ほかの依存症には 脳内麻薬が多量に分泌する「状況への依存」(ギャンブル依存症、ショッピング依存症など)や「人間関係の依存」(共依存など)があります。
医学上は あらゆる薬物への依存が薬物依存症に含められます。
また「薬物」を法制上禁止されている薬物という意味合いに捉え 特に麻薬や違法とされる向精神薬、覚せい剤などによる薬物依存症のことを指す言葉として用いられることもあります。
一般的に幻覚剤には強い依存性はなく 他の薬物の依存症の治療に良好な結果が見られるものもあります。
また「離脱症状」という言葉が有ります。
離脱症状とは 摂取した薬物が身体から分解や排出され体内から減ってきた際に起こるイライラをはじめとした不快な症状です。
このような離脱症状を回避するために 再び薬物を摂取することを繰り返し薬物に依存する事になります。
依存性薬物の中には 連用することによってその薬物が効きにくくなるものがありますがこれを薬物に対する耐性の形成と呼びます。
薬物が効きにくくなるたびに使用量が増えていくことが多く 最初は少量であったものが最後には致死量に近い量を摂取するようになることすらあります。
耐性が形成されやすい薬物として アンフェタミン類、モルヒネ類(オピオイド類)、アルコールなどが挙げられます。
薬物を使う場合は 専門医と十分に相談しましょう。
[ 処方薬の乱用と依存]
鎮静剤、催眠剤、抗不安薬、鎮痛薬など 処方薬や市販薬の乱用・依存は 数カ月ないし数年、時には数十年をかけて徐々に進行するやっかいな病気です。
急性中毒による転倒、昏睡、死亡などのほか 慢性の乱用によって 情緒不安定、対人関係、社会生活上の障害、法律上の問題などが生じます。
「OD あるいはO.D. 」というのはoverdose (オーバードーズ)つまり「薬の適量超過」のことです。日本では 処方薬、市販薬の過量服用、大量服用、「薬のまとめのみ」の意味で使われています。
もともと 神経症、うつ病やアルコール依存症、人格障害、慢性の痛みなどの基礎疾患を持っており その治療の過程で 次第に服薬量が増え 乱用・依存になるケースが多いようです。
一部の薬剤は 最初から非医学的目的のために使用されることがあります。たとえば パーティーなどでの若年者によるアルコールと催眠剤の乱用です。極めて危険な行為で しばしば急性中毒死が報告されています。
時には この病気の発症と悪化に医師や薬剤師が手を貸していると思われる場合もあります。
医療関係者は 漫然と長期に薬物を投与することを避け 治療薬の乱用・依存にもっと用心すべきです。
患者さんやご家族も 長期の服薬に関しては その副作用、必要性などを吟味すべきでしょう。
残念ながら 医師が処方しているから安全な薬だとは いえないのが現状です。
Comments
New!
elsa.さん
New!
曲まめ子さん
New!
alisa.さん