お気に召すまま!!

お気に召すまま!!

no see / 2


私ってば。
恋ィ・・・?なによそれ
あれ以来そういうことが、頭から離れない。
こんなこと今まで無かったのに

「おい、潤!もうホームルーム終わったぞ。」

涼太が怒鳴り気味に言ってくる。

 潮沢涼太
仲良い男友達のひとり
私と同じ弓道部員

「先行っちゃうぞ」
「あ、待って待って!行くから!!」

女子の弓道部員は私と先輩が2人いて、合わせて3人。
男子は全員で9人くらい。

「もう少しで文化祭だな 潤のクラスは何やんの?」
「たぶん劇。そっちは?」
「喫茶。 あ、でも俺、バンドで自由参加するから。」
「へえ、そんなのできるんだ~。知らなかった。」
「まぁな!」
「ボーカルは?」
「俺」
「え~?」
「なにぃっ?俺、めっちゃうまいんだぞっ!聞きゃーわかるって。
 ファンクラブが出来ちゃったら、おれどーしよ~!!」
「バーカ」

バンドかあ、いいな~。
私もギターかベースやってみたいな・・・

「ねぇ、ギターの人いる?」
「いるよ。岬深が」
「サキミくん?」
「そう、増谷 岬深くん♪あいつはうまいぜぇ~!おれが惚れこんで、入れたんだから。」
「ふうん、うちのクラスの。ギター弾けるなんて、うらやましいなあ・・・」

「なぁ、今度の日曜、空いてる?」
「え?なんで?」
「そんなにうらやましいんなら、練習してるとこ、見せてやってもいいかな~なんて。」
「本当に!? 行きたい行きたい」

「その代わり・・・誰か紹介してよ」
「は?」
「いいじゃんよ!中学んときの同級生でいいからさぁ~」
「・・・・」

●-----------------------------------●

「というわけで、友達を紹介しなくちゃいけませ~ん(--;」

ギターの話が、女のためとは・・・
可愛そうな奴・・・ってあたしもいないじゃん!

「おれもバンドやってるよ!5人で。ドラム担当!」
「俺、いまベース探してんの!だれかいない??」
「私は、2人でバラード中心でやってるよ」
「バンド・・・つくりたいなぁ・・・」

「KYO::俺も4人でバンドやってるよ!」

わっ、バンドの話は、結構食いつき良い??

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: