島流れ者 - 悪意なき本音

島流れ者 - 悪意なき本音

日本人の巻き



日本人にもありがちな悪い癖がある。例えば、はっきりものを言えないで、消極的過ぎること。私が通った幾つかの学校には、日本人留学生は比較的少なかったが、それでもクラスの中に2~3人ほどいた。困ったことは、殆どの日本人は、授業中に質問などせずに、全て分ったような涼しい顔をしておいて、終わるや否や、どっと集まって、“ええ?何だって?この宿題はどうやるって?”と肝心なことを他人任せにして聞きあっている。日本人風に言えば、自己主張が強すぎる私は、授業中に疑問に思うことなどがあると必ず聞くか、もしくは終わってから先生に個人的に聞いていた。そんな私を頼りにどのクラスに言っても必ずこういった日本人に出くわして、苛々させられた物だ。

また、他人に対してもフレンドリーに目を合わせてにこっとする習慣の在るこの南カリフォルニアで、なぜか日本人同士だけが、視線を避けるか、目が合っても、ぶすっと険しいかををしながら通り過ぎる。まあ、これは、日本にいたときからの習慣をすぐに変えるのに難しいので、仕方が無いことだが、せっかくこの暖かいのんびりとしたカリフォルニアに旅行でなく、住んでいるんだから、こんな素晴らしい習慣を取り入れない手はないと思う。が、しかし、買い物などしていて、ア、これは日本人だなと分るけど、往々にして彼らは視線を避ける傾向に在るので、こちらがにこっとしようとしてもそのチャンスすら与えられないことが多い。

そして、日本には姿勢の悪い人が多い。背格好が同じアジア人でも、誰もが堂々と胸を張って歩いている中国人や韓国・朝鮮人に対し、なぜか日本人だけが、背中を丸めて申し訳なさそうにしている。それだけでなく、足に問題があるのかのように、ちょこちょこ小股で歩いたり、右足左足をまっすぐに下ろして軽快に歩けばいいのに、中心がずれているような変な方をする人をよく見かける。したがって、せっかくいい服を着ていても、(ニッポン直輸入の変な服を着ている人も多いけど)まるで、背広をはじめて着た社会人一年生の様に服に着られているといった感じでしっくりこない。だから、いくら背中を向けていても、100メートル以上先から、日本人だとすぐわかる。

何だかんだと自国の人々をこき下ろしながら、あんたはどうだと言われてしまうので、島流れはこうした人々を見ながら反面教師と思って、後ろ指さされないように気をつけているが、自分では気づかない変な日本人の癖をハズバンドのジャックに指摘されることもあリ、長いこと染み付いた癖は消えにくいと苦笑することもしばしば。

過去二つのお話で、中国人、韓国人のネガティブな面しか書かなかったが、私や知っている人が出会ったこうした人々は、アメリカに住んでいるごく一部だ。ここには書かなかったが、とても親しくしていた、もう帰国してしまった台湾人女性は素晴らしい人だった。だから、数回の嫌な経験をしたからといって、その時受けた印象をそのままその国民すべてがそうだと決め付けるつもりは無い。が、ある特定な文化なの中で生きてきた場合、多かれ少なかれ、その影響を受け、個人の思想、行動などに繁栄されると言う事実は無視できない。まあ、つまるところは、相手に影響しないような癖などは良しとして、ほかの国の人々が誤解するような行動だけは避けたいものだ。

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