「今こそ、前へ!!」FPちゃありのほーむぺーじ  

私の生命保険加入顛末記4


かけです。結婚して10年、私の体の関係でもう子供は出来ないと考え始めていたタイミングでの出来事です。

これまでの生命保険設計はあくまで子供が生まれることがないということが前提でした。しかし、家族が一人増えるとなると、今かけている保険の金額では足りないという状況になりました。

ここで一つの問題がありました。今の保険に足りない部分を足すと考えると、保険料があまりに高くなり、とても払いきれないのです。ついに、今の保険会社を解約し、保険を抜本的に作り直すことにしたのです。

まずは死亡保障を考えました。僕が住んでる府中は市営の葬儀場があったりして、葬式代はかなり安く済みます。そこで、一生涯必要な死亡保障は葬式費用を確保するために300万円と設定しました。300万円の終身保険、これが1本目の柱です。

次に必要なのは僕が死んだ時に、妻と子が生活するための生活費。一時金でもらうときっとすぐに使ってしまうので、僕が死んだ時から僕が生きていれば60歳になる年まで、毎月20万円出るようにしました。厚生年金に入っている僕に万が一のことがあれば、遺族年金が月に12万円くらい出ますから、合わせれば32万円の収入になるわけです。これが2本目の柱。

3つ目は、それでもきっと必要になる一時金。とりあえず子供が20歳になる年までは、1000万円保険が出るようにしました。
これは子供が学校に入る時の入学金だったり、結婚式の時に援助をするための予備費です。

元々入っていた保険には、僕がガンなどの3大疾病になったときには500万円出る特約をつけていました。でも、これについては今回はつけませんでした。優先度を考えた時に必要ないと思えたのです。

医療保険についてはまさに最低ライン。入院した時に1日5000円でる最低ラインの保険を選びました。入院したとしても別に個室入院は望みませんし、治療費が高くなっても健康保険から一定金額以上は戻りますので、その上で不足分を補填するように考えたのです。ただし、予算の関係で10年ごとに更新するタイプです。

そして、最後は貯金を兼ねた年金保険。年末調整のとき年金控除もありますし、利率は低いとはいえ老後に払ったお金以上には戻ってきます。

当時は我が家にとってはこの内容がベストなのかなと思っていました。でもこれは絶対的なものではないんですね。環境が変われば保険も変わります。例えば子供が一人増えたならば、また考えなければならないことになるでしょう。

それに、いまひとつ後悔しているのが医療保険。
金額的には十分なのですがいかんせん更新型。一生涯のものではありません。本当はこれについては直しておきたいなと思っています。

でも私の場合それは不可能です。この保険に入った後、喘息と診断されてしまいました。
喘息で療養中である場合、加入できる保険はかなり限定されます。

特に本当は今私が加入したいと思っている医療保険は、喘息をかなり厳しく見ていて、まず加入できません。
医療保険に加入した当時はこのようなことは想定していませんでした。

生命保険は、健康状態が良いときに検討に検討を重ねた上妥協なく加入する。この必要性を身にしみて感じている今日この頃です。

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: