ドラマよりドラマティックな人生を。

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アディエマス大阪公演 Part2



Encore

14.さくら さくら

またも聴かせてくれました。
大阪城の桜はまだまだ早かったけれど、季節感ばっちり。
この時は立ち位置そのまま。

15.フィンランド民謡 My Darling is so beautiful

前回の来日時にeプラスにて試聴を流してた曲。
ステージ前方いっぱいいっぱいまで近寄っての演奏!もはや身体は楽器の一部。
思いっきりStomp!!

16.Hymn 静寂

やはり最後はこれで締めましたね。
しっとりと締めくくり。もしかしたらアカペラで出来そうな『Za Ma Ba』をやってくれるかな?と期待しましたが。。




今回のプログラムはほとんど馴染みの曲だったのが良かった。
そして、何と言ってもひとりひとりの声、誰がどのパートを歌っているのかが手に取るように聴こえる!

普段別々に活動しているとは思えないほどのチームワーク。
タイミングもばっちり。何よりそのチームワークの表れがユニゾン部分。
まるでひとりの声のように一本の張った糸のようにぴーんと重なり合っていた。

私はソプラノなので特にニナ中心に口の開け方やブレスの時のお腹の動きなどをまじまじと見ていた。
高低差の激しい高音に飛ぶ時は舌を出して喉の奥を開けて(きっと丹田がぐっと下がって)いるんだろうな、とか想像してました。

アディエマス独特の高音はニナの声が主体だったんだ、とか巻き舌を多用していた部分とか、
近くで聴いて初めて分かったことがまず収穫。

そして何よりも聴き手も歌い手も共にひとつになって楽しんでたこと。

それがやっぱり嬉しかったし、遠くまで聴きにきて良かった、とすごく感じた。
1曲目からハートにがんがん響いてたし、客席と近かったから響きもダイレクトに感じた。

単独公演が東京で行われた場合、集客できたかどうかは分からない。
このコンサートが主催者側にとって成功と判断するか否かも分からない。

けれど聴き手にとってこんなに贅沢な、心に響くコンサートは私はここ数年なかった。
それを味わえただけでも満足である。

最後にシンガーズの言葉をちょっと拝借。

アディエマス語、それは世界共通のことば。
誰のものでもない普遍性を持つ。

音楽は自由なのだ。

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