1989年に発売されたこのレンズ(AI AF Micro Nikkor 60mm F2.8S)は、その後1993年に絶対距離エンコーダを備えた 「AI AF Micro Nikkor 60mm F2.8 D」 にモデルチェンジされ、標準系マイクロレンズの新定番として愛用されることとなった。まさに「言い得て妙」とはこのことだと思いました。
そして、2008年にこのレンズの改良版である「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」が発売されたあとも、2020年の現在に至るまで30年以上継続販売されているロングセラー商品となっている。
AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G EDは、非球面2枚とEDレンズを搭載し、軸上色収差や近距離での球面収差やコマ収差を格段に改善しており、今新たにマイクロレンズを購入されるなら、この新製品をお勧めしたいところだが、いまだに並行生産されているのは根強いファンがいるということだろう。
その魅力は、一つに豊富な周辺光量に裏打ちされた素直な描写が挙げられるが、私は密かに、等倍に繰り出した時のメカニカルな美しさにあるのではないかと思っているのだが、いかがだろうか?
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