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2010.08.21
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カテゴリ: Modern / Avant Garde
Paul Giger / Chartres (ECM NEW SERIES 1988)
Chartres
降霊術・・・
Paul Gigerがシャルトル大聖堂の伽藍のなかで深夜1時からバイオリンを弾きはじめ、夜が明ける前まで発した音がこれだ。

夜も更けて、さまよう亡霊たちが聞き耳を立てる教会の静寂が、音楽家とエンジニアたちをつつみこむ。
彼は1本のバイオリンを持って佇み、用意してきた曲あるいは単なるモチーフのみをもとにして弦に弓をあてる。
大聖堂の4箇所で、それぞれの場所の残響という音の影に存在を反映させながら、バイオリンがその恩恵を時空に削りだす。

その音が何かを表しているわけではない。
何かを伝えようとしているわけでもない。
彼は、霊と交信し、交信は肉体を通して音へと姿を変える。


音を出すかわりに、言葉を闇の奥から引きずり出して、そいつらをなぶるのだ。

床の石材は犠牲者たちを守る墓であり、冷房の空気は霊魂の温度である。





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最終更新日  2010.08.22 00:42:20
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ガスパールは現れたか?  
フランスではありませんでしたが、ケルト様式の教会でパイプオルガンを聴いたことを思い出しますね。

あの空から降りてくる音は、まさに天国なのでしょうが、ゴシック様式の教会に装飾されたガーゴイルたちの姿は、死後、我々がどこに連れていかれるか、不安を与え、改心させようとするかのように恐ろしげです。

真夜中の教会に、ガスパールは現れたのでしょうか。魂と引換に何かをこの世に残せるというなら、ぜひ、出会ってみたいものです。
(2010.08.22 23:49:54)

Re:ガスパールは現れたか?(08/21)  
ivan_bucci  さん
もーもーたんさん

コメントありがとうございます。

>フランスではありませんでしたが、ケルト様式の教会でパイプオルガンを聴いたことを思い出しますね。

バイオリンもパイプオルガンも不思議な角笛も、死と幻想で生を誘惑するものなのかもしれません。

>あの空から降りてくる音は、まさに天国なのでしょうが、ゴシック様式の教会に装飾されたガーゴイルたちの姿は、死後、我々がどこに連れていかれるか、不安を与え、改心させようとするかのように恐ろしげです。

>真夜中の教会に、ガスパールは現れたのでしょうか。魂と引換に何かをこの世に残せるというなら、ぜひ、出会ってみたいものです。
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夜のガスパール、フランス語の原題の響きが怪異ですね。Gaspard de la nuit、18世紀のフランス幻想詩を書いたルイ・ベルトランの遺作詩集、そしてラベルのこれもまた幻想的でゴシックの魂に魅せられたピアノ曲、確か私はサンソン・フランソワの録音で聴きました。

ガスパールは窓の外に…いたのです。 (2010.08.23 01:06:28)

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