つきあたりの陳列室

つきあたりの陳列室

2009.07.13
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テーマ: 本日の1冊(3759)
カテゴリ: Book
(2007-2008,ファミ通文庫,エンターブレイン)

『ライトノベル文学論』 で紹介されていた「きわめて珍しい,スポ根系ライトノベル」。二冊とも一気に読み終えました。

優等生(猫かぶり)の主人公が,転校してきたハイテンションな帰国子女のラクロス部再建運動に巻き込まれ,部員集めや他部との軋轢,初の練習試合や公式試合に奔走するという―それはもう典型的な部活青春コメディ。



文体は,ライトノベルズとしては落ち着きがあり,佐藤多佳子 『一瞬の風になれ』 を思わせるものがあります(けして大袈裟でなく)。マイナー競技であるラクロスのルールや,独特の練習法,初心者にありがちな失敗などをさらりと読ませる手腕は見事です。

また,女子同士のいさかいや仲直り,敵対関係にある運動部の立場を慮ったり,他競技からの転向などを描く場面では,生身の若者が現実に経験するであろう葛藤を,かなり丁寧に描写しています。

あとがきの文章からうかがえる,作者の人柄にも惚れました。2巻まではトントンと出ましたが,続刊の可能性は微妙なようです。えらい気に入ったので,なんとか後押ししてあげたいのですが。







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Last updated  2009.07.13 21:58:08
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inalennon @ Re[1]:「記憶の中の源氏物語」 三田村雅子(09/19) フィンちさん >この世は なんてままなら…
フィンち@ Re:「記憶の中の源氏物語」 三田村雅子 「人生のままならなさ」への強烈な疑問と,…
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ハオ@ 4年はあっという間 バーチュー&モイヤー組見ました。 優雅…

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