠がある騒動を起こす。於愛は事態を収めようと奮闘するが。銃を撃つ淀君も銃を家康に向ける淀君も大河史上初めてでは。そしていつも凛々しく美しい今川の人質時代からの長い歴史を共有する築山殿、彼女の死から立ち直らせてくれた明るい於愛の方、豊臣との大戦には阿茶の局と適材適所に側室がいた家康。茶々一転集中の秀吉の対比。家康を憎みぬいて家康を慕って亡くなった家康の初恋の君かもしれないお市の方の面影をそのままに狂気を孕み最強の凶器を持って家康の前に現れる茶々。鳥居元忠と千代、本田稲と真田信幸という仲睦まじい夫婦を見せられて最後がこれ。 https://第37回「さらば三河家臣団」秀吉は北条攻めを決行、家康は先陣を命じられる。勝てば北条領を与えると言うが、それは故郷・三河を離れることでもあった。北条軍、必死の抵抗に家康は苦戦を強いられる。真田丸 からの湯漬けかっこみを踏襲してくれて嬉しいなあ北条氏政。どうする家康 より 真田丸 の方がせわしない感じだったけど。次々と所領が発表される中ぴょこぴょこして絶対小田原は自分に来ると最後まで信じていた服部半蔵。江戸についていったおかげで半蔵門や半蔵門線など知名度は一番。後半は 家康江戸を建てる と被る。父祖伝来の地を去る葛藤を捨て殿に従う家臣団。氏政を粘らせていたのはかつて築山殿が描いていた夢だった。母が恐れ弟が心配していた「果てしない欲」が鶴松の死で発動する。突如笑い出す秀吉はまるで中国の笑わぬ王妃褒姒のよう。「殿下は一度も間違えたことがない。間違えたら自分が止める」と言っていた三成が殿下を見て黙る。第38回「唐入り」秀吉の次なる目標は海外!唐入りを命ぜられた家康は前線基地の肥前名護屋城へ。先発隊から連戦連勝の知らせに大満足の秀吉、だが家康の元にそれが嘘だという情報が入り!?バカ殿だった頃より遥かに聡明になりただのお飾りだった身を客観視できる元将軍義昭(これなら 「麒麟がくる」 晩年に繋げられるかも)バリキャリと女帝対決阿茶VS茶々。狐が殿にとりつかぬように釘を刺しにやってくる。妖艶な茶々様の笑み。さすがです 北川景子 さん来週どえらい爆弾を信長に怯えていた頃より遥かに強くなった白兎家康。秀吉の「徳川なんかいつでも潰せる」が虚言に過ぎないことを今の自分の実力を測って相手にしない。家康の直言に一旦はまともになったものの子が出来たことでまたもや「本当に欲しいものが何かわからなくなった」困った秀吉に。死ぬまでずっと自分の子の行状を謝り続けた大政所は栄華の日々を決して楽しんではいなかったろう。この後も豊臣家は栄華を楽しんだゆえに悲劇を重ねてゆく。狐にたぶらかされて迷走した太閤秀吉のうつろな目。第39回「太閤、くたばる」茶々に拾(後の秀頼)が生まれた。家康の説得により、明との和睦を決めた秀吉。しかし、石田三成たちが結んだ和議が嘘うそとわかると、朝鮮へ兵を差し向けると宣言、秀吉の暴走が再び始まった。都が重い空気に包まれる中、家康は息子の秀忠を連れて、京に隠居していた忠次を訪ねた。忠次から最後の願いを託され悩む家康に、秀吉が倒れたとの知らせが届く。アヴァンタイトルバックに星空を従え美しすぎる治部&家康CP。合議制の政をやりたい夢を語るが「語るだけでは夢で終わる」とかつて築山殿の夢を潰された家康が語る。実現していれば一足飛びに明治政府実現!幼君が生まれたばかりで父親は耄碌呼ばわりの豊臣家と後継者が妻帯し安泰の徳川家の対比。髭をたくわえた井伊直政。ラスト海老すくい披露の酒井忠次バックハグからのねぎらいと「天下をお取りなされ。秀吉を見限って」転げ落ちる秀吉。すぐかけよる北政所。じっと見ている茶々。あっ真田丸 の時の鈴だ!そしてまた遠ざけられる「天下はどうせおめえに取られるんだろ。豊臣の天下はわし一代で終わりだわ。うまくやりなされや」ボケたふりしてすべてお見通しの太閤。皆に後始末を押し付けられる家康。秀忠が不実の子告白?と思わせて自分一人の、織田家のお市の信長の血を引く子だ、下賤な秀吉の子ではないと宣言。しかし亡くなった途端にこぼれる涙は彼女の冷酷さとは裏腹の情を感じさせる。第40回「天下人家康」家康は三成と朝鮮出兵の後始末に追われる。秀吉の遺言に従い、家康は五大老たちと政治を行おうとするものの、毛利輝元や上杉景勝は自国に引き上げ、前田利家は病に倒れる。家康は加藤清正ら諸国大名たちから頼られる中、やがて政治の中心を担うようになる。そんな家康に野心ありとみた三成は警戒心を強め、二人は対立を深めていく。アヴァンタイトルは跳ねていた兎が狸に変身!今回から狸おやじの本領発揮家康。毛利輝元にしょっぱなから「そなたは頭は切れるが人の心を読むことに長けてはおらぬ」と欠点を指摘されたにもかかわらず真面目にやっているのに空回りし帰還組をねぎらうことなく敗戦の原因を先に問う治部。華々しく始まった五大老五奉行体制は家康と張り合える利家の死と太閤殿下の遺命を盾に政を行うことでかえって他武将との反目を生んだ三成の失脚であっという間に崩壊。かつて信玄・信長に怯えていた白兎は今や戦国を生き抜いたレジェンド。治部少(三成)に過ぎたるもの島左近登場。戦国プラネタリウムの集いを「違う星を見ていたようだ」と三成にフラれる家康(そりゃそうだ)。今の家康は周囲からあれこれ言われても「どうする」と慌てない。後戻りできない修羅の道を選ぶ家康の傍に忠勝。報告を聞いた茶々が「ほうらようやく本当の敵が姿を現した」とにやり。ドラマ10大奥 で非業の最期を遂げた青沼様が どうする家康 三浦按針に転生!#村雨辰剛 さんひっぱりだこですね!大谷刑部最終体系。第41回「逆襲の三成」会津・上杉景勝に謀反の疑いあり!三成失脚後、天下人と称されるほど存在感を増す家康。しかし、上杉成敗に向かう家康には一抹の不安が…。三成の策略が動き始める。あなたどこかの世界で青沼と呼ばれていませんでしたかと尋ねたい見目好くポルトガル語を解して英語でしゃべるウィリアム・アダムズ村雨辰剛 かなり茶屋四郎次郎眉毛の濃い息子に意訳されてるが大丈夫だったのだろうか。戦の前のほっとするひととき。まるでランウェイのようにやってくる四天王3名と運命の伏見城を護ることになる彦こと鳥居元忠(プラス誰?と言われる1名)。優しい彦が千代をひっぱたくことなどなくかかあ天下の様子。家康の過去を知り「あの殿が立派になって」を言える臣下も少なくなった。三成に陰で軍資金を渡しながら家康に上杉討伐を進める茶々。そしてどちらに転んでもいいように「治部が勝手にしたこと」とよこした手紙の真相はあの笑いからすればどうやらお見通しのご様子家康。損得で動かない所を利用されているとも知らず着々と準備を進めていた治部。真田丸 では泣き虫治部が刑部にたきつけられていたが本作では逆。茶を飲み干して無謀な戦にためらっていた刑部の心に火をつける。茶受けに出されていた柿も 真田丸 ネタ。第42回「天下分け目」三成、挙兵!上杉征伐に向かう家康は、天下分け目の戦に臨むため、西へ戻ると小山会議で宣言。だが、秀忠軍の前に真田昌幸が立ちふさがる。京で伏見城を守る元忠の運命は?真田丸 で描かれた犬伏の別れはすっとばして沼田城の別れ。稲が昌幸の下場を許さなかったのは孫を人質に取られることを恐れたから。お互い情がありながらの別れのアヴァンタイトル。血天井の伝説が残る伏見城の激戦で元忠夫妻死す。知らせを聞いても応援よろしくメールを書き続ける家康。出陣を告げ廊下で密かに涙する忠勝。皆ここまでくるために失った命を背負いながら戦っている。そんな中徳川勢を翻弄する真田父子がやはりのびやか。乗ってあげる優しき知将たち。真田アンチのトラウマ発動徳川二代目の気のいい秀忠。キャスティングボートを握る気まんまん小早川秀秋。両天秤にかける前田利長。寝転んでタイムラグをはかる歴戦の勇士真田昌幸。第43回「関ヶ原の戦い」秀忠が来ない!圧倒的に不利な家康は、野戦での勝負を決断。関ヶ原を対決の地に選ぶ。忠勝、直政が天下分け目の大戦に挑む!敗軍の将ナレ死ではなく何と?写真死?余裕すら見せる家康と負けても尚自分の正義を貫く三成。かっこ悪い輝元。大砲に脅されて刑部を襲うのではなく頃合いを見計らって裏切る小早川秀秋。賭けに負け怒りをぶつける茶々。超高速ではない関ケ原終わる。怪我した姿も美しい井伊直政。一軍を率いる将なのに若い頃のように敵を追いかけていってしまう無鉄砲&向こう見ずな所が殿のお気に入り。でもこの傷が、うう。どうする家康 だとテロップ扱いだが 真田丸 だとたっぷり描かれたあれだけやったのに~の真田昌幸&信繁。これから彼らの苦難が続くがその先に真田丸が。第44回「徳川幕府誕生」征夷大将軍となり江戸幕府を開いた家康。頼りない秀忠、忠勝の隠居など悩みは多い。一方、茶々は秀頼を天下人にする野望を抱く。関ケ原が終わり忠臣達が去っていく。戦場で傷一つ負わない事が自慢だった忠勝が手を切り康政は病に侵される。凡庸な二代目こそが相応しいと言われてもぴんとこなかった秀忠「遅れたから誰にも恨まれていない」正信の言葉に歓喜(そこかよ)。シャッと引かれる柱の傷が年表替わり。家康の忠臣の死と家康自身の老いと反比例するかのように成長著しい秀忠。九度山の信繁がまるで梁山泊のよう。「関ケ原はまだ終わっていない」家康の言葉。第45回「二人のプリンス」若き当主・秀頼の登場で、豊臣人気が再燃!家康は二条城に秀頼を呼び、自らの権威を見せつけようとするが。さらに方広寺の鐘に刻んだ文言が波紋を呼ぶ!アヴァンタイトルでしたね秀頼の華麗な舞。「そなたの祖父様はぬすっとではあるまいの」千姫に釘をさす美しき姑淀君。上り調子の秀頼に対して「わしもそろそろかの」老いが進む家康。涼やかで様子のいい秀吉=秀頼が老いた老人家康を上座に立たせるも、それは若者が老人を支える構図。その後すっくと立ち自分は下座に座り大阪庶民の共感を得る秀頼。逆効果となった二条城訪問に偉大なる凡庸秀忠の悩みは尽きない。本作の家康はあくまで戦を避けたい派。「面白いのう。実に面白い」方広寺鐘銘事件来る。勢力を削ぐ穏健路線を取る徳川に対して豊臣方が熟柿が落ちるのを待たず自ら落とそうとする。鳴かぬなら鳴かせてみせようというわけか淀君。ああこの人たちもかつてのプリンスだったのだ。運命を分けた義元の死から幾年月。特殊メイクでお二人ともすっかりお年を召しても弟よとよびかけられた瞬間かつての想いが蘇る。 次回は真田丸 を見た者なら大いに盛り上がる回。ううむ悩ましい。第46回「大坂の陣」寺の鐘に刻まれた家康を呪う文字。真田信繁たち全国の荒武者が大坂城に集結。茶々の挑発に対し、家康は14年ぶりの大戦に踏み切る。真田丸の攻防、イギリス製大筒が炸裂!「決まっておろう、真田丸よ!」#真田丸 ファンは誰もがあの光景を思い描いたはず。孤軍奮闘で家康本陣の前に陣取る潔さ。やはり真田はどのドラマでもかっこよい。反してかっこよくない三方ヶ原を彷彿とさせる戦の醜さを見せつける家康。本編の秀頼は千姫に愛情があるんだな。淀に促され鼓舞する台詞を口にしながら涙ぐむ千を気遣う姿が見られた。大野治長はなかなか策士。体の不調を理由に戦を避けてきた本多正信も家康も同様となり遂に同道する。渡辺守綱リベンジされる。足が痛いどこが痛いと逃げ続けてきた正信がお供するのは家康が進む修羅の道。自らの世代が汚れを背負い秀忠には戦を知らせまいとする家康は間違いなく息子を愛している。第47回「乱世の亡霊」大坂城崩壊!家康の大筒が火を噴く!停戦を任されたのは茶々の妹・初。だが、乱世を望む荒武者は大坂城に集まり続ける。再戦を決意する家康に茶々・初・江の三姉妹が動く。「寛容なるはただ一つ 大坂城を二度と戦えなくすることじゃ」皆の視線の先にある真田丸 真田丸 ただ一度の光芒潰える茶々と家康、共に乱世の幕を引き次世代は巻き込むまいとしたにも拘わらず、茶々の薫陶を受けて「こうあってほしかった家康」として育った秀頼が初めて自らの意思で乱世の化け物として覚醒する。刻々と変わる表情と共に見応えのあるシーンでした。「鎌倉殿の13人」 予言おばばに続きひっそりと登場 #大竹しのぶ さん。台詞なかったですよね?「大奥」 ちゃきちゃき平賀源内 #鈴木杏 さんもあらら転生して登場!千を助ける時に現れる茶々幼き頃の夜の祈りの風景は、家康の無事を願うものだった。母娘二代に亘って慕われる我らが神の君。母は事情を察して散ったが恨みを残して敵の元に嫁いだ娘は何を考えているかわからぬが賢い側室として憧れの君のレプリカをつくりあげる。第48回「神の君へ」大坂決戦クライマックス。乱世を終える覚悟で家康は自ら前線へ向かう。千姫の助命嘆願も空しく、茶々は大坂城の烈火に包まれる。翌年、江戸が賑わう中、家康は病に倒れた。碁石を奪われはじかれた過去を思い出す真田信繁(幸村)。彼もまた偉大な父の遺言『乱世を取り戻せ』を抱えていきる乱世の亡霊だった。『乱世の亡霊たちよ わしを連れてゆけ』真田幸村と対峙したシーンだったんですね。見えない亡霊に手を伸ばしそしてまた生き残る家康。「鎌倉殿の13人」 あの人が扮する天海が作る神君伝説。『源頼朝だって本当のところはどんな人だったかわかったもんじゃねえ』この人が言うと説得力が。源氏物語が出てきたのは #光る君へ のバトンパス。いいですねこれ。恒例にしては?「つまらぬ国になるであろうのう」実力主義を貴ぶ母の性格を受け継いだ茶々。自分の首をみやげに母の命を救おうとする秀頼。大野治長・秀頼・茶々の最後にこんなに尺を取った大坂夏の陣も珍しいのでは。神の君の血を引いているのですよ、とありがたい説話をしているのに途中で飽きちゃう家光公。彼が赤面疱瘡にかかって大変なことに…とこれは別のドラマ 「ドラマ10大奥」大河ドラマ どうする家康 完全版 第壱集 ブルーレイ BOX【Blu-ray】 [ 松本潤 ]大河ドラマ どうする家康 完全版 第弐集 ブルーレイ BOX【Blu-ray】 [ 松本潤 ]大河ドラマ どうする家康 完全版 第参集 ブルーレイ BOX【Blu-ray】 [ 松本潤 ]楽天ブックス
December 16, 2023
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みなさん、こんばんは。五輪相の失敗が止まりません。困った人がトップにたって下も大変でしょう。今日も松山ケンイチさん主演映画を紹介します。の・ようなもの のようなもの原案森田芳光出演松山ケンイチ 北川景子 伊藤克信 尾藤イサオ でんでん 三田 佳子 鈴木 亮平ピエール 瀧 野村 宏伸 笹野 高史 佐々木 蔵之介 宮川 一朗太 塚地 武雅 東京の下町、30歳で脱サラして師匠・出船亭志ん米の自宅に住み込み落語の修行に明け暮れる出船亭志ん田は、いまだ前座で師匠の娘、夕美に秘かな想いを寄せるが、彼の生真面目すぎる落語を夕美は“小学生が国語の教科書を読んでいるよう”と一刀両断。ある日かつて一門に在籍していた志ん魚を捜してほしいと師匠から頼まれる。志ん米は、一門のスポンサー的存在で、志ん魚を贔屓にしている女性会長のご機嫌をとるため、もう一度志ん魚を高座に引っ張り出そうと考えていた。志ん魚の消息を求めて師匠の弟弟子・志ん水や昔の門下生たちを訪ね回るが、手掛かりをつかめずにいた。やがて志ん米の娘・夕美も志ん魚捜しを手伝うことになる。2011年12月に亡くなった森田芳光監督作『の・ようなもの』のその後を描く続編。前回は落語に打ち込む若者の青春群像だったが、今回は前半は志ん魚探し、後半は落語を辞めて久しい彼の復活劇になっている。復活の仕方も今でいう所のドラマチックさは全くない。主演は森田監督の遺作となった『僕達急行 A列車で行こう』に出演した松山ケンイチ、ヒロインには『間宮兄弟』で映画デビューした北川景子。生前の森田監督は「次回作は2人の主演で作る!」と意気込んでおり、北川は、死の数日前に森田監督とのメールのやり取りで直接「次は松山と北川でやりたい。もう本も書き始めている」と告げられたそう。『間宮兄弟』に出演した佐々木 蔵之介と塚地 武雅も出演。『の・ようなもの』から森田監督作品の助監督や監督補を務めた杉山泰一が監督デビューを果たし、同作の伊藤克信、尾藤イサオ、でんでんが同じ役柄で登場。 前作未見だったが人情噺として楽しめる。会話のテンポが昔っぽい。墓場でご飯食べるシーンが何だかおかしい。 監督馴染みのキャスト、スタッフによる監督への賑やかなレクイエムだと思った。の・ようなもの のようなもの DVD [ 松山ケンイチ ]楽天ブックス
February 22, 2019
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みなさん、こんばんは。今年になっても藤井七段大活躍ですね。今日から2日間松山ケンイチさん主演映画を紹介します。将棋の映画聖の青春/を見ました。聖の青春Satoshi:A Move for Tomorrow出演松山ケンイチ 竹下 景子 リリーフランキー 染谷 将太 安田 顕 東出 昌大 筒井 道隆柄本 時生 野間口 徹 幼少期から難病を患う村山聖は、入退院を繰り返す中で将棋と出会い、15歳で森信雄に師事する。10年後、名人になる夢をかなえるべく上京した聖は周囲に支えられながら将棋に全力を注ぎ、七段に昇段したころ、同世代で名人のタイトルを獲得した羽生善治に激しいライバル心を抱く。さらに将棋に没頭する聖だったが、がんが彼の体をむしばんでおり…29歳の若さでこの世を去った天才棋士・村山聖の生涯をつづる大崎善生のノンフィクションを、松山ケンイチ主演で映画化。原作者大崎氏は筒井道隆さんが演じている。松山ケンイチさんは自分から演じたいとアプローチし、リリー・フランキーさんや竹下景子さんは監督からのアプローチ。だそう。それにしてもリリーさんはどんな役をやっても画面に馴染みますね。松山さんや東出さんは憑依型だと思うのですがリリーさんはそこまでの凄まじさ・圧はないです。広く知られているのは、どちらが師匠だかわからない、という世話の焼きようだったそうで、熱を出した聖が「40度になったら死にます」と言ったら「まだ40度になってないよ(実際は40度近くの熱があっても)」と森信雄師匠がごまかしたエピソードが出てくる。原作との改変もあるようで、聖が羽生を店に連れていくシーン。本当は雑然とした店だったらしいけれど、映画では雪降る中全く人が来ない落ち着いた店になっていた。雑然とした店を選んだのは「牛丼は吉野家、お好み焼きはみっちゃん」とこだわりがある聖なので、いくぶん彼の庶民性が薄れてしまった。漫画『三月のライオン』藤井氏の活躍で注目が集まっている将棋界。今ではAIとの勝負も組まれるようになっている。昔みたいに生きざまで人の印象に残る棋士はもう出てこないのだろうか。聖の青春【Blu-ray】 [ 松山ケンイチ ]楽天ブックス
February 21, 2019
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みなさん、こんばんは。サッカー日本代表が決まりましたね。でも何だか盛り上がらないなぁ…。ドラマ25宮本から君へを見ています。出演池松壮亮 蒼井 優 松山ケンイチ 高橋和也 浅香 航大 柄本 時生 華村あすか監督真利子 哲也 大学を卒業して都内の文具メーカー・マルキタの営業マンになった宮本浩は、未熟で営業スマイルひとつできず、自分が社会で生きていく意味を思い悩んでいた。そんな宮本は通勤途中、代々木駅のホームで一目ぼれしたトヨサン自動車の受付嬢・甲田美沙子に声をかけるタイミングを伺っていた。何度かチャンスはありながらもなかなか声をかけられずにいる宮本。同期の田島薫にヤイヤイ言われながらも決死の思いで声をかけるが・・・。そこから始まる甲田との恋模様、仕事での数々の人間模様の中で、宮本は自分の生き方を必死に見つけていく。さらに物語は徐々に、社会の厳しさにもまれながら先輩の神保和夫や友人の中野靖子らに助けられながら宮本がひとりの営業マンとして成長する様子を描くヒューマンストーリーとしても展開。新米サラリーマンのほろ苦く厳しい日常を描いた青春グラフィティー!これも最初は見ていなかったのですがTLを見ていて「面白そうだな」と思い後半の仕事編から見ています。1990~94年に「モーニング」(講談社)で連載され、92年に第38回小学館漫画賞青年一般部門を受賞した名作マンガだそうですね。私は同じモーニングでもその頃かわぐちかいじさんの『沈黙の戦艦』を見てたなぁ。就職していてあまりリアルな生活ものは見たくなかったのだと思います。新人類と言われた時代や、今のわりと醒めている新入社員が宮本を見てどう思うんだろう。共感をすればまだ熱さが残っているということだけど。とにかく熱い。まっすぐで駆け引きを知らない純粋培養の男の子で、そんな子日本のどこにいるんだろう?と思うほど。でも池松くんが演じると「いるんだ!」と思えます。もう少し早ければ、先輩の神保を演じている松山ケンイチ君が演じてても良かったような役。深夜なのに松山くんとか蒼井優ちゃんとか出演陣が豪華なんです。ライバル会社のとっても嫌味な社員を浅香君が演じています。テレビドラマ『マッサン』の時も反抗的な息子を演じていましたが、目がきつめなのでこういう意地悪な役もできるんですね。「宮本から君へ」DVD-BOX [ 池松壮亮 ]楽天ブックス
June 1, 2018
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みなさん、こんばんは。叔母が昨日亡くなりました。あぶないと言われてから随分と生き続けました。けがひとつ、病気一つせず健康でしたが、次第に華族の中で居場所を失っていったのです。さて、今日紹介する映画も家族がテーマです。原発後の福島が舞台の映画家路を見ました。家路出演松山ケンイチ 田中裕子 安藤サクラ 内野聖陽 山中崇 田中要次 光石研 石橋蓮司 東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故によって、先祖代々受け継いできた土地を失ってしまった長男の総一は、継母・登美子、妻の美佐、娘と仮設住宅に暮らす。同じ頃、20年前に故郷を追われ、今は無人となった実家に次男・次郎が帰ってきた。戸惑う家族を尻目に、彼は一人で苗を育てては、誰もいない田んぼにそれを植えていく。その姿に長男と母親は故郷で生きていく彼の決意を感じ取り、バラバラであった彼らの心と絆が少しずつ再生されていく。 故郷を離れざるを得なかったにも関わらず、やる事といえば農業しかなく、つぶしがきかない兄・総一と、兄の罪を被って故郷を去り、誰もいなくなったからこそ戻って来た次男・次郎。この二人が割合早めに出会って「なんで帰ってきた!」「なんで一緒に暮らさない!」などの兄弟げんかが始まるのか?と思っていたが、映画半分くらいになっても対照的な二人の生き方が並行して描かれるだけで、なかなか会わない。早くに家族のドラマに焦点を当ててしまうと、原発事故の影響下で生きる人達の事がじっくり描けないからだろう。 農業県であり、自らも野良仕事をしていた登美子が北海道産のコメをとぐシーンがある。故郷は変わらずそこにあっても、もう二度と安全な故郷の米を食べることは出来ない。牛も野菜も同じ。仮設住宅は家族4人が住んでいるのに二部屋しかなく、プライバシーがない。借金が払えず自殺する農夫がいれば、「一致団結して金をもらうために引っ込んでろ」と総一に凄むもと農夫もいる。事故で変わってしまったもの、なくなってしまったものが、全て取り返せる日はおそらく来ない。 それでも、この映画には怒りは感じられない。同じ原発事故を扱っても、この映画は園さんより過激ではない。特定の誰かを責めるわけではないし、主人公達が激しく慟哭したり訴えるシーンもない。唯一過激に思われた、農夫が成し遂げようとしてできなかった「福島の土を国会議事堂前にぶちまける」行為も未遂に終わる。登美子と次郎が禁止区域の田んぼで田植えを始めるささやかな行為しか‘抵抗’に見える行為はないし、彼等はそもそもそも‘抵抗’だと思っていない。そうかといって諦念でも自暴自棄になったわけでもない。ただ。彼等に見えているものは、再稼働を主張する人達の目には決して見えないものだろう。メール便発送可・松山ケンイチ・田中裕子・安藤サクラ・内野聖陽・山中崇・田中要次・光石研・石橋蓮司【中古】DVD▼家路▽レンタル落ちバンプ韓国コスメ/韓国製/乾性肌/化粧品/卵油/潤光/機能性/低刺激/保湿クリーム/美容/栄養補給/保湿 潤いを与える/潤う洗顔 つっぱらない/肌荒れを防ぐ/毛穴を小さく/毛穴ケア/ハリ 張り 弾力を与える/たるみ【楽天海外直送】【Ariul Brilliant Tone Up E.G.G Cream 】
September 9, 2017
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みなさん、こんばんは。紅白歌合戦見ていますか?昔は家族揃ってテレビで見るのが習慣でした。今は随分と家族の形も変わってしまったようですが…。その紅白歌合戦が何と終戦の年に始まっていたとは。勿論当時はラジオ放送ですが、生放送ならではの苦労もあったようですよ。紅白が生まれた日出演松山ケンイチ 本田翼 miwa 星野源 中島 ひろ子 小林 隆 高橋 克実 昭和20年9月。GHQは、放送を指導する目的で、NHKを接収しようとしていた。ちょうどその時、出征していたディレクター・新藤が戻って来る。そこで、馴染みの女子アナ・光江が男性職員の復員のため退職させられるのを、新藤は目の当りにする。GHQの検閲は細部におよんでいたが、とりわけ日系人の通訳・ジョージ馬淵は、見かけがそのまま日本人なだけに、居丈高な物言いが癪に障っていた。新藤はやけになりそうになるが、雑用係りとして復職してきた光江の前向きさに元気づけられていく。そんな折、GHQから新しい歌番組を考えるよう、新藤たちに指示が下る。新藤は光江や周りの人々に影響され、「紅白歌合戦」の提案を書き上げる。しかし、そんな新藤の出鼻をくじくように、GHQからクレームが。「紅白歌合戦」の「合戦」が、戦いを奨励すると言うのだ。近藤はGHQに論戦を挑み、なんとか「音楽試合」とすることで了承を取り付けるが、馬淵から「1分1秒、全て台本通りに」と釘を刺される。一方、歌手同士を対決させる試みにレコード会社は猛反発。また、目玉としていた「リンゴの唄」の並木路子は戦争の傷跡から歌えないという。そんな中、新藤の情熱と光江の機転でなんとか説得に成功し、放送当日を迎えることになる。しかし、順調に進んでいたはずの本番途中に、大事件が起こり・・・。 放送90周年ドラマ。全編が光江の回想形式で語られるのだけれど、劇中で語っている相手はいない。テレビを見ている皆さん全員に向けて語っているということだろう。 それにしても敗戦のその年に生放送の歌番組をやってしまうのは、今と違って便利な通信機器もないし大変だったのでは。よくやりきったもんだ。今でこそ紅白歌合戦も見ない人が出てきているけれど、私達の子供の頃はまだテレビが全盛で、大晦日には必ず見る番組だった。年齢によって全部は見なかったけど。 何せ「逃げ恥」の星野さんが敵役(だけど実は味方)というおいしい役どころを演じているので、今再放送したら受けるのでは?【楽天ブックスならいつでも送料無料】紅白が生まれた日 [ 松山ケンイチ ]楽天ブックス★楽天1位★バラのアレンジ 生花 自由が丘スタイル /誕生日/バラのアレンジメント・ブーケ/花束/即日発送/花 ギフト/メッセージカード付き/送料無料【あす楽】結婚祝い/歓迎 送迎/結婚記念日/プレゼント/お正月/正月/花/クリスマス/お歳暮/あす楽15時迄
December 26, 2016
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みなさん、こんばんは。終戦記念日近くなるとその類の映画やドラマが作られるのですが映画日本のいちばん長い日を見ました。日本のいちばん長い日監督&脚本原田 真人出演役所 広司 本木 雅弘 麿 赤児 松坂 桃李 堤 真一 矢島 健一 松山 ケンイチ 山崎 努 戸田 恵梨香 蓮佛 美沙子 キムラ 緑子 1945年7月。太平洋戦争での戦況が悪化する日本に対して、連合軍はポツダム宣言の受託を迫る。連日にわたって、降伏するか本土決戦に突き進むかを議論する閣議が開かれるが結論を一本化できずにいた。やがて広島、長崎に原爆が投下され、日本を取り巻く状況はさらに悪くなっていく。全国民一斉玉砕という案も取り沙汰される中、阿南惟幾陸軍大臣は決断に悩み、天皇陛下は国民を案じていた。そのころ、畑中健二少佐ら若手将校たちは終戦に反対するクーデターを画策していた。 英語タイトルが「THE EMPEROR IN AUGUST 8月の天皇」でこのタイトルでも良かったと思う。最後の一人が死ぬまで闘いを続けようと主張する派Vs和平に向けて動こうとする派の争いと、若手将校たちの玉音放送を奪い戦闘状態を継続させようとするクーデター計画の顛末が並行して描かれる。 東條英機陸軍大将が昭和天皇に「軍隊は貝を護っている殻のようなものだ。殻がなくなってしまえば国民は潰されてしまう」と主張し、天皇は「外国は殻ごと貝を踏みつぶしてしまうだろう」とたしなめるシーンがある。本木雅弘が演じている、沈着冷静で情もあり、威厳と気品を保った天皇の見せ場である。この父を見ていたからこそ、今の天皇夫妻は暑さ寒さも老いも圧して、鎮魂の旅に出かけてゆくのだろう、と現実とうまく繋がった。 戦争末期になっても顕著なのは、軍人が戦争に固執する様である。職業=軍人なのだから、戦う場所も意義もなくなった世には、彼等のアイデンティティはなくなってしまう。だからこそ和平を何としてでも避けようとした。但しこれではあまりに利己的である。天皇が指摘したように殻が守っているように見えて、中身=国民を楯にしていたのは軍なのだ。ただ、「国を護り天皇陛下に仕える」という教えを叩きこまれてきた軍人が、他の生き方を選べなかっただけとも言える。 期間から言うと鈴木内閣発足から終戦までの4か月間にわたっており「いちばん長い日」が登場するのはラストの方だ。「負けている戦争を終わらせる事はこんなにも難しい」ことを露わすための丁寧な描写になっているが、タイトルのように「長い日」であるとは感じなかった。日本のいちばん長い日 [ 役所広司 ]楽天ブックス
August 22, 2016
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みなさん、こんばんは。今週は短かったですね。電車も心なしかまだ空いていたような。「高崎山のお猿の赤ちゃんにシャーロットという名前をつけるのはいかがなものか?」という論争?はどうやらそのままでいくみたいですね。別に王女様を侮辱したことにはならないと思いますよ。箱根の山が何やら不穏ですね。川本三郎さんの作品を原作とした映画マイ・バック・ページを見ました。マイ・バック・ページMy Back Page出演松山ケンイチ 妻夫木 聡 三浦 友和 青木 崇高監督山下 敦弘 全共闘運動が最も激しかった1960年代後半、週刊誌編集部で働く記者・沢田は、理想に燃えながら日々活動家たちの取材を続けていた。ある日、梅山と名乗る男から接触を受けた沢田は、武装決起するという梅山の言葉を疑いながらも、不思議な親近感と同時代感を覚えてしまう。そして「駐屯地で自衛官殺害」のニュースが沢田のもとに届くのだった。 東大卒業後「週刊朝日」「朝日ジャーナル」に勤務し、事件をうけて懲戒解雇になった川本三郎がジャーナリスト時代の経験を記したノンフィクションを山下敦弘監督が映像化。 上の世代が「あの頃は一番日本に元気があった」とよく口にする1969年から1972年。海外ではベトナム戦争、国内では反戦運動や全共闘運動が激しく、大学など行ってられる状況ではなかったそうだ。そういう話を聞く時、彼等から「今は改憲だの自衛隊の海外派遣などの問題が起こっても国民はなぜこんなに大人しいのか」と言われているような気もする。しかし彼等の言う「元気があった時代」には、闘争という名の流血の惨事もあった。戦争であれだけ人が死に、争う事の悲惨さも辛さも嫌というほど体験したはずなのに、その余韻が消えかかっていたのか。 「4月に何かを起こす」と語る梅山の胡散臭さは、観客には序盤から少しずつ明かされていく。教室で責められれば「敵なのか?」と逆に攻撃する。「沢田から借りた」と言って新聞社の先輩から一万円貰い、一方で沢田には「先輩がカンパしてくれた」と言う。嘘の粛清で自衛隊員を実行犯に仕立て上げ、いざ事件が起こると「自分は命令を受けただけで手を下してはいない。」と責任を転嫁する。少なくとも、チェ・ゲバラはそんな事はしなかった。彼の若さと未熟さとしたたかさを、松山ケンイチさんが好演。 沢田の傍にいる先輩・中平がいい。梅山にのめりこんでいく沢田を止めようとする一方で、「写真を渡した途端にお前は社会部を責められなくなる」とジャーナリストとしての矜持を伝える。ジャーナリズムとは何を、誰を守るべきなのか、特定秘密法案で揺れている今も、考えなければならない話題の一つであるのだろう。【楽天ブックスならいつでも送料無料】マイ・バック・ページ【Blu-ray】 [ 妻夫木聡 ]楽天ブックス
May 8, 2015
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みなさん、こんばんは。オールスターキャスト映画を紹介します。とってもおもしろかった!清須会議The Kiyosu Conference出演大泉 洋 役所 広司 寺島 進 松山 ケンイチ 伊勢谷 友介 妻夫木 聡 小日向 文世 篠井 英介浅野 忠信 染谷 将太 西田 敏行 佐藤 浩市 阿南 健治 中村 勘九郎 鈴木 京香 中谷 美紀 剛力 彩芽 天海 祐希 戸田 恵子原作&脚本&監督三谷 幸喜 本能寺の変によって織田信長が亡くなり、筆頭家老の柴田勝家と羽柴秀吉(藤吉郎)が後見に名乗りを上げた。勝家は三男の信孝、秀吉は次男の信雄を信長亡き後の後継者として指名し、勝家は信長の妹・お市、秀吉は信長の弟・三十郎信包を味方にする。そして跡継ぎを決めるための清須会議が開催されることになり、両派の複雑な思惑が交錯していく。 歴史ドラマでこの時だけ華々しく登場し、その後の行く末がさっぱり描かれない信長の嫡孫・三法師。いつか彼視点で織田家の光芒を見てみたいものだが、今回の主役は勝家と秀吉。常識的に考えるのであれば、筆頭家老で“親父様”と信長の部下にも慕われていた勝家が決めるのが妥当である。しかし今回の後継者選びは、ただ単にいち大名家の行く末を決めるだけではなかった。志半ばで散った信長の願い―天下統一を引き継ぐのは誰か、という隠されたテーマが横たわっていた。そして信長の係累は、誰もその器にない。 勝家と秀吉を比べるに、勝家はあくまで織田家を盛り立てて自分は支える立場にあろうとした。しかし秀吉は、誰かを頭に据えるのではなく、自らが天下統一を成し遂げるつもりでいた。この自らの立ち位置の据え方の違いが、腹の据わり具合の差となり、会議を制した決め手である。 後継者が決した後、勝家は秀吉に問う。「新しい世に、俺の居場所はないか」真っ正面を向いて語り合うのではなく、背中越しに問うのだ。そして秀吉は頭を下げ静かに答える。「申し訳ございません。」「そうか、ないか。」秀吉がはっきりと言わなかった答えを心の中で何度も噛みしめながら、それでも自分の生き方を変えられないと告げる敗者、勝家。憎しみあっているわけではない。お互いの良さも知っている。それでも二人は闘わなければならない。勝家があまりにも、真っ直ぐすぎるから。秀吉にはもっと先が見えていたから。 勝家はもう一人の漢とも、背中越しに別れを告げる。会議が始まった時には頼れる参謀として、そして友として頼りにしていた丹羽長秀。そんな彼の決断が、最終的に勝家を賤ヶ岳に追いやる。もう逢う事がないだろう、と言い捨てる勝家の、これも背中越しに丹羽がこんな事を言う。「お前は考えなしに動きすぎる。動く前にそれが正しいかどうか、心の中のわしに問え」そして次に、前に聞かれたことについて―年下の女房をどう扱えばいいか、という瑣末なこと―についてもアドバイスする。重き事を最初に、軽きことを最後に。万事手ぬかりのない丹羽が去らなければ、勝家には別の道があったろうか。そして、丹羽がこんなにいい男に描かれているのはこの映画が初めてではないだろうか。背中越しにしか、背中越しだからこそ、かけられる言葉があり、交わせる友情がある。真っ正面を向いたら、もう、闘うしかないのだから。三谷幸喜が、およそ17年ぶりに書き下ろした小説を自ら映画化。 清須会議 スタンダード・エディション [ 役所広司 ]
December 10, 2014
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毎日暑いですね。終戦の夏も暑かったことでしょう。アニメで知られているものの、本物の戦艦大和がどんな戦い方をしたのか、知っている人は少ないのではないでしょうか。男たちの大和/YAMATO 出演反町 隆史 中村 獅童 松山 ケンイチ 勝野 洋 渡 哲也 井川 比佐志 林 隆三本田 博太郎 奥田 瑛二 仲代 達矢 平山 浩行 蒼井 優 鈴木 京香 余 貴美子寺島 しのぶ 白石 加代子 高畑 淳子 監督&脚本 佐藤 純彌音楽久石 譲 主題歌長淵剛2005年4月、真貴子は鹿児島県枕崎の漁師・神尾に60年前、戦艦大和が沈んだ場所まで舟を出してほしいと懇願した。真貴子を乗せた小型漁船を走らせているうちに神尾の脳裏にも60年前の出来ごとがよみがえってきた。昭和19年2月,若き日の神尾たち特別年少兵が大和に乗り込み,尊敬できる魅力的な上官,森脇二主曹と内田二兵曹に出会う。 若い乗組員は,レイテ沖海戦などの実戦に重ね成長していくが,戦局は悪化の一途をたどっていく。昭和20年4月1日には,米軍が沖縄に上陸。ついに大和に沖縄への水上特攻の命令が下される。4月6日,それぞれの思いを胸に,大和は沖縄へと出撃。乗組員達の最後の奮闘が始まった…1945年、東シナ海沖に沈没した伝説の戦艦大和を辺見じゅんが生存者や遺族などに取材をして書いた「男たちの大和」を映画化したエンターテインメント超大作。約6億円かけて原寸大で再現された全長190メートルもの巨大セット。冒頭、海に沈んだ本物の大和の映像が映り、そして海上を波を切って進むおそらくCGの大和が登場する。このシーンだけでぐっとくる。というのは、実戦で大和が華々しく戦うシーンはないのだ。巨大戦艦の時代は終わり、とっくに戦闘機同志の戦いに移っていた。映画の中でも「護衛戦闘機がないのに作戦が成功するはずがない」と上官達が反発するが、本当にその通りで、大和は盾たるもの何も持たず、来襲する飛行機の格好の的になっているだけだ。これは戦闘ですらない。最大最強と謳われた大和がなすすべもなく海に沈んでゆく様を見ていると、漫画家松本零士さんが宇宙戦艦ヤマトで宇宙に飛び立たせたかった理由が良くわかった。メインは若き乗組員達を見る映画なのだとわかってはいるが、大和がふびんでならなかった。監督・脚本は『人間の証明』『敦煌』などの日本映画界の巨匠・佐藤純彌。出演者も反町隆史、中村獅童、渡哲也、鈴木京香と豪華な顔ぶれ。男たちの大和 YAMATO【Blu-ray】 [ 反町隆史 ]
July 12, 2013
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みなさん、こんにちは。関東は昨日に引き続いて雨です。やっと梅雨らしくなりました。ところで、漫画の映画化作品ってなかなか成功!と思えるものがないような気がします。原作に思い入れがあるからでしょうか。今日紹介する作品もやっぱり、クエスチョンマークがつきました。【1000円以上送料無料】うさぎドロップ/松山ケンイチ/香里奈/芦田愛菜オンライン書店 BOOKFANうさぎドロップ出演松山ケンイチ 香里奈 芦田愛菜 中村 梅雀 綾野 剛 池脇 千鶴 風吹 ジュン木野 花 根岸 季衣監督SABU27歳独身のダイキチは、祖父の葬式に出席するため久しぶりに帰省する。彼はその席で6歳の少女りんに目を留めるが、何と彼女は祖父の隠し子だということで親族一同がパニックに陥ってしまう。ダイキチは施設に入れられそうになっていたりんをふびんに思い、つい自分が彼女を引き取って育てると言ってしまい……。宇仁田ゆみ原作の人気コミックを、『蟹工船』のSABU監督が映画化。ひょんなことから一緒に暮らすことになった6歳の少女と男の涙あり笑いありの共同生活を描く。原作ではダイキチは30歳でりんとの年の差は24歳だったはずだが、松山ケンイチが演じる映画版ダイキチはどう見ても20代。本当なら叔母甥の間柄だが、年齢では父娘というより年の離れた従兄のオニイチャンと戯れているように見える。漫画版では将来二人が結婚するのだけれど、映画版ではとてもそんな風には見えない。芦田愛菜ちゃん人気にあやかった所もあるキャスティングなんだろう。原作版ダイキチは一旦自分が決めたことは守り通す筋の通ったいい男…で、そのキャラクターを追っていけばいいと思っていたのだが、なぜか謎のダンスシーンが登場。りんの友達になる男の子コウキのお母さんがモデルさんで、なぜかダイキチは出会う前からその女性を雑誌で見ていた。そして誌面を見るたび妄想にふけっちゃう…というコメディタッチのシーンが挿入されてびっくりした。もちろん原作にはない。そしてコウキのお母さんのイメージ自体も原作と全然違っている。別物として見ろということなのかもしれないが、それにつられてダイキチもりんを引きとるシーンは台詞そのままだが、そのすぐ後で「何でこんな事いっちゃったんだ」と自分のええかっこしいを悔いる所があって、これもおかしい。今風の若者じゃないところが良かったのに、ヘンに今風の若者に近づけてしまっている。獲得したい観客層に合わせて映画を変えてしまったために、原作を好きであればあるほど見たくない映画になってしまった。
June 12, 2013
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天海祐希さんが降板した穴を立派に埋めた宮沢りえさんへの称賛が高まっています。2日間で仕上げた宮沢さんの役者根性は凄い。さて、こちらも黒澤明監督の名作中の名作をリメイクしたのですが…ちょっと感想は辛口になってしまいました。面白かったんですけどね。椿三十郎監督森田芳光脚本黒澤明 他出演織田 裕二 豊川 悦司 小林 稔侍 松山 ケンイチ 佐々木 蔵之介 風間 杜夫西岡 徳馬 藤田 まこと 鈴木 杏 中村 玉緒とある社殿の中で城代家老の甥である井坂伊織をはじめ、9人の若侍たちが上役である次席家老黒藤らの汚職について密談していると、椿三十郎という浪人が現れる。密談を盗み聞きしていた三十郎は陰謀の黒幕を見抜き、室戸半兵衛率いる悪者の手先から若侍たちを逃がす。あまりにも頼りない伊織達を見て、心ならずも助太刀する羽目になる三十郎だが…。黒澤明監督と三船敏郎のコンビが1962年に放った傑作時代劇をリメーク。三船敏郎VS織田裕二仲代達矢VS豊川悦司小林桂樹VS佐々木蔵之介伊藤雄之助VS藤田まこと 寡黙でもごもご、口の中で何しゃべってるんだかわからない三船版に比べ、織田版三十郎は明るい。飄々としていて三船とは真逆。唯一、ラストで彼を追ってくる伊織達に「自分を追うな」と言い放つシーンのみ怖さを感じさせるが、それ以外ではとことん明るい。始終声を低くしているトヨエツの半兵衛と対照的だ。トヨエツ版半兵衛は野性味あふれる仲代版に比べて身綺麗だ。何をやらかすんだろう?という怖さがない。いつも三十郎にしてやられるのに、表立って怒りを出す場面がない。そのため、もう悪者が一網打尽にされた後に、わざわざ三十郎に勝負を挑みに来る動機が、いまいち共感できなかった。黒藤の部下として連れて来られたにも関わらず、若侍の服を来て奥方の作ってくれたご飯を食べる、ふてぶてしいんだか鈍いんだかわからない侍役に佐々木蔵之介。やろうと思えばいくらでも凄みを出せる佐々木蔵之介さんだが、今回は押し入れから出たり入ったりと笑いパートを担当。藤田まこと演じる城代家老は若侍達が助けようとするターゲットとしてしきりに会話には登場するが、彼自身が登場する場面は極めて少ないおいしい役。彼といい奥方といい、おっとりしているようでも“鞘のない刀”としてしか生きられない三十郎の性格を一目で見抜く慧眼の持ち主。ただこの映画、オリジナル版の脚本をいじらず、カット割りまで似せていると聞くと、この映画で良いと思われる所って、もしかして全部オリジナルの良さってこと?と首をかしげてしまう。それならば、この映画を撮る意味って何だったのだろう?もちろん、役者が異なれば受ける雰囲気は勿論違うが。 【1000円以上送料無料】椿三十郎/織田裕二オンライン書店 BOOKFAN
May 15, 2013
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もうすぐWBCの代表が選ばれますね。そして高梨さんの史上最年少でのW杯優勝。「総合優勝ですね」と言われて「えっ、そうなんですか」とびっくりする表情は16歳なのに受け答えはしっかりしていました。今日は大人なのにしっかりしていない困ったちゃんが主人公の映画を紹介します。サウスバウンド出演豊川悦司 天海祐希 松山 ケンイチ 平田 満 小木 茂光 北川 景子 加藤 治子吉田 日出子監督&脚本森田 芳光浅草に住む小学6年生の上原二郎は、「税金など払わん、学校へなんか無理に行かなくていい」 子供の迷惑顧みず、不正に向かって突進する父親の一郎を恥ずかしく思っていた。母親さくらは元はいい家の生まれなのに、なぜかそんな破天荒な一郎に従う。二郎が学校の友人のためにいじめっ子に手向かったことが学校で問題になると、さくらの発案で、一家は父の故郷である沖縄の西表島に引っ越すことに。島民に温かく迎えられる上原家だが、そこでもまた一郎は観光開発業者を相手に闘うはめになる。直木賞受賞作家の奥田英朗の同名小説が原作。奥田英朗といえば、俺様キャラ伊良部先生の小説がよく知られているが、こちらの主人公もやはり唯我独尊。自分の正しさを露ほども疑わず、家庭訪問の先生に持論を展開。税金未納を咎めに来た役所の人間も追い返し、子供の迷惑顧みず、学校にも乗り込んでいく。でもただのわがままな男ではなく、そこにはちょっぴりだが真実も入っているところがミソである。一郎の暴れっぷりが大人しい印象。普段はもっと男前なキャラを演じている天海さんが、夫唱婦随のスタンスを取っているので何だか意外。ラストは、ある騒ぎを起こして西表島にもいられなくなった夫妻が、「新天地を目指す」と言って船をこぎ出すのだが、子供は置き去りだ。育児放棄ではないのか。それとも、この脱出を心から喜んであげられるのが、映画の正しい見方なんだろうか。あとは、あれほど父親を嫌悪していた長女が、あっさり西表島に来るや、一家に染まってしまう過程に違和感あり。序盤で彼女がエキストラ出演した島人の演技(?)がとても自然で俳優さんたちの演技が浮いてしまいそうだ。ネット上での映画の感想が概ね不評であり、原作との間にかなり乖離があるとみた。サウスバウンド スペシャル・エディション/豊川悦司/天海祐希オンライン書店boox
February 19, 2013
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熱狂的なファンを国内外に持つ村上春樹さんの小説の映画化です。海外の方々はこのカップルをどう見たのでしょうか。日本人全てがこのタイプではないのですが…。【1000円以上送料無料】ノルウェイの森 スペシャル・エディション/松山ケンイチ/菊地凛子オンライン書店 BOOKFANノルウェイの森原作村上春樹出演松山ケンイチ 菊地凛子 高良 健吾 玉山 鉄二 柄本 時生糸井重里 細野晴臣 高橋 幸宏監督&脚本トラン・アン・ユンワタナベは唯一の親友であるキズキを自殺で失い、知り合いの誰もいない東京で大学生活を始める。そんなある日、キズキの恋人だった直子と再会。二人は頻繁に会うようになるが、心を病んだ直子は京都の病院に入院してしまう。そして、ワタナベは大学で出会った緑にも惹かれていき……。「自分がどこにいるのかも定かではなかった。正しい方向に進んでいるという確信もなかった。ただどこかに行かないわけにはいかないから、一歩また一歩と足を運んでいるだけだった」など原作の一節が役者のモノローグとして登場する。ファンたちは鳥肌ものだろう。役者たちの台詞も、舞台の台詞を読んでいるような抑揚のない台詞回しだ。ワタナベの台詞で頻繁に登場するのは「もちろん」。緑や直子、それ以外の女性に頼まれごとをした時に、ワタナベは「いいよ」ではなく「もちろん」と答える。相手の望みに応じるのが、当たり前であると信じているかのように。自分にも沢山したいことや思いがあるだろうに、この一言で彼はその気持ちを封じ込める。また、そんな彼だからこそ、女性たちも、ワタナベには他の男達に言えない頼みごとをする。但し、直子と共に療養所で暮らしていた女性から「私と寝て」などと頼まれた時は、「本当にこれでいいのでしょうか。」などと疑問を口にしているのだから、何でも軽い気持ちで引きうける男ではない(とはいえ、結局はこれも引きうける)。村上春樹の緑と赤の表紙の上下巻が出た1980年代当時、大学生達はみなこぞって購入し、図書館には予約が殺到した。ただ、その時は単なるブームだろうという風にしか感じていなかったので、その後もこの作品が世界で読み継がれて、よりにもよって海外の監督によって映画化された。そうまでして表現したいテーマがこの作品にあるのだろう?と不思議に思っていた。しかし、そこに描かれているのは、心と性が一つにならないことへの青春期特有のもどかしさや、若さゆえの残酷さ、草食系の典型ワタナベと、彼をふりまわす草食系ながらなかなか食えない緑と直子という二人の女性との恋愛という普遍的なテーマだった。「もう少し大人になれば、そんな事で悩まなくても済むのに」という悩みを捨て切れなかった男女は死を選び、自分で乗り越えた男女は生を選ぶ。おそらくは、同じではなくても似たような悩みを乗り越えてきた一人である観客は、この映画を見て、自分の節目をもう一度思い出す。主人公ワタナベ、そして村上春樹と同世代を過ごした人物として糸井重里、細野晴臣、高橋 幸宏がチョイ役出演。
February 5, 2013
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みなさん、こんばんは。大河ドラマの放送がちょうど衆議院選挙とかちあって大変そう。ずっと見ているので見逃したくないなぁ。今年の大河ドラマはしょっぱなから兵庫県知事から「画面が汚い」と言われるなどケチがつきましたが、朝の連続ドラマ『ちりとてちん』のファンだった関係でずっと見ていましたし、面白いと思っています。今まで知らなかった若手の俳優さんも知るようになったし、このドラマがきっかけで他のドラマも見てみようかな、と思ったり。今回は、井上雄彦さんの漫画『リアル』でも取り上げられた車いすバスケットボールが取り上げられた映画を紹介します。ウィニング・パス出演松山ケンイチ 矢崎 滋 加藤 剛 寺島 進 柄本 明 角替 和枝 堀北 真希石井 めぐみ 佐藤 めぐみ音楽 千住 明健太は大輔や和也という親友や香織という彼女がいて楽しい生活を送っている普通の高校2年生だった。香織はスタイリストを目指して上京することを考えている女の子。そのまっすぐな眼差しに、健太も自分の可能性について考え始めていた、その矢先の出来事だった。事故で健太は下半身不随に…。車椅子という現実を受け入れられず、周囲を拒絶する健太だった。しかし同室のヘンなオヤジ・坂田や誠との出会いで次第に明るさを取り戻して行く。誠との出会いは車椅子バスケとの出会いでもあった。学校に戻った健太だったが、自分を受け入れてくれる香織に対して素直に接することができないでいた。そんな状態ではあったが、誠の所属する車椅子バスケチーム「北九イーグルス」に入った。アジア初「ゴールドカップ2002」(パラリンピックと並ぶ世界最高峰の車椅子バスケ選手権大会)開催地の北九州市が舞台。撮影はほぼ全て北九州市で行われ、「市民応援団」の結成や北九州フィルムコミッションを軸とする行政の協力の下で製作された。撮影中にはのべ1,000名にも及ぶ市民エキストラや現場を手伝うボランティアスタッフが加わり、行政と市民が共に作り上げた作品である。また、映画の後半で大きな盛り上がりを見せる車椅子バスケの試合シーンの撮影には、九州地区の実際の選手たちが参加し、迫力のプレーを披露している。現在『平清盛』でタイトルロールを演じている松山ケンイチのほぼ10年前の作品で初主演作でもある。妹役には『梅ちゃん先生』のタイトルロール、堀北真希。北九州弁(あまり使っていなかったけど)、下半身不随になったことへの恋愛&将来への不安など葛藤、車椅子でのバスケットボールと、初主演作にしてはハードルの高い作品を選んだ松山ケンイチが、等身大の若者を好演。両親にベテラン俳優を配している他、冒頭だけのチョイ役出演にも寺島進など俳優陣は豪華。そうそう、細かいネタでいえば柄本 明&角替 和枝が夫婦共演。【中古】DVD▼ウィニング・パス▽レンタル落ち
November 22, 2012
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