Ｈｕｇ育(はぐはぐ）　育児は育自

６月は総会ごとが目白押し！
総会とともに、会議の回数や時間も多くなり
調整に四苦八苦です。

総会・・・ってのはだいたい
議案の了承って相場ですけど
その議案ってのが
「報告」「予定」「会計ごと」の３点セット。

報告はどうしょうもないけれど、予定は口出しできる。
（ま、事前に根回しして終わってるケースが多いけど）
そして会計。
会計報告も終わってしまったことだから確認するだけ。
予算提案も前年度と大差なし。

で、失礼ながら、たいていの人は「会計報告」の
数字いっぱいの貸借対照表や損益計算書をつきつけられても
意味がわからない。（見方がわからない）

どんなに丁寧に説明しても
簿記を習ってたことがある人って方がいたとしても
中身をちゃんと把握できる人はいない。
（と、断言できる）

だいたい、簿記の２～３級を持ってる～って人がいても
「経営分析」を習ってて、わかっているもんでもない。
説明されるがまま～　でしかないもんです。

ただ、簿記を理解していたら、
貸借と損益の相方（あいかた）項目くらいは読み取れるのと
どうしてそういう項目があるのか少々の理解があるくらいで
その会計自体を判断できるようなもんではありません。

それでも、報告しなくちゃいけないんだから
報告する方も大変です。
（報告する方もワケわからず書式にだけのっとってする人多し）

最終、要は帳尻があってりゃいいわけで
収入以上の出費はしたらいかん。ってだけ。
でも、必要に応じて、買わないかんもんは買うわけだし
借金せんと解決せん問題だってあるし
税金納める分も考えないといけないし
あれこれありますが、

車を買ったのを「資産の増加」とだけとるか
ローンの借金が・・・と負にだけとるか
減価償却や、見積もり分、準備金などなど
これまた、表現のしよう・・・といいますか
貸借も損益も、いかようにでも、都合のいいようにいじくることもできます。
利益率だってどうにでも変動できる。
書式も様々だし法の適用も様々です。
会計士目線と税理士目線でも違ってきますしね。

よって、出された会計報告は「お飾り人形」のごとく
アテにできるようで、アテにならない。

それに、総会だけの場で目を通しても絶対にわかりっこありません。
もちろん、事前に送付されてたり、事前資料としてゲットできてても
細かく分析する理事だの関係者ってのは・・・　いないもんです。

ま、会社ごと、ＮＰＯごと、団体ごと
実に実に様々で
誰もごまかしたり、一部が利益吸いとったり・・・などとは思ってもいないけど
数字のマジックをうまく利用していたり、
数字のマジックを理解できず、ただ流されてるだけだったり
会計報告ごとに、その団体なり会社なりの見えてくるもの～
ってものがあります。

一般向けに簡潔明瞭に・・・　
いい経営してる所は、簡潔にわかりやすく整理されてたりもします。
（もち、そうとも限られるもんじゃありませんが）

「見てもわからん」と読み飛ばさず
見て理解できるように、ちょっとお勉強してみませんか？！

と・・・　ここで講師の宣伝でもできたらいいんだけど
そんな面倒なことはしましぇん。（＾ｖ＾）

世の中、数字のマジック、数字のパラドックス
ま、数字（金額）に限らず、いろいろあります。表だけサラリと見るだけでなく、
裏やヘチ（横）が見れると、ちょっと面白いもんですよ～