電燈を消して驚く牡丹雪
赤とんぼ西郷どんの眉の上
襟足の良く似し姉妹初蛍
みな眼鏡掛けて兄弟墓洗ふ
駅前の鳥獣保護区風薫る
水仙の群れて半島終わりけり
名水に落ちて椿の動かざる
つなぐ手のかすかに応ふ春の夢
青空に溶けて仕舞ひし雲雀かな
大河には大魚棲むなり春の雨
夜桜や夢で逢いたい人がいて(BLUE ROSE COFEさんに)
馬の眼のごとく優しき山桜(ハピネスさんに)
雨宿りして藤棚にふたりきり(澤ちゃんに
十三夜入水自殺ありと聞く(近作
朝顔や好きな人が横にいて(自作
富士よりの使者の如きに鷹渡る(近作

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