SOS


鋭い目つきで僕を睨む君

”死ニタインダ!”

そう叫びながら
もうかれこれ一時間

だから僕はそっと
君の背中を押してあげた

均衡を崩して揺らいだ君は
とっさに冷たい手摺にしがみつく

ほら 本当は怖いんじゃないか
本当は生きたいんじゃないか

これは不器用な君が発したSOS

その信号
僕は確かに受け止めたから

だから ね
一緒に生きていこう?

涙を浮かべた君は
今度は温かな僕の腕に縋りついた

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