「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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不思議の泉
シルバーリング
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*** シルバーリング ***
ヘーゼルナッツのあまい香り
店には
カサブランカが女王陛下のように
クロワッサンサンドには
カマンベールチーズがついていた
音楽は Sweet Love
聞きなれない “マッサラーマ”
中東への直行便はここからはない
“Excuse me, Madam. This may be yours?”
“No, Sir.”
店を出たところで
シルバーリングとともに サングラスに呼び止められた
銀の指輪はもっていなかった
“You may need this.”
通り過ぎようとしたとき
無理やり指輪をつかまされていた
一瞬にして
サングラスは消えていた
麻薬密輸団…
かどうかはわからなかったが
ともかく関わり合いになりたくなかった
指輪には The Gate Of The Kingdom と刻まれていた
顔をあげると 空港は消え
エメラルドグリーンの海に沙漠の黄金色が迫っていた
指輪が詩≪うた≫った
王国はそれ自体が門である
勇気と運命が共に歩みだすとき
時の歯車は歴史の密やかなるページを捲るであろう
誘≪いざな≫われるがよい
かくも大いなる力に導かれし者たちよ
旅の標は内なる言葉である
灼熱の沙漠から 揺らめく熱風
あたりには
蜃気楼の街すら
“May I help you, Madam?”
驚きは
突然のジープ
ドライバーは 空港のサングラス
“I can give you a ride.”
サングラスの申し出を断るという
選択肢
エメラルドグリーンの水平線
船舶の影はなかった
助手席に置かれた ウォーターボトル
「日本の水ほど ウマクはないけれどね」
「日本語?!」
困惑を解明したいという 欲求
沈黙の中の エンジン音
「No shit. シートベルトをしてください」
アクセル
うしろには ラクダの隊商の列
「あの時空に巻き込まれたら アナタの明日はシェーラザード姫ですよ」
「シェーラザード姫って アラビアンナイトにでてくる?」
「シルバーリングのパワーが強すぎて あんなふうに時空が口をあけるんです」
いつの間に
左手の薬指 銀の指輪
解けないパズル
指輪が詩≪うた≫った
第一の障壁は 城壁のうちに
引き寄せられる エメラルドの夜
ルビーは しまわれてはならない
どちらでもない
旅の標は 内なる言葉である
オアシスのサンセット
城壁の外は 漆黒の夜
"Do you have a room for tonight?"
"Two rooms, please."
宿の唯一の空き部屋 サングラスと相部屋
「モロヘイヤのスープだけでも 口に入れれば疲れがとれますよ」
サングラスの旅行トランク
女物の服 サイズはきかなくてもわかってる
「よくお似合いですよ」
「どういことなの?」
突然の砲声は 沙漠のかなたから
近づいて
「No shit. しばらく避難しましょう」
踊り子たちの額には エメラルドの輝き
広場の噴水
オーバーラップするように 宙を通過してゆく
戦車部隊
「アラビアのロレンスは スクリーンにおさまっていてもらいたいな」
「これも シルバーリングの あっ!」
パワーかと訊こうとした途端に サングラスに腕をつかまれ 抱き寄せられた
かすめる
短剣の切先が 揺らす髪
走る
袋小路の家 扉にはライオンの絵
とびこむ
ライオン像は 紅い瞳の輝き
追っ手の
袋にしまわれる ルビー
突然に銀色の時空が口を開けて 追っ手をのみこんでしまった
大理石の床にころがるルビーを サングラスがすばやくライオン像の目に戻した
時空の口が閉じて あたりには静寂が戻った
「あの時空はどこに つながってるの?」
「どこにも」
「あの人は どうなったの?」
「運がよければ いまごろ家に帰ってますよ」
指輪が詩った
見果てぬ入り口
神殿の柱は どこまで
言葉を奏でる琴
砂塵は 黄金色の夢
秘められた歴史のページ
旅の標は 内なる言葉である
夜明け前 薄れゆく
闇は後退して
ジープの後部座席 サングラスのトランク
「もういい加減に説明してくれないかしら?」
「説明?なにをです?」
「なにをって、everythingよ
この不可解な旅 このシルバーリング そもそもアナタは何者なの?」
サングラスをはずした 黒い瞳は美しく潤んでいた
(泣いてる?)
端正な顔立ちからは 日本の香りがした
「話は神殿に着いてからします ともかく今は時間がないんです
朝陽がさす前に東の門に着かなくては」
「東の門?でもそこは“見果てぬ入り口”だから危険だって
吸い込まれたくなかったら決して近づかないようにって 宿のご主人が」
「そのシルバーリングに気づいていたら
彼も そうは言わなかったと思いますよ」
彼方には碧玉の飾り 東の門
“見果てぬ入り口” 大きく書かれたアラビア文字
銃声は 後方のクルマから
再び追っ手
アクセルを踏み込む サングラスの“No shit.”
朝陽の使者が 一直進に
指輪が詩う
見果てぬ入り口
歴史の書を披≪ひら≫く時きたり
その名に相応しき銀の指輪 ここにあり
神殿に至る途 朝陽の使者により存在を為す
開け 東の門よ
碧玉に飾られし 麗しき衣を朝陽に輝かせよ
朝陽の使者を迎え入れる
東の門
碧玉の飾りが 煌めいて
まばゆい
光のなか 時空が口を開ける
神殿の柱
どこまでつづく
近づく銃声
アクセルを踏み込む サングラスの“No shit.”
ジープは 時空の中へ
閉まりゆく東の門 追っ手の目の前で
怒りの拳と罵声 遠のいて
「アラビアンコーヒーはお嫌いですか?
旅はこれからが本番ですよ 腹ごしらえしておかないと」
神殿の入り口まで続いているのだろうか
柱の途を進むジープ
チョコバーの入った袋は空港の売店のものだった
「もう話してくれるわよね 謎のサングラスさん?」
「えぇ 自己紹介もせずにいて失礼しました」
(えっ?!)
突然の人影
「いま誰かクルマの前を横切ったような…」
「ただのイメージですからご心配には及びませんよ
神殿の入り口を護る竪琴が送ってきているイメージです」
「どうしてそんなによく知ってるの 謎のサングラスさん?」
「私のことは D≪ディー≫と呼んでください IZ≪アイズィー≫
話はまた後で じきに神殿の入り口に着きますよ」
行き止まりの壁
台座には白の竪琴
恍惚の調べから生まれるイメージは
アフリカンナイトのように
ライオンの顔も
「IZ ひざまずいて」
「ねぇD シルバーリングの詩に出てきた“言葉を奏でる琴”ってコレ?」
竪琴 「旅の標とは?」
指輪 「内なる言葉である」
行き止まりの壁が後退する
台座には金の竪琴
魅惑の調べから生まれるイメージは
インディアンナイトのように
ゾウの顔も
「IZ 進んで」
「D 竪琴って1つじゃなかったのね」
竪琴 「内なる言葉とは?」
指輪 「湧きいずる泉≪オアシス≫である」
行き止まりの壁がさらに後退する
台座には銀の竪琴
妖艶の調べから生まれるイメージは
アラビアンナイトのように
ラクダの顔も
「IZ 進んで」
「D 3つ目の竪琴よ」
竪琴 「湧きいずる泉とは?」
指輪 「平和を!」
崩れ落ちる壁
開かれる神殿の入り口
砂塵は 黄金色の夢
神殿の中をすすんでゆくと 大広間に出た
そこは 密林
飽和しきった空気が熱い水分となって 肌にまとわりつく
トラの低い唸り声 遠く
藪が震える 近く
(あっ!)
突然の出現だった
大広間中央の大岩の上から 見下ろすサファイアの瞳
動物園で見るトラの成獣とは 比べ物にならないほど大きかった
(飛びかかられる!)
その瞬間
Dが口を開いた
“Would you mind if I ask you to guide us to that place, Professor Tiger?”
“All right, my student D. But you need THE RING there, I think.”
Dの丁重な道案内の依頼
トラの英国紳士風な応対
「彼はトラになる前は英国で大学教授をしていましてね
アジア遺跡の著名な研究者で 私も講義を受けたことがありましてね」
(トラになる前・・・Dの先生…)
「ねぇD あの場所まで案内をって、どこまで?」
「“砂塵の間”といわれているところです」
熱帯植物の葉から 滴り落ちる水滴
首筋
うごめく目 ヘビの鱗
あちこちで反響する鳥の鳴き声
目を奪われる
鮮やかなランの花
突然視界が開け 空気は乾いた熱に変わっていた
トラの姿は どこにもなかった
Dに 抱き寄せられ 抱き締められた
だが包容の理由≪わけ≫は アマクはなかった
砂嵐だった
砂塵が渦を巻いて 2人に襲い掛かってきた
Dの胸に顔をうずめる
フシギなことに
空気は微動だにしなかった
指輪が詩った
砂塵よ 時の歩みを知る砂塵よ
黄金色の夢に
指輪の途を開くがよい
歴史の書 待てり
旅の標は 内なる言葉である
輝く黄金色
砂塵は私たちから後退し “砂塵の間”の中央で
一瞬一瞬の夢を流れのように次々映し始めた
ヨーロッパの城と火を噴く勇者ドラゴン
誘うように舞い羽≪はね≫るコケティッシュな妖精たち
眠れる森の美しい王女にあまやかな口付けを
突然のオーロラ
乙女の透きとおる歌声は北の森をこえて
不思議の国のアリスはお茶会
「今です 行きましょう」
Dに握られた手 強く握り返して
次の間への小さな扉
暗闇
懐中電灯は Dのリュックから
浮かび上がる
壁に描かれた 不可思議な絵柄
(象頭人身の単身像…)
「これは ガネーシャというインドの神です
障がいを除去し財福をもたらすといわれています」
壁画がうごめいたように見えた
その瞬間だった
ゾウの鼻が伸びて 私たちの握り合った手を巻きつかんでいた
痛くはなかった
ゾウ 「壁とは?」
指輪 「壁の手前である」
ゾウ 「壁の存在とは?」
指輪 「在るけれど無い 無いけれど在る」
ゾウ 「壁の向こうとは?」
指輪 「指輪の途である」
その途端 壁画が崩れ落ちた
隣の間
天窓から差し込む光 まぶしくて
光の中に歩いてゆく ガネーシャ
導いて
私たち 2人
等間隔に設けられた天窓が 光の途をつくっていた
遥かかなたには 大いなる光
指輪が詩った
指輪が 光を進むとき
始まる
頁を捲る旅に
歴史の書は 存在を証≪あか≫すであろう
旅の標は 内なる言葉である
急にDに抱きしめられた
だが辺りには なにかが襲い来る気配はなかった
「光の途を進むと “歴史の書”からあふれだした様々な出来事が
不安と恐れを連れてやってきます でも心配は要りません
私を信じてついてきてください」
途端に 光の途が2人を乗せたまま動き出した
壁から
世界政治地図
資本主義と共産主義
トップ会談は 1人の“鉄の女”と3人の男
崩れ去るベルリンの壁
混沌化
湾岸戦争
油田火災
光のなかへ
「D 私とても怖いわ」
「IZ 目を背けないでください
時の歩みを見失うと 光の途が止まります」
肩を抱き寄せるD
壁から
世界同時多発テロ
9・11 ニューヨーク
ハイジャック 航空機事故
武力行使
イラク戦争
アフガニスタン侵攻
光のなかへ
嗚咽しそうになる
壁から
世界金融危機
サブプライムローン 金融工学
リーマン・ブラザースショック
アイスランド 国家的財政破綻
CHANGE
アフリカ系 米国大統領
日本の失業者の列 政権交代
中国資本
光のなかへ
立っていられなかった
Dの突然のキス
指輪が詩った
光の中に消えゆく “歴史の書”よ
新たなる頁を生むがよい
愛ある王国へ
旅の標は 内なる言葉である
気づくと 大いなる光の中
台座の上の “歴史の書”
「無礼をどうか赦してください
ああでもしないと あなたが失神するかと…」
His apologies…
平手打ちの右手は 行き先を失って
頬の涙は 純で
「待ちかねたぞ D そして IZ」
現われた白い髭の老人は 杖を持って
声は頭の中に 直接に
「心配は要りませんよ IZ
“歴史の書”が自分のイメージを私たちに送ってきているんです
大学院での講義のために取り寄せた資料の中に
なぜか“歴史の書”に関する古書が紛れ込んでいましてね
それから度々彼の訪問を受けるようになりましてね」
Dの肩書き 遺跡のフォトグラファー 冒険家 エッセイスト etc.
知られて
名前に聞き覚えが
「でも なぜ私が?」
「あなたの内なる言葉を “歴史の書”が求めているからです」
「私の内なる言葉?」
「いままで指輪が告げた言葉は すべてあなたから引き出されたものです」
すべの人は各々の内なる言葉をもっています 皆そのことに気づいていませんが
あなたを探し出すのは それほど苦労はしませんでした
偶然でしたが あなたのブログの詩を読みましたから」
台座に歩み寄る 2人
“歴史の書”の表紙
きらめいて
指輪が詩った
宇宙の深遠にいて
生成と崩壊
1つの星としての輝き
均衡 という歴史の頁
旅の標は 内なる言葉である
白い髭の老人に従って
Dと2人 “歴史の書”の表紙に触れて
途端に
渦巻くキラメキ
そして 2人は宇宙空間に
渦巻く星雲
天多≪あまた≫の星々の傍を通り抜け
遠くには青い輝き 地球
「キレイ…かけがえのない地球。。。」
「IZ…私の美しい最愛の女性≪ひと≫
地球 輝く青は 貴女への愛ゆえに 宇宙のキラメキをあつめる」
握り締められた手は やさしくて
胸の鼓動が きこえて
「“歴史の書”に関する古書に書かれていた
シルバーリングと内なる言葉を秘めた女性と導き手の男…
この話を読んでから あなたへの想いは募るばかりでした
それが恋心へと変わるのにさほど時間は要しませんでした」
抱き寄せられて
“I love you.” は甘い口づけを連れて・・・
いつの間にか Dと2人
天の川の下に立っていた 七夕
指輪は消えて
その後 Dは
地球温暖化防止キャンペーンと様々な障壁を越える活動のため世界各地を飛び回っていた
そして 私は
日本で「シルバーリング」の物語の執筆にとりかかっていた
それが まるで
“歴史の書”の新たな頁に書き込まれるべき1行のために課された宿題であるかのように
再び 空港
Dに初めて出会った日に カサブランカが飾られていた場所には
コーヒーの木が 鮮やかな緑を誇っていた
音楽は あの日と同じ Sweet Love
(サングラス?)
幻に違いなかった
まだ あのサングラスが忘れられずにいた
後ろから
店から出たところで声をかけられた
“Excuse me, Madam. This may be yours?”
Dのサングラス
手のひらには 銀の指輪
“Oh, no! Not again!”
逃げ去る歩みより 速く
抱き寄せられて
“I love you.” は甘い口づけを連れて・・・
時空が口を開けた
コーヒーの香りは 南米への誘≪いざな≫い
2人 のみこまれて
指輪が詩≪うた≫った
王国はそれ自体が門である
勇気と運命が共に歩みだすとき
時の歯車は歴史の密やかなページを捲るであろう
誘われるがよい
かくも大いなる力に導かれし者たちよ
旅の標は 内なる言葉である
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