なんちゃってジャズマンのジャズ日記

なんちゃってジャズマンのジャズ日記

トランペット

なんちゃってジャズマンのジャズ日記 ジャズに使われる楽器 トランペット

トランペットとは?

ジャズ の花形楽器で、中学・高校などの部活では、 サックス と並び、人気がある楽器である。
略称は「Tp」「Trp」「ラッパ」「ペット」など。
「Tp」「Trp」は楽譜表記に良く見られ、「ラッパ」「ペット」は、口語で用いられる。
ジャズでは「ラッパ」 吹奏楽 では「ペット」が好まれると言われる。

トランペットの構造


いわゆる  トランペット
管の全長に対して円筒部分の割合が大きく、多くは長円状に巻かれ、
その中ほどに3つ(タイン社他の製造によるものは4つ)のピストンまたはロータリー式の
バルブを備える。
この楽器の調性には様々なものが存在するが、最も一般的なのは変ロ調(B♭管)と

ロータリートランペット
ハ調(C管)である。ハ調を除き、移調楽器である。

ロータリートランペットは ジャズよりも クラシック の方が
使用頻度が高く、 ジャズプレイヤーでロータリートランペットを
演奏しているプレイヤーは、まず見ない。
ロータリートランペットの方が音質がやわらかく、 クラシック プレイヤー好みである事が伺える。

また、標準のB♭管の長さのものを二重巻きにして
サイズを小さくしたものをポケット トランペットと呼ぶ。

コンパクトで携帯に便利だが、吹奏に多少の抵抗感があるが
ジャズトランペッターは、意外と所持率が高い。
それは、狭い飲食店をハシゴしながら、演奏する ジャズマン が多いからでは
ないかと思われる。
クラシック のコンサート会場では、まず、ポケット トランペットにお目にかかることはない。

主なトランペッター

ルイ・アームストロング  (サッチモ)

サッチモ (Satchmo)という愛称でも知られ、20世紀を代表する ジャズ・ミュージシャンの一人。
これ以上の説明は、必要でしょうか?
彼なくして、現在の ジャズはありません。
参考アルバム


ディジー・ガレスピー

サックス奏者の チャーリー・パーカー と共に、 モダン・ジャズ の原型となるスタイル
ビバップ 」を築いた功労者の一人として ジャズの歴史上で讃えられ、
ラテン ジャズを推進させたアーティストとしても知られる。

ベルが上に突き出た トランペットを、頬をいっぱいにふくらませ、
高らかなトーンで豪快かつテクニカルに演奏するスタイルは人気を博した。
だみ声でのスキャットを得意とする個性的な ジャズ歌手でもある。
参考アルバム


マイルス・デイヴィス

通称「帝王」。アルバム『 カインド・オブ・ブルー 』『 ビッチェズ・ブリュー 』などで知られる、
モダン ジャズの旗手。 クール・ジャズ ハードバップ
モード・ジャズ エレクトリック・ジャズ フュージョン など、
時代に応じて様々な音楽性を見せ、 ジャズ界を牽引してきた。

参考アルバム


クリフォード・ブラウン

ハードバップ期初期の卓越したプレイヤーであり、
ドラマーの マックス・ローチ とのバンド活動は高く評価され、
「ブラウニー」の愛称で親しまれている。
その艶やかな音色から ファッツ・ナバロ の再来とも呼ばれた

参考アルバム


リー・モーガン

子供の頃から神童と呼ばれた ハードバップ の代表的トランペッター。
1956年に ディジー・ガレスピー のバンドに参加し、
その年には早くも ブルーノート から『Lee Morgan indeed!』でデビューし、
その艶やかな音色から クリフォード・ブラウン の再来とも呼ばれた。

特に1957年3月24日にレコーディングされたアルバム『 Lee Morgan Vol.3 』の中の
アイ・リメンバー・クリフォード 」の演奏で高い評価を得た。

1972年2月18日、 リー・モーガンはニューヨークにあったジャズクラブ
「スラッグス」でライブ演奏をしていたが、その2ステージ目と3ステージ目の
合間の休憩時間に、愛人のヘレン (Helen More) に拳銃で撃たれ、
ただちにベルビュー病院に移送されたが、ほぼ即死状態だった

*
* * おいらのレビューを読む


日野皓正

父は、タップダンサーで トランペット奏者の日野敏。
弟は、 ジャズ・ドラマーの故・日野元彦。
ベーシストの日野賢二は次男。
日野皓正 クインテットでは、メンバーに新人を加え育てていくことでも有名。

参考アルバム


エリック・ミヤシロ

アメリカ合衆国のハワイ州生まれの トランペット( フリューゲルホルン )奏者。
ハイノート・ヒッター(非常に高い音域を正確に演奏すること)としても知られている

参考アルバム


数原晋

金曜ロードショーのテーマ曲、「コメディーお江戸でござる」のコミカルな
ミュート トランペットを演奏しているほか、
テレビ時代劇の 必殺 シリーズテーマ曲、 はぐれ刑事純情派 北の国から
機動戦士ガンダム 」ではBGMの一つ『颯爽たるシャア』の
トランペットソロを演じ、 ルパン三世 のTV・映画シリーズ、
さらには「 シティハンター 」、 サクラ大戦 シリーズにも参加している。

ジブリ の映画ではとなりのトトロ、魔女の宅急便、紅の豚、
天空の城ラピュタ等に参加。天空の城ラピュタでバズーが
「ハトと少年」を吹くシーンの吹き替えを担当している。

参考アルバム
 




© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: