Hug育(はぐはぐ) 育児は育自

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●ヌードな思い出



アムステルダムは有名だが、国際的にも政治の中心都市として有名なデンハーグ。
ここには大好きな絵「青いターバンを巻いた少女(フェルメール)」を所蔵するマウリッツハイツ美術館があって、オランダといえばアムステルダムではなく、ハーグでしかない!!

そんなことより・・・
若気の至りとはいえ、いろんな所で真っ裸になって遊びまくってたので笑い話は多々あれど・・・

アメリカ、メキシコ、バハマ、欧州、アフリカ・・・阿国によってヌード意識もさまざま。
間違っても日本じゃようしないけど、郷に入れば郷に従え!ってのが天性なりにも持ち合わせていたのと、羞恥心がないのとがあいまって、それなりにどこでも楽しいハプニングが山。(これもオリを見て日記に書いていきます)

で、一番恥ずかしかったヌードの思い出・・・

それはドイツのカッセル。
4年に1回開かれる、ドクメンタという国際現代美術展を観にいくために訪れた。(あと、グリム兄弟記念館があったり、けっこう有名な観光地)
その郊外(電車で20分ほど)に温泉があって、そこに行った時のこと。
クアヘッセンテルメというトコロで、これがまた何を勘違いしたのか、嘘っぽい中国様式?!で日本の「温泉」をイメージしましたぁ~なんて感じ。
それでも異国の地で場末なりにも東洋的な建物なのに気をよくし、ホイホイ確認もせずに飛び込んだ。ものの・・・

健康ランド程の料金だったので期待して更衣室に行きスッポンポンになって鍵を閉めようとしたら・・・
スッポンポンのおいちゃんが2つ隣にやってきた。
え?ここは男子更衣室か?! いや、女性もいる・・・
げ!\(◎o◎)/! 混浴じゃん。
ま、ええ。入ってしもたんや。楽しも。

が、中に入ってみると、プールやらサウナやらカフェやら東洋的な雰囲気をかもし出してはいるものの、完全混浴。
右も左もブラブラとたれ下げまくって歩いてる!
内心はグサグサに萎縮してるのに、さっそうと歩き回って自分の居場所を必死で見つけようとした。
お。サウナ! ここで身のフリを考えよう!
と、入ったサウナがこれまた男ばかり。
入ってしまったのでモノオジして出る訳にもいかない(出りゃいいのに・・・)
「ここにきなよ~」と気安く声をかけてくれた兄ちゃんのトナリに行き、寝っころがる。(日本のようにTVなんざサービスにもついてない)
「おまえ日本人だろ? ここで日本人見かけるの珍しいぜぇ」
日本人が来ちゃ悪いか!と思い少々無視するものの、目線のやり場も居場所も心地も定まらないのでオトモダチになる。
ここで淫乱な世界を想像すると大間違い。
健全で明るい裸生活。
慣れると全然平気なんだけど、慣れるまでの「日本人の感性・慣性」との離脱までの時間、そりゃ~恥もクソもあったもんじゃありませんでした。

そんな恥ずかしい思いをいしながら、次の日も嬉しそうに通ってしまったアホな私です・・・・。
ホテルを出る時に躊躇もしましたが、「負けてなるものかぁ~」って 妙なプライドが働き?!
昨日の分まで楽しんでやる!!と意気込んでおりました。

実は、前日は降りる駅を1つだけ間違えて(1つだけなのに)山の中で途方にくれてたり、
入り口でウロウロとムダな時間(入るのに躊躇した)を過ごし、
更衣室でムダな時間(初心者の私にとっては超必要な時間)を過ごしたり、
思いっきり泳ぎたかったプールも楽しめず、さんざんな目にあいながらテルメ体験してたのでありました。

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