ジジくら♪ノヴァくら

Part3


今まで、学校名は、書いた事がありませんでしたが、ある意図をもって今回名前を出す事にしました。)
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これを書いた当時、出していましたが、現在は、思うところもあり、学校名の部分は削除いたしました。

ゴールデンウィーク。会社によっては、9連休や10連休も・・・
私が行っている会社は、9連休でした。
5/1(月)に餌の心配もあったので、近くの学校に牧草を届けに行く事に・・・

いつもの様にブザーを押して、牧草を届けに来た事を告げます。
しかし、この日は、月曜日で学校は放課後の時間帯(午後4:30)
いつもは休みなので、飼育担当の先生と会う事も無かったのですが、この日は、飼育担当の先生と会い、かなり長い時間お話を聞く事が出来ました。

現在のうさ小屋は、非常によい状態です。
今では、獣医さんにお願いして、全てのオスの避妊をしてもらったと言う事で、今年の春は、”ちっちゃいちゃん”がいませんでした。
また、獣医さんに、面積に対する飼育数も聞いて生徒や他の人にうさぎを譲渡して、減らしたとの事です。
避妊、去勢の事も費用面や持ち出しを許可してもらおうと話を持って行くつもりだったので、先に対応してくださった事に感謝しています。
ボランティアの人が動き出す前に自分達できちんと対処するという真摯な態度に、とても感激しました。
牧草の他に野草もグランドの草を全て、獣医さんに見てもらい、食べていけないものはないという指導を頂いたと言う事でした。

以前、心配していた、「うさうんこ」も2ヶ月毎にふるいに掛けてうんこを取り除いているとの事です。
「流石にこれは、生徒にはさせられないので、先生達の仕事ですが」と笑う・・・。
毎日、新しい水が取り替えられ、ペレットと牧草を与えてもらえる。
少ない予算で大変でも、ほんの少しだけですが・・・と飼育に掛ける予算を増やせてもらえたと、仰っていました。
先生は、
「ここにいると、本当に癒されるんです。
 挫けそうになった時は、ここに来て癒されて頑張ります。
 あまり、いろいろ考えて、一生ここにいられる訳ではないんですよと
 校長先生に釘を指されてしまいました。」と照れくさそうに微笑んでいます。
「今度は、クローバーを栽培して、プランターに植え替えて、小屋に持って行こうと生徒達と色々意見を出し合っているんです。」
アイデアは、きっと留まる事を知らないでしょう。
「この学校は、大丈夫!」と本当に安心しました。
うさぎにとって何が最低限必要なのか、そういう話合いの中できっと慈しむ心を養って行ってくれるでしょう。
この学校の先生に感謝すると共に、この小学校が、うさぎを飼育するにあたってのモデルケースになってくれる事を望んでいます。
先生には、インターネットでもぜひ配信をと言ったがいろいろ問題があるようで返事は、頂けず、話も先細りになりました。
この記事を書くに当たって、○○○小学校の事を調べてみると、先生がいかに大変だったか想像する事が出来ました。
少子化の煽りで学校統合等の話も出ているようです。
川崎市の(この温かみのある)学校を捨てさせる事しか考えていない討論会の内容に疑問を感じないではいられません。
統合する事による子供の通学時間の確保など、なぜ少数学校がいけないのかという納得できる答えのないまま、何を決定しようと言うのでしょうか?
学力低下がTVで言われる中、心のない子が犯罪を犯す事が報道される中、こういう学校こそ大事なのではないでしょうか?
生徒を思いやる先生。動物を愛する子供。
そういう考えの中で自分が悪い事をしてしまったら、周りの人間がどれだけ悲しむのかという事を
子供達は、学んでいくのだと思います。
そういう中で生徒数の多い教室。生徒数の多い学校は、個々としてのつながりをどれだけつなげる事が出来るのでしょうか?
子ども達自身が自分の周りの人しか見ないのは、人数が少ないからではなく、人数が多すぎて子ども自身が受け入れられないからじゃない?

また、教育学区にも疑問を持ちます。
10分も歩けば小学校があるのに、なぜ30分以上を掛けて学校に行かなければいけないのか?
こんな通り一遍等の教育で、国と言う規模での縦のつながりも横のつながりも無い。
少子化は、女性が働くようになったからと言う前にこういう現状を考え直して欲しいです。
また、この様な人を育てようとする学校を失くさないで欲しいと願います。
(2006/05/02)

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