SLOWでいこ!!

SLOWでいこ!!

イライラプンプンが治る本(1)



「お母さんのイライラ・プンプンが治る本」 斉藤茂太さん 著 

私が読んだ本から、抜粋してみます。。

*********************

「子供は作ったのですか?授かったのですか?」

核家族の傾向がつよくなったからでしょうか、欧米の思想が若者にとけこんだからでしょうか、それとも避妊が一般的になったからでしょうか、
今の親達は「子供を授かる」という考え方を失ってしまったようです。

(中略)
しかし、人間が「子供をつくる」という意識を持つことに、少なからず不安と疑問を持ってしまうのも、また事実です。
「つくる」という発送からは、出来たものに対して所有物としての意識が生まれます。子供という一個の人格を持つ人間を、親は所有物のように扱いかねません。自分の思い通りの子供に仕立て上げようと思ってしまいます。

自分では子供を所有物とは思っていないつもりでも、端から見ているとまるで人形を操るように、育てているように映る場合があります。
周りを見渡せば、思い当たる人が必ずいるはずです。
繰り返し言っているように、過保護や過干渉は子供に悪影響を及ぼします。
子供を所有物のように思う親、ペット感覚でかわいがる親は、私が否定してきた親の姿です。

子供が出来た直接的な原因は両親であることには間違いありませんが、
だからといって、所有物意識を持つのは全くナンセンスです。
その思い上がりが子供がちょっとでも、言うことを聞かないと、イライラ・プンプンしてしまう原因の一つになるのです。

たとえ、計画出産をした場合でも「子供をつくった」という意識を持たず、あくまでも「授かった」という気持ちでいた方が、穏やかな気持ちで子育ても出来ると思うのです。いかがなものでしょうか?

*****************************

「自分に負荷をかけすぎてませんか?」


「子は親の鏡」であるからして、「子供の教育には、まず自分がキチンとすること」と考えるのは、とてもすばらしいことです。
口でやかましく言うよりも、態度で示す方の有効性が高いからです。
 しかし、それはあくまでも「心がける」と言うことです。精神的肉体的な面で無理のない程度に行うべきであって、自分を無理やり矯正しなさいというのではありません。
子供の前でわざわざなれない読書をしてみたり、辛くてしょうがないジョギングをしてみせたりするのは、どうでしょうか。
(中略)

せっかく「子の鏡になる」という好ましい考え方をしていながら、心の余裕を持てない状態になったのでは、意味がなくなってしまいます。
精神的にも辛く、肩がこったり胃が痛くなるほど、自分を追い詰めることにもなります。
子供に自分を見せるという目的の一つは、「お母さんを見ていると人生は楽しいものだ」という印象を持ってもらうことなのです。
自分を責めたり追い込んだりして、ギスギスしないように心がけることが肝心ではないでしょうか。

心にアソビを持つこと。これが、イライラしない秘訣の一つなのです。

*****************************

ははは・・・これ、当たってますね。
私も、勉強しているんですけど、大事なのはここなんですよね!
自分を追い詰める性格なんですよね。。。私って。

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: