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2008年12月19日

80'S｢ママ、喰べないで｣(1989 米)

テーマ： ■ホラー映画専門チャンネル■(463)

カテゴリ：ホラー

もぐもぐいきます80年代(^o^)/

悩むな～、でも万一レンタル屋に残っていたら被害者がでるかも知れないし…
(´ε｀)

ってことで思い切って紹介するのはこの映画

｢ママ、喰べないで Flesh Eating Mother｣(1989 米)

日本未公開(当たり前)

監督：ジェームズ・アヴィルス・マーティン
出演：ロバート・リー・オリヴァー　ドナテラ・ヘクト

監督以下スタッフや出演者全員、コレ以外では見たことも聞いたこともない。

いきなり雪の積もる林の中、片腕をもがれた男が襲ってきた女性を撃ち殺すシーンから始まるので｢これはひょっとして期待できる？｣と思ってしまうが、大間違い。
予想通りのグダグダしたホラー・コメディ、バカになるほどの勢いもないスカタン映画だ。

性交渉で感染するウイルスが原因。保菌者が女たらしで浮気相手の近所の主婦が次々(6人)ゾンビ化するというヒドイ設定(｀▽´)
浮気する父親も母親たちも全員微妙な顔立ち、スタイルなのであんまり説得力がない(｀▽´)

感染した浮気ママたちは急に食欲旺盛になり、やたらと食べ始める。そしてある日子供を襲うのだが、最初の被害者は小学生くらいの子供、次はベビーベッドで寝ている乳児といった具合でそこだけ妙に残酷。(＞_＜)

まぁ、早い話がタイトル通りの内容で、子持ちの母親がゾンビ化するお話だ。
でも、そんな内容なら

｢ぐわ゛ぁ～、やっぱり実の子はウマイ！｣
｢前からおいしそうだと思ってたのよ。ぐへへ｣

って、より悲惨さを強調して哀愁を漂わせたり、

｢いくらゾンビになっても我が子は…、ぐがが｣

とかお涙頂戴シーンが撮り放題だと思うが、
少しも、全然、全く、これっぽっちもない。

なにしろ、母親がゾンビ化した高校生たちは｢どうしよっか～？｣とか言いながら、延々と立ち話するだけ。しかも夜中にバスケットコートの真ん中で。

唯一のパニックシーンが高校の体育館で開かれている｢婦人の集い｣。
2人のママ・ゾンビが人間にかぶりつく。阿鼻叫喚の女性たち。

その後も動きがあるのは、一部の警官と子供たちだけ。
まったくパニックの気配がない緊迫感皆無の夜の住宅地をウロウロ。
その間ママ・ゾンビは食べ物を捜してゴミ箱をあさってる。

でもママ・ゾンビは強いよ。片手で人間を投げ飛ばすし、歯で鎖を噛み千切る。

夜のシーンが多いのに照明がヘタなのは致命的。

う～ん、例えるなら大昔の洋物ポルノ映画を想像してもらえれば分かりやすいかなぁ？S●Xの変わりにゾンビシーン。つなぎの部分はグダグダ。
って、私は洋物のポルノ映画なんか観たことないんですけど。
観たことないから、そんな雰囲気ってこと(o￣▽￣o)

ともかく、やたら背の低い男性医師とやたら背の高い女性看護士があっさりワクチンを開発、高校生たちがママ・ゾンビに注射器でブスッ、チュウ～、ブスッ、チュウ～、ブスッ、チュウ～であ～ら不思議、ママたちは元通り。ひっしと抱き合う親子。感動の名場面！
Σ(￣□￣|||

ビックリ仰天、驚き桃木山椒の木だった。

オチのワン・シーンが残ってますが、疲れたからこの辺で。

そうそう残虐シーンは結構出てくるので、苦手な人は観たらダメ。

わぁ、いろいろ書いたら全くイイところがない映画みたい。
…
全くイイところがない映画だった(´ε｀)

オススメできる○：ゾンビものをコンプリートしようとしている人
オススメしない×：まともな映画を観たい人

あΨ(°o°)Ψ

オイッ！！喰われた人たちはどうなるのよ！？
ヽ(#`Д´)ﾉ
母親に喰われた子供は！？

底抜け映画でした。
( -.-) =з

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