膿瘍について



「膿瘍(のうよう)について・・」


膿瘍っていう病名を聞かれたことがありますか?

小さな傷が原因だったりしますが、緑膿菌などを含む、様々な細菌に感染して
化膿が起きて、膿ができてくるものです。
特徴的なのは、この膿がチーズの様な感じのものだということです。

治療には、膿瘍を完全に摘出することが最善で、場所によっては、膿瘍を切開して
排膿・洗浄を毎日行う必要がある・・・と、一般的には思われているようです。
でも、私の知っているうさぎたちは,獣医さんに処方して頂いた
あるお薬を服用することで治りました。数年経っている子も、再発してはいません。

最近、HPを始めて、色々なところで、この病気について読ませて頂きましたが、
膿瘍は、外科的な施術で根絶することはとても難しく
治ったように見えても,わずかに残った菌からでも増殖しはじめて
時間の経過とともに、再発してしまうことも多いのです。
でも、お薬を一定期間、服用することで、膿は溶けていきましたし、
治療を始める時期が早かった子は、痕も残りませんでした。




もしも、いま、この病気で苦しんでいるうさぎさんがいるのなら、
少しでも力になってあげられるのではないかと思い、書かせて頂きましたが
そのお薬は、クラビットという抗生物質と、塩化リゾチームという消炎剤のお薬です。
それぞれを別々にではなく、一緒に使うことによって効果がでるようです。

お薬の服用は、膿瘍の程度によって、
1週間のことも、1ヶ月、またはそれ以上になることもありますが
お薬の分量は、だいたい、2キロの子で、
クラビット25mg 塩化リゾチーム15mg、を
約12時間おきに服用させます。

ただ、膿瘍の状態次第では、
柔軟にお薬の増量を考えていただいたほうが良いと思います。


このお薬は、実際に人に使われているお薬で、
この処方によって、体調に変化が出たうさぎたちはいませんでしたし、
この獣医さんの知人の動物園、公共施設のうさぎたち、また、
子供の学校のうさぎたちにもわけて頂きましたが、今も元気に暮らしています。




それから・・・
もう、これ以上、辛い思いをするうさぎさんや、
悲しい思いをされる飼い主さんが、少しでも減って下さるように、
また、このお薬による治療法の可能性をご一緒に考えていければと
新しくページを立ち上げさせて頂きました


実際に、膿瘍のうさぎ達を、そばで見守り、
闘病後の現在も、元気になったうさぎたちと暮らしているだけの者ですが
うさぎたちが治っていく様子など、お伝え出来ると思います。
出来るだけお力になりたいと思っていますので、どうか、たくさんの
膿瘍のうさぎさんを抱えた方々が、この治療法を試して下さいますように!





こちらは、そのページのご紹介です。
『膿瘍の新しい治療法を探って』

また、こちらでは、実例とともにお写真も公開させて頂いております。
興味がおありのかたは、ぜひご覧下さいませ。
『膿瘍の新しい治療法に関する掲示板』


膿瘍によって失われる、うさぎさんの命が,
もう、ひとつでもありませんように!




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