チャン・グンソク V I V A C E ♪

チャン・グンソク V I V A C E ♪

★Ver. 8



ミヌが待ちに待った瞬間がやってきます


この作品を書いているとき、ドラマを何度も

見返したり、OSTを聞きながら書いています

ミヌとゲファのスタンスを崩さないように

そしてこんな時だったらこんな風に会話するのではと

考えて書いています


そんな中、一番皆様がどうなるか、見たかったシーンでは

ないかと思います

皆様のご想像と一致しますように・・・ご覧ください




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Dear My Sweetheart



■第11話~Ceju's Night





ようやく披露パーティーが終わり

招待客はミヌとゲファを祝福し

帰っていった


ミヌとゲファは挨拶をして回っていたが

ユ代表とハン先生を見つけて

ゲファがにこやかに言った

『本日はありがとうございました』

というとハンが笑顔で答えた

『ゲファさんほんときれいだわ・・

すごく変わったのでびっくりしたわ!

2人の姿を見ていたら

なんか私もこの人との結婚式を

思い出して、またこの人と

新しい道を一緒にいけそうだわ』

ゲファは喜んで

『ほんとですか?代表よかったですね』

ミヌも嬉しそうに

『代表、おめでとうございます』

代表はてれながら

『いや・・君たちのおかげだよ、いい式だった

こちらこそありがとう』

代表とハンは2人で肩をならべ

帰っていった


ようやくひと段落してやっと2人は

控室にもどるとリュウがにこやかに出迎えた

『いい披露宴でした お二人とも

本当に素敵でしたよ』

ゲファはリュウに

『いえこんなに素敵にしていただいて

本当にありがとうございました』

とお礼を言った

ミヌもリュウと握手して言った

『ヒョンのおかげだよ!感謝してる!ありがとう!』

と言った

リュウはにこにこと

『いつまでもお幸せに』

と答えた



ボンニムと子供たちが着替えてでてきた

ミヌとゲファを出迎えた


ミンジはゲファに

『オンマ!とても美人だったわ』

ボンニムも

『お疲れ様!ようやく落ち着くわね』

とゲファに笑いながら言った



『オンマ、イェウナと今日先に帰るね』

ミンジがゲファとミヌに言った

ゲファはびっくりして

『ミンジ!何言ってるの?』

ボンニムも言った

『この子たちがどうしても帰りたいって

ゲファ、残りの日はソウルで

めんどう見るし、学校と保育園もいかせるわ』

ミヌもあわてて

『いや、それじゃあいくらなんでも・・』

ミンジは笑って

『イェウナもそれでいいって

またチェジュは家族旅行でくればいいし

子供がいたら、気を使うでしょ

新婚旅行なんだから2人で楽しんで』

ミンジはどうしても帰ると言った


ゲファは困った顔をして、ボンニムを

見るとボンニムは笑って言った

『夫も急に仕事で帰らなければならなくなったし

だから一緒に戻るわ 大丈夫よ2人は

ちゃんとめんどうみるから』

ゲファは困り果てて

『ミヌさん、どうしよう』

ミヌはしゃがんでミンジに言った

『ミンジ、イェウナ一緒に遊びたかったのに』

ミンジは笑って言った

『アジュシ、オンマと仲良くすごしてね

帰ってきたら一緒に遊んでください』


ミンジはなんて親思いの娘である



ゲファは根負けして言った

『ボンニマ、本当にありがとう

言葉に甘えていいのかしら』

ミンジははりきって

『もうお姉ちゃんだからイェウナを

めんどうみるわ、ねっイェウナ』

イェウナもうんうんうなずいた

ミンジはミヌに

『アジュシ、お土産は期待してるわ』

というとミヌはウインクして

『わかった!ミンジ、イェウナたくさん買ってくるから』



1時間後にはボンニム夫婦と

2人の子供たちはミヌが用意し

リムジンでホテルを後にした


ミヌとゲファは送りながら

ゲファはふうとため息をついて言った

『なんか・・ミンジったら本当にしっかりしてきたわ』

ミヌはふふんと笑って言った

『だんだん、誰かに似てきてるんだよ

しっかりしてるところとおせっかいなところ』

ゲファはミヌをにらんで

『それって私のこと?』

ミヌはうんうんうなずいて

『他に誰がいる?』

ゲファはすこしふくれて

『もう!ミヌさんたら』

手をあげてミヌをたたこうとすると

ミヌがしっかりその手をつかまえて手をつなぎ

『さあ、君主様、今夜のお城へ行きますか』

とぐいとゲファをひっぱって歩きはじめた

ゲファはきょとんとして

『ミヌさん?どこへいくの?部屋に戻るんじゃないの?』

ミヌは当然という顔をして

『うん、新しい部屋に行く』

ゲファはさらに首をかしげて

『だって今の部屋だってゆっくりすごしてないわ』

ミヌはにやりと笑って

『そりゃ、昨日はゲファさんさっさと寝ちゃったからな

このホテルにきたら新館にいかないと

だから式後の部屋は変えたんだ

もう荷物は移動してるから』

『ええっ?そんなの聞いてないわ』

ゲファはびっくりして言った

『うん、言ってない』

平然とミヌは答えた

『これもすべてゲファさんのためさ さっ行こう』

ミヌはゲファをさらにひっぱって

新館へ向かった


新館につくと黒くオーソドックスな大理石のフロアで係員が出迎えた

『ミヌ様、このたびはおめでとうございます

ようこそ、新館へ ご案内させていただきます』

ミヌはうなずき、係員の後につづいて歩いた

エレベーターで最上階まで上ると

その部屋はあった


ドアがあいて中に入ると

ゲファはあまりの広さにびっくりしてしまい

あいた口を両手で押さえてしまった

約270平米ある大きな部屋は

ほとんどの一般人は予約がとれない

プレデンシャルスイートだった


ゲファはびっくりしながら

『ミヌさん、すごいお部屋・・広いすぎるわ』

ミヌはふふんと笑って

『なかなか泊まれない部屋なんだ

子供たちも泊まると思ってこっちにしたんだ』


ゲファはふうとため息をついて

『もう・・部屋がいくらかかるなんて考えると恐ろしくて

だからもうなにも考えないわ』


ミヌはおかまいなしで

『金は天下のまわりもの ソンミヌを信じて今のことだけ考えて

ゲファさんほらこっちにきて』

とゲファをバルコニーへ連れ出した

さすがに部屋が違うだけあって

バルコニーも広く眺めも壮大だった

夕日がちょうど沈む時間で海はサーモンピンクに

きらきら輝いていた


ゲファはにっこり

『すごくきれいね・・素敵だわ』

ミヌは隣でゲファの肩をだいて

『この海を見せたかったんだ』

ゲファは嬉しそうに

『こんな海はみたことない・・・記念になるわ』

ミヌはえへんと咳払いをして

『ほんと、やっとこの部屋まできた

ようやく2人きりになれたし』

とゲファを見つめた


ゲファはちょっとどきりとしたがにこっと笑って

『じゃあ、荷物を整理でもしましょうか』

そそくさ部屋に戻った


ミヌはあきれて

『ロマンチックじゃないんだな、奥さんは』

後を追いかけた


ゲファはぼそっと

『まだはじまったばかりなんだから』

と言うと部屋を見まわした

ふとダイニングに気づくと

ダイニングテーブルには

食事が用意されていた


ミヌが笑顔で言った

『おなかすいただろ、パーティーでも

あまり食べてなかったし』

ゲファは笑って言った

『実はそうなの ドレスがきっちりだったし

緊張しててのどに通らなかったわ』

ミヌも

『俺もおなかがすいた 食べようか』  

2人はワインで乾杯し、ディナーを

食べ始めた


食事も終わり、ゲファはキッチンも

あったのでお皿を洗い始めると

ミヌがシャワーを浴びてくるといって

浴室へ行ってしまった


ゲファはいよいよ来るべきものが

きてしまったと思いながら

クローゼットのある部屋で

スーツケースを開けて

ボンニムからもらった

ブルーのネグリジェをじっと見つめ

『そうね・・ちゃんと答えないとね』

それからボンニムからの

おそろいの色の紳士物のシルクの

パジャマを浴室にそっと置いた



ミヌは入浴を終えバスルームからでると

ブルーのシルクのパジャマが置いてあるのに

気がついた

ミヌはにやりと笑って

『ゲファさん、なかなかきがきくじゃん』

というと、早速パジャマに着替えた



ゲファは部屋をうろうろしていたが

ミヌが入浴からでたのを察知して

キッチンへ向かい、お皿をふいていた


ミヌは髪をかわかしリビングルームへ

いくとゲファの姿が見えないので

『ゲファさん?どこにいるの?』

とキッチンへ向かうとゲファが

お皿をかたづけていたのでふっと笑い

『着替えありがとう!ゲファさんも入ってきたら?』

といった

ゲファは目を合わせず

『えっええ・・眺めのよさそうなバスルームね

じゃあ行ってくるわ』

といってぱたぱたバスルームへ向かった



ミヌは苦笑いをして

『いや・・ほんとにうぶだよな どうしたら心開いてくれるかな』

ミヌは広いリビングルームのソファを見渡すと

『ちょっと広すぎるな』

といって余計なソファをどけた


ミヌはさらにテーブルにワインをおいて考えた

ゲファさんのどっちに座ろうか・・・左か右か

『こっちがいいかな、逆かな』

といいながら自分の位置を悩んでいた


一方ゲファは湯船につかりながら

暗くなった海を見つめふうとため息をついて

しっかりしなきゃゲファと

心で言ってはため息をまたついた

そうとうなうぶである


ようやくバスルームからでると

ゲファはボンニムからもらった

ネグリジェに着替えた

ノースリーヴで肩から胸元は

レースになっておりとても

エレガントなものだった

ゲファは髪を整え、深呼吸を3回して

バスルームからリビングルームへ

向かうとミヌがテレビを見ていた


ミヌはゲファの姿を見るとどきっとして

一瞬口があいてしまった

まさかゲファがドレッシーな姿で

来るとは思わなかったのである

『ゲファさん・・・いやあ今夜は違うね』

と驚いた


ゲファは咳払いをして

『そ、そうかしらいつもとかわらないわ』

といってちょっと目線をそらした


ミヌは微笑んで立ち上がって言った

『まあこっちに座って』


ゲファは少し戸惑ってやや離れてミヌの隣に座った

ミヌは少しえっという顔をして首をすこしかしげた

ゲファも目をあわせずきょろきょろしていた


ミヌはふっと笑って気をとりなおし赤ワインを

グラスに注いてわざと立ってゲファの近くに置き

ゲファのそばに座りなおした

するとゲファはミヌをよそ目で見るように

また少し離れて座りなおした


ミヌは顔をしかめちょっとふくれて

そっぽをむいていたゲファの手首をぐっとつかんで言った

『ゲファさん!なんで避けるの?』

その行動にびくっとしたゲファはあわてて

『ううん、避けてないわ、ちょっと・・・

緊張しちゃって』


ミヌは少し声をあげて言った

『もう夫婦なんだ なぜそんなに

固くなるんだ?』


ゲファはすこしうつむいて

『ごめんなさい、ミヌさん

ちょっと着慣れないものをきて

あなたを見たらドキドキしちゃって』


そう聞くとミヌはふっと笑って

『ゲファさん、いい?よく聞いて』

つかんでいた手をとって自分の胸に

あてた ゲファはびっくりしたが

ミヌの胸の音もドキドキ早いのがわかった

『ミヌさん・・』

ミヌはそのままゆっくりゲファを抱き寄せて言った

『オレだってドキドキしてる だから

お互い様だから緊張しないで

これから当分2人なんだから楽しまないと』


ゲファはミヌのぬくもりがだんだん

安心感となって言った

『ミヌさんごめんなさい 

だんだん落ち着いてきたわ』


ミヌは静かに離れるとにっこり笑って


『じゃあ・・乾杯しよう』

といって2人はグラスを合わせて乾杯した


するとまたゲファはワインを一気に飲んでしまった

『ミヌさん、これ美味しいわ』

ミヌはちょっと目を細めて

『奥様、また一気とは、いつもいってるけど

ワインはゆっくり少しずつ飲むものだ』

とゲファのグラスにワインを注いだ


ミヌとゲファはお互いワインを飲みながら

少し沈黙してしまった

あまりにも沈黙してしまったので

話を続けようとお互いに

『あの・・』

と言い合ってしまい、顔を見合わせ

2人は笑ってしまった

『ゲファさん、まだ緊張してるの?』

ミヌは笑っていった

『ミヌさんこそいつもと違うわ』

とゲファも言い返した

『そんなことない、ただ嬉しいだけだ

ほんとにここまで長かったから

でも今日晴れて夫婦になれた』

ミヌは照れながら言った

ゲファも微笑んで

『私はあっという間だったわ

そしてあのドレスを着れたこと

本当に嬉しかった』

ミヌもうなずいて

『ゲファさん綺麗だった

オレも忘れられない一日だ

結婚式あげてよかったろ』

ゲファはうなずいて答えた

『ええ、本当によかったわ』



ミヌはワインをつぎながら言った

『でもゲファさん、俺がプロポーズを言ったとき

一番最初にイェウナのオンマになってくれといったのが

気に入らなかったんだって?』


ゲファはワインを思わず吹き出しそうになるのを

なんとか止めごくりと飲み込んだが

むせこんでしまった

ごほごほいっているゲファをミヌがあわてて

背中をさすった

『大丈夫ゲファさん?』


ゲファはようやく落ち着き

『どうしてそれを・・まさかボンニムが』

ミヌはにやりと笑って

『ボンニムさんは本当にいい人だね』

ゲファは少し赤くなって小声で

『・・・ボンニマったらほんとおしゃべりなんだから』

とつぶやいた



ミヌはワインを飲みながら

『たしかにオンマになってくれとは言ったけど

母親がほしかったから言ったわけじゃない』

ゲファはあわてて言った

『わかってるわ、ミヌさんがそれだけで言ったってことじゃ

ないのはわかったから』


ミヌはじっとゲファを見つめて言った

『ゲファさんしかオレの奥さんはありえなかった、

イェウナだって同じ・・・ほんとうにわかってくれた?』

ゲファはワインをごくりと飲みながら

『もちろんわかってるわ!あなたは

あれ以来私のことアジュマと言わなくなったし

いつも私のこと驚かせて女性と見てくれて

嬉しかったわ』


ミヌは首を振って言った

『でも失敗したな、あの言葉でなかなか

YESを言ってくれなかったし大変だった』

ゲファは少しあわてて

『・・あの時はやっぱりびっくりしたし

再婚にもとまどっていたし・・』


ミヌはゲファの肩に手をかけて言った

『でも絶対YESと言ってくれると思ってた』

『ミヌさん・・』

ミヌはゲファが手に持つワインをそっと

取ってテーブルに置いた


そしてゲファの顔をのぞきこみ

『ゲファさん、本当に結婚してくれてありがとう』

と微笑みながら言った

ゲファもミヌを見つめて

『ミヌさん・・・私だってほんとに感謝してる、ありがとう』

と答えた

ミヌはゆっくりゲファの顔に近づき

『愛してる、ゲファさん』

とミヌは決め台詞をようやく口にした


ゲファはその言葉を聞いてにこっと笑い

ああ・・やっと言ってくれたと心でほっとしながら

ゲファも答えた

『私も愛してる・・・・』

と言った瞬間、ミヌに唇を奪われてしまった

そして、長いキスの後

ミヌがゲファを抱き上げて寝室へ向かった


ミヌはゲファをそっと大きなベットに置くと

『今日は先に寝かせない』

と耳元でささやいた


ミヌはゲファを愛しく見つめて

おでこにキスをゆっくりしたあと唇にキスをした



ミヌにとって待ちに待った瞬間、そして

2人にとって長い長い夜になりそうだ



>>>続く

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