「電気は余っているのでは」
という声をいろんな所で聞きます。
確かに愛媛(四国)は停電になってません。
停電の危機もないようです。
しかし、停電の危機さえないのは
さまざまな緊急避難的な対策を講じている結果でしかないのを
絶対に忘れていたんじゃいけません。
万一の発電所のトラブルや、各発電所の定期検査などで、
発電所を停止することに備えたものであって
伊方発電所がすべて停止しているという今、
大型の水力発電所の定期検査時期を遅らせたり
長期で休止していた火力発電所を立ち上げるなどの
緊急避難的な対策がされているのです。
現状
昨冬の最大電力 520万kWに対して、
対策前は、供給力429万kW(17.5%の不足)だったものが、
対策後は、供給力531万kW( 2.1%の余裕)となり、
なんとか供給力を確保できるだけ。
昨年より寒くなって暖房需要が増えたり、
運転中の発電設備にトラブルが発生するなど、
不測の事態が起こらないとも限りません。
いくらメガソーラシステムがあるとはいえ、
夏はこうも「わ」いかないはずです。
3基とも停めたままにしたいのなら
更なる節電をしていかないと!!
省エネルギーな生活にしっかり慣れ
それが「当たり前」としていかないと!!
夏前になって慌てても遅すぎるのです。
再稼働し、それで乗り越えられても意味ないのです。
稼働直前になってナンの運動したってどうにもならないのです。
電気はたっぷり余らせていきましょう!!
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