2011/03/16
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カテゴリ: その他
-東北地方太平洋沖地震に関するチェーンメール-

『チェーンメールはやめましょう!』

連日報道されている東北地方太平洋沖地震の被害・被災者に対し、平穏な生活を送っている我々が"できること"については、個々の意識の問題と考え、誤った情報を出して混乱せぬよう、あえて自分のブログで記事にすることは避けていましたが、この数日、数件の"チェーンメール"が携帯電話に配信されてきました。

内容は数種類ありますが、いずれも地震に関する内容で、一番多かったのが、
『■お願い■ 関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、四国電力や関西電力からも送電を行うらしいです。 一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯を充電出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます! こんなことくらいしか関西に住む私たちには、祈る以外の行動として出来ないです! このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!』
という内容です。

これは確かに被災者を気遣う内容ですが、"節電"に関してはすでに多くのメディアで報道され、個々が"できること"として意識すべきことです。このことをあえて"できるだけ多くの方に送信をお願い致します!"と、個々が言う必要はなく、これは明らかに「チェーンメール」と言えるもので、"できること"ではなく"しなくてよいこと"はないでしょうか。

詳しくは、総務省HP: 「チェーンメール」等の取り扱いについて(ご注意) でもとりあげられています。

==================== 以下、総務省HPより ====================

チェーンメールは、
・情報の出所がわからない

・その情報を広めることが必要なくなっても、止めることができない
ため、間違った情報、不確実な情報を拡散してしまうことになる迷惑メールです。

また、チェーンメールの転送を行うことで、通信ネットワークに対する負荷が上昇し、本当に必要なメールが届きにくくなるという悪影響も想定されます。

したがって、内容が正しいかどうか、善意か悪意かに関わらず、チェーンメールを受け取ったときには、慌てて転送せずに、落ち着いてメールの転送をやめるようにしてください。

チェーンメールと考えられる例は、(財)日本データ通信協会が運営する「迷惑メール相談センター」ホームページで確認することができます。

※迷惑メール相談センター: http://www.dekyo.or.jp/soudan/

==================== 以上、総務省HPより ====================

私も同感で、多くの人が一斉にメールを送ることにより、もしサーバーがダウンすると、現在、生死の安否確認をしている人々、助けを求めている人々、家族・恋人と離ればなれになってしまって、その繋がりがメールしかない人々、そういった人々のメール配信の妨げになることがありえると考えます。被災者を思う気持ちはわかりますが、このブログを見ていただいた方には、「チェーンメール」配信の自粛をお願いします。





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Last updated  2011/03/16 10:22:05 AM


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