丈のホームページ

誕生～

平成１５年１０月２９日　午前１０時３５分♪
丈は大きな産声と共に、元気に生まれてきてくれました♪

待ちに待った丈の誕生に、ただ嬉しかったです♪
何回丈をみても「可愛い♪」
他の赤ちゃんと比べても「丈が１番可愛い♪♪」
本当に幸せの絶頂でした♪

出産した日の夜、産婦人科の先生が深刻な顔をして部屋に入ってきました。
「少し、お話があります・・・」
『何？丈に何かあるの！？』とっても不安になりました。
先生は丈の手をとって
「実は丈くんの両手の中指と薬指はくっついているんです。」
よく見てみると、確かにくっついていました。
先生に言われるまで誰も気付かなかったんですが・・・(^^;)
「でも見た感じ、骨はしっかりわかれているし、皮膚だけのようなので、簡単な手術できれいになるとおもいます。
　こども病院にいい先生がいるので紹介状を送っておきますね。多分１ヶ月後くらいに受診になると思います。
　大丈夫だとは思いますが、一応ダウン症とか、他の病気がないか検査もお願いしておきますね。」
先生が優しい口調でそう言ったことを今でも覚えています。
その時は「ダウン症」という言葉は全然気にならず、「簡単な手術で手が治るならよかった～」とホッとしました。
でも今思えば、あの説明のなかで「ダウン症」という言葉がでてくるのはどう考えてもおかしい(^^;)

丈はとにかくよく寝る子でした。
今思えば、それはダウン症だったから。でもその時は丈がダウン症だなんて誰も思いもしなかったので
「泣かないでよく寝て、お母さん思いもいい子だね♪」とみんなから褒められるほど(^^;)
授乳の時間になっても全然起きる気配もなく、毎回看護婦さんにコールをしては
丈を泣かして起こしてもらっていました。
それでも起きれば、母乳だって上手に飲むし「変だな～」なんて１度も思いませんでした。
子育て自体初めてだったので、ただ単に『丈はよく寝る子なんだ』と信じていました。

こども病院の初めての受診の予約は１２月４日に入っていました。
私が初めて「あれ？おかしい・・・」と思ったのはその３日程前でした・・・

隣で寝ている丈の顔を見て・・・
「なんか、この丈の顔・・・ダウン症の子みたい・・・」
ドキッとした瞬間、冷や汗がドッとでたのを今でもよく覚えています。
「でもこんな小さな赤ちゃんをまじまじと見るのは初めてだし、目の下の腫れも赤ちゃんにはみんなあるんだ・・・
　こども病院を受診したらそんな不安もなくなるや～。」
そう思い込んで、何とか不安をかき消しました。

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