105mm F2.8 DG DN MACRO | Art 6
APO-LANTHAR 50mm F2 Aspheical 24
AF-S Micro-Nikkor 60mm F2.8G ED 15
Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D 8
Ai Micro-Nikkor 105mm F2.8S 23
35mm F/2.8 Di III OSD M1:2 (F053) 2
SP AF90mm F2.8 Di MACRO 1:1 12
SP AF 180mm F/3.5 Di LD [IF] MACRO 1:1 10
SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 1
Pentax M42 Super-Takumar 55mm F1.8 12
Pentax M42 Super-Takumar 35mm F3.5 4
Pentax M42 Super-Takumar 28mm F3.5 5
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 55mm F2 33
MINOLTA AUTO ROKKOR-PF 58mm F1.4 14
MINOLTA MC ROKKOR-PF 58mm F1.4 7
MINOLTA MC ROKKOR-PG 58mm F1.2 26
MINOLTA MC ROKKOR-PG 50mm F1.4 29
MINOLTA MC MACRO ROKKOR-QF 50mm F3.5 3
全8件 (8件中 1-8件目)
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☆ α7RII + Ai Nikkor 50mm F1.4Sの巻 ☆今回は例の早朝にカメラを落としてしまった時を含めた散歩撮になります^^;)。ほんとに肝を冷やしましたよねえ、「Ai Nikkor 50mm F1.4S」のフードが金属製だけに「ゴンッ」と響くような音がしていっそう「やってしまった~!」みたいなショックを誘いました(笑)。今日までずっと付けてはいたんですが、並行してα7Sには「MC ROKKOR-PG 50mm F1.4」を付けており朝起きての天候と気分で持ち出しを分けていました...したがって次の話題はROKKORになります^^;)。さてその「Ai Nikkor 50mm F1.4S」ですが天気がいまひとつという日が多かったので、ファイダー覗いていて「これは」という瞬間が少なかったのですが...そこは平均以上の写りをしてくれるこのレンズ、今回は面白さより普通に使ってみましたのでそんな「普通」の中に見るべきところがあるか...そんなところをピックアップして見ていくことにしました。[ハゼラン]川沿いにこの可愛いハゼランがたくさん咲いていました、ちょっと最短近くまで寄っての開放です。このレンズはボケがとりわけきれいなわけではないのですが、変に荒れたりしないところが気に入っています。補色に近い素敵なコントラストの二つの色の世界がちょっと見ていて気持ち良いですね。[ご近所ニャンコ](オールド)レンズによってこうした周辺のボケに見られる収差の出方の違いでそれぞれの特徴ある雰囲気(空気感)を作っているのが分かります。開放で比較的シャープな像を結ぶ方なんですが、そこは古いレンズですね...開放の素敵な柔らかさを感じます。[蜘蛛の巣]雨滴を付けた蜘蛛の巣のシャープな写りとアウトフォーカスの作る雰囲気のバランスがこのレンズの持ち味のような気がします。ボケても形を残すNiikkorに共通して見られる背景のこうした描写には感心したりもしますね(笑)。[サルスベリ #1]ROKKORとは違う...臨場感を醸すほどではないが混沌とするわけでもないこうしたボケ描写、Nikkorだよな~...まさに雰囲気を決めちゃいます(笑)。[サルスベリ #2]すこし絞ると素敵な立体感を醸します。素直で優しいボケとは違うが現代レンズでは出ない独特な空気の正体がまさに先程の(残存)収差のなせる技なんでしょうね。[きらり☆ふじみ]このレンズ糸巻き型の歪曲が目立つかと思っていたんですが、どうやら私がレンズをすこし下向きで撮っていたせいのようです...ご覧のように補正要らずでしっかり空間が描写されています^^;)。でもカメラが(ローパスフィルターレスの)α7RIIのせいか手前の池と通路の境目の排水溝にかかる格子の蓋に「モアレ」が目に付きますね。[光芒]こんな雲の多い日が続いていましたが、そんななか見られた光芒です。[下鶴馬 氷川神社 #1]昔の設計のレンズはピントを外しても輪郭がしっかり残ると言われますが、この一枚も先客がいらしたので後ろ姿とはいえピントを外して撮ってます。そのせいかわずかにピントをずれた石灯籠がとても良い感じです、微妙に立体感を醸しながらもシャープではなく、まるで昔のフィルムのような感触です^^。[下鶴馬氷川神社 #2]二絞りもすればこうして締まった画像を見せてくれます。でもやはり神社(境内)は木々で鬱蒼としているせいか暗い(笑)。[公園のサルスベリ]開放ではどうでしょう...XR RIKENON 50mm F2では見られないアウトフォーカスの空気感はさすが「F1.4」ならではでしょうか...なかなかウェットですこし重みを感じさせる写りになってます。やはりこのレンズ、絞れば現代レンズ顔負けのシャープな像を結びながらも独特なボケで個性を見せますし、開放では光によって様々な顔を見せながらピントの置き方によっても面白い画を出してくるレンズなんですよね。そんなたまに使いたくなるレンズの話題でした...^^。2022年9月 江川周辺・きらり☆ふじみほかにて#α7RII#Ai Nikkor 50mm F1.4S
2022.09.11
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前回D700で久しぶりに登場した「Ai Nikkor 50mm F1.4S」ですが、あの色と空気感にNikkor(Nikon)を感じてみるとα7IIIで無性に撮りたくなりました(笑)。D700で見られたちょっと印象的な「空気感」、これってあまりα7シリーズでは感じることなかったんですがねえ...やはり1.200万画素のフルサイズのゆとりがなせる技なんでしょうか。先日もD700を使った時に感じたことなんですが、普段ミラーレス(α7Series)の2,400万画素以上の画像を見慣れている目であのD700の画像を見ると...なんと言って良いのか言葉にしにくいのですが...画に「優しさ」のような温かみが感じられるんですよねえ。前に使ったα7RIIのように緻密で精細な画も素敵で最近のカメラは高画素でも階調性が高くなっています。でもその対極のような低画素D700の画に感じるこの階調豊かな優しさは「まさに一服の清涼剤」と感じさせてくれるんですね...1画素の余裕ですかねえ^^。そんなわけで今回はα7IIIで引き続きこのレンズでの散歩撮となります。[Cobby #1](f/1.4, 1/500, ISO100)まずはCobbyでの開放です。いつも使う場所なんですが、このCobbyが日陰になるようなシチュエーションでは光にもよりますが(普段だいたいプラス補正をして撮っていますが)レンズの特徴が結構いろいろと見て取れます。「Ai Nikkor 50mm F1.4S」では今回この場所のどの画像もCobbyが暗く出て現像で彼にマスクを掛けて明度ほかを調整しています...ですがボケがとても良いですよねえ。Nikkorのボケても形を残す特性が良い形で出てくれます、このへんは大好きなROKKOR的なボケに通ずるところがありますね^^。[Cobby #2](f/2.8, 1/100, ISO100)開放から2段絞るとCobby&背景がとても良い塩梅になりましたが、いかがでしょうか^^。ボケにちょっとベールがかかったようなところがとても良いです。[キラリ☆ふじみ](f/4, 1/100, ISO100)いつものテストフィールドですがやはりこのレンズのボケの傾向からすればこうなりますよね(笑)...ピントはもちろん池に映る六角堂の塔の中ほどですから池のかなり手前になります。ほんとこのテストフィールドは面白くて<f/4>でこのピント位置にした時に奥の建物がただボケるだけでなく「絶妙に柔らかく」撮れるレンズはいまのところROKKOR組だけなんです。[Cobby #3](f/1.4, 1/500, ISO100)お次はキラリの正面玄関、Cobbyお決まりのポーズにて。もう少し明るければ(陽が照ってくれれば)Cobbyにインパクトが出たんだと思います。それでもこうした被写体と背景の距離で背景のボケに変に荒れたところが見られません(感じられません)、バランスの良いレンズなんですねえ。[常夜灯](f/1.4, 1/400, ISO100)その点はこちらの画でも確認できるかと思います。フォーカスされた左の常夜灯周りの空気感もD700のときほどではないですが感じられます、そして奥に見られる植木や灯の描写を見てもROKKORやボケの素直なTakumarよりも良質に感じるほどです。レンズによっては開放<f/2>でも奥の常夜灯の傘左部分がこれだけハッキリと形状を認識させてくれることはありません...このレンズはきれいにボケながらですから驚きますよねえ(笑)。現像時他のオールドレンズ同様に補正を掛けてませんから周辺減光と歪曲も目に付きます、それゆえにまたこのレンズらしい「味」が感じられますよね^^。[モミジバフウ](f/1.4, 1/400, ISO100)これも開放ですが、大きくするとやっと背景にボケの荒れが若干見られます、でもそれも建物のタイルの模様によるものでしっかり「味」になってます(笑)。こういう空が結構入る画像では逆光・半逆光などでフレアがけっこう出ます、特に開放では明るい部位に出やすいですかね...でもそれもこのレンズの味なんです。[はぜ掛け](f/1.4, 1/1000, ISO100)そして散歩撮の最後にインパクトある画をもらいました(笑)。これで開放です...周辺減光と手前のボケでかすかにそれを感じられる程度ですが...このはぜ掛けされた稲の描写は素敵ですよねえ。現像時にトーンカーブでコントラストをちょっと上げ気味にするだけでこの変化を楽しめます、本来の素の状態(ニュートラルでのRAW画像)はこれまた渋いちょっと霞がかったような柔らかさを持ち合わせていますから気分次第でそちらも楽しめてしまいます^^。いかがでしょうか...α7シリーズでは「D700での空気感」と違ってこんなインパクトを楽しんでいます。これと言った特徴がないレンズという認識なんですが、それはあくまで「そつなくこなす」という意味であり、「味」はしっかりありますから「どんなインパクトを貰えるか」という楽しみはまた格別ですね...そんな標準レンズのお話しでした...^^。2021年10月 「キラリ☆ふじみ」ほかにて#α7III#Ai_Nikkor_50mm_F1.4S
2021.10.11
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さて少しブログの記事に間が空いてしまいましたが、今回はタイトルに有るようにNikonの長きに渡って定番の標準レンズとして君臨してきたMFレンズ「Ai Nikkor 50mm F1.4S」と「D700」の出番です。私が使うのも久しぶりだと思います...いつぞやのα7IIでの「風通し」以来かな、D700では1年以上使ってないですね^^;)。でもこうしてたまにD700で使うとカメラ構えていてなんかしっくりきますね^^。そういえばこのレンズ、2018年に購入したんですがMapCameraでの「現在の買取価格」がワンプライスでほぼ私の購入時の価格になっていたのにはびっくり。なんか値上がりしてますよね~、NikonのMFレンズがほぼすべてディスコンになってしまったせいですかねえ。このレンズの特徴と言えば「何でもそつなくこなす」ところですかね...絞ればもう普通の現代レンズだし、そのパキッとした写りと絞りを開けた時の落差を楽しんじゃうレンズというところでしょうねえ。そんな開放を含め少し絞った画像まで今回の散歩撮の様子を見ていきましょうか...[Cobby](f/1.4, 1/5000, ISO200)まずは開放でのCobbyです。こうした距離での開放は良い描写をしますよねえ、それほどエッジを強調してきませんが周辺減光もあり、Niokkorならではのボケても形状を残すボケの中にスッキリと浮き上がってきます。[はぜ掛け](f/4, 1/800, ISO200)農家の方が総出で作業をしていた「はぜ掛け」です、近郊ではあまり見かけない景色ですがこちらではあちこちで見られます。遠景ではちょっと絞ればこうしてメリハリのある描写をしてくれます。ほぼパンフォーカスな一枚ですが、背景の建物までスッキリと気持ち良い写りになってます。[赤とんぼ:トリミングあり](f/2.8, 1/1250, ISO200)これはそんな畑のそばで見つけた「赤とんぼ」、たくさん飛んでました。いつもの距離輪で目測の一枚です...うまくトンボが白い看板にかかってくれたので姿が現れました^^。これトンボの飛んでる羽の形がとても素敵な形に止められた一枚なんです、大きくしてみてください。両羽が作るサインカーブがとても美しいですよ(笑)。[Cobby plays Soccer](f/4, 1/500, ISO200)またもやCobbyですが、広場に忘れられたサッカーボールをちょっと蹴ったら彼に火をつけてしまいました。ワンワン吠えながらしばらく追っかけてました、ようやく落ち着いたところを一枚^^。[カンナ](f/1.4, 1/3200, ISO200)江川沿いに咲いているカンナですが、わずかな咲き残りというところでしょうか。きれいな個体でしたが、葉がなんとも傷みだしていたのであまり絞れない状況でしたねえ^^;)。開放なので少し柔らかく出ていますが、「立体感・臨場感」不足は否めないところです(笑)。ただ背景の大きな葉に見られるボケはけっこうイケてますよね。[タカノハススキ](f/1.4, 1/2500, ISO200)そういう意味ではこちらもイケてる開放です(笑)。手前の穂にピントを置きましたので、荒れのない背景の素敵なボケと周辺減光でなんとも落ち着いた一枚となりました。[ハナミズキ](f/2, 1/1600, ISO200)これ1段絞っての描写なんですが、先日のナノクリマクロではありませんが「赤」がなんともハッキリ出てくれます。昔はNikonしか触ってなかったんですが、こんなに赤が強く出てましたかねえ(笑)。[ポンプ制御盤](f/1.4, 1/500, ISO200)こんもりした林の中で更にこの日は暗かったですからかなり背景が明るくなり、ただでさえボケても形を残しますからかなりハッキリと描写されてますね(笑)。でも制御盤の描写には柔らかさがにじみ出ています。[キバナコスモス](f/2.8, 1/400, ISO200)そうした暗い中でしたのでただでさえ赤みの強い花が多かったこちらの花壇では色もさらに濃い目に出ています。それにしてもフォーカスされたキバナコスモスの美しさは豊かな階調性で描写された姿と言って良いのではと思いますが...D700のおかげ?。[キスゲ](f/2, 1/640, ISO200)開放だと明るい部分がモヤのようになりますが、1段絞ると空間がスッキリします。少し痛み始めた葉の張りが足りなくなった様子がシビアに描写されているのが分かりますね。ボケに変なクセがないことに加えこういうフォーカス面に見られる空気感にはこのレンズの良い部分が見られるのではと思いますね。最近はこのレンズほとんどSONYのα7シリーズで使っていてNikonらしいボケとフォーカス面に見られる素敵なインパクトを楽しんでいました。やはりこのD700ではハッキリした色と豊かな階調性から見られる「空気感」が光ります、大好きなROKKORたちとは一味違うこのレンズがD700で本領発揮しているかなと思わせてくれますね...そんなレンズでの散歩撮でした^^。2021年10月 江川周辺にて#D700#Ai_Nikkor_50mm_F1.4S
2021.10.09
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さあ今回はまたしてもオールドレンズの風通し、もう4回目になります。第4弾のレンズは標準レンズの中の標準と言ってもいいかもしれませんねえ、こちらです...いつもこのレンズについて言っていることなんですが、特別これといいって特徴がないのが個性...という感じですかねえ...でも面白味がないわけではないですよ^^;)。<Ai Nikkor 50mm F1.4S 仕様>光学系構成 : 6群7枚焦点距離 : 50mm最短撮影距離 : 0.45m絞り羽根枚数 : 7枚F値 : f/1.4~f/16フィルター径 : 52mmマウント : Nikon Fマウント重量 : 250gまあまんべんなく絞りに応じてそつなくこなす優等生レンズという感じなんですが、時々フィルムチックでノスタルジックな画を出したり、驚くような空気感を出してくれたりとたまに使う時はそんな「オッ」という描写を楽しみに使っています^^。それではこのレンズの風通しの様子を見てみましょうか...[畑のフェンス](f/1.4, 1/8000, ISO100)このアングルは前にNikkor-O・C Auto 35mm F2とplanar T*1.4/50 ZFで撮り比べたものなんですが、planar T*1.4/50ほどボケに特徴はなくNikkor-O・C Auto 35mm F2ほどノスタルジーを感じさせずそれなりにしっかり写ってしまうんです^^;)。なので後から周辺減光を足してシャドー部の加工でフィルムチックにしてみました、少し光が強くて残念ながら『味』みたいなものは引き出せなかったですね。[ヒルガオ #1](f/1.4, 1/8000, ISO100)かなりマイナスの露出補正をしていたので開放でのSSが多分限界を超えていたようです。なんとも平坦なヒルガオになっています。こういうことがあるのでNDフィルターを持って...という気にもなりませんが(笑)。それではということで柵の反対側を撮ってみると...[ヒルガオ #2](f/1.4, 1/8000, ISO100)ヒルガオにそれなりの立体感が出てきます...加えてNikonらしい柵の几帳面な描写も見られます^^。このレンズの点光源で出てくる玉ボケは普通に口径食も見られるのですが、けっこう周辺まで頑張っている方なんです。(f/1.4, 1/1600, ISO100)ご覧のとおりです、頑張っている方ですよね^^。[モミジ](f/2, 1/500, ISO100)1段絞ってます、もう何も心配のない描写になります...さすが優等生(笑)。[キスゲ](f/2.8, 1/125, ISO100)適度なボケ感を求めての絞りですが、柔らかさはありますが主役の臨場感はいま一歩というところではないでしょうかねえ^^;)。[ハナミズキ](f/2, 1/4000, ISO100)半逆光にしているとこうして開放から1段絞っただけで小さな実もツルッとした表面をしっかりと臨場感を醸しながら描写してくれます。背景の紅くなりだしたメタセコイアと分からないながらも形状を残したボケになってます。そして今回出てきたのが『透明感』でしたねえ...[Marguerite](f/1.4, 1/3200, ISO100)最後の休憩地点のコンビニ近くでの一枚ですが、かなり西日が強かったので前回の風通し(Nikkor-O・C Auto 35mm F2)同様にきれいに白を出すよう色味を調整してやるととてもスッキリとした描写になるだけでなく、フォーカス面に文字通り透き通るような空気感が出てきます。[Marguerite and Honeybee](f/2, 1/640, ISO100)これなんかは少し西日の色味を感じられるくらいにとどめて仕上げたものですが、とても透明感を感じる一枚です。...ミツバチだけでなくシベや花弁までもが生き生きとした描写になってます。やはりこのレンズ普通によく写るだけでなくこうして少し絞り開け気味にした時のプラスアルファの描写で楽しめるレンズではないでしょうかね。やはり今回も「オッ」という一枚にお目にかかれた...そんな4回目の風通し散歩撮でした。2020年11月 江川周辺にて(α7II + Ai Nikkor 50mm F1.4S)
2020.11.18
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このところ急に暑さがひどくなり、真夏日となる日もあり午後の散歩でCobbyだけでなく私も少し体調を崩しぎみで、夜帰宅後の現像作業が捗らずすぐに床につきたくなるくらい疲れが溜まってしまったようです。皆さんは大丈夫でしょうか...自粛中とはいえ体を動かすことも含め外出する機会もあると思いますが、そろそろ熱中症にも気をつけないといけない状況になってきたようですね。さて、そんなブログをアップできなかった3日間はMy標準レンズ「Ai Nikkor 50mm F1.4S」でCobbyとの散歩撮を暑さのなか楽しんで?いました ^^;)。いまちょっとした時間が経過すると花たちがガラッと様変わりしています。まさに「花の命は短くて」を実感しています(笑)。そんな花たちの姿をこのレンズがどう捉えるのか、見ていただきたいと思います。「Ai Nikkor 50mm F1.4S」はけっこう開放からしっかり解像する傾向はありますが、現行レンズとしては珍しくフィルム時代からのレンズですのでオールド的な「開放の柔らかさ」も持ち合わせている楽しいレンズではないですかねえ。まずは3日間の出来事の中から絞った画像を...[Cobbyとパトカー](f/8, 1/25, ISO100)珍しいカットですが下鶴馬氷川神社の境内ですが、この神社の横で「ネズミ捕り」を実施していたんです。随分と人員が動員されていました、私達が参拝している間に3台の車が捕まってましたからねえ、ここでやるのは初めてみました...これからこの坂道で速度は注意せねば(笑)。[菖蒲田の整備](f/8, 1/125, ISO100)絞り優先で撮ってますが、EXIFを見るとまさに晴天時の典型的なマニュアル露出になってます^^。いよいよ菖蒲田に花が咲き出す時期ですので暑いなか整備に余念がありません。ちょうど横を通った時に作業している殿方たちが一直線になっていたのが面白くてシャッターを切ったものです。[夏の空?](f/8, 1/800, ISO100)これは公園の樹木の間から見事な「夏雲」が見えていたものです。まさにモクモクといった感じで、暑さがますます身にしみる景色でした(笑)。ここまでが遠景を含めたf/8での画像ですが、まあご覧のように普通です^^。この「普通」がいいんですね、しっかりと明暗の両サイドの描写がしっかりと捉えられて破綻がないところがGoodですね。それではここからは絞りを開けてなんぼのオールドの世界を楽しみますか...(笑)。[ガーベラ 1](f/1.4, 1/3200, ISO100)[ガーベラ 2](f/2.8, 1/800, ISO100)畑の一角に奥まできれいに咲きそろったガーベラですが、暑苦しいほどの日差しを感じさせる光りでしたので開放でも背景のボケが柔らかく明るい表情で良いですね。開放~f/2.8でのボケ方も近場から徐々にではありますが、やはりNikkor...形状を判別できるようなボケ方で「ニコンらしい」ですね^^。[アジサイ](f/1.4, 1/8000, ISO100)これは散歩中見つけた玄関先の小さな花壇にセンス良く植えられたアジサイです、こうした花一株あるだけで家の印象がとても素敵になるから不思議ですね。先程の写真同様ボケても葉だけでなく右奥のタイル地までちゃんと分かるほどです^^。[キスゲ](f/1.4, 1/8000, ISO100)[シベリアヒナゲシ](f/1.4, 1/8000, ISO100)この2枚の開放は今公園の広い花壇の縁に咲き始めたばかりの花たちです。キスゲの開放は背景がとても近場で煩雑ですのでそれなりにざわついています、反対にひなげしの方はまだ何も植えられえいない花壇が背景なので珍しくというか当然ながらというかきれいに色に変わっていますね...同じ絞り値で背景の印象がこれだけ違ってきますね。そして少しだけ絞ったものがまた素敵です...[麦の穂](f/2, 1/6400, ISO100)覚えていますか?この同じような構図で「AUTO ROKKOR-PF 55mm F2」の画像を前にアップしたんですが...どうでしょうこの繊細感、ROKKOR F2の開放ではズンと線が太いのがこれと比べよく分かりますよね...多少二線ボケの傾向が見られるのはご愛嬌です(笑)。[オニゲシ](f/2.8, 1/2000, ISO100)先程の開放でわかるようにこの構図で開放だと奥の花含め4輪が緑のなかにぽつんとかすかなピント面を残すのみでとても寂しい画になりますので2段ほど絞りました。主役の花が下の蕾を含めほぼ被写界深度に収まり、先程のようにストンとボケに落ちるわけでなくポピーの花たちの領域の幅を感じさせながら程良くボケてくれます。それでは次にバラの画像で開放の柔らかな描写を含め絞りによるバリエーションを見ていただきたいと思います。[Pink Rose](f1.4, 1/1250, ISO100)背景の距離を頭に入れて3輪の花を並べてみました。全体的には柔らかなムードですが、その柔らかな背景から浮き立つように主役のバラが現れます。これほとんど手を入れてません、若干「かすみの除去」をかけただけにしてあります。花びらの描写が素敵でこれ以上コントラストが強くなるのを押さえました。[White Roses](f/2, 1/1600, ISO100)「白」は難しいですね^^;)。花が多かったので1段絞っての画像ですが、撮影ポイントには苦労します...いわゆるベストポジションですね(笑)。絞ったおかげで前・後列の距離感が出て自然な立体感も出ました、そして花びらですよねえ...これは現像に苦労します。しっかり情報が残っているのでここまで仕上げられましたが、「ハイライト」「ホワイト」をちょっとでも強調しようものならもう白い塊です(笑)...柔らかな描写のなかにしっかり芯があるという感じでいい塩梅だと思います。[Red Rose](f/2, 1/500, ISO100)この一枚は今回の花の中で『一番の美しさ』だと思います(^-^)v。これも開放で撮るつもりでいたんですが、ファインダーを覗いたときに中心の花びらの重なり方の「なんと美しいことか」と絞り始めた途端に次のコマ「f/2」でバッチリでした。このへんはさすがEVFですね、その恩恵に預かりました(笑)。惜しむらくは被写界深度内にある左の「小さな葉」、これマジにいつも写真でお世話になってる庭のお宅の方に「むしってもいいでしょうか」と聞きに行こうかと思いました^^。このまま見てもクリックして大きく見ても花びらのビロードのような素敵な質感、そしてその重なりの美しさは見て取れると思います...言い換えれば「なぜマクロじゃなかったんだろう」かな(笑)。[Cobby](f/2, 1/1250, ISO100)最後のCobbyはちょっと印象違いますね、開放でもなくf/4でもなく「f/2」です。最近絞り開けた写真が多くなっているんですが、このf/2は久々の新鮮な写りですね。明るめに処理した(+1.3EV)のが良かったようで、とてもスッキリした描写になってます...近接ではありですね(笑)。さていかがでしたでしょうか...開放での全体的な柔らかな描写、とはいえ芯のあるピント面でピリッと画面を締めてくれます。自然光下の画がほぼなかったので「ほんに柔らかな一枚」というのがありませんでしたが、ノスタルジックな一枚同様で次回にぜひご期待ください^^。「Ai Nikkor 50mm F1.4S」...特にこれといった特徴がなく...と言ってしまいますが、こうしてみるとオールドの中にあっても<Standard>の位置をしっかりキープしているのがわかりますね。出てくる画は標準以上、そして感動をしっかり伝えてくれる描写力を十分に持つレンズだと思います。2020年5月 山崎公園ほかにて(α7II + Ai Nikkor 50mm F1.4S)
2020.05.14
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「基本に帰る」...いい言葉ですよね。レンズにもこんな言葉があっても良いかなと思います...50mm...いわゆる標準レンズの画角が好きでオールドレンズを含めいくつかのレンズを使っていますが、その中で「planar T*1.4/50 」は別格のごとく扱う私の「HIS(Highest International Standards」的なレンズです。そして今回持ち出したレンズが「Ai Nikkor 50mm F1.4S」でいわばいつぞやの「Minolta ROKKOR」の撮り比べに書きましたように比較の中心点になるような...文字通り「標準」となるレンズだと思っています。○ Ai Nikkor 50mm F1.4Sとは<Ai Nikkor 50mm F1.4S>光学系構成 :6群7枚焦点距離 :50mm最短撮影距離 :0.45m絞り羽根枚数 :7枚F値 :f/1.4~f/16フィルター径 :52mmマウント :ニコン F重量 :250g印象としては取り立てて突出した特徴がないんだが使っていてなるほど[標準]というもの、なんと言ったら良いのでしょうか...「可もなく不可もなし」と言ったらちょっと否定的ですが、逆でそんなに頻繁に使うわけではないが、出てくる画は平均点以上のものが得られるレンズで手放せない...という印象です^^。そんなレンズで今日は散歩撮してきました...○ 作例でみるAi Nikkor 50mm F1.4S[#1 生け垣](f/1.4, 1/500, ISO100)艶の良い真っ赤な葉がとてもキリッとしたシャープな写りになっています。スタンスが少し悪くせっかくの開放でしたが、ピント面に入るものが少し多かったですね...ただ正面ではこの葉の美しさが見えないので...^^;)。ボケが少しざわつきますが、暴れるほどではありません。[#2 氷川神社](f/5.6, 1/80, ISO100)[#3 文化の杜公園の桜](f/4, 1/250, ISO100)桜の写真2枚ですが、神社では少し暗かったのですが眠たい画になりそうでならない踏ん張りはある方です(笑)。お堀を背景にした桜の方は枝も含めて適度な立体感を醸しています、距離も4~5mでしょうかf/4でのボケ加減がちょうどいい感じです...ただしNikkorのボケは形状がしっかり残る傾向がありますから背景の整理だけは必須ですね(笑)。[#4 Cobby](f/4, 1/250, ISO100)f/4でのCobbyです。これで分かるように(太陽)直射光が殆ど無い曇りでしたので、背景がいまひとつ硬いところがありスッキリはしていないです...このへんはα7IIのCoolな傾向とうまくマッチしていないかもしれません...もう少し柔らかさは欲しいところかな。[#5 ベニバナマンサク](f/5.6, 1/320, ISO100)[#6 ベニバナマンサク](f/4, 1/80, ISO100)文化の森公園で今ひときわ目立つ木です、赤いマンサクってあるんですね。長年この公園を散歩で利用してますが、こんなに鮮やかな色の記憶がないんです・・・人間の記憶ってホント曖昧ですね。[#6]は雲に太陽が隠れているとはいえ光が左から来てますので左右の明度の差はありますが、全体的に解像感はそこそこ感じられる写りですね。[#7 生け垣](f/4, 1/125, ISO100)最初の開放のものに比べると当然ですがだいぶなだらかにボケてます、花の状態がほぼ均一だったのでこのくらい絞っての方が見栄えが良いかなと思いました...色の対比もシャープに出ますしね。前ボケと言うほど写ってないのですが、前後ともに同様なボケ加減だと思います。[#8 ご近所の鉢植え](f/1.4, 1/800, ISO100)これは綺麗でしたねえ、なという花なんでしょうか。柔らかい花びらの感触もしっかり出ており、背景の色が良かったのか全体的にとても柔らかさが魅力です。こういう写りもするんだなと認識させられる一枚だと思います...ボケが硬いとこうはいかないですよね...背景が煩雑でないことが功を奏している感じです。○ 総評:印象としてどうでしょうか...私としては安心して持ち出せるレンズの1本ではあります。が、ほんとにこれという特徴というか癖がないんですね。このへんをして「優等生」と言わしめるんですが...いわば平均以上の画を出してくれる中で、時として「オッ」というものが出てくるんですねえ(笑)。「フィルムチック」であったり「ノスタルジック」であったり、[#8]のように見たままと言えばそうなんですが、感じるままに写ってくれるって凄いことですよね・・・という側面がとても楽しいレンズなんです^^。結論としてはNikon機(D700)で使う時の開放のピントの芯がありながらも柔らかな描写を楽しむのが一番の美味しいところと言っていいでしょうか^^。f/4~f5.6というところは最近のレンズにも匹敵するシャープさも持ち合わせていますが、そこで競うレンズではないですね。なのでα7IIやIIIでの開放からけっこうシャープに出るところから現代レンズとして評価しがちなんですよねえ(笑)。こういうところがα7シリーズで他のオールドたちに交じると「面白み」というところで出番が少なくなる要因なんですね。いかがですかと言ってしまおう...現代レンズに負けないシャープな写りもするが、やはり絞り開けてなんぼのオールドレンズ的な側面を持ち合わせたレンズでもあるんですね。程度の差はあってもきちんと写って当たり前の今どきのレンズに物足りない貴兄に・・・単焦点の末席に1本いかがですか^^。2020年3月 氷川神社・文化の杜公園にて(α7II + Ai Nikkor 50mm F1.4S)
2020.04.02
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きょうは先日「CURAボディクリーナー」ですっかり元の手触りに蘇ったD700にAi Nikkor 50mm F1.4Sを付けてCobbyと散歩に出かけました。まあこのところ風邪でいまひとつ体調がはっきりしない、ようやく落ち着いてきたかなと思ったら昨晩は咳で全然寝付けなかった。きょうの休みは寝てしっかり休養を取ろうと午後2時位まで布団のなか、そのおかげかそろそろCobbyの散歩かなと起きてみると随分と体が軽く感じた...やはり風邪には休養が一番か。さてD700である...このところα7IIIかα7IIという比較的軽いカメラを使っているが、ずっしりとくるこの重さ・・・まさにレフ機だなあと感じさせる...ゆえにグリップのベタつきが余計に気になっていたのである。それが先のクリーナーのおかげでスッキリした、全然ベタつきを感じさせないのだから驚きである。すっかり手触りまで変わったD700で気持ち良く出かけることができる...こういう感覚って写欲を高めますよね^^。(f/2.8, 1/125, ISO200)ベース感度は古いカメラのせいでISO200だが、今日は薄曇りでかつ雨も時折ポツポツ落ちてくるくらいで少し暗かったせいもあり晴天の時は露出補正を-0.3EVを基準にして撮影するが、きょうは±0EVとした...現像していて丁度良いかなという設定でしたねえ。Ai Nikkor 50mm F1.4S...どうでしょうか。これといって特徴がないとよく言うのですがまさに「非の少ない」レンズですよねえ、端正な描写でこうした写真でも奥行き感もしっかり出しピント面はキリッと締まった画像を提供してくれます。(f/2.8, 1/320, ISO200)D700のファインダーはホント見やすいです。こうした小さなニラの花でも黒い小さな種子にピントを合わせるにもクッキリとファインダーに浮かんできます。つい癖で確認のためのピント拡大キーを探してしまいますが(笑)。レフ機を使っているとこうしたファインダーの見やすいカメラはとても貴重ですよね...昔から言われるD700のウィークポイント『ファインダー視野率95%』というのも慣れると気になりません。画像の方もこれから一段絞りを開けてf/2にしても背景がなにかしっかりわかります、このへんはたしかにNikkorと言えそう(ボケのバランスでf/2.8の画像を取りました)。(f/4, 1/6, ISO200)惜しかったのがこの氷川神社での「ブレの」一枚。なにかご祈祷の行事があったんですね、中央にある鏡に私の撮影姿がしっかり写っているんですがα7IIIのつもりで1/6のシャッタースピードで切ってしまいました...面白いアングルだったんですけどねえ(笑)。(f/2.8, 1/80, ISO200)ヘリコイドを操作していてこのf/2.8がす~ッと像が浮き上がってきて気持ちが良いのですが、ここはf/4くらいが正解でしたね^^;)。(f/5.6, 1/100, ISO200)日曜日のいや連休のlalaport渋滞です(笑)。この周辺にお住まいの方は週末などのこの渋滞のため迂回をしたりとか大変みたいです、お察ししますね。この先のららぽーとの信号までCobbyと歩いても車はほとんど動いてないです。(f/4, 1/80, ISO200)そして私的に気になるのがこの市役所前の一本のサザンカ。きょうも沢山の花が咲いているのですが今年は花びらに黒い点がついているものが多く、葉っぱもご覧のように縁が茶色くなったりとあまり状態が良くないのです。この木は単独で花壇に植えられており、360度周りから見渡せるので順光・逆光・半逆光ときれいなサザンカを見つけては良い光を探して写真を撮っているだけにとても残念です。(f/5.6, 1/500, ISO200)どうでしょう先日の(α7IIの)planar T*1.4/50 ZFと比べても遜色ないくらいシャープに描写していますね。先日ほどコントラストは強くない条件ですが、その分D700の豊かな階調で幹や枝そして空が描かれてます...このレンズもやるときはやるんです(笑)。(f/5.6, 1/100, ISO200)そしてこういう建物を撮るとえてして歪曲が目立ってくるんですが、幸いLightroomのレンズプロフィールを当てるとご覧のようにしっかりと描かれますね...でもまだ若干の糸巻き型歪曲が見られますが^^;)。車のワックスがけではないですが、このD700もいままでになくきれいにして撮影に出た途端に雨に降られました...でも全然気にすることはないですね完全無敵のD700ですから(笑)。でもこのレンズに関してはしっかりとした色乗りと高いコントラストでスッキリ・シャープな画を出してくるところではα7IIorIIIに軍配が上がります。D700ではフィルムライクな画を狙っていった方が楽しめるレンズですかね。2020年1月 氷川神社・キラリ☆ふじみほかにて(D700 + Ai Nikkor 50mm F1.4S)
2020.01.12
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なんと久しぶりの楽天ブログだろうか(笑)。Toyotaの 「Gazoo blog」 が主力なのでこちらへはほとんどアップすることがなかった。でもGazooは重たいんです、全然サクサク感がないんですよねえ。自分としては備忘録を兼ねて可愛いペットのCobby(ケアーンテリア・7歳)のたまに撮る写真でお気に入りを1枚ずつアップしていくと面白いかなと思いだしたところである。週2回くらいの休日でのワンコの散歩時にカメラぶら下げていわゆる『お散歩スナップ』での写真なのだが、最近定番コースに神社に住み着くにゃんこたちの写真も増えてきたことだし...ワン・にゃんスナップ集にでもなるかなと密かにもくろんでおります^^。まあ気負わずにちょこちょこアップしてみましょうか、目標1日1枚!は無理だわな(笑)...2019年1月 キラリ☆ふじみにて(α7III + Ai Nikkor 50mm F1.4S)
2019.02.02
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