「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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ハイ、今日も元気です!
フルマラソン完走記
ちゃんと教科書通り、直前の疲労抜きっていうのもできたし、
当日の課題であるペースコントロールについても、いろいろ研究して
準備万端。。。。。実は結構自信持って参加した第20回加古川マラソンだったのですが。。。
「予定通りじゃ面白くないでしょ!」とマラソンの神様からもらったものは
早くも25km地点からの失速というサプライズクリスマスプレゼントでした。
私なりには結構走りこんだと思ってたから設定スピードさえ守れれば
30kmまでで、足が動かなくなる事はないだろうと思ってたんですがね。。。
「甘かった」 (+_+)
お蔭様で、ラスト15kmは。。。マラソンの苦しさを
思う存分堪能させて頂きました。
予想通り、スタート直後は感動がこみ上げてきて3回くらい
泣きましたが。。。。 ゴールでは「やった~」っていう気持ちより
「ハハハハハ」っていう気持ちでした。 これってどんな気持ちなのか
自分でもまだよくわからないんですけど。
我々のような遅いランナーにはラストの1kmを地元の小学生が
伴走してくれるという企画がありました。ちょうど私のところでは
小学生の伴走者がいなかったのですが。。。代わりにといってはなんですが、
ラスト1.5km地点で応援してくれていた家内が、コース脇を伴走、、、
というか歩いてくれました。ハイ、そのあたりでは歩くのとほとんど
変わらないスピードだったってことですね。(^^ゞ
でも、最初から最後まで、気持ちのなかではずっと走り続けて
いましたよ。(一歩も歩いていません。)
「とっても楽しい42kmでした」は高橋尚子さんの名セリフですが、
ちょっとお借りしまして。。。
今回の初マラソン挑戦、準備期間を含めて
「とっても楽しい2ヶ月半でした。」
応援してくださった皆さん、本当に、本当にありがとうございました。
以下、、、 余韻を楽しむ完走記。ご笑読頂ければ幸いです。
私の初マラソン完走記 20081223@加古川
前夜
この一週間色々不安に感じる事も多かったがここにくれば覚悟はきまる。
いつものスーパー銭湯に行って、右足の足首と膝に祈るように
頑張ってくれよと話しかける。
☆ お願いよ 痛くなるなよ 膝と足
当日朝
K君の車でいざ出陣! 会場についてじっくり時間があるかと
思いきや、なんだかんだですぐに時間は過ぎていく。でも焦りはない。
最後尾からのスタート。。。を考えていたが、それにこだわる事もないと
そこそこの後ろのほうでスタート
☆ 刻々と 迫り来たれり その時が
スタート
まずは感謝! コースに向かって一礼!
還暦プロゴルファー 古市さんの真似です。
それから、 ウォークマンをスイッチオン。。。予定通りの170bpmにあわせて
走り始める。
明らかに周りのペースは速いので、こちらが立ち止まっているかのよう、
どんどん抜かれていく。 あ、こりゃ大丈夫。これだけスピード差が
あれば連られることはないわ。 第一関門突破。 と思った途端、
ぐっとこみ上げてきて眼に涙。。。。。。ここで泣くか??
☆ほら見てよ やっぱりできる マイペース
2kmも行った頃にはロングテールの尻尾のほうにいました。
5km地点で手元の時計で35分。つまり7分ペース。6分30秒の設定より
遅いけど、まあ、いいや10kmまでこれで行こう。
同じようなペースで走っている70歳代くらいのいかにもベテラン風ランナー
この人についていこうっと。
国包折り返し(10km)
折り返しがあるということは先に走っている仲間とのすれ違いが
あるということ。おいおいK君にUさん、ずいぶん前のほうにいるぞ。ベテランの
Uさんはいいけど、K君は明らかにオーバーペースだろ。
今、どんなに離れてても「こりゃあとで追いつける」と確信をもちました。
「おいおい、もうちょっと頭使えよ~」・・・・とこの時は思いました。
そのすぐ後ろにはK君の上司のイラン人のSさん。
「サラマレコン!」 と大声でご挨拶。 あ~楽し。
☆ この位置で 走る喜び かみしめて
13km地点から川の対岸に渡る。ここで2度目のトイレタイム。
おいおい二回もトイレ行くか? トイレ行っている間に
5時間のペースランナーの一群に抜かれる。
15km
15kmのラップが1時間44分強だったので、7分ペースを
守れている。マラソンハイになってペースが上がってしまいがちと
言われるこの地点をクリア。 ただ。。。4時間39分はもう無理だな。
5時間をちょっと切れればいいか。と目標修正。
「勝ったな!」ここまでペースを守れた事で初マラソンの
成功を確信。。。。この驕りが。。。。
☆勝ったなと 思う驕りが 事故の元
~20km
ジョグノートでお友達登録をしてくれているHさんが沿道で
応援してくれている。なにしろ河原で応援の人が少ないから
こちらは100mくらい手前から彼とわかる。
「お~いここだよ~」と手を振りながら。。。写真を
撮ってもらう。 それにしても有り難い物だ。 Hさんは
サブスリーを目指されるベテランランナーだが、アキレス腱を痛めていて
今回は応援に。 いつもはネット上でのお付き合いで実際に
お会いするのは初めてなのだが、 そうやって応援してもらえることが
いかにありがたいことが、感動。
この頃、すでに2度目の高砂折り返し(23.7km)を折り返して
来ているランナーたちのすれ違っているので、またまたK君たちの
姿を探しながら走っている。
考えてみれば。。。。このあたりで
「人探しモード」に入って自分を見失っていたのかも知れない。
その証拠に15km以降時計を見ていない。(^^ゞ
K君とすれ違ったのは21kmくらいのところだったろうか?
え~ 5kmくらい先を行ってることになる。
こりゃずいぶん離されたなあ。でもここで「追いつかなきゃ」
という気持ちがなくなってそれでいいか。。。と。
そして23k手前で家内の姿。 うれしいもんですね。
高砂折り返し(23.7km)
☆あれれれれ? 足に来てるぞ おかしいぞ
「練習不足だと 20kmを過ぎると足が動かなくなる」といろんな本に
書いてあった。そうならないためには。。。という練習を教科書通り
してきたので、まさかここで足に来るとは。 (30km超での失速は想定してたのだが、早過ぎる)
再び25km地点で家内の姿
「あかん、ちょっと足に来たわ」
30km
明らかに足が重い。
周りでは歩く人が増えてくる。でも遅いといえどもこちらは
走っているので少しづつ抜いていく。 そうそう、これが快感!の
筈なのに。。。。人のこと言ってられない状態。
歩いている人、コース脇で倒れこんでストレッチをしているひとを
見ながら 「わ~~辛そうだな」「これから大変だろうな」「がんばれ~」
なんて他人事のように感じていた自分の感覚が不思議。
だって自分自身それに近い状態だったんだから。。。。
またまたトイレに駆け込む。
トイレに行きたかったというより、気分転換をしたかっただけなのだけど。
それにしても加古川マラソンは2.5kmごとに給水所がある。5km毎が
普通だというから親切な大会だ。水に、スポーツドリンク、
塩、飴、バナナ。。。それが欲しいというより気分転換がしたい。
立ち止まり励まされ力をもらう。
☆じわじわと 迫る苦痛も また楽し
35km
ついに5時間ペースランナー組に追いつかれ追い抜かれる。明らかにこちらの
ペースが落ちた証拠だ。ただ、スタート時の時差があるのでそこそこついて行けば
5時間は切れるはず。
周りは歩いている人がほとんど。。。でも、私は走り続けている。
「歩きたい」とは時々思うが、「やめたい」とは思わない。
だってここまで来てリタイアする理由なんてないもん。
みんなも同じ気持ちなんだろう。苦しそうだけど、前に進む。
☆ 苦しさも これがマラソン 楽しもう
とは。。。思えなかったですが。。。(^^ゞ
ラスト5km
☆ 予定では ラストスパート どこ行った?
苦しいときは青空見上げて青空走法、般若心経走法
感謝感謝のあり、がとう走法。。。。。いろいろ試すけど、
「しんどいもんはしんどい!」 (^^ゞ
ラスト3km
苦しみを紛らそうと隣の人に話しかける!
私 「なかなか大変ですねえ」
その人 「おお何回目?」
私 「今日は初マラソンなんです」
その人 「なんで??」
この場合 「なんで?」 というのはどういう意味だったのか?
どうしてマラソンなんで走るんだよ?馬鹿な事やってんじゃないよ
とでも言いたかったんでしょうかねえ。お互い走りながら。。。。
さすがに、私もそれ以上突っ込む気力はなかったのでスルーしました。
☆苦しさも みんなで走れば 怖くない
このくらいのレベルだったら、どんどん周りと話するのも
いいんじゃないのかな。 気が紛れるし、一緒に頑張ろうっと
いう気になれる。
でも何で走るの? なんて哲学的な質問をするのはやめよう。
ラスト1.5km 三度目の 家内の姿が
私 「お~い、横で、一緒に走ってくれ~~!」
とコースの脇を伴走してもらう。
自分の奥さんに伴走してもらえるなんて・・・・
今回のフルマラソン参加者3000人で他にいます?
なんと幸せな奴なんでしょう。
(感謝している余裕はありませんでしたが。)
伴走と言っても横で家内は歩いてるんですけどね、
いかにスピードが落ちていたかってことですね。
それでも、私は走ってる。
☆歩いても 伴走だとは これいかに?
そしてゴール
☆大ラスは カメラ目線で ゴールする
ラストの195mは。。。いかに元気よく、明るくゴールするかって
ことを考えてました。 コースの両脇にはたくさんの人達が
「お疲れ様~」って声掛けてくれるし、業者さんのカメラがあるし、
他のランナーとかぶらないように注意しながら、カメラ目線でゴール。
5時間9分11秒。 無事完走だ。
「やった~!」という感じでもなく、
「やっと(おわった)!」って感じでもない
こみ上げてくる嬉しさもなければ、くやしさもない。
ハハハハハ。。。。不思議な感覚
「清清しい気分」これが一番近い言葉かな?
この瞬間、私はマラソンフィニッシャーになった。
今まで別の世界の人間だと思っていたその世界に仲間入り
することができた。異次元へのワープというか、あるいは
パラダイムシフトというのか。
「追いつくぞ」と思っていたK君は結局私より30分も前に
無事ゴール(おめでとう)していた。でも、20数キロ地点で私より
5km先にいたということはつまり30分以上前にいたということ
だから。 その後は私と同じようにつぶれてたって事やね。
つまり、私が予定通りなら、予定通り40km地点で
追いついた筈だったという取らぬ狸。(^^ゞ
ゴール後さすがに足が痛い。あれほど心配していた膝や足首は
なんともない。一体なんだったんだろう? あるのはいわゆる
筋肉痛。 スーパー銭湯で汗を流し、さっぱりすっきりお疲れさん。
「楽しい」と心から思える一日でした。
一夜明けて
筋肉痛が残っているが、大したことはない。
今すぐ10kmくらい走りたい気もなきにしもあらず。
結局、予定通りに行かなかったのは何が悪かったのか?
どうせつぶれて最後は根性でゴールするのなら
はじめからある程度飛ばしたほうがいいじゃないか
という声も聞こえてきそうだが、
そうではないと思う。私はマラソンの基本に忠実に従ったまで。
あえて、言うならば 4時間30分台がだせるかもしれないと
思ったところに落とし穴があったのかもしれない。
そもそも、5時間程度が今の実力だったのだろう。だから、
素直にサブ5(5時間切り)を目指して5時間のペースランナーと
一緒に走っていたら問題なかったのかも。
20数キロ地点の驕りから生まれたスキでオーバーペースが
あったのかどうか。。?
真実はわからないが、この疑問がまた
再度、フルマラソンに挑戦してみようと思う原動力になるのではないか。
今回、なしえなかったイーブンペースで走るという目標を
達成するために。。。。 いつかまた。
ありがとう。加古川マラソン。
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