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胃内には塩酸が分泌されてどんなものでも消化してしまうので、ばい菌などは一匹も住むことができないと信じられていた。一方胃・十二指腸潰瘍は、ストレスなどによって胃粘膜が傷害されて、塩酸で自らの胃粘膜が消化される現象で、消化性潰瘍などと言われていた。ところが1982年にオーストラリアの学者によって胃内に住むピロル菌が発見され、それが、胃十二指腸潰瘍発生と関係あることが分ってきた。ばい菌によって胃潰瘍が起こるなんて考えてもみなかったので、驚天動地の発見であった。長い間胃潰瘍や十二指腸潰瘍に苦しめられてきた人達が、2種類の抗生物質と胃の酸度を下げる薬を7日間服用する除菌療法によって、嘘のように、どんどん治っていった。10年、20年と苦しめられてきた人達にとっては憑き物が落ちたみたいで、その後の人生も変っていった。革命的な出来事であった。しかし90%位は除菌できるが、10%位は除菌できない人達がいることが分り、現在薬の組み合わせを変えたりして色々試みられている。又抗生物質が含まれているので、ペニシリンなどにアレルギーがある方は使えないので、そのような方は従来の潰瘍治療薬で、我慢してもらわなければならない。日本人の約半数はピロル菌陽性と言われる。しかし潰瘍がある人は2~3%である。従ってピロル菌陽性の人は必ず潰瘍になるとは限らない。最近潰瘍もないのにピロル菌を検査してくれという人が少なくない。もし陽性でも潰瘍がない人には私は原則として除菌療法はしていない。新聞テレビなどで、ピロル菌は癌の原因にもなると報道されたことがあり、検査希望者が増えたものと思われるが、その明確な証拠はない。現段階では、潰瘍のある人がピロル菌検査を受け、もし陽性だったら(陽性になる確率は80~90%)除菌してもらうと考えて頂きたいと思う。
2006.08.30
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人間ドックや病院、レストラン、役所などで、職員の対応が悪いとして怒る人がいる。ずさんで真心の無い対応をした場合は当然怒られてしかるべきで、今後の改善につながるので、苦いが薬になる。昨日の受診者の場合は、前回胃カメラの時ピロル菌検査も同時にしてもらいたかったのにしてくれなかったと怒り、代わりに尿でも検査できるのでそれをしてやったが、怒りおさまらず文句を言っていたとのこと。そして今回は胃カメラ時必ずピロル菌検査もしてやって下さいとナースから申し送りを受けた。検査終了後の説明時よほど気難しくて怒りんぼの受診者かと思ったら、そうでもなく、ピロル菌を除菌してもらって以来それまでずっと苦しんでいた胃の痛みから完全に解放されて本当にうれしい。それだけに今はピロル菌が完全にいないことを確認してもらいたかったのです。と言っていた。ナースの話だと、とんでもない危険人物のようだったが実際は違った。最もナースや事務員にはこれでもかと怒鳴りちらすが、医師の前にでるとおとなしくなる人もいるので、ナースに怒鳴っていた時の状況を見ていないので公平な判断は出来ないが、少なくとも怒るにはそれなりの理由があることを理解してやるべきだと思う。怒るお客は厄介なお客とみなされ易く、こちらは怒られて嫌な思いをするが、それも一時である。冷静に誠意をもって対応すれば誤解も解けて和解できるのではないかと考えている。
2006.08.29
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土、日といとこ会で清里に行ってきた。ホテルで晴れていれば木星や月などを天体望遠鏡で見せて頂ける予定だったが、曇り空だったので、スライドで星座の説明を受けた。西南の空に輝いている星は金星かと思っていたら、金星がそこにくる季節もあるが、今の季節は木星とのことだった。その後入浴して寝たが各部屋とも様々なドラマがあったようだ。同級会などでも自分はいびきをかくので参加しないと言う人が少なからずいる。いびきは厄介なものである。いびきをかく本人には責任はない。大いびきをかいて他人の睡眠を妨げてやれなどと思っている人はいない。悪気は全くないのだが迷惑をこうむる方はなんと人迷惑なずうずうしい困った人だと思ったりする。私もいびきをかくので人様のことは言えないが、昨夜もお隣の人が最初から最後までかなり激しいいびきをかいていた。気にしないで眠ろう眠ろうと思っても眠れるものではない。眠れれば眠れたで、「おまえのいびきがうるさくて、眠れなかったぞ」と言われかねない。一晩位全然眠れなくても死ぬようなことはない。「一層このまま一晩中眠れないでいた方がいいのかもしれない」などと思ったりしていたら、2時半頃から少し眠れた。いびきは人迷惑なものである。旅行の幹事さんは、ほんの少し料金が高くなるかも知れないが、ビジネスホテルのような個室で各人が眠れるようにして貰いたいと思った。「旅行に来た時ぐらいいびきがあっても雑魚寝がいい。それで親睦が深まるのだ」という人がいる。それは他人のいびきをまともに受けたことがない人かもしれない。いびきのおかげで眠れなければ、親睦どころか憎しみを持つかもしれない。自分だけいびきを治療して治してもこのような時には人のいびきでノイローゼになるのだから何の役にもたたない。同級会やいとこ会、職員旅行、その他の旅行の幹事さん、いびきへのご配慮よろしくお願いします。
2006.08.27
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食べすぎや運動不足になるとカロリー過剰になって、体内に脂肪が蓄積されますが、その蓄積形態によって内臓脂肪型と皮下脂肪型に分かれます。内臓脂肪型とは、胃や小腸や大腸の周り、つまり栄養分を吸収したその直ぐ近くに脂肪を蓄積したものです。皮下脂肪型は血液が体内を満遍なく回るうちに全身の皮下に脂肪を蓄積したもので、女性でふっくら太っている方の多くは皮下脂肪型です。男性で外見はあまり太っていないけれど臍周りが85センチ以上ある方(女性では皮下脂肪が多いことを加味して90センチ以上)は内臓脂肪型肥満の可能性があります。肥満は高血圧、糖尿病、心臓病、脳卒中などの生活習慣病の原因になるとよく言われますが、ここで言われる肥満は内臓脂肪型肥満のことです。従って外見上太っていたり、体重が多くても内臓脂肪が少ない人は本当の肥満ではないといえます。この二つの肥満タイプはCTやMRI検査で容易に測定表示できるようになりました。CTやMRIが無い所では腹囲が男性85センチ、女性90センチを大体の目安にしてもよいと思います。皮下脂肪は女性ホルモンなどの働きでゆっくり蓄積されますので、それを減らすには時間がかかりますが、内臓脂肪は吸収された臓器の直ぐ近くに手っ取り早く蓄積されていますので、食事や運動に心がけることによって短期間でも消費燃焼して、それを減らすことが出来ます。内臓脂肪が増えると糖尿病や動脈硬化を起こさせないように働く物質の分泌が少なくなると言われています。内臓脂肪型肥満と言われた方は、3ヶ月で著明に改善した症例が数多くありますので、当面3ヶ月を目標に努力して頂きたいと思います。
2006.08.25
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本日放射線科長より、CTで内臓脂肪を測定するソフトを借りたので測定してみてくださいと言われて測定してみた。台の上に横になり数秒で検査終了、上着を着て部屋(CT車)を出る時には既に結果が示されていた。実に簡単で早い。腹部の輪切りの画面が示され、内臓脂肪は赤で、皮下脂肪は青で示されていた。一目瞭然である。血液検査でコレステロールや中性脂肪は高くないので安心していたが、内臓脂肪面積は標準よりかなり多い結果で食生活に気をつけなくてはと深刻に思った。この検査は非常に簡単で、誰が見ても一目瞭然、説得力があり、今言われているメタボリック症候群の是正検査としては最高だと思った。費用の問題もあるが、これだけ簡単で、これだけ説得力のある検査はこれからどんどん普及していくと思う。個人的にはこの検査結果を真摯に受け止め、今日からその是正に向けて努力していこうと決意している。
2006.08.24
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若月俊一先生が昨日96歳でお亡くなりになられた。山梨県にも講演に来てくれたことがあり、両親は山梨県の山宮に住んでいたとのことである。農村医学に生涯を捧げた、とてつもなく偉大な先生である。昭和20年3月長野県の僻地臼田村の小さな病院に赴任して、当時農民の健康状態が極端に悪かったので、農民のために自ら巡回診療隊を編成して、駆け巡り、現在の巡回診療の先駆けとなられた。日本農村医学会も結成し、当時は小さな小さな病院だった佐久病院を1000床以上の大病院(佐久総合病院)に発展させた。その病院で行われる各種研修会には全国から医療関係者が参集し、正に農村医学のメッカになっている。最近も学会などで何回かお会いしたが90歳を過ぎているとはとても思えないくらい健康そのものであったが肺炎で亡くなられたとのことである。現在は農村と都市部の違いはそれほどでなくなったが、当時は大変な格差があり、農民の医療は置き去りにされていた。先生の医療に恵まれないものに対する馬車馬のような情熱は語り草になっており、その情熱が現在の恵まれた農村医療の原点になっていると思う。時代は変ったが現在も若月先生の思想や情熱に共鳴している人は多い。正に巨星は落ちたが先生のお心は残されたもので永遠に輝かせていきたいと思っている。
2006.08.23
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ジョセフ・ロートブラット氏と池田大作氏の上記表題の対談集を読みました。ロートブラット氏は物理学者で第二次世界大戦中アメリカ政府から原爆製造のマンハッタン計画に招かれて渡米しましたが、ナチスドイツが原爆を製造しないことが分ると計画から離脱して、戦後核兵器廃絶運動に挺身し、1995年にノーベル平和賞を受賞した方です。池田氏はSGI会長として仏法を基調として世界平和のために尽力しており、トインビーやゴルバチョフ、ヘンダーソンなど数多くの世界の知性と対談を重ねられている方です。本書の内容があまりに素晴らしく驚嘆しながら一気に読んでしまいました。ロ氏と池田氏は現在世界にはこの地球上の生物すべてを破壊絶滅させて余りある核兵器が備蓄されており、人類が自らを滅亡させうる技術的手段を保有している現状に立って核兵器廃絶について語っています。戦争があればいつか核が使われて、報復合戦、つまり絶滅戦争につながらないとは限りません。人類絶滅を救うには戦争の廃絶が必要です。両氏は絶対そうしなくてはならないと確信を述べており、それには教育が不可欠の手段と考えています。この本を読むまでは、私も核兵器がいくらあったって実際にそれが使われることはないだろうとのん気に考えていましたが、どんなきっかけで人為的地球爆発が起こるか分かりません。そのことを多くの人が認識して、文化や人種、宗教の違いを超越して平和運動に挺身していく必要があります。本書は世界中の全ての年代層の人に読んでもらいたい本で、きっと共感し、人類に貢献するために最大の努力をしようと思ってくれると思います。まだお読みでない方は是非読んで頂きたいと思った素晴らしい本でした。
2006.08.22
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安倍晋三さんが書いた「美しい国へ」を読みました。安保反対闘争の時には祖父の元首相岸信介氏は世間からもマスコミからも極悪人、昭和の妖怪などと非難され自宅や公邸もデモ隊に囲まれて外出もできない日が続きました。安倍さんにとっては身びいきもあって、岸氏を支持しています。民意と言えば一時に33万人もデモ隊が繰り出され、新聞テレビなども安保反対論調でしたので完全に岸氏の反対側にありました。しかし民意はそうだからと安保を破棄していたらどうなっていたか分りません。政治家は信念で生きなければならないと思ったと書いています。そして、世論と指導者との関係で、あれは指導者が正しかった、世論が正しかったと後年振り返ることが多いですが、その時代はそうせざるを得なかった面もあり、その時代に生きた人たちは愚とかたづけることなく、その時代に生きた人々の目で歴史を見直すことが必要と述べています。安全保障と社会保障が政治家としての主題であり、確たる信念をもち、たじろがず、批判を覚悟で臨むと決意を述べています。サラリーマンから政治家秘書となり、38歳で衆議院議員になり、いまや総理、総裁候補になっている人の本音に触れられると思います。一読をお勧めします。
2006.08.20
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人は美しくありたいという願望を持っています。その願望にそってお化粧したり、ダイエットしたりするのはいいことだと思います。しかし鼻が低いとか、目が細いとか生まれつきのことを気にして自分は美しくないと思っている人もいます。生まれつきのことを気にすると心が貧しくなり、生き生きした姿が失われてしまいます。スミレはスミレ、タンポポはタンポポです。すずめがかわせみのようになりたいと思ってもなれません。桜は桜、菊は菊で自分なりに美しい花を咲かせればよいのです。目が細いのもそれはそれで美しいのです。生まれつきでないこと、例えば、太りすぎとか、姿勢が悪いとか、皮膚の色艶、目の輝きなどは自分で心がけることによって綺麗になれます。生まれつき容姿端麗の人もいますが、もしその人が意地悪で、ずるがしこい人だと想像してみましょう。決して美しい人とは思えないでしょう。反対に不細工で、どうしてこんなに不細工に生まれたのだろうと思える人でも心が綺麗で温かく優しい人だったらどうでしょうか?人はこちらの人の方をずっと美しいと思います。職場でも隣近所でも、生まれたままの顔でいいとして、溌剌と活動的な人は美しいです。自分の容姿を鼻にかけたり、自分のおでこは狭くていやだなどと容姿を気にして溌剌さが失われたなら決して美しさは見えてこないでしょう。生まれつきのことは気にしないで溌剌と生活すること。これこそ人が美しくなれる直道だと思います。
2006.08.18
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昨日ラジオを聴いていたら、アナウンサーが「巨人をたて直さなければならない。若手を育てて強い巨人を構築していかなければならない」といった意味のことを言っていた。4月のメチャ強かった巨人をみて今の姿を想像した人が何人いたであろうか?今年は絶対巨人の優勝だと思った。名コーチの誉れも高い尾花投手コーチをソフトバンクから迎え、アジアの大砲イ・スンヨクをロッテから迎えて磐石だと思われた。ところが交流戦以後ずるずると負けが混んでしまった。高橋の負傷や小久保の欠場などを原因に挙げる人もいるが、他のチームだって同じで、負傷者はプロ野球にはつきものである。巨人の力が落ちてきたという人もいる。とんでもない。矢野や内海や西村など力のある選手は一杯いる。金も人気もあったので、他チームより、素質のある選手が集まっているのである。4月の快進撃の時には、誰も巨人の力が落ちてきたなどとは思わなかった。力の差なんてある訳がないと思う。それなら何故負けだしたのであろうか?私は囲碁をやる。主にパソコンソフトが相手だが、負け続けていた囲碁が昨日急に勝ちだした。それは、腕が上がった訳でも上達したわけでもない。考え方として、相手が打った石の意味を考えてこちらが打つようにしたら勝つようになったのである。巨人の選手や監督コーチも、相手チームの動きや作戦に対応した打撃やピッチング、作戦をとれば又勝ち続けられるのではないかと思う。4月の快進撃当時、監督にも選手にも「俺達は強いのだ、俺達の前に敵はない」との思いが湧き、自分たちは強いので、俺達のペースでやれば負けることはないと思ったのではなかろうか?そんな巨人を相手チームは研究して、巨人の打つ手に合せて打撃やピッチングをしたために負けだしたのだと思う。今からでも遅くはない。相手の動きを読んでそれに対応した打撃やピッチングをしてみてもらいたい。きっと勝ち星が増えていくと思う。「何を言っているのか?そんなことはプロ野球のイロハで、どのチームだって相手の動きに合せて戦っているものだ。巨人の弱さはそれ以前のものだ」と思われる方もいると思う。碁のイロハも相手の動きに合せて自分が動くことだが、それをしなくて負け続けていた人もいるので、プロ野球の世界にもそれはあると思う。相手の動きをを読みながらプレーしていたと思っていただけで実際は違っていたということもある。今日からは、是非、巨人軍全員が、「本心から相手の動きに合せてプレーする」を合言葉に戦って、プロ野球全体を盛り上げてもらいたいと思う。
2006.08.17
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今から13年前アメリカで5ヶ月ばかり生活した時、日本人がニューオリンズの地に日本語を教えに来たという記事が地元の新聞に載り、その中に日本の文化、囲碁なども紹介したいとの私のインタビュー記事も載った。それをみたアメリカ人が囲碁を挑戦してきた。私はゲームの仕方を知っていると言う位のレベルだったが相手はべらぼうに強かった。囲碁は日本のものなのに、外国人にぼろ負けするのだから情けなかった。帰国後それではいけないと思って意識して勉強しようと思った。手っ取り早いのはパソコンソフトでいくつか購入して挑戦した。私のレベルは低いので殆ど負けてばかりいた。負けると悔しいのでまた挑戦して又負ける。そして今度こそと思うが又負ける。やらなければならないことが山ほどある人間にとってほんの気晴らしのつもりで始めるのだが、今度こそ、今度こそと自制心を失い、時間をどんどん浪費する結果になってしまう。競馬や競輪にのめりこんでいく人たちも同じ心理状態になるのだろうと思う。そしてやるべきことを何もしないでこんなことにうつつをぬかしている自分をほとほといやになり、自暴自棄に陥ってしまう。勝てばそれできりあげるので、時間の浪費もしないし、落ち込むこともない。昨日は5~6回負け続けて落ち込み、反省してみた。よく考えてみたら、私は自分勝手に石を打っており、、相手が打って来た意図を殆ど考えないで打っていたことに気がついた。相手の石にはお構いなく、自分が行きたいと思っていた所に打ってしまうこともしばしばで、それで負けてばかりいるのだと気がついた。今日はそれを心がけて打ったら4連勝した。勝ったり負けたりするのにはそれなりの原因があるのである。相手の手の意味を知らないで自分勝手に打っていたのでは勝てるわけがない。勝負は相手を知ることが第一であると思った。
2006.08.16
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神とは自然の脅威とか恐ろしい体験を通じて得られた人間の想像力から生まれた存在で、様々な宗教との関りで、色々な神が存在する。間違ったことをすれば罰せられる神もあれば、優しく愛で包んでくれる神もあれば、大酒飲みの神もある。神とは人間にとって理想の存在と考えてもいいかもしれない。片や人間はわがままそのままの存在である。自分勝手で、欲望のままに他人を痛めつける人もいる。親を殺したり、子供を殺したりする人もいる。それらの人は悪魔に取り付かれた人などと言われることもあるが、所詮人間の心の中の思いが行動になったことである。今お盆中である。親類縁者そして祖先までが、生まれた家に集まって、団欒していることであろう。親殺しなどと言う大罪でなくても様々な罪を犯すのが人間である。大都会でそれらの罪を犯さざるをえなかった人達も郷里ではそれらのことを忘れて団欒できるのがお盆である。人間は神に似せて作られており、心も神を目指すべきである。という人がいるが、前述のように神とは様々な抽象概念であり、明確なものではない。そこにいくと仏の方が分り易いかもしれない。仏とは自らを磨いて悟った状態と定義されている。宗教によって人間が神に近づくことを教えているものと、悟りを開いて仏になることを教えているものがあるが、私はその根本は慈愛だと考えている。神であれ、仏であれ、人の心の底に慈愛があれば、即なれるものだと考えている。この写真は昨日、孫達と山梨県北杜市明野町のハイジの村を訪れた時に、花車が綺麗だったので撮影したものである。人の心の中には様々な想念が湧く。心の中にいつも美しい花を思い、人に尽くす行いをしていこうと思っている。
2006.08.15
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最近健康ブームで人間ドックを受ける人が増えている。そしてその検査結果に一喜一憂している人が多い。人間ドックの目的は病気か否かチエックし、病気なら治療し、病気になりそうな状態なら生活習慣を見直して健康体に戻していくとされているが、検査項目が昔の検査項目と新しい検査項目が混在し、すこぶる数が多くなっているのが現状である。数が多ければその検査項目についての検査料金を請求できるし、受診者も項目が多いほど精密な検査をしてくれるのではないかとありがたがる傾向があり、検査項目がどんどん増えてしまった。要らない検査項目はどんどん削った方が分りやすくていいのだがあまり役立たない検査項目も捨てられずにいるというのが実情である。例えば肝機能検査で、最も鋭敏に肝細胞の障害が調べられる、GOT,GPTの検査を行えば、特異性のない昔の検査である、クンケル、チモールなどの検査はいらないのだが未だにその検査も行っている施設もある。RA検査というのがあり、慢性関節リュウマチの方は80%位の人が陽性になるが、陽性にならないリュウマチの方が20%前後はいる。一方リュウマチでない人でも陽性になることが極めて多い検査なのに、これを人間ドックの検査項目としているところが多く、何を目的に検査しているのだか判らなくなってしまう。前述のGOT,GPT異常の場合は、脂肪肝を含め確実に肝臓に何らかの障害がある(心筋障害でも上昇することはあるが)ことを示しており、検査項目としては最も有用だが、中にはあまり有用でなく返って受診者を混乱させる検査項目もあり、検査項目を整理する必要性が叫ばれているが、健康保険組合連合会その他団体の指定検査項目なるものがあったりして、中々整理できないのが現実である。人間ドックを受ける方は、検査項目の中には重要なものとそうでないものがあり、重要でない検査項目については、その値が高くてもあまり気にしなくてもいいものもあることを認識して頂きたいと思う。
2006.08.11
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休日明けの月曜日は体調の悪いことがしばしばあるが、今週の月曜日は最悪だった。朝、勤めに出て、体が鈍っていても胃カメラを握れば体はシャンとして、次から次に胃カメラ検査がこなせたが、その日ばかりは体全体にもやがかかったみたいで、何万例と症例を重ねてきて目をつむっていてもできる位に熟練しているはずなのに、最初喉に挿入する所からもたもたすることがあり、途中胃の中を撮影した写真も満足できるものではなかった。その後レントゲン写真の読影をしたが、あくびが連続して出て最低の状態だった。日曜日に飲みすぎたり、寝不足だったり疲れ過ぎたりしていたらそのせいで仕方ないと思うのだが、何れも思い当たらず、肝炎など重大な病気に罹ってしまったのかなと思った。翌日の火曜日も同じ状態なら病気のためだと考えざるを得ないが火曜日はピシッとできた。月曜の夜早く寝て、火曜の朝起きるからずっと気合を入れ続けて仕事に望んだ結果である。それにより、今回のことは、病気ではなく、気の緩みによるものと考えられた。朝、仕事に入る前に気力を充実しておかなければ体調不良でいい仕事ができないことを経験した。私は毎日がすこぶる忙しい。それだけに生命線であるプロフェッショナルの仕事に魂が入らないような体調なら、忙しさに流されて心身ともに使い物にならなくなってしまうと思われた。朝出勤したら、毎日やっている仕事だからと油断しないで、新たに挑戦の気持ちで、取り組んでいこうと思った。今は水曜日の夜だが、明日の木曜日も充実した一日になるよう今から祈って気合を入れている。
2006.08.09
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私は生来の音痴で、色々な所で物笑いの種にされ、音が外れていると腹を抱えて笑われることもしばしばだった。これは生まれつき、或いは母がすごい音痴だったので、子供の時いつもその音痴な歌を聴かされて育ったので、仕方のないことと思っていたが、それでも何とか人並みに唄えるようになりたいなあとの気持ちはあった。何かの本に音痴は何をしても治らないと書いてあったのを見たこともあり、希望は希望、しかし現実は不可能と思っていた。数年前ある人間ドックを受けた方の職業を聞いた時、「素人ですが、自宅で歌を教えています」とのこと。自分のような者でも受け入れてもらえるか聞いたところ、OKとのことで、以来月に2回土曜日の午後、4時から5時までの1時間レッスンに通うことになった。通うのに約1時間かかる遠い所だが、まず治ることはないだろうと思いながらも真面目に通った。思った通り、最初のうちはまともに歌える兆しは全くなかったが、次第に少しずつ歌えるようになり、今日は市内でも会議やレセプション会場として有名な所で歌謡発表会があり、鳥羽一郎の「海の祈り」を唄い、万来の拍手喝采を受けた。夢のようなことである。自分でも他の人の歌と比べても遜色なく、テレビで唄っている歌手よりも思いが込められている分上手いのではないかと思えるまでになった。音痴時代はやたらに唄う機会があり、いつも恥ずかしい思いをしていたが、少し唄えるようになった今は殆どその機会がない。勤めの人達を始め私の身の回りの人達は今でも私を音痴と思っている。皆に笑われて恥ずかしいからとレッスンに通ったが、今ではそのことはあまり考えないようになった。機会があったら披露するが、今迄笑った人達に「どうだ」と自慢するつもりはない。「音痴は治らない」が嘘だったことが実証できたことだけでもいいと思っている。
2006.08.06
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腹八分目について書いたブログに「メタボリック症候群について調べて見たい」との書き込みを頂きましたので、そのことについて簡単に解説させて頂きます。まず腹囲が男性85cm以上、女性90cm以上が基準になります。この人達のうち中性脂肪150mg/dl以上、善玉コレステロール(HDL-C)40mg/dl未満、血圧130/85mmHg以上、空腹時血糖110mg/dl以上の4項目の内二つ以上が当てはまる人のことをいいます。これがあてはまる人は心臓病や脳卒中にかかる率が高いと言われています。これらは自己管理できることばかりですので、あてはまる人は生活習慣を改めてあてはまらないように努力しましょうと言われています。自己管理できるものばかりといいますが、最初の腹囲をはじめ、中性脂肪や血圧、血糖値などを下げるのは容易なことではありません。努力目標としてそれに近づくように生活習慣を徐々に改めていくことが健康につながるのではないかという考え方です。その中心になるのが昨日書いた「腹八分目の食生活」です。自分自身の腹いっぱい食べたい気持ちとか、奥さんに対する気兼ねとか色々問題はあると思いますが、努力してみたいと思っています。
2006.08.02
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「腹八分目に医者いらず」の諺があるが、これは本当にそうだと思うし、これこそ健康の基本だと思う。今肥満とか糖尿病とかメタボリック症候群とか言われているが、生活習慣病予防のエッセンスはこの諺にある。運動で減らせる脂肪量は食べる量を減らすことによる脂肪量減少とは比べ物にならない。腹いっぱい食べさせたねずみのグループは八分目に食べさせたグループに比べずっと早く死ぬという有名な実験報告があり、人間でも同じ年齢のボケ老人グループとそうでない老人グループの生活習慣を調べたらボケグループの方がそうでないグループに比べ腹いっぱい食べる習慣の人が多かったという報告もある。殆ど全ての病気はこの腹八分目でコントロールできることが考えられ、全ての人がこれを実行したら真に医者はいらなくなり、医者は失業すると思われる。私もそれは十分認識しているが、夜食などは一杯やりながら、折角家内が真心こめて作ってくれたのだから残しては悪いと思って八分目どころか十二分目も食べてしまう。体質的に太る体質ではないが、だからといって十二分目でも健康に悪くないということはない。玄に、他の所は痩せているのに、腹囲だけは優にメタボリック症候群の基準の第一である85センチを超えている。作ってくれた家内を目の前にして、残すのは申し訳ないという気持が強い。特に料理を作るのをこの上なく楽しみにしているので、あまり食べないと不機嫌な顔をされる。でも85センチを優に超え、90センチに近づかんとしている今、心を鬼にして、残そうと思う。残せばいくら料理を好きな人でも次第に作る量を減らしてくれるのではないかと自分勝手に思った。はたしてどうなるか分らないが、奥さんの機嫌をとるか、自分の健康をとるかどちらかにサイコロを投げようと思う。
2006.08.01
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