島流れ者 - 悪意なき本音

アメリカ肥満現象海外進出

いくつか読んだ小説の中に、如何に中国人がすらっとしていて、太っている人がいないことを思い出した。ある本では、日本住在の上海人の女性が、ふと、なぜ日本人は太った人ばかりかと聞かれて作者は答えに困ったそうだ。そして、在るパーティーで彼女が主人と子供に持ち帰ると言いながら残り物を袋に入れているのを見た瞬間、その質問の答えが分かったと言うのです。日本の飽食がそうさせたんだと。どうやら中国人の胃袋は、日本人よりも小さいようだ。

このアメリカにいると自分の胃袋が二倍に広がってしまったことも忘れてしまうほど、食べ物が溢れている。海外旅行経験者の皆さんもご存知かと思うが、レストランに行くとこれでもか！と言う量が出てくる。それをぺろりと平気で平らげるアメリカ人。それにも飽き足らず、アイスクリーム屋に行っては大盛りのアイスにかぶり付き、翌朝には砂糖と脂肪分がたっぷりのドーナッツやマフィンを朝食代わりに食べてまだ足りないって顔している。まったく、食べ物に困っている人々のこと考えたことあるのか？？

そんな訳で、なんと約５人に1人以上は肥満で、１０人に一人が医者の助けがいるほどの病的肥満。そして２０００年に生まれた子供の１/３は将来肥満になるそうな。しかし、残念なことに、この現象はアメリカのファーストフードの国外進出（侵略）に由り、あちこちの先進国に広がっているそうだ。いい加減にマクドナルドを違法にしたらどうだ！

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