★おまつりにっし!・・・おむすびころりん♪人生ころりん( ̄∇ ̄;)

(4)吹き溜まりの唄



自分

どんな文にも必ず「主語」と「述語」があって、

5W1Hの規則に則って語らなければ相手に通じない!!・・・と、

初めて思ったのは、文法を学習していた時ではなく、

「法学部」に入ってからだろうと思う。


主語は「あっしは、」(who is he?)で、その後は

   「むかし」(when did he do?)

   「最初は八王子市に住み込みで」(where did he do?)

   「新聞配達をしていました。」(what did he do?・・・これが述語かな?)

   「学費と生活費および社会勉強のために」(why did he do?)

   「2年間」(how many years did he work?)

    ・・・と続くのだろうと思いやすが、このような「キマリゴト」に

    どうしても頭がついていかなかったでやんす。

カクノ如くして、あっしは入学直後から難解な法律の文章に頭を悩ますことに

なったのであるが、・・・簡単に言うと結局、すぐさまギブアップしやした(^○^)


そんな事より、仕事が出来てメシをタラフク喰えて、しかも授業料はタダ。

部屋も与えてもらい、大学には自由に行ける、親兄弟に遠慮せずに生活が出来る。

こんな幸せなことは!! こんなオープンな生活は!! 生まれて初めてだ!!

・・・仕事が少々きつくったって、何のその! 俺は、やるぞー!(・・・って何を?)


・・・という訳で、飯を食いに来たのか、学問を修めに来たのか、受験勉強の反動なのか、


よくわからないが、「食べる事」に関しては誰にも負けなかった、あっしは。

小学校の頃から、「ヤセの大喰い」とはよく言ったもので、

給食の食パンを女の子から何枚ももらって、最高8枚をワシヅカミにして食べたり、


調理実習の時、皆にご飯を作らせて茶碗を箸でチンチン鳴らして、

食べたゴハンが大盛7杯。

チクリがあって、職員室に呼ばれたら、もう一人いた。そいつが8杯食った。

2人とも「家庭」の成績は「 1 」でした(^○^)


まあ燃費の悪いクルマのようなもので、大したことは何にも出来ていない野郎でした。


新聞販売店に入ると、それはそれは「ハングリー」な奴らがイッパイ♪

初日にカレーライスだったんですが、

1年先輩の方からお声が掛かり、

『いいカラダしてるな。俺と勝負しろや!』と吹っかけられたのが

カレーライス大食い勝負(爆!


向こうは慣れてるから、こっちがまさか大盛り3杯以上食べると思っていなかったんでしょうね。


向こうが3杯目のオカワリをする前に勝負がつきやした。

その時あっしは4杯目「完食」でしたから(^^ゞ

・・・そんなこんなで、1年目は『バカ喰い』からスタートしたんですが、

入学して1ヶ月目にして、あっしの部屋は1階の『階段上がり口』という、

『最悪の立地条件』でした。


・・・要するに、皆、淋しい自分の部屋に戻る前に必ずあっしの部屋を覗いていき、

『あしたのあさ』ニワトリが「アケこっこー!」と鳴くまで出て行かないのです。

配達までの時間、毎晩のよーに飲めや唄えやのどんちゃん騒ぎで、

ときどき、オヤジさんが『野中の一軒家じゃないんだぞー!』と叱りに来ると、

みんなロー人形のように固まったりしやした(^_^)


そんな毎日だから、

あっしの部屋は一升瓶やビール瓶、徳利などゴロゴロ転がっているのが普通で、

朝、配達が終って朝食を済ますと、又あっしの部屋でザコネをする連中が

いつも、決まっていやした。


そんな訳ですから、お互い足の引っ張り合いなんでしょうが誰もそんな事思っちゃいやせん。


学校はサボり、夕方まで眠って、夕刊配達の時にたたき起こされる。

新聞奨学生の、いや苦学生達の「吹き溜まり」でしたね(^○^)


『青雲の志』を胸に抱き、母親、兄姉にも誓って上京したあっしは、

ものの1ヶ月目にして、そんな環境に見事に「溶け込んで」いきやした。


あっ忘れてはいけないのが、あっしの隣り、フスマ一枚に住んでいた受験生のF君!


君には一番苦労かけたけど、2年浪人してあっしと同じ大学を選び、

真っ先にあっしのところへ駆け寄り、あいさつをしてくれたね。

それでいいんだよ。

だけど君は、あっしの後を追い、ゼミまで追いかけて来て、

ついには卒業の時、あっしに追いつきやしたね(^○^)

一緒に卒業できて良かったでやんす。

オナニーさえ知らなかったキミが 

嫁さんをもらい、子供も出来て、今では禅僧のように頭を丸めちまって。。。

あっしは何でだか 嬉しいでやんすよ!

(2003・11・11)

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