母乳育児の話 ６
今日は、母乳育児の話に戻ります。
ちょっと母乳育児とは違うかな（^^;）
小さな赤ちゃんを抱いて街を歩いていると、いろんな視線を感じます。
そのほとんどは微笑みかけるような温かい視線ですよね。
そして、時折話しかけられてちょっとした会話になることもあります。
そんなときに出てくる質問の一つがこれ。
「母乳？ミルク？」
特に年配の女性が尋ねてくることが多いかもしれません。
この質問には、そこはかとないミルクに否定的な考えが込められているように感じます。
「もちろん母乳よね？」という雰囲気……。
この質問は、母乳で育てたかったけれど、事情があってミルクにした、またはどんなにがんばっても母乳がでないので仕方なくミルクにした、というママにとっては酷な質問だと思います。
母乳で育てた私にとっても、訊かれて気持のいいものではありませんでしたから。
どうしてそんなことを訊くの？
それを知ってどうするの？
母乳じゃなかったらどうだっていうの？
って思います。
母乳育児を軌道に乗せるまでは、つらいことも多いです。
ミルクに頼ってしまおうか……そんな風に悩むこともあるでしょう。
母乳育児をしたくても、ほとんどミルクに近い状態、という人もいると思います。
もしもそんな時期に、誰かに「母乳？」って訊かれたら……。
訊いた人は想像もできないでしょうけど、本人はきっと落ち込みます。
母乳かミルクかというのは、母乳育児をしたいママにとってはデリケートな問題です。
だから、「母乳？ミルク？」って訊かないであげて欲しいですね。
もちろん、同じママ同士で親しい仲なら、いろいろと情報交換なども出来ると思うので良いと思いますけどね。
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