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音楽家カップルおもしろ雑学事典ひと組5分で読める著 者 : 萩谷由喜子出版社 : ヤマハミュージックメディア発行年月: 2007年06月
2010年10月04日
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強烈な風雨の吹き荒れた翌朝、まるで台風一過のような清々しさの中、109シネマズ木場に「武士の一分」を観に妻と行く。もはや多言を要すまい。でも、・・・ミスキャストかと思えたキムタクが、冒頭の場面こそ現代劇の始まりか!?と不安視させたがすぐに引き込まれ、それは杞憂に終わった。三村新之丞になりきった演技、表情がとても素晴らしい!流石は剣道を得意としているだけある。佇まいが、シャンとしていてとてもいい!檀れい、可憐で魅力的な加世を演じきっていた!凄みを感じさせるほどで、驚いた。忽ち虜になってしまった!!笹野高史、いつもながら上手い!味があるな~。この三人が織りなす時代劇。三部作の最後を飾るもの。「たそがれ清兵衛」「隠し剣鬼の爪」では、父の故郷、庄内の言葉、庄内平野や鳥海山が背景にあり、懐かしさ溢れる中で観ていたが、今回も庄内弁はそれぞれ上手くこなしていた!前2作の京都のセットに比べて、東京での今回は、シンプルで映画にのめり込め、とても良かった!テーマが絞り込まれており、三部作の最後を飾るものとして相応しく、記念碑的映画となったと思う。脇を取る桃井かおり、緒形拳、小林稔侍、いつもながらそれぞれが存在感溢れる迫真の演技で、素晴らしい!松の取れる今日、笑いあり、涙ありのとても清々しく感動的な一時を味あわせてもらえたことに感謝したい。
2007年01月07日
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龍村仁監督による『地球交響曲(ガイアシンフォニー)第3番』を観た。 98/02/05 これは、私たちのこころの奥に眠っている五千年以上前の記憶を呼び覚まし、 “地球の心”“いのちの不思議”に遠く思いを馳せる「魂のロードムービー」、 一大ドキュメンタリー映画である。 一連のシリーズの第3作目に当たる今回は、前2作とは少々趣の異なるもの になっている。 というのも、1996年8月8日カムチャッカで熊に襲われ44歳という若 さで亡くなった写真家“星野道夫”と行くはずだった南東アラスカから北極圏 への壮大な大自然の中での旅を縦糸にして、彼が魂を分かち合った人々に出会 って行く。 その旅と出会いの中で、人間にとっての生と死の意味、文化・文明の意味を 問い続ける。龍村監督が『ガイアシンフォニー』の構想時から登場=共同作業 をすると決めていた星野であり、取材日程も二人で詰めていたその矢先の突然 の訃報。 作品として完成するのを一時は断念するところまで行ったというが、思いも かけぬ形で星野が生き生きと甦ることになった。他に、宇宙物理学者フリーマ ン・ダイソンとハワイ先住民族で外洋カヌー航海者のナイノア・トンプソンが 登場。感動のうちに2時間半余りがあっという間に過ぎていく。 観終えた後で「生きててよかった。さあ、もっともっと生きるぞ」と素直に 思える映画がある。これはそんな自分の生き方を見つめ刺激してくれる映画だ。 龍村監督の『ガイアシンフォニー』は、残念ながらメジャーの封切館ではお 目にかかれない映画である。だが、日本の至る所で、龍村監督の扱う登場人物、 そのやさしい眼差や生き方に強く惹かれ、特に主婦が中心になって方々で自主 上映が今も続けられている。 私も今回は、地元の主婦のグループ“女美遊守(メビユス)21”の主催、 江東区及び江東区教育委員会他の後援により「江東文化センター」で観ること が出来た。 こうした主婦たちの熱意が“龍村仁監督”や宇宙物理学者の“佐治晴夫さん”、 そして宗教哲学者の“鎌田東二さん”を動かし、映画鑑賞後に『3人の鼎談~ 生まれかわってゆくいのちたち』が実現!した。 その詳細は、機会があれば別に触れることにしたい。そして、普通の主婦た ちの力でこうした鼎談が実現した、そのこと自体にも驚くが、更にチケットぴ あ等でも前売りの切符が早めに売り切れ、当日の会場600席がまたたく間に 超満員となり熱気に溢れ、終了後も多くの人々がいつまでも感動に満ちた表情 で、映画に鼎談にその余韻を楽しんでいる姿が大変印象的であったことを特記 したい。(欲を言えば、生きている星野道夫の声をもっともっと聞きたかった...) 宗教的なまでに昇華された前2作(第1番、2番)もどこかでポスターを見 かけたら、是非ご覧になることをお勧めする。今ではすっかり世界的にも有名 になったエンヤ、そして佐藤初女さん、ダライ・ラマ、ジャック・マイヨール 等が登場。地球的スケールで人の優しさを扱っており、どちらも見逃せない作 品になっている。 最後に、『第3番』は、1/31~2/13渋谷のシネマライズにてで再上映中であ る。(TEL 03-3464-****)是非この機会に逃さず観て欲しい。 (1998/02/05 HPより) TELは、伏字****にしました。
2006年11月04日
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