ストレンジャー(放浪者)

標準語にて・・・



私は、日本各地を旅するライダーで、その土地美しい風景、食事、そしてもう一つが、方言を聞くのが楽しみで在ります。

以前、東北地方を旅していて道に迷い、農作業に精を出すおばぁちゃんに道を尋ねたら(んっだぁ~、この道ばまぁーずぐ行っで、★▽Э〇$ж■п☆★Фだべぇ~~)と、教えて貰い、余計に解らなくなった事が在りました。

私が日常使用してる言語は、標準語とは思ってません。
東京弁だと考えております。
大阪には行った事は在りませんが、テレビで聞く関西弁は常に怒って喋ってるように聞こえます。

例えれば、
「あんじょう」⇒「月夜の晩ばかりじゃない」
「たのんまっせ」⇒「気お付けろよ」
複合致しますと、「あんじょう、たのんまっせ」⇒「月夜の晩ばかりじゃねぇんだ、気お付けろよ」と、この様な図式が出来上がる訳で在りまして、関西の方とお話をしていると常に脅されてる様で在ります。

もう一つ例えれば、
「うちのオカンなぁ、なんもしてくれへんのやぁ~」
私が育った品の好い家庭での東京弁ですと
「バァバァ、なんかしろってぇんだぁ~~」
と、この様に変化する訳で在ります。

仮に関西弁の女性に(ベルクさんの、ぃけぇずぅ~)と、言われましたら、私の腰骨はコンニャクとなり脳ミソは豆腐と変わり、メロメロなスケベなオジさんに変化するのは、確実で在ります。

      高原

   海だべがど おら おもたれば
   やつぱり光る山だたち゛やい
   ホウ
   髪毛 風吹けば
   鹿踊りだち゛やい

此れは、宮澤 賢治の詩でです。
岩手の美しい風景が見えるような、美しい東北弁の詩です。

皆さんが、お使いの方言が標準語で在ると私は思います。

日本の美しい方言の歌を聴きに、私はバイクで旅に出るのです。



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