一日一冊:読書日記「読書普及研究所」

世界を変えるのは、権力や富ではなく、また


  行動や声高な主張でもなく、静かな持続する意思に支えられた、力まず、
  目立たず、おのれを頼まず、速効を求めず、無私な行為です。(p51)


「木を植えた人」ジャン・ジオノ(著)、ごぐま社(1989/10) ¥893
(評価:★★☆☆☆)
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●「コンサルタントの秘密」という本に載っていた次の言葉を思い出しました。

 ・ひと財産作りたければスターになりたまえ。
  広く、遠く、広げたまえ。
  だが太陽を変えたいなら、
  一番手近からはじめたまえ。(p19)

「コンサルタントの秘密」G・M・ワインバーグ


●つまり、ワインバーグの経験からは、お金を儲けたいのであれば、本でも出版
 して、講演会を開き、有名になればよいのだというのです。ただし、社会を
 変える可能性は小さい。


●社会を変えるためには、まず自分自身が行動し、自分の一番近くの同僚、
 会社、友人に影響を与えていくのがよいのだということです。そして、
 その輪を広げていく。


●そういえば、古典の多くは本人の著作ではなく、弟子が先生の言葉を書き
 残した形となっています。それだけ弟子に影響を与えることができれば、
 社会をも変える力となることもあるのでしょう。





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bannar








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