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2022.04.04
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テーマ: 戦争反対(1189)
カテゴリ: 戦争と平和
「首都キーウ近郊から民間人410人の遺体」 ウクライナ検事総長

ベネディクトワ氏は、ロシア軍によるウクライナ人に対する集団殺害などの戦争犯罪が起きているとも指摘。「国内外の法廷で責任を負わせると強調する」などと訴えた。

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言葉もありません。
もちろん、事実関係については慎重に判断する必要はあります。しかし、別報道によれば、(ちょっと書きたくありませんが)手足を縛られてバラバラに切断された子どもなど、単純に戦闘に巻き込まれただけではない、明らかに拷問の痕跡のある遺体が多数見つかっていると報じられています。ロシア軍が占領していて、ウクライナ軍が奪回した地域でそのような痕跡が発見されている以上、それはロシア軍の犯行によると考えるしかないでしょう。

どこをどう正当化しようもない、あからさまな戦争犯罪というしかありません。このような蛮行が何故行われたのか、だれが命じたのか、いや、もちろん大元はプーチンであろうと思いますが、どういう指揮系統の下で行われたのか、明らかになってほしい。当然責任を負うべきものに正当な裁きと罰が下されるべきであると思います。
ただ、現実的な問題としては、国際社会が直接的にこれを裁くことはできないでしょう。ルアンダ、旧ユーゴ、シェラレオネ等、大量虐殺を裁く国際法廷の設置には国連安保理の決議が必要で、それにロシアが拒否権を使うことは確実だからです。
仮に何らかの事情で国際法廷が設置されたとしても、プーチンらはそこに出廷しないでしょうし、どんな判決が出ても収監に応じることはないでしょう。

そういう意味では、まことに残念ながら、この件について責任者(そのトップは当然プーチンということになる)の刑事責任を直接追及することは困難と言わざるを得ないでしょう。

ただし、この蛮行のツケは、結局ロシアに返ってくることになるでしょう。
これまではウクライナ軍はロシア兵の捕虜に対して、例外は多々あるにしても、かなりの程度人道的な対応を取る例が多かったように報じられています。


今はロシア国内ではプーチン政権に忖度するような報道しかなされていないため、政権支持率は高いのだといいます。
しかし、そうそういつまでもウソをつき通せるものではありません。

奇しくも、一昨日4月2日はマルビナス戦争(フォークランド紛争)勃発から40年でした。
40年前のアルゼンチン、反政府派を3万人も闇から闇に殺害した軍部独裁政権の恐怖政治の中で、マルビナス諸島への侵攻、占領という無謀な行為は、当初国民の熱狂的な支持を受けたのです。
しかし、英軍の猛反撃によっていったん占領したマルビナス諸島は失陥し、国民の熱狂も一瞬で冷めました。マルビナス諸島を英軍に奪回されてアルゼンチン軍が敗北した3日後には軍事政権は崩壊し、その後歴代の軍政時代の2人の大統領をはじめとして、反政府派の殺害に関与した軍人たちは、紆余曲折を経て最終的には逮捕されて服役しています。

覚めない夢はありません。プーチンがどんなに報道管制を敷いても、ロシア軍がウクライナで大損害を受けて国外にたたき出されたり、経済制裁で経済に深刻な打撃を受けたりすれば、その影響を隠し通すことは不可能です。その時、それでもロシア国民はプーチンを支持し続けるでしょうか。

プーチンらの蛮行が国際法廷などで刑事責任を追及される可能性は低いと考えざるを得ませんが、失脚して国内で刑事責任を問われる可能性は、そう低くはないかもしれません。(これも、希望的観測かもしれませんが)





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最終更新日  2022.04.04 22:37:11
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