いつか全て捨てようと思って暮らしてます

いつか全て捨てようと思って暮らしてます

その肆

『KG プレスタート号 NO.00』スピカートジャパン(2002.6初版)

渋谷の古着物屋さん「くるり」が企画したフォトマガジン。オールカラー34P。
“ストリートのキモノガール”がコンセプト。モデルは全てくるりのお客さんでくるりテイスト満載というか爆発というか。それぞれのおねーちゃんが自分に似合ったアンティーク着物を着ているの。これってすごく大事なことだと思う。もうそれだけで文句なしにかっこいいのだ。
これを見て二枚歯の下駄が欲しくなって何足か買いました。ちなみにKGはキモノガールの頭文字。

『KG NO.01』スピカートジャパン(2003.1初版)

“43人のキモノ主義者”がキャッチコピー。サイズもおっきくなってページも増えた。今回もお店のお客さんをモデルにグラビアを撮ってるんですが、みんな素人とは思えないくらいかっこいいし美人さん揃いだ。
原宿~神宮前の街景の中にキモノ姿のおねーちゃんをおく写真にはこだわりとポリシーを感じます。

『KG NO.02』スピカートジャパン(2003.6初版)

“スタイルのある28人のKG”ということで、着物と一緒に各人のプロフィールを紹介して、それぞれのスタイルあるっぷりを見せてます。
karokaro、ちく、おあつらえサービスなどなどキモノ関連の市場が広がっていくことはすんばらしいことだと思うですよ。市場にすらならない業界なんて、絶対にすたれていくからね。

『コレモキモノ』やまだないとPARCO出版(2003.6初版)

水玉とかチェックみたいな柄はあんまり興味無かったんだけど、この本を見て認識が変わりました。
ヒノマルはでっかい水玉なのだ。
日本語の地文に英訳と仏訳がついてる超かっこいい絵本。“キモノってのはいさぎよい直線でできている。直線はカラダにふれてカーブをつくりこの世にたったひとつっきりのカッコいいカタチを持つんだよ。それがわたし。”なんてかっこいい~!!
やまだないとさんはKIMONO姫にも漫画を描いてます。
付属のCD-Rは簡単着付けの様子が動画で見られるスグレモノ。しかし作り襟って脱いだときかっこ悪くないか?

『きものが欲しい!』群ようこ 世界文化社 2002.10初版

“ポリの着物なんか着物じゃない”発言が示すとおり、著者は、主に個人の呉服店でいわゆる本物の着物をお買い求めになられる方なのです。
でも紬好きの渋(地味)好みなので、自分の気に入った着物を売ってもらえないエピソードが頻出する。世間知らずのおぜうさん時代ならいざ知らず、着物じゃない発言の鼻っ柱の強さは何処へ消えたかてんでバランスが悪い。決して気が弱いとは思えない著者にダメ出しをかけ続ける呉服業界・・・恐ろしい世界である。
伊兵衛工房やら洛風林やら、有名な着物ブランド名に銀座の呉服店、着物作家さんの名前がぽこぽこ出て来て、押しが強くて仕事の甘い呉服屋と、娘の金で“山賊のように”着物を買いまくる母親にはさまれ、本人は着付けや補正にいまいち自身が持てなくて紐まみれ。
ナンナンダイッタイ・・・と思うが、さすが、プロ。面白く読ませるのである。
“自分の見る目を養うためにも天然素材の着物を持って欲しい”といわれると、くっそぉと思いつつ、正論では、あるのだ。

『着物は楽しい』大橋歩 文化出版局1994・12初版 (1997・12八版)

大橋さんはアマより多分ひと世代上の方。おかーさんの普段着着物を見て育ったぎりぎりの世代でご自身は洋服一辺倒若い時はDCブランド買い。んだからこの方にとって着物は非日常着でハレでパーティよそいき着。
「日常にないからこそ着てみて魅力に思うのではないかと今の時代私は思います(P・186)」なんぞといわれちゃうともうアアソウデスカとしか言いようがない。
ちょっと前までは着物本というとこんなもんしか無かったんだなあ(しみじみ)

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