「007 スペクター」21世紀のボンドにスペクター
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チャン・グンソク V I V A C E ♪
★Ver.2
単純にミヌとゲファがこうしてほしいという
思いで書きました・・・
==================================================
■第3話
子供たちを車で送ってからホテルのバイキングへ
2人はむかった
ミヌの大好きなサーモンがあるレストランだ
ゲファは何も言わすついていった
ゲファはミヌがスキャンダルの渦中でやはり
子供たちを送ったあときたこのレストランで
仕事がなかったミヌをとても心配していた
だが、あれからまさに彼が言うとおり
逆転し、今では10億のCM契約も
獲得し、仕事もかなりオファーがきている
ほんとうに不思議な魅力的な人なんだと
ゲファは思いながらふっと笑った
ミヌはサーモンを食べながら
『ゲファさん、なにがおかしいの?』
『だって以前きたときはあなたは崖っぷちだったのに今も前も
変わらず食べているんだもの』
『いや、前より今の方が最高の朝食だよ、素敵な奥さんもいる』
ミヌはずけずけと返した
『まだ・・奥さんにはなってないわよ』
ゲファが切り返す
『そう!奥さんになるゲファさんへ3つめの決め事、
これから向かうところできめてもらわなきゃ』
と言ってサーモンをパクリ口にいれるミヌ
『そうそう!ミヌさんこれからどこに??』
ゲファは笑みをうかべるミヌを少しにらんでいった
コーヒーをすすりながらミヌは
『ついてくればわかるよ、さっ行こうか』
ゲファもコーヒーを一口飲んでうなずいた
江南のS地区の高級ブティック街に車はとまり
ミヌはゲファ助手席のドアをあけて
『さあ、着いたよ、降りて』
ゲファあたりを見回しながらミヌの
後をついていった
なんと、有名なAブティックである
最近、ミヌはそのファッションショーに
メーンモデルとしてでていたのを
ゲファは思い出した
ショーウインドウにはため息がつきそうな
ウェディングドレスが飾ってある
ゲファは思わす
『わあ綺麗・・』
と立ち止まってしまった
『中でたくさん見れるから』
とミヌは立ち止まるゲファの手をつないで
ぐいっとひっぱりブティックに入っていった
ミヌはでてきた定員に
『適当に見繕ってだして、あとショーウインドウのやつも』
と声をかけた
ゲファがあまりにもぽかんとしているのでミヌは笑って
『ゲファさん、好きなの選んで。本当はオーダーしたいけど
時間がないし・・』
『そんな!オーダーなんて!』
とゲファが叫んだ
ゲファはミヌに小声で言った
『ミヌさん、ここのドレスってすごく
高いでしょ もっと手ごろなのでいいから』
ミヌはすこし顔をしかめて
『一生に一度なんだから、それにたいしたことないよ』
『私は!』
ゲファは声を一瞬高らかになったがはっとなり
『2度目だけど・・』
と声を低くして言った
ミヌはわざとらしくああっと手を口にあてて、
『あーぁ!じゃあもう2度と着れない位の
最高のものを選ばなきゃ それに俺は初婚だ』
ずけずけと言い返した
『なんか嫌味に聞こえるけど』
とゲファはすこしふくれて言った
ミヌは平然と言った
『嫌味なんかじゃない すべてはゲファさんと
俺の幸せのためだ』
店員へむかってミヌは手を上げた
『さあ、どうぞこちらへ』
と店員がゲファを試着室へ案内した
ミヌはソファでだされたコーヒーをのみながら
雑誌をパラパラめくりながら待っていた
しばらくすると正面の試着室のカーテンすっとあいて
雑誌を見ていたミヌの目の前にゲファが現れた
いつもとは別人のように白いドレスがさらに
ゲファを引き立たせた
ミヌはゲファを見た瞬間、目をまるくして
ゲファを見とれてしまい、持っていたコーヒーカップを
手から落としてしまい・・『うわっ!』と飛び跳ね
我に返った
店員があわててこぼれた場所を吹きに
飛んできた
ゲファはもじもじしながら
『どう・・かしら・・こんなの着たのは
久しぶりで恥ずかしいわ』
『いやぁ・・・驚いたよ・・すごく綺麗だ!』
ミヌはまじまじとゲファを見つめ・・
ぼおっと笑顔で答えた
何度目かの試着をして現れたゲファを
ミヌがさらに驚きうれしそうに
『これが一番いい!』
と声を高めて言った
ショーウインドウに飾っていたものだった
店員は感心するように
『最新の先生の自信作です。まだ
昨日仕上がって飾ったばかりで・・』
『そうだろう!俺の目に狂いはない!
これにしよう!ミンジもイェウナもびっくりするよ』
ミヌは興奮気味に言った
『ミヌさん、恥ずかしいわ』
ゲファは顔を赤らめ答えた
ミヌはゲファに首を振りじっとみつめて
『大丈夫!当日は俺だけを見てればいいから』
そう聞いたゲファはさらに顔を赤くして
それがばれないようにあたりを見回し
『ミ、ミヌさんも決めなきゃ』
とゲファはすこしあたふたして、紳士用のタキシードを
何着も見回して光沢のあるブルーグレーのタキシードを
店員に指さし持ってくるように頼んだ
『ミヌさんにはすごく似合うと思うわ』
ミヌはにっこり笑って
『わかった、着てみるよ』
と試着室へ入っていった
ゲファは着慣れないドレスが鏡に別人のように
映し出される自分に恥ずかしく、またほんとうに
ソンミヌと結婚するんだという実感が少し
沸いてきてかと思う反面、自分がこんなに
幸せになってよいのだろうかと不安もよぎった
試着室のカーテンがあきミヌがまるで
王子様のように登場した
今度はゲファが口をぽかんとあけてしまった
『お姫様?いかがですか』
とミヌはゲファに挨拶をした
お似合いですわお二人とも!と店員が
声をあげた
王子のミヌは満足そうに言った
『3番目の決め事が決まった』
少し感極まったゲファの目は潤んでいた
それを見たミヌは
、
『ゲファさん どうしたの?』
『幸せすぎて・・こんなに幸せでいいのかしら』
『もっともっと幸せにするから 泣くな』
ミヌはゲファの涙をやさしくぬぐった
店を後にし、車の中でミヌは
『式はチェジュのホテルであげる
式も親しいものしか呼ばない、みんなで
旅行もかねられるし、イェウナに海も見せたいし
マスコミもシャットアウトでどう?』
『あなたはそれで大丈夫なの?』
ゲファが心配そうにたずねる
『世間と結婚するんじゃない、ユンゲファさんと結婚するんだ、
思い出深い式にしたい』
『ミヌさんがそう決めたのなら私は反対することはないわ』
ゲファは言った
『そういってくれて嬉しいよ!式は舞台が終わったら
あげよう 頃合いを見計らって会見で発表する』
ミヌはにっこり笑ってゲファを見つめた
それから車はやはりアックジョンの高級宝石店にとまった
店員があわててでてきてミヌとゲファを案内した
『結婚指輪を見たい』
ミヌは店員に何点か出してくれと伝えた
ゲファは値段を見てびっくりしてしまった
ほとんどのものが自分の給料の5倍、10倍以上高いのだ
『ミヌさん・・高すぎるわ・・』
『なんでそう思うの?お金は気にしなくていい』
ミヌはちょっとげげんそうに言った
『どれも高くてはめられそうにないわ・・』
ゲファはおそるおそる小声で言った
ミヌはゲファをなだめるように言った
『値段はどうでもいいんだ、2人で一生はめて
いくものだから、ゲファさんのセンスにまかせるよ』
『・・わかったわ・・どうしましょ・・』
たじたじのゲファである、やはりミヌいや芸能人のお金の感覚は
全然ちがうと・・つくづく思い知らされた
でも、ミヌの思いもわかりたかった なによりも
結婚を本気で考えているのがよくわかるからである
きょろきょろしてあたりを見回すと
ゲファの目にプラチナのペアリングでは
めずらしくサファイアが入っている
素敵なリングをみつけた
男性用は真ん中にひし形に埋め込んであり
女性用には星のようにちらばってデザインされていた
『これはどうかしら・・』
とゲファがそのリングを指さした
『デザイナーの一品もので先日入荷したばかりです
、プラチナと青のサファイアのコントラストが
ちょっと変わっていてなかなか素敵ですよ
奥様はお見立てがいいですね』
店員はすっとその商品をだして答えた
ミヌもおっと目をみはり
『さすがゲファさんは目の付け所がちがうね、
俺も気に入ったよ じゃこれにしよう』
ゲファもちょっと嬉しそうに
『そう!おばさんはめざといのよ!
ミヌさんは青が似合うと思って、私も
好きな色だし・・』
ミヌが店員とあれこれ話している間
ゲファは店の商品を見回っていた
『もおーこんなところ一般人はこれないわ・・
でも、素敵なものばっかり・・でも値段が・・
いくつゼロがあるのかしら??』
そしてゲファはひとつの指輪に足をとめた
ダイヤモンドのプラチナリングでなんと
花が開いている形をしているものだった
値段はいうまでもない、新車を軽く買える
値段だった
『まあー素敵なデザイン・・私の名前(開花)みたい
こんな指輪があるなんて』
店員がにこにこして
『ダイヤモンドのデザインではほんとうに
めずらしく石の輝きもトップクラスなんですよ』
と話した
ゲファはその花の指輪をうっとり見ていた
ミヌがそんなゲファを遠めでみながら
くいいるように見ているゲファのそばに近づいて
『なんかいいのあった?』
と話しかけた ゲファがあわてて
『ううん!なんにもないわ。ちょっと見ていただけ
お話終わった?なにか食べにいかない??』
とミヌの背中を押しながらゲファは言った
ミヌは
『ああ、わかったよ なにか食べに行こう』
とちらちら後ろを見ながら店をでた
助手席をあけゲファを車に載せ
自分も運転席に回りかけようとしたが
戻ってゲファのほうへ行った
ゲファが窓をあけると、ミヌが
『ちょっとトイレに行ってくる』
と店に戻っていった
店に戻ると、ミヌは店員に
『さっき彼女が見ていたのはどれ?』
とたずねた
『こちらでございます』
とミヌを案内して
花の形のダイヤモンドを見せた
『まるで花が開いているようだと
いってました』
店員が話した
ミヌはその指輪をみてにっこりした
『これ、取りおきしておいて。また後でくるから』
店員はにっこり
『ありがとうございます』
と深く頭をさげた
ミヌはいそいで車に戻るとゲファにほほえんで
『さあなにを食べようか』
といいながら車を走らせた
Wキャストの公演は順調に客足を
増員させていった。特にソン・ミヌが
出演するものはほとんど完売で
日本からもツアーでファンが見に来るほど
大盛況だった
あと公演を1週間と残すところまできたころには
4人の生活も最初は多少とまどいもあるように
みえたが、だんだん穏やかに楽しく笑いがたえない家に
なっていった
■第4話
ミヌは済洲島の一番のSホテルを予約し
結婚の準備も着々とすすんでいった
そして結婚式は舞台が千秋楽で終わった後
その翌週週末に行われることになった
ミヌはマスコミ各社に記者会見をする旨
FAXを送った
明日、Mホテルで会見を行います
ミヌは心晴れてようやくここまできたと思った
また周りが騒がしくなるが、自分の気持ちと行動は
決まっていた 何も恐れることはない、
隠すこともない、ただ俳優をやっている
人間がごくあたりまえに結婚し家族を
持つだけのこと
遅かれ早かれ自分の人生は決まっていた
ただ、いままでの人生観など考えたことも
なかったから、かえってあれもこれも
考えると俺は今までなにも考えず
流されて生きてきたんだとつくづく感じてしまった
でも、イェウナの登場やゲファの支えによって
今の自分がこうしていろいろ考えを持てることに
たいしてとても満足し嬉しかった
そして何よりも守る人を幸せにするということが
彼のこれからの目標になることを自分で悟り
なおさら決意が強くなった
ミヌは新たな決意を感じながら、車を舞台の待つ
シアターへ車を向かわせた
そのころゲファはスポンサーへの報告書を持って
外出していた 無事書類を届け事務所へ
戻る途中、百貨店の前を通りすぎようとして
はっと立ち止まった。明日はミヌの会見がある
自分はきちんと送り出してあげなければと
ふとある想いがよぎり百貨店へ入っていった
紳士服売り場に着くとミヌの好きなショップへ
向かった
以前、アイロンでミヌのシャツを焦がしてしまって
弁償した思い出があるブランド店だった
相変わらず高いものしかないその店で
ゲファは薄い水色の柄のネクタイと
白い上品な光沢柄のワイシャツを選んだ
店員が
『お目が高いですね、どちらも新作で
でたばかりですよ、贈り物ですか』
ゲファは
『はい、包んでください』
というと値段を確かめたが、覚悟していたので
さほどショックではなかった
自分はミヌにたくさん買ってもらったのに
ミヌのために何も贈っていなかった
高価なものは贈れないが
明日、人生の一歩を踏み出す会見での
晴れ舞台で着てもらうため
心を込めて選んだのだった
大きなリボンをかけてもらい
渡されるとにこっとゲファは笑って
『事務所に戻らなきゃ』
と小走りで店を後にした
ゲファは定時であがると
タクシーでシアターに向かった
ほとんど開演ぎりぎりで間に合うはずだ
先ほど買った店のブランド名入りの
袋ではばれてしまうので
他の袋に入れ替えて何気なく
上着もつっこんでシアターに入った
今日は舞台袖から彼の演技をずっと見ていた
日に日に演技に磨きがかかるミヌは
今日も生き生きと演技をしていた
これからずっとこんなふうにそばで
あなたの演技をみることが
自分の幸せにつながるはずだと確信していた
無事公演は成功し、ミヌは上機嫌で
楽屋からでてきた
『ゲファさん!お待たせ』
ゲファは
『ミヌさん今日も絶好調だったわね』
『当然さ!声も調子よくて観客も
酔いしれていたよ』
『お疲れ様、さっ子供たちを向かえにいきましょ』
『運転は俺がするから』
ミヌは車のキーをくるりと回しながらいった
ゲファは車の後ろの席に例の荷物をおいた
大きな荷物をミヌが気づいて
『今日はやけに荷物が多いな』
ゲファはあわてて
『上着をいれてきたのよ』
といいながら助手席にすわりシートベルトを締めた
保育園からイェウナを連れ
車に載せ、ミヌはイェウナの頭をなでて
『イェウナ今日も楽しかったか?』
イェウナはにこっと黙って
書いた絵を見せた
『おー上手に書けたなあ、帰ったら
ミンジと一緒に皆で遊ぼうな』
とミヌが頭をなでながら言うと
うんうんとイェウナがうなずいた
ゲファはまだほとんど話せていない
イェウナだったが父親と心が開いたことが
なによりも嬉しかった
ゲファはイェウナのニコニコした顔をみて
本当にここまでくることが
できてよかったと心から思った
家についてゲファは夕飯の支度をして
ミヌはミンジとイェウナと折り紙をしていた
ミヌは相変わらす不器用だったが
なんとかいわれたものを制覇していった
ミンジは
『アジュシ、だいぶ上手になったわね』
ミヌはえばって答えた
『まかせろよ、ミンジ!何事も練習すれば
克服できるんだぞ』
イェウナはミヌの洋服をひっぱって
絵本のゾウを作ってとゆびさした
ゾウは以前克服できなかったミヌだったが
今はすいすい折ってみせた
『イェウナ、アッパはなんでもつくれるぞ』
イェウナは
『うん!アッパ』
小さな声で答えた
ミヌは一瞬目を丸くし、
『イェウナが話した!ミンジ!聞いたよな』
ミンジも
『うん!イェウナが話した』
ミヌは興奮して
『ゲファさん!イェウナがアッパといったんだ!』
ゲファもすぐさま飛んできた
『イェウナ、アッパにお話したの よくできたね』
とイェウナの頭をなでた、ミヌは嬉しそうに
『やった!やっと俺にしゃべったよ』
とイェウナを高く抱き上げた
『ミヌさんの努力のおかげよ!これからもっと
話し始めるわ』
ゲファも嬉しそうに言った
夕食も4人で盛り上がり、時間はあっという間に
過ぎて子供たちも寝室に入り、二人が眠るまで
ミヌが電子辞書で絵本を読んだ
ようやく眠ったのを確かめて寝室からでて
リビングへ行くとゲファはワインを用意して待っていた
『今日は舞台だったのに2人のおもりで
つかれたでしょう』
とゲファが白ワインを注いだ
『全然大丈夫、一緒に遊んであんなイェウナを
見ることができて本当によかったよ』
ミヌは思い出し笑った
『明日の会見は大丈夫?』
ゲファは言った
『何の問題もない、事実を話すだけだ』
ミヌはワインを飲み干した
そんなミヌを見ながらゲファはがさがさと
例の包みをミヌに差し出した
『頼もしいミヌさんに贈り物よ』
ミヌはちょっとびっくりしたがすぐに
『えっ!ゲファさんから贈り物なんて、ほんとうに??』
すぐさま開けてみると水色のネクタイと白く光沢のある
シャツだった
『わぁ、Sブランドだ いい色だねこのネクタイ、シャツも好みだよ』
『明日の会見で着てもらおうと思って、
それに今までたくさんミヌさんにいろいろもらいっぱなしで、
自分ではなにも返せてなかったから・・
一生懸命あなたのために選んだわ』
ミヌはゲファをやさしく抱いた
『ゲファさんありがとう!明日はこれを着ていくよ』
ゲファは
『明日がんばってね』
とミヌをしっかり抱き返した
抱き合った後2人はお互いを見つめた
ゲファが何かいいかけるとミヌが
『ゲファさん、無理強いはしないから
だから本当に受け入れてくれるまでまつから』
といってゲファのおでこにキスをした
『ミヌさん・・』
ゲファはなんとも言えずただミヌを
見つめていた
次の日Mホテルに着いたミヌはそのまま
控え室に入った
もちろん、ゲファからプレゼントされた
水色のネクタイとシャツにダークスーツを
着こなしビシッと決めていた
そろそろお時間ですとホテルの係員から
言われ、ミヌはふうーっと深呼吸をして
記者がたくさん待つ会場へ向かった
フラッシュがまばゆく光る中
ミヌは一礼をして会場に入ってきた
席につくと、一呼吸してから
会場を見回した
100名ほど記者がいた テレビ中継も
もちろんのこと、
最前列にはお得意のハン記者もいる
ゲファは家のテレビでミヌの会見を見守った
ミヌはゆっくり話し始めた
『今日はお集まりいただきありがとうございます
私、ソンミヌはかねてから付き合ってきた
ユンゲファさんと結婚することになりました
また、子供についてはゲファさんと入籍と同時に
正式に籍を入れる予定です 私事ですが
今後、誤解のない様この度会見をさせて
いただきました これからは仕事に専念し
家族を守って行きたいと思います
どうぞ皆様、ファンの皆様あたたかく
見守ってください』
記者の方々からどよめきがたち
カメラから一層フラッシュがたかれ
あちこちから質問がなげかけられた
ハン記者から一番に
『結婚式はいつですか?』
他記者からも
『どこでやるのですか?』
『いまのお気持ちを聞かせてください』
ほうぼうから質問が飛び出た
ミヌはその質問に対して
『式は済洲島で舞台が終わったあと行います
大変申し訳ありませんがプライベートの
非公開で行いますのでぜひご理解ください
結婚の報告は公式ページで行います
今の気持ちは嬉しい反面、人生に責任を
もって家族を守るという目標ができ
覚悟をもっていかなければならないと
真剣に感じています
また、あわせて皆様にはお願いがあります
今後ユンゲファさんと子供たちの取材について
自宅前やゲファさんの仕事先等での取材などは
一切お断りいたします。相手は普通の一般人です、
もし強行取材など行った場合はプライバシーの侵害として
法にのっとった対処をしていきます
なにとぞご理解ください 以上です』
ミヌはすっと立って一礼した またニコリと笑って
フォトタイムの時間もとった
ゲファは会見を見て涙をうるませた
本当に出会ったころのミヌを考えると
全く別人のようだった
たくましくてなによりも男として
これからの人生を語っていたミヌ
自分と子供もしっかり守ると公言したミヌ
ゲファはすっかり感激してしまい、
わんわん泣いてしまった
その時ゲファの携帯が鳴った ミヌからだった
鼻をすすりながら、泣き声で
『はい・・』
とでると、電話の向こうでミヌが
『ゲファさん?どうした?泣いているのか?』
ゲファが
『ミヌさん・・』
ミヌが言葉をさえぎって
『15分でかえる!』
と電話を切った
約束どおり、15分には駐車場に着いていた
駆け足でエレベーターに乗って部屋までむかうとドアをあけて
『ゲファさん!どこにいる?』
ミヌは叫んだ
リビングでミヌの記者会見のニュースを
見ながら鼻をすすっているゲファを見つけるとかけより
『どうした?どこか具合が悪いのか?』
ゲファがハンカチをおさえ
『あなたの会見に感激しちゃって
ついもらい泣きしちゃって最高の演技だったわ』
ミヌは大きなため息をついて
『驚かせないでくれよ・・・それに
演技じゃない 本心だ』
と笑いながら泣いているゲファをそっと抱いた
『いやー奥様は泣き虫だな、これじゃ
これから俺がでるドラマは泣きっぱなしだな』
ゲファは泣き顔でちょっとミヌを見上げ
『ミヌさんが泣かしたのよ』
『最高にドラマチックだったろ』
ミヌはゲファにささやいて更に抱きしめた
ミヌがいれたコーヒーを飲んで
ゲファもようやく落ち着いてきた
ミヌがコーヒーを飲みながら
『落ち着いた?』
と聞くとゲファはうなずきながら
『あなたが会見している話を聞きながら、いままでのことを
思い出してしまって・・』
『ゲファさんがいたからここまでこれたんだ 感謝してるよ』
ミヌはつくづくこの女に惚れてしまったと思いながら
愛しくゲファを見つめて答えた
>>>続く
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