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| 強制起訴を受け、緊急会見に臨んだ小沢氏(写真提供 産経新聞社) |
民主党 の 小沢一郎 元代表(68)が、 政治資金規正法 違反罪で強制起訴された。 菅直人 首相(64)率いる党執行部は、しばらく小沢氏の対応を見守る方針というが、「反小沢」の基本姿勢は崩していない。こうした中、「参院のドン」と呼ばれた元 自民党 参院議員会長、 村上正邦 氏(78)が 夕刊フジ の取材に応じた。かつての同志である小沢氏に対して、「見下げた男になるな」「民主党を壊せ!」と言い切った。
「国民によって強制起訴された意味や重みを感じるべきだ。小沢氏や民主党は『国民目線の政治』などと訴えてきたが、その国民によって、小沢氏はお白州に引きずり出される。これは政治家としての責任から逃げ続けてきたからだ」
村上氏は1月31日、小沢氏の強制起訴を受けてこう語った。自身もKSD事件で逮捕・起訴されたが、その前に 証人喚問 を受け、離党・議員辞職もした。「政争の具にしたくない」「バッジをつけたまま裁判を受けるのは有権者への冒涜」という思いからだという。
それだけに、「小沢氏はどうして国会での説明責任から逃げ回っているのか。政治家は政策以上に、倫理観、政治姿勢が大切。3人もの秘書が逮捕・起訴された時点で、国会で説明すべき。1年生議員じゃないのだから、『潔白』『やましいことがない』というなら、自ら進んで堂々と応じるべきだった」と残念がる。
小沢氏と村上氏は縁が深い。小沢氏が47歳で自民党幹事長に就任した際、村上氏は参院国対委員長として小沢氏を支えた。村上氏は、当時の小沢氏について「勇気と自信に満ちあふれた政治家だった。湾岸戦争時の行動力も抜群だった。『さすが、史上最年少の自民党幹事長』と思ったものだ」と振り返る。
村上氏が労相で入閣していた 宮沢喜一 内閣への不信任案に、小沢氏のグループが賛成して離党したときも「改革の志がある」と評価し、 自由党 時代の小沢氏が自自連立から離脱しようとしたときは、自民党参院議員会長として都内のホテルでサシで会い、「離脱すべきでない」と説得した。
ところが、小沢氏が何度も政党を立ち上げては壊すうちに、村上氏にも疑念がわき始めた。最近、こうした政党の億単位になる解党資金を小沢氏側がプールしていて、それを自身に近い議員らに分配していたことなどが報じられ、小沢氏への見方が変わった。
「結局、権力のうま味を得るために、『改革』を利用していたのではないのか、と思わざるを得ない。そもそも、小沢氏は権力を握って何をすべきか、という理念が欠落している。権力を握ること自体が目的化している。これでは国がおかしくなる。政治不信が拡散するだけだ」
■「民主はもはや政党として存在する意味」
一方、 菅首相 や現民主党執行部も、村上氏は見放している。 尖閣諸島 沖での 中国 漁船衝突事件での対応や、今回の 内閣改造 人事には怒り心頭に発している
「彼らには国家観がない。国を守る覚悟も意思もない。尖閣事件で、 仙谷由人 前官房長官は、自民党の 丸山和也 参院議員に『日本はすでに中国の属国だ』と言ったらしいが、絶対に許せない。『属国の官房長官』という意識で政権運営をしていたのか。菅首相は最近、米国に近づいているが、1日でも長く政権に居続けたいと思っているだけだ」
「改造内閣も最悪だ。自民党比例で当選した 与謝野馨 氏の民主党政権入りは王道に反する。参院議長を務めた 江田五月 氏の入閣は立法府の権威を落とす。飛び付く方も悪いが、エサをブラ下げた菅首相が最も悪い。結局、民主党は 政権交代 のための数合わせの政党。徒党の集まりで、 マニフェスト は絵に描いたモチ。もはや政党として存在する意味がない」
民主党を立ち上げた 鳩山由紀夫 前首相は最近、「こんな党を作ったつもりではなかった」「友愛の心を持ち、友達を大切にしなければ」と党の現状を嘆いたという。
これについて、村上氏は「鳩山氏は傷をなめ合って、臭いものにフタをしようとしている。『剛腕』と恐れられた小沢氏なら、そんな甘い言葉にすがるような、見下げた男になるな」といい、最後にこう言った。
「小沢氏に、自民党を離党したときの『改革の志』が少しでも残っているなら、この徒党の集団である民主党を壊すしかない。民主党の醜い実態を天下にさらして、バラバラにすることだ。壊れた中から、新しい政治の芽が出てくる。代議士の『士』は武士の『士』。私心を捨てて公のために命を捨てるサムライになれ。小沢氏の歴史的使命はそこにある」
小沢氏は31日夕の緊急会見で、国会招致にも応じず、離党も議員辞職もしないことを明らかにした。サムライの誇りと魂は残っていないのか。
■村上正邦(むらかみ・まさくに) 1932年、福岡県生まれ。80年に自民党公認で参院議員に初当選。労相、参院自民党幹事長、参院自民党議員会長を歴任し、「参院のドン」と呼ばれる。KSD事件では潔白を訴えたが、「世間の混乱を招いた」として自民党を離党し、議員辞職。2001年に 東京地検 特捜部に逮捕・起訴され、08年、実刑確定。昨年5月に刑期満了。著書・述著に「我、国に裏切られようとも」( 講談社 )など。
このオババは何だ? 2011.09.09
大きなお世話・・・・ 2011.09.06
もう~増税の話・・・・ 2011.09.06