105mm F2.8 DG DN MACRO | Art 6
APO-LANTHAR 50mm F2 Aspheical 24
AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED 15
Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D 8
Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S 23
35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (F053) 2
SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 12
SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 10
SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 1
Pentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8 12
Pentax M42 Super-Takumar 35mm F3.5 4
Pentax M42 Super-Takumar 28mm F3.5 5
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2 33
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4 14
MINOLTA MC ROKKOR-PF 58mm F1.4 7
MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2 26
MINOLTA MC ROKKOR-PG 50mm F1.4 29
MINOLTA MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 3
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★ α7IV + Zeiss Loxia 2/50の巻 ★地元の桜もこれを書いている朝の散歩ではそろそろ小さな葉を出しながら風や雨で散りだしてきました。今年の桜はボリュームもあり近年ではまれに見る当たり年のようでした。でもそれにしてはこの週末の人の出方に勢いを感じられなかったのは他の有名地でも出来が良くそちらに流れてしまったのかもしれませんね...地元民としては落ち着いて静かに楽しめるのでとてもありがたいことです^^。今回は少し前に撮っておいた上の写真のコンビでの散歩撮の様子です。α7Sでもプラナーらしい高コントラストなメリハリのある描写を見られますが、α7IVでもタイトルのとおり今回スッキリとしたとても清々しい描写が楽しめました。でも上の写真で見ても感じますが、α7Sでのスマート感があまり感じられずちょっとボテッとした感は否めませんね...残念ながら^^;)。ちょうどこの日は私の5番目の孫の「お食い初め」でもあり料理人の娘婿さんの手料理で祝ってあげておりました。儀式の担い手はいつものように我が妻のお役目でそれぞれの料理をちょこんと箸で付けて孫の口へ運んで「お食い初め」も無事に終了しました。可愛い孫たちの写真も今回はこのコンビでの撮影でプルプルとしたもち肌もしっかりと記録に収めてくれましたとさ...めでたしめでたし(笑)。 ※いつものようにα7IVでは使用したクリエイティブルックをExifの前に記してあります[桃 #1]今回の主役はこちらの「桃」です。上の2枚は2箇所の場所違いのもの...2枚目が最近見つけた新顔となります。[桃 #2]こうしてみるとたしかに「α7S」との違いがくっきり。単に「α7IV」が色の濃いという感触ではなくどこか「濃密」なというような感触が、かつて見慣れた「α7III」のスッキリとした抜けの良さ&軽やかさと一線を画すところなんではないでしょうか...そんな気がします。そしてこのレンズの持ち味も「α7S」で見られた空気感と若干異なり、さらなる落ち着きみたいなものを感じます。[ロウバイ]この日はロウバイの木にこうしたたくさんの若葉が目につきました。もちろんあの特徴的な蛸壺のような偽果(実)も見られますが、この若葉の新鮮な緑は春にふさわしい色味ではないですかねえ^^。[松]こちらは松の新芽だろうか...インフォーカスの松葉に抜けの良いどこか潔さを感じさせてくれます。[ハナニラ]群生したハナニラを見つけました。この一角は散歩道でもひときわ白く、まさに春を主張しているようで素敵です。[つくし]こちらもまさに春を呼ぶ代名詞「つくしんぼう」、それこそ大量発生していたご近所の遊休畑。さていかがでしたでしょうか...先程の話ではありませんがどこか濃密な感触を漂わせる「α7IV」のためか「α7S」で使っているときよりどこかより落ち着きを感じさせる描写のような気がします。好みは分かれるところかもしれませんねえ、私もまだ「IV」と「III」を比べると「III」の抜けの良い軽快感に懐かしさを感じます^^;)。でもここまでの撮りためた画像を見比べると描写の安定感をとても感じられてこれにして良かったのかなと思ってます...とても見やすいファインダーに加え<クリエイティブルック>もありますしね^^。今回はそんな使いやすくなった「α7IV」でのZeiss Loxia 2/50の画像をご覧いただきましたが、やはり私としてはこのレンズなら「α7S」の方に軍配が上がるかな...^^。2024年4月 江川周辺にて#α7IV#Zeiss Loxia 2/50
2024.04.11
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★ α7S + Zeiss Loxia 2/50 の巻 ★今回は随分と時間が空いてしまった散歩撮の記事、久しぶりに相性の良い上の写真のコンビで歩きました。寒い日が続きますがようやく近場の公園にも紅梅が花開し少しずつ景色が色づき出しました、こうなると春のしるしも色んなところで目にすることができるようになってくるのでしょうね^^。そんな期待を胸にホント久しぶりに散歩撮のシャッター切った感じです。5人目の孫のお宮参りなど「α7IV」に35mm純正を付けてカメラを使ってはいたんですが、被写体の少なさでなかなか散歩撮に持ち出すタイミングを外していました...冬場の散歩はこんなもんですよねえ^^;)。さてそんな久しぶりの相性の良いコンビでの散歩撮、相変わらず撮影枚数は少ないですが見ていきましょうか...[クロガネモチ][紅梅#1][紅梅 #2]まずは公園の色味が増えた状況を...クロガネモチは冬場ずっと素敵な赤を披露していましたが、ここに来てようやく梅が花開き始めました。まだまだ新鮮な花が開いた一枚は心を明るくしてくれるような清々しさがありとても良いですね。そして蕾だけの一枚も何処かアンニュイな空気というか妖しげなイメージも悪くないです^^。[鶉(うずら)橋][新河岸川のオオバン]久しぶりに川沿いを歩いてみました、そろそろこの(新河岸川沿いの)道の先にはつくしの群生場所もありもう少ししたらCobbyと行ってみようと思ってます。この日は雲ひとつないとても良い空気でそんな光が感じられるのではないでしょうか...。[秩父の山々の見える場所]特別なにがあるという道ではないのですが、ビル群の先に遠く秩父の山々が見えるんです。この冬場は特にこの景色は気持ちよく見られますのでこちらの散歩道は外せませんね^^。[ワシ・タカ類][ワシ・タカ類:トリミング]そんな秩父の山々を遠く望んでいたらすぐ近くで何やらワシ・タカの類が飛んできました。電柱の上に止まったところを撮ったのですが、なにせ「α7S」の1,200万画素ですのでトリミングしても分かりづらくてこの状況です^^;)。たぶんこのへんで昔から見かける「チョウゲンポウ」ではないかと思うのですが...?続いては二日目市役所方面を歩いたものです...[一本サザンカ #1][一本サザンカ #2]ついつい見逃していた市役所脇の一本サザンカ、もう沢山の花がついていました。時間が悪くあまりきれいな花が見られませんでしたが、まだたくさんの蕾が見られまだチャンスはありそうです^^;)。[バンパーに映ったCobby]これはきれいでしたねえ...車のバンバーに映る植え込みとCobbyです、素敵なパノラマ写真を見ているようでした。[キラリ☆ふじみのロビー]そしてこのレンズが醸す空気が大好きなキラリ☆ふじみのロビー、たくさんの大きなウインドウから入る光を素敵な空気で満たしてくれます。「α7RII」のときはクールな感触が良かったですが、やはり「α7S」の柔らかい・優しい空気が一段と光ります^^。[春の芽吹き #1][春の芽吹き #2]最後は帰り道見つけた「春のしるし」...キラリ☆ふじみの植え込みに見られた芽吹き、この場所はビヨウヤナギの植えられたところなんですがこれもそうでしょうかねえ。そして畑脇に毎年紫のきれいな花を披露する「モクレン」、ひときわ白い産毛を光らせていた花芽が美しかったです。そろそろ散歩にはカメラ携帯必須でしょうかね、少し暖かさを感じた散歩撮の話題でした...^^。2024年1月 江川・新河岸川周辺にて#α7S#Zeiss Loxia 2/50
2024.01.30
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★ α7S + Zeiss Loxia 2/50 の巻 ★さて久しぶりのブログの更新になりますが、今回はお気に入りのコンビでの散歩撮の様子をご覧いただきます。SONY用プラナー「Carl Zeiss Loxia 2/50」ですね。今までこのレンズを使ったカメラでいえば「α7RII」や「α7IV」ではシャープで高いコントラストな描写が見られ現像時コントラストを少し抑えたりするくらいですが、今回使った大好きなコンビネーションを見せる「α7S」では...それらのカメラと見せ方が違うといつも言っていますが...その優しい描写が素敵な個性を見せてくれてこのコンビならではの一枚を描いてくれます^^。それでは嘘のようにおひさまの暖かさが恋しくなってきたような朝の散歩撮から見ていきましょうか...まさに冷たい風が「秋」をひしひしと感じさせるような朝の空気感が溢れてるような描写です。このレンズは逆光に強くてプラス補正が良い味を出す「α7S」との絶妙なコンビネーションを見せてくれるんですよねえ...写真ほぼ中央に太陽が出ていますよ。この時期公園ではこのハナミズキとクロガネモチだけが真っ赤な実を披露してこれからの「晩秋~冬」をイメージさせてくれています^^;)。背景のボケも良くてインフォーカスとバランスの取れた描写をしてくれます、ROKKORとはまた一味違った素敵なバランスだと思います。通勤途中でようやく白いサザンカが見られるようになりましたが、これから紅葉と時期を同じくして見られる花たちも楽しみではありますね。ここから午後の光の下でになります...様々な場所で植えられたブルーサルビアもいまとても勢いがあります。小さな花を求めてたくさんのイチモンジセセリも見られ季節を感じさせてくれます。開放で「危なげな背景の距離」というのがプラナーにはつきまといますが、この<f/2>始まりのZeiss Loxia 2/50はそのどろどろ感やザラつき感をとてもいい感じに和らげてくれます、そしてそれをさらに緩和してくれるのがこのカメラ「α7S」ならではなんですよね...COSINAのNikon用プラナー「planar T* 1.4/50 ZF」でも実証済みです^^。あの素敵な香りを放つ金木犀もその使命を果たして色が少し褪せてきていました、ほとんど香りません^^;)...そんな色味を余すところなく拾ってくれます。先程書きましたがこのレンズは逆光にとても強くてこんなシチュエーションでも素敵に描写してくれます。ボケ玉・丸ボケはとてもきれいに出る方なんですが、そういうレンズって「光条」の方は少し苦手のようですね、<f/8>以上に絞ってもご覧のような弱い光条でこれ以上にはきれいに出ないですね、今度夜にでも強めの光源を狙ってみましょうかね(笑)。西日を浴びて素敵な金色に輝く「キンエノコログサ」です。その穂がエノコログサより一回り以上大きくてその輝く姿は見応えがあります。そして今年は大量発生しているのかと思わせてくれる「ホシホウジャク」です。もう芙蓉は花も葉も見るも無惨な姿になりだしているのですが、残り少ない蜜を惜しむがごとくたくさんのホシホウジャクがここを訪れています。Cobbyがいるのでゆっくり撮ってはいられないのですが、ついついシャッタースピード優先に切り替えて良さげの花で待ち伏せしてしまいます^^;)。いい塩梅に<口吻~頭~背中>を中心に捉えることができました、こういう一枚が大好きなカメラとレンズで捉えられると嬉しいものですよね^^。さていかがでしたでしょうか...オールドレンズのための「α7S」なんですが、このレンズを手に入れてからというものは「α7S」で何かと出番が多くなってしまいます...それくらい気に入っているコンビなんですよねえ^^;)。なんのことはない日々の一幕をさり気なく素敵なシーンへと変身させてくれるレンズと言えば良いのか、まだまだ数少ない所有のZeissレンズの中では一番のお気に入りとなっています。今回はそんな散歩撮にはもってこいなレンズの話題でした...^^。2023年10月 にて#α7S#Zeiss Loxia 2/50
2023.10.26
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★ α7S + Zeiss Loxia 2/50 & APO-LANTHAR 50mm F2 の巻 ★今回の散歩撮は相性の良いコンビで歩きました。α7S[総重量:809g]α7IV[総重量:978g]ご覧のようにα7Sで使うときはα7IVより170g ほど軽いです、見た目のバランスもα7Sの方はとてもスマートなルックスになります^^。そんなコンビですからオールドレンズの時よりもCobbyの散歩バッグと一緒に持っても全然気になりません、まさにミラーレスの恩恵をしっかり感じることができます(笑)。APO-LANTHAR 50mm F2α7S[総重量:853g]そして比較するようにこのコンビに加えレンズを「APO-LANTHAR 50mm F2」に変えての画像も...Zeissレンズをも出している<COSINA>ですがその「Voigtlander」の名を冠するゆえの描写にはとても面白い「味」の違いを見ることができるかなと思います^^。まずは「Zeiss Loxia 2/50」当日はまだ明るいうちの散歩でジトッとした暑さの割には空気は澄んでいるようでしたが、細長くたなびく雲も暑さのせいかあまり気持ち良い感触ではありませんね。このレンズはお気に入りでその空気感にはシビレルほどですが、これまで地元の空での感覚ではDistagonほど特徴は見いだせないのが不思議です^^;)[サルスベリ #1][サルスベリ #2]そのレンズでサルスベリを撮ってみればこれです...何はなくともこのタッチ(空気感)が最高なんですよね、絶妙な柔らかさも持ち合わせているなかでピリッとくる繊細な感触も盛り込んでくれる優れものです^^。「APO-LANTHAR 50mm F2」[ザクロのある小径]変わって「APO-LANTHAR 50mm F2」ですが、このレンズを付けるとファインダーがとても明るいんです。そのせいでついファインダー覗いていて「明るすぎ」みたいな感覚を持ちやすくつい露出補正をマイナスへ持っていくことがしきりです^^;)。でもこうしてみるとそのアンダー気味の画像に素敵な立体感を見いだせますし、葉の精細な描写にもついうっとり...素敵なムードを醸していてアンダーな描写でのこのレンズの大好きなところなんです。[サルスベリ #1][サルスベリ #2]こうしてこのレンズは1段絞った<f/2.8>でも周辺減光が見られます。Zeiss Loxia 2/50と比べあの独特な空気(柔らかさ)というよりは、精細感を強調するようなキレ・ヌケの良さが信条でしょうか。α7Sでのアンダー目の露出のせいで色味が随分と強く感じます。次にハグロトンボの画像での比較を見ていただきます...「Zeiss Loxia 2/50」[ハグロトンボ:Crop・APS-C][ハグロトンボ:トリミング]あとから出てくる「APO-LANTHAR 50mm F2」とは留まっている場所が違いますので単純に比較できませんが、さすがにISO感度が低めに抑えられていたために逆に葉の方がしっかりとした描写でインフォーカスで目が持っていかれてしまう結果に^^;)。でも大きくしてみていただければそのハグロトンボの各パーツの繊細かつ自然な描写が確認できるかと思います。[APO-LANTHAR 50mm F2][ハグロトンボ:ノーマル]「APO-LANTHAR 50mm F2」にしてようやく総勢20匹以上が集まった状態を収めることができました...この奥にかけて黒っぽいのはすべてハグロトンボです^^。[ハグロトンボ:トリミング]APS-Cサイズ程度のトリミングの一枚です。さすがにベース感度で撮れましたので、先程のこのレンズの「肝」ではないですがトンボを含めインフォーカスの精細かつキレのある描写が見て取れますね。ISO800程度で撮れた画像が多かったのでそれらを使って再びアニメGifをこさえてみました。ほんとにこのトンボは見ていて飽きませんね、他のトンボと違ってほぼじっとしていることがなくこうしてどのトンボも必ず柏手を打ってくれますから...(笑)。[トリミングによるアニメGif]さていかがでしたでしょうか...大好きなコンビの「α7S+Zeiss Loxia 2/50」の空気感は期待を裏切ることがありませんし、被写体によっては素敵な透明感を加えてくれます。そしてCOSINA最高水準としての標準レンズ「APO-LANTHAR 50mm F2」も精細感たっぷりにキレの良い描写を得ることができます。何かとおなじ「F2レンズ」としてαシリーズでは比べられる2本ですが、それぞれに素敵な個性を持った優れたレンズであることは間違いのないところですよね。私としては「planar T* 1.4/50」にとってかわるオールドレンズの比較基準になるような現代レンズたちです...ほんと使って楽しいレンズですよ(笑)。今回はそんな持ち出しやすく、見やすく、そして個性豊かなレンズ2本の話題でした...^^。2023年8月 山崎公園にて#α7S#Zeiss Loxia 2/50
2023.08.07
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★ α7S + Zeiss Loxia 2/50 の巻 ★以前にも書きましたが「α7S」が散歩撮から戻るといまや「Zeiss Loxia 2/50」がボディキャップ代わりに付けられます。『今回はこのレンズ』ということがないときは迷わずそのまま散歩に持ち出しています、もはや散歩撮でのレギュラーコンビとなっているわけですね...それくらい気に入っています^^。「planar T* 1.4/50」の9枚絞りと違いこちらは絞り羽10枚です、開放でのプラナー独特なボケも持ち合わせていますが<f/2>始まりということで開放からずいぶんと使いやすい気がします。上の写真のごとくアダプター経由で「planar T* 1.4/50」を付けるよりかなり身軽です。その上このコンビは軽量ながらもZeissの名にに恥じない上質な画を吐き出してくれるんです^^。ほぼ毎日のCobbyとの散歩で撮りたい被写体が見つからないことはしょっちゅうですが、毎日だから見つけられる新たな発見もしばしばです。そんな発見をこのコンビで何気なくシャターを切る、その一枚がとびきりの一枚になることもよくあることなんですよねえ^^。特に「α7S」とのコンビは透明感のある空気と言えばよいのか同じZeissの「Tessar 2.8/50」でも味わえるような空気中の塵芥(ちりあくた)を排除したような空気感...分かりづらいですね^^;)...それに優しさを加味したそんな描写が大好きなんです。planar T* 1.4/50(ZF)に比べボケの荒くなるところはこのレンズでは和らげられているんですが、それでもプラナー独特なボケの危うさを「α7S」がふくよかな柔らかさを加えてくれてしっかり抑えてくれるところもポイント高いですね。それではなんとはなしのいつもの散歩撮でのこのコンビの画像をアップしてみようと思います...[ハナミズキ:文化の杜公園]桜のあと寂しくなったころ、この花の季節到来で一気に色づく公園です。まさに荒れそうなボケをしっかり抑えてこの絞りを支えてくれます、のっぺりしがちな午後の光ですがインフォーカスのシャープネスと雑味のない色で魅せてくれますね。[ハナミズキ:山崎公園]こちらは近場の公園ですが、やはり花盛りになってきました。光は違えどある種爽やかさを感じさせてくれる色と空気です。[ロードデンドロン・アルボレウム?:文化の杜公園]実はこれ毎年なんだろうと思っていたんですが...葉を見るとシャクナゲのようだし花は真っ赤だし...ようやく調べてみれば、「ロードデンドロン・アルボレウム」でいいんですかねえ?公園の植物園にも同じようなとても花が大きくなる木があるんですが...なんと世界最大の石楠花と言われるそうですよね。植物園の方も咲いていると思うので撮って比べてみましょうかね^^。[桜にヒヨドリ]市役所横でCobbyとおやつ休憩中に終わりかけのソメイヨシノに現れたヒヨドリ。残った花を突きに来たなあ...と思って見ていたら、こうしていきなり私の方を向いて寄ってきました。撮る気は全然なかったんですが、こうも撮ってください的に寄られるとねえ...APS-Cサイズです。α7Sのプラス補正に強いところはホント助かります、逆光でもヒヨドリの姿がしっかり確認できますし、その上ご覧のように青空もしっかりキープされます。[藤の木]これ藤の花のツボミです。こんなにじっくり見たのは初めてですが、なんとも渋い色味ですね。これが成長してあの美しい藤色になるんですから驚いちゃいます。気持ち良いボケからスウ~ッと浮き上がる素敵な描写ですよねえ^^。[クヌギ]クヌギの木の下に落ちているものはよく見てますが、こうして枝に咲いている状態をまじまじと見ることはまず無いですよね。どうですか...可愛らしい葉を冠して美しく風に舞うスマートな花、素敵ですよねえ...こういう発見は散歩撮ならではです^^。α7Sが素敵な柔らかさ優しさでこのレンズに応えてくれます。[御衣黄 桜]いまこちらの植物園を通るときは必ず確認している御衣黄です、中心が赤くなりだしてますね...葉はまだ大丈夫なようです(笑)。綺麗な姿をぜひ収めておきたいちょっと変わった桜です^^。[モミジの花]こちらでは一部のモミジで春紅葉の真っ最中ですが、こうして花をたくさんつける時期でもあるんですよね。これがそのうちあのプロペラのような形になっていくんですが、もう結実した実が真っ赤で葉の緑と素適な対比でとても植物園で目立っています。色を素敵に拾う「α7S」がプラナーの際立つ色味を更に引き出してくれます。[シャクヤク #1][シャクヤク #2]こちらは農業試験場の毎年きれいな花をつけるシャクヤクですが、近年はα7RIIと「Tessar 2.8/50」がめぐり合わせで撮影してました...今年はこのコンビです。シベに見る精細感も素敵ですが、アウトフォーカスに見る花弁のしなやかさもまた素敵です。[Christmas Rose]いつものクリスマスローズですが、今年のメインはこのブラック。私は奥に見えるグリーンの方が好きかな、成長の過程から完成までのシベの変化がとても素晴らしいのです。奥の壁まで距離はあまりないですが、インフォーカスのブラック・ローズが素晴らしい臨場感を醸していますね、こういう空気が得意です^^。ボケにもこのレンズの特徴が出ているかと思います、危なそうな描写になるところも滲むように柔らかくボケてくれて「荒れ」を感じさせませんね。[ハナミズキ]最後の一枚は「これはTessar 2.8/50には無理かな」と思わせてくれたもの。逆光気味で強めのプラス補正をかけて撮るとこうした場合「Tessar 2.8/50」だと花が淡く柔らかくなりながら爽やかな描写をしてくれるんですが、背景もそれに伴いベールをまとったように一様に明るくボケていきます...これはこれでTessar 2.8/50の素適な描写なんですが...この一枚に見る「Zeiss Loxia 2/50」はしっかりとこのレンズらしいハナミズキの質感を保ちながら、かつ空の状況を上手に説明してくれます...見れば見るほど素敵な描写だと思います^^。さていかがでしたでしょうか...気負いのない散歩の中で撮れた画像たちですが、このレンズの魅力が伺い知れるのではないでしょうか。気軽に撮って素敵に保存...散歩撮にはもってこいのレンズだと思います。今回はα7Sのベストパートナーかなと思えるレンズの話題でした...^^。2023年4月 文化の杜公園ほかにて#α7S#Zeiss Loxia 2/50
2023.04.11
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★ α7S + Zeiss Loxia 2/50 の巻 ★さてこの記事を書いている公休日も朝から雨、午後のCobbyの散歩ではまたまた「X-T1」の純正コンビで散歩ついでに近場の桜の名所のロケハンに行ってきました(笑)。もうどこも見頃...いや盛りを越えてしまいそうです^^;)。とりあえず今日見てきた2箇所用に「α7IV+FE 100mm F2.8 STF GM」か「D700+SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1」の予定を立てておきましたが、せっかくですからVoigtlanderの「APO-LANTHER 50mm F2」も久しぶりに出番を与えたいところです^^。まあこんな感じでいつもレンズを中心にカメラを決めて散歩に持ち出すのですが、このところα7Sにはずっと「Zeiss Loxia 2/50」が付いてました。いくつかのレンズの記事の合間にこのコンビで散歩していたんですが、散歩のコースや天気により毎回中途半端な枚数で一つの記事にするほどはなく気がつけば10日間という時間が経ってしまいました。今回まとめて現像してみれば、このところ見られた花たちのカタログから1品料理を選ぶがごとく...アラカルト的な面白い画像が見つかるんです...なんたって河津桜の終盤からソメイヨシノの咲き出しまでの時間の経過がありますからね^^;)。そこで今回はそんな[一種:一枚]的なチョイスで並べてみました、けっこうこのカメラとレンズのコンビらしい描写が見られて面白いかと思います、ご覧ください...[河津桜]河津桜に葉が出始めた明暗はっきり分かれた2枚の画像からですが、落ち着いた色合いと優しい明るさの魅力な色合いとどちらもこのコンビの良さが出ている気がします。[ハクモクレン]この「フワッとした白」も素敵です、開放から1段絞ってもプラス補正に魅力を持つ「α7S」にかかると気持ち良い柔らかさが出ます...そこにキリッとしたシベが素適な存在感を示しますね。[木瓜の花]この空気、何も手を入れる気を起こさせません(笑)。[白梅]ご近所の背の低い梅の木なんですが、これは今年素敵な花をつけてくれました。毎回それぞれのレンズの良さを引き出せた白梅でしたねえ、素適なコントラストの中にもプラナーの湿り気のような感触も見られ...何よりどこか優しい印象がα7Sらしいですね。[啓翁桜]あの植物園一の美しさを披露した啓翁桜の咲き始めです。朧気な背景に浮き上がってくる花に漂うしっとりした空気感も素晴らしくうっとりしていまいます^^。[寒緋桜]楽器のベルが並んだような枝ぶりの寒緋桜、一輪だけ淡いピンクのベルが基調の「A(ラ)」でしょうか(笑)。暗く沈みがちな天気でしたが、α7Sがとても優しい空気で包んでくれました。[プリンセス雅]こちらもプリンセス雅の咲き出した頃ですね、まだまだ花がまばらですがその分花の一つひとつがとても新鮮できれいです。α7Sの色の厚みはプラス補正でその強みをより発揮します...色味が損なわれません。[コヒガンザクラ]今年一番苦労させられたコヒガンザクラもやはり初期の初々しい花たちはとても素敵です、小枝に宿る美しい命の様をくまなく拾い上げるこのコンビの真骨頂のような描写でしょうかね。[彼岸しだれ]いつも植物園では終盤に見どころを作る彼岸しだれですが、今年は早くから見頃を迎えました。(上)プリンセス雅の鮮やかなピンクを背景にしても負けないくらい小さな花たちの浮遊感をこのレンズの開放が破綻のない描写で魅せてくれます。(下)空の青と花のピンクは桜の得意な取り合わせですが、このコンビではその色の「深み」が素晴らしいですね...枝もまた優秀助演賞です(笑)。[ソメイヨシノ]この2枚は植物園の奥(裏)にあるこの地域一番の古いそして大きなソメイヨシノです。近年フルに咲き誇る状態を目にしていません、今年も滑り出しがあまり好調ではなさそうですがそこはすでに年季を感じさせてくれるその風貌がほか木にはない美しさを醸してくれます。ここは「桜吹雪」を撮る一番の好立地なんですが、今年も期待してます^^。[クリスマスローズ]そして最後の一枚はご近所の「クリスマスローズ(ハイブリッド)」です。いつものグリーンは小さい鉢にあるだけで、今年はこの黒がメインとなってました。いつもとぜんぜん空気が違います、このコンビがその微妙な花弁の色をしっかり拾ってくれてます...透明感ある空気が得意なレンズらしい描写でしょうかね...「MC ROKKOR-PG 58mm F1.2」を持ち出すのが楽しみになる一枚でもあります(笑)。さていかがでしたでしょうか...α7Sが引き出すこのレンズの魅力の一端を見ることが出来たのではないかと思います。高画素の「α7RII」より私はこの「α7S」での色と空気が断然好きです...新顔の「α7IV」ではまた素適なコントラストとヌケの良さを魅せてくれるんです。今回は最近はほぼボディキャップ代わりにα7Sに付いているレンズでの散歩撮でした...^^。2023年3月 江川周辺ほかにて#α7S#Zeiss Loxia 2/50
2023.03.28
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★ α7IV + Zeiss Loxia 2/50 の巻 ★朝の散歩がとても寒いです^^;)。寝ぼけた頭が覚醒するのは良いのですが、このところの冷たい風には身が縮むようでまいりますね。今回は新顔の「α7IV」に付けっぱなしになっている「Zeiss Loxia 2/50」をそのまま持ち出してCobbyとの散歩撮に出ました、土手に出るともう冷たく強い風が無情に吹き付けます。その風に向かって歩くCobbyの顔を見ると伸びてきた毛が風に押し付けられてなんともスリムな顔に変身しているので笑えます...増えてきた毛で太ったようにみえるので、早くトリミングに連れてってサッパリとスリムなスタイルにさせたいところです^^。さてα7IVの方の使い勝手はまだ馴染んでくるほど使ってないのですが、シャッター音など高画素機の「R」の系譜である「サクッ」という非常に抑えられた感触というよりはもう少し響く感じで「α7III」に近い感触ですね(電子先幕シャッターOFF時)...なんか懐かしくシャッター切っている感じです^^。やはり嬉しいのはオールドレンズでも今のところ「色」に不安が見られないところですかね、まだ2本くらいしか試してませんが手応えは上々です。そんなα7IVでSonyのためのプラナーを楽しみます...初回の稼働では<クリエイティブルック>の様子見もあってけっこう「濃いめ」の感触・印象だったんですが、今回は通常の現像プロセスも交えての画像となりますのでそのへんの違いも見ておきたいところです。[ダイサギ #1:APS-Cモード]Cobbyと土手に出てすぐに遭遇したダイサギ、ゆっくり朝食を楽しみたかったのでしょうが私達が少し土手を降りてカメラを構えたものですからこちらを見て警戒態勢に入ったところです。[ダイサギ #2:APS-Cモード]やはり近づこうとしているこちらの挙動が気に入らなかったのでしょう、すぐに飛び立ちました。いっぺん飛んだ方向から踵を返すように逆方向へ方向転換したのでじっくり撮ることが出来ました^^。私の頭の上で方向転換したのですが、さすがにピントが間に合わずピンボケでした...その直後の一枚です。向きを変えていたので羽根の動作が逆になってます、でもその羽根のしなやかしなり具合が美しいですよねえ。まさに風(空気)を後ろに押し出しているのがわかるような羽根のしなりです。[ダイサギ #3:APS-Cモード]そして長い首を畳んで普段の飛翔態勢に入りました、直ぐ側の橋の下で降りて採餌行動に...朝食のお邪魔しちゃいました^^;)。[公園の梅の木]こちらは公園の梅の木です、花のボリュームはまだまだでこうしてとっても枝の数・姿が目立つほど。いつものペースでは咲きそろうのは土手の河津桜がしっかり咲きだす頃でしょうかねえ。[白梅 #1]でも花の方はツボミの色づきも良く、花それぞれもきれいに咲きだしています。強めの「春の光」は感じられるようになってきましたのでもうすぐですね。[白梅 #2]満開も良いのですがこの咲きはじめの花がたくさん見らるこの時期は大好きです、ツボミからようやく開き始めた初々しさが新鮮な色味とともにとても可愛いですよね。そして公園側の土手に上がってみれば...[河津桜]河津桜が本格的に咲きだしていました、これからは目が離せなくなってきます^^。ツボミの多くはまだ黄色いですからもう少し時間はかかりそうですが、ちょっと温かい日が続くとあっという間ですからねえ。さて上の写真の梅と河津桜ですが、明るい空を背景にした場合の現像では<クリエイティブルック>の[SH(シャイン?)]をあてがってみると仕上げが思ったように進みとても楽でした。他のものはいつものAdobe-vividからの通常プロセスで仕上げてあります。それぞれでこの「Zeiss Loxia 2/50」の豊かなコントラストと階調性が十分確認できますが、やはり「α7Sとの蜜月」は光りますね、まだまだα7IVではこれからですが私はα7Sの方で使うことが多くなりそうです。RAW画像の方も「非圧縮」ではファイルエクスプローラーではアイコンだけになり内容がわからないので「ロスレス圧縮」にして撮影することにしましたが、Lightroomでも現像時それほどギクシャクしなくて済みそうですのでなんとかこのロスレス圧縮現像ラインで行くことにしました。これから本格的な花シーズンを迎えてα7IVの長短マクロの撮影が楽しみになってきます。オールドレンズの「α7S」と素敵な対比を見ていきたいですね...楽しみです^^。2023年2月 江川周辺ほかにて#α7IV#Zeiss Loxia 2/50
2023.02.17
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★ α7S + Zeiss Loxia 2/50 の巻 ★今回はお気に入りのコンビでの散歩撮です。コースを氷川神社経由で歩いたこともありこの日は動物オンパレードといった感のある一日で、ちょっと変則的な散歩撮となりました。そういえば少し前に私が欲しと思っている「α7SIII」に関して面白いエピソードをネットで見つけました。かなり年配のお金にも余裕のある方とお見受けしましたが、SONYの「α7SIII」と「α7RIV」を使って楽しんでいたという羨ましいくらいの御仁の「α7SIII」についてのお話しです^^。要は...良いところは認めているんですが、普段使っているモニターを「4K」そして「8K」対応へとグレードアップしていくなかで画像が小さくなって「α7SIII」は使わなくなったというお話しです。「そんな事あるか!?」と思いましたが、でもなるほどと納得してしまったことも事実です(笑)。[4K:3840×2160 pix]...私のモニターが[2560 x 1440 pix]でまだまだ[2K]の域です、でも最近はこの4Kも主流になってきましたね。それがその上の[8K:7,680×4,320 pix]となるともはや購入選択の幅がとても狭くなり値段も数十万オーバーになりますから誰でも使っている代物ではないですよね。でもそういうモニターを使っている方がα7SIIIの1,200面画素の画像を表示すると等倍でも[4240 x 2832]となり横幅で画面の半分ちょいというところですから、6,100万画素の[9504 x 5344]くらいないと全画面で楽しめなくなってくるというわけです...すごい世界ですよねえ^^;)。こういう話を聞くとなんか羨ましいというより「もったいなくてわいそう」と感じてしまうのは私だけでしょうか^^;)。しかしこうした背景が出てきているのも事実なので「高画素」の意味合いもなるほど現実的と言えるのかもしれませんね...今回みょうに納得してしまいました(笑)。さてそんな「8Kモニターでは小さくて見てられない」と言われるα7Sの素敵な画像を見ていただきましょうか...^^。[Temple cat #1]白いにゃんこの存在感も素敵ですが、その乗っている切り株の描写がまた渋いですよね。オートWBですが、暗い境内ではどうしても青みが出てくるのでこちらの一枚は「Lr」で色温度を少しプラスしてます。相変わらずCobbyを睨みつけ全身の毛を逆立てているのがよくわかりますね^^。[Temple cat #2]こちらはそのCobbyを少し離れたところにリードを掛けて離し、若干落ち着きを取り戻したところです。上の一枚との違いはこちらが色温度だけ調整したものというところです、RAW(ニュートラル)ではこうして少しおとなしめに画が出てきますね。でもにゃんこの臨場感や細かい切り株の描写は素晴らしくこのレンズの味(底力)を感じさせてくれます。[Temple cat #3]にゃんこのいる柱など木の質感も素晴らしいですし、当然ながらにゃんこの臨場感が開放でもしっかりと醸し出されています。[Cobby]Cobbyも負けていません(笑)。オールドレンズではこの<f/2>という絞りでは右奥の空の明るさを含めた木々の描写が怪しくなるんですが、さすがにこのレンズはα7Sのおかげもあり滲むようなボケがとても柔らかく「暴れ」を微塵も感じさせません^^。[杭に這う蔦」開放から1段絞ると可愛いてっぺんの葉だけでなく杭の雨風に晒され荒れた木地まで質感豊かに描写してくれます。[Spring Rider]α7RIIのときとほぼ変わらないですが、やはり背景のふくよかな味付けの柔らかさにアドバンテージを感じさせてくれますね。いかがでしょうか...私はこのレンズは「α7S」がいい味出してくれると感じています。豊かな階調性からかα7RIIと比べて、高いシャープネスとコントラストにそこはかとない優しい柔らかさをプラスしてくれるところがとても気に入っています。次は少し「透明感」に拘って被写体を探してみましょうかね、楽しいレンズです...^^。2023年1月 氷川神社ほかにて#α7S#Zeiss Loxia 2/50
2023.01.27
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★ α7RII + Zeiss Loxia 2/50 の巻 ★普段新しいレンズが入るとしばらくそれを追っかけて使うんですが、このところ新顔レンズのオンパレードという嬉しい状況(安いものも多いですが)で今回の目玉である「Zeiss Loxia 2/50」がなかなか使えないイライラがありました...使えばいいだけなんですが、ほらあの楽しい<Film Simulation>がねえ(笑)。そんなテンヤワンヤのような状況のなかでやっと「Zeiss Loxia 2/50」を今度はα7RIIに付けて散歩撮に出ることができました。実はこのα7RIIをどうにかしようかという気持ちがちらほらと湧いているんです^^;)。MinoltaのROKKORのために残しているようなものなんですが、α7Sがとても気に入っており「オールドレンズ」はこのカメラがあれば十分楽しめることがわかってきましたのでねえ。もう何年前でしょうか...α7IIIを新品で買って以来ここ久しく最新機種って使ってないんですよねえ。先日発売になった4,000万画素の「X-T5」も良さそうだし、3,000万画素の「α7IV」も気になりますよね...ただ私は動画はやらず静止画オンリーなのでもったいないかなあと悩んでいます。まあそんなこと言ったら今どきの新機種には手が出なくなりますから、秋口を目処にいっぺん考えてみようと思っています^^。さてそのα7RIIですが、今回いつもと違い持ち出す前にWBの設定を触りました。持ち前のニュートラルな色味でここまでずっと見てきましたが、α7IIIの(ちょっと赤みの強い)温かみが懐かしくなりK値の設定を[5500K]にセットして臨みました...どんな風に出るか楽しみです。それでは見ていくことにしましょうか...[霜]この日は朝の散歩の番となり、午前八時前くらいに家を出ています。それでも土手の影になる場所にはこうして霜がたくさん降りてました。この白背景のブログ内で見ても奥行き感がとても良く出てますよね、霜が降りた草の立体感も実に気持ち良いです。[Windmill]そして前回α7Sで素敵な透明感を見た風車です、光的には前回より雲が少ないくらいで露出はほぼ一緒ですが少しプラス補正を強めにした分よりペットボトルの透明感が増しているようです...どちらも良い感じで好きですねえ~(笑)。[オオタカの森の木]そして開放でのこうした空を背景にした木々の枝にはフリンジがずいぶんと発生していました...このへんは「APO-LANTHER 50mm」が優秀でしたね^^;)。でも描写の方はなかなかしっかりと描いてきます、雲の微妙な表情もしっかりとです。[ツバキ]こういうのを見ると[5500K]が少し効いているのかなと思いますね。インフォーカスの花びらだけでなく葉の表情も心なしかシットリしている感じです。[湧水]これがまた意外にも渋い描写を見られましたねえ、説明の立て看板にピントを置いて少し絞ってみたらその奥にかけての描写がなんともドキュメンタリー・タッチという風で良いんじゃないでしょうか...こういう出方をするんですねえ(笑)。[紅梅]一見なんとも掴み所がないかと思ったんですが、α7RIIの出すこのなんとも落ち着いた表情で良いのかなと思われます...背景にも変な粗もなくピントを置いた紅梅の花の醸す変な言い方ですが「重たげな」描写みたいなものを感じます^^。[Cobby]今回唯一色味に手を入れた一枚です。先の設定のせいか背景に少しマゼンタ系が強く出てしまい、Lrで色かぶりを少し調節しました。結果Cobbyの描写にもα7RIIとしてはいつになく明るいというか温かみが出ているような描写となりました。[きらり☆ふじみ]このきらり☆ふじみのガラス越しの一枚はこのレンズならでは描写でしょうかねえ、ガラスに反射している撮ってる私の背景の映り込みを感じさせながらも室内の空気をしっかりと感じさせてくれる描写はさすがですね。WBがノーマルのままだとやはりもう少し「Cool」な描写になりそうですね。[藤]ここまで来ると”この[5500K]は使えるなあ”と感じさせてくれます(笑)。α7IIIとは一味違う「温かみ」のある色合いがとても良いです、そしてこのレンズの幹を力強く描く(質感)描写がなんともいえず素晴らしいですよねえ。[水道橋]最後の一枚は最近何かとX-T1の<Film Simulation>で使っている”水道橋”ですが、こうしてこのレンズで見るといつもとは違う「物語性」を感じるから不思議です...えこひいきかな?(笑)。いかがでしょうか...前回のα7Sの時と光が違い一概には比べられないですが、α7Sでの「質感描写」がとても光っていたと思います。そしてこのα7RIIでは意外な「渋い」描写が目に付きました、もう少しこのレンズで粘ってみようかと思います...やはりどこか光るレンズは違いますね^^。そしてα7RIIのWBの設定も功を奏していたようです、積極的にいろいろ使っていきたいですね。2023年1月 きらり☆ふじみ・江川周辺ほかにて#α7RII#Zeiss Loxia 2/50
2023.01.07
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☆α7S + Carl Zeiss Loxia 2/50 の巻 ☆Nikon D5000から始まる私のデジタル一眼...その初期からずっと使ってきて今や手持ちのレンズでは最古参となったCOSINA製「planar T* 1.4/50 ZF」ですが、以前から様々な(特にα7Sでの)作例で気になっていた最新のプラナーが遅れてやってきた自分へのクリスマスプレゼントとしてようやく手に入りました^^。《 Carl Zeiss Loxia 2/50 仕様 》光学系構成 : 4群6枚 ダブルガウス型焦点距離 : 50mm最短撮影距離 : 0.45m絞り羽根枚数 : 10枚F値 : f/2~f/22フィルター径 : 52mmマウント : Sony Eマウント重量 : 320gとても安くなった並品ですが修理会社によるレンズ内清掃及び点検が済んでいる品で写りは保証付きなんです...ご覧のように外装にはところどころスリ傷がありますがレンズ内がとてもきれいで安心です。以前同じ清掃・整備で大変満足度の高かった「Ai Micro-Nikkor 55mm F2.8S(並品)」と同様の入手です^^。小ぶりなレンズですがズッシリときます、「レンズと金属の塊」感がたまりません(笑)。50mmですが意外にこのフードが深くて(フィルター径58mmの)COSINA製プラナーの2倍ほどもあります、近接は大丈夫でも遠景(∞)はケラレないかなと思っちゃいます...なんたってIF(インターナルフォーカス)ではなく繰り出し式なもので(笑)。まあしかしこのレンズCOSINA製の「planar T* 1.4/50」に負けずフォーカスリングがなめらかな動きでまたその回転角がとても大きいのでピントの詰めが甘くなることがないです(笑)。そんな期待の大きなこのレンズ、さっそく近場の秋冬用テストフィールドから散歩撮の始まりです...[ナンテン]最近X-T1での画像がたくさん出てきたアングルですが、それぞれ良さはありましたが...さすがフルサイズの良いレンズはこうなんだと魅せてくれる一枚ですよね(笑)。高めのコントラストにシャープなインフォーカス、そして背景のボケにα7Sの良さがこれでもかと出ています...やはりグレードが違いますね^^。[Pyracantha]この見慣れたピラカンサスもα7Sならではの強めのプラス補正がとても活きて実の解像感はピカイチだし、第一に奥でいつも主役を食ってしまいそうなくらい激しく出てくる建物の屋根で起きる強い反射が丸ボケを押しのけてまでというほどにならないくらい抑えられてます...これは驚きました。手にして初めて気が付きましたが、このレンズ「planar T* 1.4/50」の9枚とは違い絞り羽が10枚なんですよね...きれいな丸ボケと光条などが期待できますよね。[Windmill]こちらもテストフィールドで驚いた一枚です...空を背景にしたのでプラス補正しましたが、この青い風車の中心のペットボトルを見た時は鳥肌モノでした(笑)。この透明感は素晴らしいですよね、そうなんですこのレンズ+α7Sでの期待の一つがこの「透明感」だったのですからまさにその時の自分のしたり顔が見えるようです(笑)。[小菊]そしていつもの小菊です...プラナーの背景の距離でうるさくなりがちになるのはよく知られていることですが、その微妙な距離なんです。奥にそのうるさそうな描写が見られますが...このレンズのボケがなんともにじむように柔らかくてそんな粗(あら)を目立たせなくしてくれているようです...これも嬉しい誤算ですね。そして右の端っこに見られるインフォーカスになった針金や柵の地の部分です...画面の隅でこの開放での質感描写...凄いですねえ、嬉しいですねえ(笑)。[柿の木]しつこくなるので開放の画像は出しませんでしたが、開放での周辺減光はしっかり出ますがこうして1段絞るとほぼ解消に向かいます。でも開放でもこの画像に負けない精細な画が出てきますから驚きますよねえ...この1.200万画素のα7Sでも十分楽しめそうです。ここから試し撮りにはココという「難波田城公園」に行ってきたものをご覧いただきます...[ポストと古民家]こうしたポストの開放での立体感はX-T1での安いレンズでもしっかり出ますが、このレンズにかかるとその後ろのサザンカのある垣根の気持ち良い立体感まで感じさせてくれます。ボケも優しくてとても良いと思います。[正月飾り]質感描写・精細感を感じさせてくれる一枚...お飾りだけでなく引き戸・壁面の木地までも炙り出さんとする精細感を感じますから美味しいですねえ^^。[庭園のCobby]高いコントラストとシャープネスでこうしたCobbyの描写は少し「Lr」でコントラストを落とすなど手を入れてますが、柔らかくしてもこのシャープな印象にはニンマリです^^。[サザンカと蔵 #1]蔵の雰囲気を活かしたくまた花が下向き加減だったので絞ってかつプラス補正での一枚です...α7Sでの爽やかさが倍増しているようで嬉しくなりますね。[古民家裏のサザンカ]微妙に日陰の花壇のサザンカに木漏れ日が少しだけ当たっていた瞬間を狙いました。このサザンカの赤はこういう輝度差の激しい時実際目にした感触を再現するのが難しいですよね、若干ピントを外し加減ですがアウトフォーカスの部分を含め見事に花びらの美しさを再現してきたのには驚きますね。[サザンカと蔵 #2]西日の当たったサザンカの垣根越しの蔵の一枚ですが、シャープに出た花とその立体感が気持ち良いですね。そして背景に目をやれば先述したように滲むように柔らかくボケて木の枝などにもうるささを感じませんね...良いのではないでしょうか(笑)。[薪置場]そしてこの質感描写...インフォーカスに見る乾いた薪の感触は絶品です^^。こうした質感描写の優れた部分の作例には事欠きません...[大八車]この荷車に乗った俵も乾燥しきって触れば崩れてきそうなくらいなんですが、そんな質感をしっかり醸してくれます。明るい門の外との描き分けも優れもので影になったエリアの描写には優れた階調性そしてシャープネスが感じられます。[Stair Rail]こちらも手すりの質感描写が最高です、日陰になってる部分まで行き届く質感描写というところでしょうか...素敵です。そんな素敵なレンズだということがα7Sの液晶画面でも確認できて、Cobbyをしっかり撮ってやろうと良い光と場所を選んでみたら...[お堀端のCobby]良いですよねえ~...インフォーカスに見るCobbyとドウダンツツジの細い枝の「抜けの良い描写」には脱帽です。いかがでしたでしょうか...もうこのレンズには初日の散歩撮でメロメロです(笑)。ようやくのゲットですがほんとに手に入れて良かったと感じさせてくれました、「F2」の使いやすさと合わせこの高いコントラストとシャープネスは魅力ですねえ。そして肝心の「α7Sとのコンビネーション」も見事に期待に応えてくれた感じです、これから使い込んでいくのがとても楽しくなりそうです。今回はそんな今年最後の一本...Bigな手応えのあるレンズの話題でした...^^。2022年12月 江川周辺・難波田城公園ほかにて#α7S#Carl Zeiss Loxia 2/50
2022.12.31
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