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2016.06.17
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テーマ: ニュース(99955)
カテゴリ: その他
【更新】産経が報じたやらせ疑惑に反論 ピースボート「取材なかった」→記事削除・謝罪
産経新聞のニュースサイトで配信された記事が波紋を広げている。
問題の記事は『TBS番組「街の声」の20代女性が被災地リポートしたピースボートスタッフに酷似していた?! 「さくらじゃないか」との声続出』。
東京・新橋駅前であったTBSの情報番組の街頭インタビューに答えた女性が「被災地・熊本をレポートしたピースボートの女性と酷似していることが16日、分かった」と記している。
この記事の中で、街頭インタビューの中身を紹介した。次の都知事が誰がいいのかと聞かれた女性が「蓮舫さんとか女性にどんどん活躍してもらいたいという気持ちがある」と語っている。
ネット上では、この女性が以前、同じ番組でインタビューを受けていたピースボート災害ボランティアセンターの女性スタッフであるとする声があがり、産経ニュースでは「『さくらか?』 『やらせではないか』とTBSの報道姿勢を疑問視する声が続出している」とネットの噂を紹介した。
BuzzFeed Newsは、ピースボート災害ボランティアセンターの山本隆代表理事に取材した。
山本代表理事は「そもそもツイッターで広がった噂が間違っている。指摘されている女性スタッフは熊本県で支援活動を続けており、熊本にいるんですね。新橋駅前の街頭インタビューがあったとされる時間に東京にいるわけない。東京にいないのにどうやって答えられるのか」と否定した。
山本さんはさらに続ける。「17日午前、産経新聞さんに対して正式に抗議をしました。記事の削除、訂正記事の掲載を求めています。産経新聞さんからこの女性が本人なのか、という確認もない。取材が足りないのではなく、まったく取材もなかった」
BuzzFeed News が産経新聞の広報担当者に問い合わせたところ~産経新聞社広報部からFAXで回答が届いた。以下が、その回答全文だ。

個別の記事についてはお答えできません。一般社団法人ピースボート災害ボランティアセンターからの抗議に対する回答は産経ニュースに掲載しましたのでご参照ください

産経ニュースを確認したところ~「ピースボート災害ボランティアセンターへの回答書」という記事が配信されていた。

当該記事は6月16日にインターネット上で話題になっていた事象を記事化したものです。ご指摘通り、記事化する際、TBSおよびテレビ朝日に取材するだけでなく、貴団体にも取材すべきだったにもかかわらず、これを怠っておりました
貴団体およびスタッフに多大なご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします
取り急ぎ、当該記事は産経ニュースおよび関連サイトから削除しました。代わって貴団体の抗議文を掲載しております

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またしても、産経の事実無根飛ばし記事です。まったく根拠のないネット上のうわさをそのまま記事にしたら、アリバイによってそれが嘘であることが立証されてしまった、という、報道機関としては実にみっとみもない事態です。要するに、報道機関というよりもネトウヨの機関紙だから、「サヨク」攻撃のネタなら、真偽のほどをよく吟味することなく、見境なく飛びつくからこういうことになるのでしょう。過去においても、産経はピースボートについて同様のウソ記事を書いて、裁判に訴えられて敗訴したことがあります。


辻元氏は自身のブログに『軍隊という組織がいかに人道支援に適していないか』とも記している。こんな人物がボランティア部隊の指揮を執るとは」


これを書いたのは、例の阿比留という記者の皮をかぶった政治運動屋ですが、辻元議員がこれに対して提訴、一審で産経側は敗訴し、そのまま控訴せずに確定しています。そういう過去があるにもかかわらず、それをまったく反省することなく同じ失敗を何度も繰り返す、まさしく彼らが賛美する戦時中の日本軍と変わらない。

それにしても、元々のネット上のうわさですが、問題のインタビューの女性とピースボートのスタッフ女性の写真を見比べてみても、似ているとは思えません。似ているとすれば、髪の毛を同じ色に染めていることと体形がかけ離れてはいない、程度であり、これを「似ている」と言うなら、日本中の10代後半から30代前半まで、何百万人も「似ている」女性がいるんじゃないでしょうか。
という程度の検証すらせず、もちろん相手に対する取材も行わず、ネット上に転がっている無根拠の噂をそのまま記事にしましたって、それで「報道機関」としてお金を取って新聞を発行しているんだから、呆れてしまいます。

しかも、「回答書」って、本文では「お詫びします」と書いているのに、なぜ見出しは「回答書」なのでしょうか。お詫び、という見出しでかくのがよほど嫌なんですね。





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最終更新日  2016.06.18 09:37:02
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