ジェウニーの部屋 その3

ジェウニーの部屋 その3

マドリッド その1




続いて向かったのは、プラド美術館。前回マドリッドに来たときにも行ったのですが、その時もベラスケスと両方のマハは見ました。マハというのは、小粋な大人の女性を言うようです。若い人でなくて、熟女?(となぜかここのガイドさんが、私を見て言いました。・・どうせ、若くないけどね。でも小粋?笑

 ベラスケスの絵、遠近感があってよいですよね。ゴヤは、波乱に満ちた人生を送ったそうです。40代には、聴覚を完全に失ってしまい、当時の絵は黒くて残酷な怖い絵が多いです。

でも、晩年には、なんと40才も若い女性と同棲して、幸せな最後だったようです。
グレコの絵もありました。グレコの絵って、引き伸ばされ、曲がりくねった人体が特徴なんですね。
ダヴィンチのモナリザの弟子が書いたモナリザも見れます。近年、これは、ダビンチと、同時に、同じ女性を見ながら書いたものだと、わかった絵なんですよね。以前は、模倣されたと思われてたようですが、ダヴィンチの方は、薄暗い色調だけど、弟子のはとっても明るくて、全く作風が違うんですよね。私は、前に、テレビでこの絵は見て事ありますが、実際に見るのとは違いました。大きさもダヴィンチの方は、思った以上に小さいけど、こちらは、もっと大きいのです。

 絵には詳しくないのですが、ガイドさんが、沢山の作品の中から、的を絞って解説してくれたので、わかりやすいし、見逃してはいけない絵を見逃さずにすみました。


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ソフィア王妃芸術センター。ピカソのゲルニカを見ました。

前回、37年前に、マドリッドに行った時には、まだこの絵はニューヨークにあったので、見てないのです。
それにしても前回スペイン行った時って、まだスペイン民主化されて、たった4年目だったんですね。当時は、何も考えずに行ってました。

 ゲルニカの絵は大きく、そして、すごく胸に訴えてくるものがありました。ダリの絵も見ましたがこちらの絵、これを見れば、ダリのすべてがわかるとガイドさん

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ダリはお父さんに、上からいつも威圧的に押さえ込まれてたそうです。絵をやりたかったのに、許してくれなかったそうです。

また、ダリは、人妻と恋に落ちるけど、それで、父親から勘当されてしまったので、その時の孤立してしまった自分が小さく描かれてるのだそうです。

 そんなのは、私にとっては、解説を聞かない限り、全く理解不能の絵です。

窓辺の少女は、気に入りました。

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 続いてレストランに向かい食事

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本場の生ハムやサラミソーセージなどの盛り合わせ。

それに、豚と牛肉の網焼き

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そしてデザート。

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