ドラマよりドラマティックな人生を。

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アディエマス大阪公演 レポート


アディエマスシンガーズのみの単独公演です。
結果から言うと近年まれに見る超アタリのコンサートでした。

以下、ホテルの部屋で忘れないうちに書いておいたライブ雑感なのですが
なかなか文章が固い・・・お許しください


まず、ステージを見た瞬間にお客が集まらないことなどどうでも良いと思った。
それほどステージと客席が近く、アディエマスシンガーズと聞き手との距離が近かったのだ。
しかも今日は記録用の集音マイクのみで、Pf.含めノーマイク。

ステージ後方正面にパイプオルガンが堂々と構え、フィンランドの空気が溶け込むにはぴったりの、素晴らしい音楽ホール。
ここにこれからアディエマスシンガーズの生声が響くのだ。

開演が近づくにつれ久しぶりに客席で緊張した。
コンサートの出来などの心配は既に吹っ飛んでいたが、期待で胸がふくらみすぎて緊張しているのだ。

そしてついにシンガーズ登場。
なじみのある赤主体のドレス。ソプラノのニナは近くで見ると本当に赤毛がキュート。
アンナ・マリーはアコーディオンを持っている。
(あ、人物、間違ってないですか?一応東京のプログラムを見ながら確認しましたが)

立ち位置がオーチャードホールとは違い、アルトを両側で固めてソプラノがやや中央寄りに。

1.Kayama 大地

オープニングのこの曲は冒頭部がアカペラなのでPfで音を取った後アルトのサデが和音をハミングで確認した後いきなり入りました。
この時点でこのコンサートの成功を確信。確信した後涙が流れました。

2.In Caelum Fero 天空へ

Pf.の軽やかなイントロで始まり、相変わらずお互いの顔を見ながら楽しそうに歌う。一回目の転調で身体をゆすって声を揺らすのが特徴的。(エ~マヤァ~・・)

3.Amata Adea 鎮魂歌

2曲目までメジャーな曲だったのが一転してしっとり。こんなコンサートの流れもシンガーズの表情ひとつで出来上がる。

4.Kuka nukkuu tuutussasi/Who Is Asleep In Your Cradle

姉御肌のアンナ・マリーオリジナル曲。なぜ姉御肌かって?
今回のコンサートの流れを仕切り、最高の盛り上げ役なのが見ていて分かったからです!

5.Children Of Dannu 神の子どもたち

再びしっとりとした曲へ。ただし明るめのしっとり曲。
最初のストリングスの間奏部分をピアノでカヴァー。これはこれで素敵。

6.Tintinnabulum 希望の鐘

冒頭部(エ~ッ エマカマイヤッ・・)どうやって音取ってたのか忘れました。
途中ユニゾン部、ひとりの声のようにピッチがばっちり。(ア~~マリヤァ~)
最初の転調からすごい5拍子(?)みたいなのが入るけど、皆ぴったり合うのがすごい。
合いの手の2~3人でお互いを見合うのも面白い。

7.Hermit Of Sea Rock ハーミット・オブ・シーロック

アルトの(おそらく)メルツィのソロ。
アンナ・マリーのアコーディオンがそれに重なるように叙情的に響く。
メルツィはソロを歌うとき、向かって左端のサデと立ち位置を交代する。

8.Hymn 静寂

途中Pf.の静かなきざみが特徴的。(イェッ イェッ・・の部分)
曲の最後の最後のヴォーカル部もPf.でカヴァー。これも素敵。

9.Beyoud The Century 世紀を超えて

これ、近くで聴いてみて分かったことなんですけど、すごい巻き舌を多用してるんです。CDじゃ全然分からなかった。メンバーが日本語で曲紹介していたのも微笑ましい!

10.Laulu pernoiden kiehuessa/Singing While Cooking

アンナ・マリーオリジナル曲。フィンランド語「Laulu」は日本語で「うた」という意味って説明してくれた。

11.The Snow Of Yesterday 雪は昨日ぞ

唯一「レクイエム」からの曲。Pf.と良く合う。静かに転調していくところがプログラム終盤へと向かっていくことを匂わせる。

12. Adiemus 聖なる海の歌声

これ、オーチャードでは太田さんの譜面台とかぶってソロが見えなかったんです。おそらくピリヨかな。もうここまできたらミリアムと比べるとか、全然考えなかった。素晴らしい。間奏はアコーディオンでいい感じ。

13.Cantus-Song Of The Plains 大平原の歌

Pf.のペッシー・レバントがクラップで参加!私もついに練習の成果を発揮!!

Part2へつづく

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