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1/15(火)夕方、プロの演奏家による生演奏ありのCDコンサート!会費は、プログラム・通信・茶菓費として¥200-。(前半:CDコンサート)会場↓は、JR信濃町駅徒歩1分、首都圏の方、奮ってご参加ください。◇第508回 志鳥栄八郎記念 杜のコンサート (4年前の7月から千日谷コンサートの名称を改め、「杜のコンサート」として 新たなスタートを切りました。)◇日時: 平成20年1月15日(火)18時45分~20時45分◇会場: 千日谷会堂 (東京:JR信濃町駅徒歩1分) ◇お話: 下平 博美氏 中村恵美さん ((有)及川音楽事務所所属、クラヴィコードによる生演奏あり)◇後援:【前半】コロムビアミュージックエンタテインメント株式会社 【後半】(有)及川音楽事務所◇プログラム:1. 【前半】 ベートーヴェン (1)「レオノーレ」序曲第3番 作品72a 14分 (2)「コリオラン」序曲 作品62 10分 (3)「エグモント」序曲 作品84 9分 イシュトバン・ケルテス指揮 バンベルク交響楽団 (COCQ-84384)‥‥‥‥ 休 憩 ‥‥‥‥2. 【後半】 デュフリ クラヴサン曲集から 35分(1)クラヴサン曲集 第1巻より 「ラ トリボレ」(2)クラヴサン曲集 第2巻より 「ラ フェリックス」 「ラ デリクール」(3)クラヴサン曲集 第4巻より 「ラ デュ ビュック」(4)クラヴサン曲集 第3巻より 「メデ」 「シャコンヌ」 「レ グラース」 中村恵美(チェンバロ) (YZBL-1001)★ クラヴィコードによるミニコンサート デュフリ クラヴサン曲集第1巻より 「アルマンド」 「クーラント」 中村恵美(クラヴィコード)◇会費(通信費・茶菓費として): ¥200-杜のコンサート URL http://www.asahi-net.or.jp/~WW5K-IMI/
2008年01月06日
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母は、歌が好きだった。私が子供の頃から、よく歌っていた記憶がある。声がきれいで、小学校のPTAや地域の婦人会のコーラス部などにも借り出され、よく参加していた。戦争中、ハイヒールを履き、敵国の音楽を聴くなんて・・・、となじられ、近所の人の見ている前で全てのSPレコードと、ヒールの高い靴を庭に埋めたと語っていた。さぞかし悔しい思いをしたことだろう。それだけ、音楽が好きだったという訳だ。ハイカラ、な人だった。洋服の良く似合う・・・。私が、ものごころついた時には、鉄の針で聞く電蓄があり、童謡、流行歌、そしてクラシックのSPを良くかけてもらったのを覚えている。ある時、私が悪戯でターンテーブルを手でぐるぐる回して、電蓄を壊してしまったのだが、その際も、哀しそうな顔をしただけで、特にひどくしかられた記憶は無い。小学校高学年になって、机の上に置けるポータブルプレーヤを買ってもらった際、母に何を買おうか尋ねたことがある。私の好みを察してか、「トロイメライ」がいいな、と言った。当時は、お年玉や少ない小遣いを貯めて、購入するまで時間がかかり、あれこれと思い巡らすのも楽しみのひとつ。25cmましてや30cmLPを買う余裕は無く、17cmLPを買うのでさえも、随分と選び、購入を決めるのにも迷ったものだった。町の繁華街まで行くと、大きなレコード店が3店あった。でも、目的の「トロイメライ」は、置いていた店は1店しかなく、1種類のみだった。急いで購入して、バスでの家路を急いだ。私は、母の喜ぶ顔が見たくて、勇んでかけたのだが、母は、聴いてひとことだけつぶやいた。「チェロの演奏のものが良かったなぁ」私の選んだ(選ぶ余地は全く無かったのだが)レコードは、ピアノで演奏したごくオーソドックスなものだったのだ!母は、どこでチェロの演奏を聴いていたのだろう!?SPで聴いていたのだろうか?確認することなく、4年前に帰らぬ人となってしまった。亡くなる直前、まだその際は元気だったのだが、入院したベッドに腰掛けて歌っていた。検査のための入院で、勿論元気だったし、父の待つ家に帰るつもりでいたから、声は明るく午後の病室に響いていた。てんてん、てんまり、てんてまり・・・
2006年11月20日
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