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2006.02.11
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過保護のススメ


子どもは主として母親をとおして、心の発達でもっとも大切な、自分が生まれてきた世界への基本的信頼感と、自分の存在に対する自信獲得して成長する。そのためには自分の要求がいつもしっかり受け止められ、十二分に愛され保護される必要がある。

一方、過干渉はどう?
幼児期になると子どもはのびのびと自発的に行動するようになる。あらゆる事に興味を示し、何度も失敗しても叱られても、またすぐ忘れて果散に挑戦する。親は心配で見ていられない、つい手を出す。しかし、この規制や干渉が強すぎると子どもは親の愛情を失う事を恐れて、『偽りの前進』や退行現象に陥ったりする。

どうやら、過保護とか干渉はこれまで漠然と考えてきた事とは違いがある。この、微妙で、そして誤解していた点を教えてくれた。

Q過保護と過干渉の違い。
過保護とは、理想であって本来ないと思う。仮にあるとしたら子どもが望んでいる事をしてあげすぎること。
反対に過干渉は、子どもが望んでいない事をしすぎる事。
どちらもやり過ぎ、望んでいる事をやり過ぎと、嫌がっている事や望まない事をやりすぎるのでは、大きな違いがある。

Q親は子どものために、いいと思って一生懸命やってる事が多い。

基本的に過保護が子どもを悪くする例はない。なぜ?子どもは自分の望んでいる色々な事を思い通りにしてもらうと、ある時期にはもう満ち足りて、どんどん自立していくもの。
例えば、おっぱいをいつまでもほしがる子がいたり、いつもママの膝の上に座っていたりするこがいる。子どもの望む通りにしても、その要求がいつまでも長引くわけではない。ある時期がくれば満足し自立する。

Q過保護にすると依存心が強くなって自立が遅れる?
それ!誤解しやすいとこ!!
要求が伸びるんじゃないか、自立が遅れるんじゃないかと思いがち、かえってジ自立が早い。子どもが望んでいる事をしてあげれば、してあげただけ満足し、もう望まなくなる。
ところが!子どもがもういいと言ってるのに、それでも無理にするのは過干渉。そうなると子どもの要求は長引き、いつまでもたくさん保護を求め自立も遅れる。

Q過保護は良く、過干渉は悪い。
過保護はちっとも悪くない。それに過保護と言うほど親は子どもの要求に対して過剰に答えているでしょうか??そんなにたくさんの要求を聞いてあげている親は少ないと思う。
過保護は自立の芽をしっかり育て土台を作るが、過干渉は自立の芽を摘み取り、自主性、主体性を失う恐れがある

Q過干渉はダメ、干渉は?
親には子どもを躾ける義務がある。干渉のすべてが悪くない。躾と言うのは、ある程度何かを強制し、何かを禁止する。ですから!やりすぎはいけないけど、子どもを育てるうえである程度は必要。


干渉されると言う事は、子どもが自分のやりたくない事ではなく、やらなければならない事を教える。やりたい事を我慢して、やらねばないことを『やりなさい』とか、やりたいことでも『やってはいけません』と言う事が、ほどほどに必要。ところが子どもの自主性、主体性はやりたい事の中で育つ。やらなければならないことばかりやらせすぎると、自分がやりたい事よりも、やらなければいけない事に関心が強くなる。そうして、親の多くは、上手くいった場合、褒め言葉や品物を買い与え、過剰な褒美をあげる。小さいときから、そうした事をされすぎると、誉められる事ばかりして、叱られるような事をしない子になる。

つまりどうすれば誉められるかと言う『偽りの行動』ばかりするようになる。周囲から『ああしなさい、こうしなさい』と言われる事ばかりして、本来の自分の行動がどんどん失われ自分を見失う。
けど、幼児期には、まだ、本来の自分と言うものがハッキリしてない。
だから、自分を見失った状態というのはわからない、思春期になると問題がハッキリする。自己を失った状態の自己不全感、自分がない。今、流行の言葉に言いかえればアイデンティティ(自己同一化)が確立出来ない状態。モラトリアム人間などは、その典型。小さい時に思う存分自分のやりたい事をやらせて、やってはいけない事の最小限度を干渉してあげれば、子どもが思春期になった時非常にうまくいく!!

Q小さい時に良すぎる子はよくない



しつけはトイレトレと同様ゆっくり!

Qいけませんが多く、自分のやりたい事が思う存分出来ない過干渉の結果?
大きくなってから誉められる事をするのはいいけど、子どもの時に誉められる事しかしない子になってはいけない。
親は誉め過ぎもいけない。
幼児期、小学校の低学年では、いい子にしていれば誉められる事が分かってる。
よくわかっているけど、それでもどうしょうもなくて度が過ぎたり、規則を破って自分のやりたいことをしてしまうにが正常な発達。

Q正常だと思っても親は、良い悪いを教えるために叱らなければならない。
もちろん、いけないことは叱る必要がある。しかし、このくらいなら正常な事だと心の中で許して、厳しくは叱らないようにする。本当に悪くて許せない事は、きちんと叱るようにすればいい。
『こんなことをしちゃいけません』と言っても、許す気持ちがある『いけません』と、『二度とこんな事をしたら許しません』という強い言い方とでは子どもの受け止め方が違う。この事が大切。
トイレトレも同じ。きちんと排泄が出来るまで便器に座らせるのはよくない。慣れないうちは便器にオシッコしないで、パンツをはかせるとオシッコしたりする。それがいけないことでなく、いつからこの子が便器でオシッコをする事が出来るかを待ってあげる。失敗して、叱らない事も躾、ちゃんとここにするんですよと教える事も躾。
そういう意味合いを親が心得ている事が大事。


子どもが満たされるのは親の手作りの愛情から
Q過干渉に育ってしまった場合は?
子どもに思っている事を自由にたくさん言わせて、よく聞いてあげる事。そして、『それはいけない。これはダメ。』と批判しない。
聞く事は、子どもの要求を叶えてあげること。叶えてもらえれば、ドンドン話すようになる。もう一つは、良い事をした時の褒美を大きすぎたり、悪いときの罰を強くしないこと。これは、どちらも同じ意味をもつこと。さらに、親の手作りで子どもの要求を叶えてあげる。
それは、子どもの食べたいものを親が作ってあげる。金銭で買い与えるものは、品物を得た喜びはあっても、買ってくれたという親に対する喜びは余りないよう。親にとって働いて得た大切なお金でも、子どもにはまだ理解しにくい。
子どもによく分かって、親の気持ちの込められているものは手作りの食事が一番。
急に話を聞いてあげるといても、過干渉によって、親にのびのびと言いたい事がいえなくなってる子だから、何種間でも何ヶ月でも長い時間をかけて、少しずつ話せるように、ゆっくりと聞いてあげる。

Q親が過干渉に気付いてないことも
早く気付けばいいが、自分で気づくのは、なかなか難しい。
親に自分の望む事を充分にしてもらっている子は、園で先生の手をわずらわせないで仲間と仲良くのびのびと遊べる。園での友達の中に入っていくのが上手か下手かを見るとよくわかる。
親から何日も離れない子、いつも先生の周りにまとわりついて、友達の中に入っていけない子は過干渉の可能性あり。
先生の周りでいい子になってお手伝いしている子はまだいい、先生の嫌がる事をわざとたくさんして関心を引く子は要注意。


親の孤独、孤立が子どもへの過剰な干渉を招く
過干渉の親にならないために、親自身の人間関係をよくする。
地域、親戚、友人、夫婦関係をよくし、お互いに受け入れられる状態でなければいけない。そうした親、先生は、子どもの話を聞くだけではなく、子どもの願いも叶える事が出来る。
孤独になるに従って過干渉になり、虐待するようになる。
コミュニケーションは大事。


信頼感が培われれば子どもは親のいう事を聞く

依存して満たされ、十分に保護され、そして自立する

Qやはリ、充分な依存体験がなによりも大切なのですね。
自立というのは、依存体験を抜きにしてはあり得ません。それが依存から自立への発達プロセスです。そして社会や周囲が期待する行動をとるのです。幼児でいえば、自分で洋服を着るとか、規則を守るといった行動がそうですね。子どもの欲求をたくさんかなえてあげ、子どもが願ったとおりの愛し方をする。これ過保護であり、過保護であってもちっともかまいません。そして満たされている子どもには、ある程度の干渉もできます。親の欲求不満を満たすための過干渉は慎みたいものですね

自立は依存体験なしにはあり得ない


Q口答えする程度ならまだ可愛げがある、反抗してくるとさすがに手を焼き、親の自信喪失にも。。。
子どもは自分を確率してくために、絶えず依存と反抗を繰り返す。子育ての厄介さは、親に依存していきながら、それでいて反抗してくる事。ですから、親は、子供にあまりよりかかられるとひどく重く感じ、反対に反抗されるとイラ立ったり。親業とは大変な仕事。けど、子どもに依存される事は、本当は喜びなんです!!反抗でさえ、喜びにならなくてはいけない。
上の子はこの年令には反抗したのに、下の子はまだ反抗期が来ないようだ。といった時。下のこの方が心配になる。実際反抗期がくると『やってクルクル。手ごわいぞ』


Q親としてショックなのは、『ママなんか大嫌い』『パパの馬鹿』ぐらいは平気だが、『ママなんか死んじまえ!』といわれるとグサッ。
子どもがそういう事を言ってる時期に、いくら注意してもあまり効き目はない。というのは、その時実は子どものプライドはひどく傷ついているから。子どもの心を傷つけるような注意の仕方をすると、子どもはときにそんな言葉を吐く。すると親はついエスカレートし手厳しく叱り、子どもはますます萎縮するといった悪循環を繰り返す事になる。子どもはより劣等感が強くなり、すくなくとも素直な子どもにはならない。


反抗は親への基本的な信頼があるから起こる


幼児期はゆっくり見守りながら事故などに注意を
Q個人的な親への反抗は歓迎すべきもの?
親を信じているから反抗をしているのだと認識していればいい。いわゆる反抗期は3歳前後、就学前後、思春期にある、この時期は同時に子どもが急速に成長する。成長するときは絶えず反抗していると思っても間違いない。子どもの成熟発達は螺旋階段を上がるようにして成長する。
3歳、6~7歳、12~13歳とそんなに間隔をあけずに反抗期がくるのがいい。
そして、子どもが健全に成長するためには、反抗期はあまり抑え込まない方がいい。ただし、3歳児や就学前後の子どもは、未熟な判断で能力以上の事を精一杯やろうとするから、順調に育てようとすると事故と背中あわせの関係になる。こうした点は危険から守るような手だては必要。

父親と母親は役割分担してチームワークで子どもを叱ろう

忙しいときも短時間でいいから子どもの要求に応えよう

子どもをねじ伏せ屈服させる叱り方は最悪

幼児期に精一杯子どもと付き合えば、自立へつながる

やかましく叱る親ほど子どもの面倒をみていない






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最終更新日  2006.02.12 07:56:39
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Re:過保護と自立(02/11)  
めら555  さん
なーるほどね。
反抗は親への信頼があるからこそかー・・。
うち今タイガすごいの・・・。
心にとめときます (2006.02.12 01:57:25)

めらちゃんへ  
まじで?
うちは、ずごくないからね。。。
大人しくないから大丈夫だとは思うけど。
信頼から起こると聞くと、楽になるね。 (2006.02.12 06:50:42)

Re:過保護と自立(02/11)  
ぱんだこぱんだ1234 さん
む、難しいね~(汗)
過保護と過干渉、どちらも親が子供に気をとめるからこそなんだろうけど、、、。
親が要求を聞きすぎて、与えすぎて他のお友達を思いやれない(っていうか気づかないのかな)わがままな子も確かにいるし、あれは過干渉なのかな?

親の勘が大事なのかも、、。

でも、もし、悩んだ時、こんな本があったかな~って思えるっていうのはいいのかも。 (2006.02.12 08:10:14)

ぱんだこぱんだ1234さんへ  
>過保護と過干渉、どちらも親が子供に気をとめるからこそなんだろうけど、、、。

子どもが嫌がってるのに無理矢理ってのは。。。
過干渉だね。
子どもがすすんでやるのは素晴らしくいい事だろうね。自分にプラスになるだろうし。
やはり、興味がある事を見極めさせる事が出来る余裕とお金がほしい。

>親が要求を聞きすぎて、与えすぎて他のお友達を思いやれない(っていうか気づかないのかな)わがままな子も確かにいるし、あれは過干渉なのかな?

子どもの要求を全てかなえる親はなかなかいないよ。過保護がいないに近いんだよ。
過干渉になるんだよね。
逆で過保護にした方が満足してるから、素直な気がする。
療育の相談にくる親の話を聞いてると過干渉ばかりのようだし。過保護はまず、そんな事、悩みがない気もする。読んでるとね。
過干渉になってる親は気付けば方向が見つかるだろうけど、気付かずやってるから相談しにくる親が増えるんだろうね。

私も、やり過ぎだから過保護と思っていたけど。
過干渉なんだよね。
本人たちは、やりたい事を私がしてる。
芽をつぶしてる。。。アセアセ
気が楽になった事も書いてあって、気持ちに余裕が出た気がする。

(2006.02.12 12:27:30)

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