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柳沢中で「助詞と助動詞」が期末試験に出題されるそうです。おそらく、「次の言葉を助詞と助動詞に分類しなさい」という問題は出題されなそうですが、たまに出題される先生もいらっしゃるので、見分け方を書いておきます。 文法書によれば、「活用があるのが助動詞、活用がないのが助詞」となっていますが、もう少し簡単に見分ける方法があります。 それは、「から」または「ので」を付けてみて、意味が通れば助動詞、意味が通らなければ助詞という見分け方です。 まず、助動詞から説明します。たとえば、「られる」「せる」「らしい」「そうだ」などが助動詞です。助動詞は、後ろに「から」を付けてみると、そのまま自然と文章が繋がっていきます。 例・遠くまでボールを投げられる「から」、彼は野球部で外野手を希望した。・あんまり夜遅くまで働かせる「から」、彼は会社を辞めてしまった。・明日は雨が降るらしい「から」、ちゃんと傘を持っていった方がいいよ。・来週試験があるそうだ「から」、今から対策をしておこう。 このように、助動詞(青字)の後に「から」を付けると、意味が通じるようになっています。 次に助詞の説明です。たとえば、助詞には「が」「を」「より」「まで」などがあります。これらの直後に「から」を付けると日本語としておかしくなります。実験してみましょう。・台風が「から」・・・・プレゼントを「から」・・・・右方向より「から」・・・・新宿駅まで「から」・・・どれも、助詞(青字)の後ろに「から」をつけると、日本語として意味が通らなくなりますね。 以上のように、直後に「から」をつけ、日本語が続けられれば助動詞、続けられなければ助詞というような識別法があります。 ただし、例外が3つだけありますので暗記してください。助動詞の中でも、「う」「まい」「よう」の3つだけは、後ろに「から」を付けるとおかしくなります。それでも、「う・まい・よう」の3つは助動詞なのです。「うまいよー!は助動詞」と覚えておきましょう。ちなみに「う・まい・よう」の3つのことを「語形変化のない助動詞」と言います。
2011年09月01日
東京都立入試では200字作文が毎年出題されています。その作文ですが、例年、「原稿用紙の使い方にしたがい、最初は1文字分あけるのですか。」「行の最後に○(句点)や、(読点)が来た場合は、原稿用紙の使い方にしたがい、下に○を書くのですか。それとも、次の行の1マス目に○や、を書くのですか。」「段落分けはする必要はあるのですか。」という質問を受けます。 答えは、「大問4の200字作文については、全て原稿用紙の使い方にしたがってください」です。つまり、大問4については、「最初は1マスあけてから書き出し、段落もちゃんと分ける。」また、「句読点が行の最後に来た場合は、次の行の1マス目に書くのではなく、ちゃんと原稿用紙の使い方通りにその行の最後に書く。」ということです。 一方、大問3や大問5にある記述問題については、原稿用紙の使い方ではなく、きちんと制限字数を守ってください。つまり、行の最後に○が来てしまう場合は、次の行の1マス目に○を書くのです。 その理由を説明します。まず、都立高校の解答用紙を見てください。 ご覧のように、大問3と5の記述解答欄と、大問4の200字作文の解答欄には大きな違いがあります。まず、白い矢印を見てください。白矢印の上にある解答欄は、「単なるマス目」になっていることに気づくでしょうか。このような解答欄の場合は、マス目に従い、50字なら50字以内に書くというルールがあります。この種類の解答用紙の場合は、原稿用紙の使い方に従ってはいけません。50字きっちり書いてください。例えば、1行目の最後が「~でした」で終わりそうな場合は、「○」は次の行の1マス目に書かなければなりません。 続いて、黒矢印の方をご覧ください。赤で囲んである部分に注目です。大問3や5の記述解答欄とは明らかに違いますね。すなわち、マス目とマス目の間に、余白がとってあります。これは、「原稿用紙の使い方通りに書いてください。」というメッセージなのです。ですから、都立入試の大問4については、ちゃんと1文字分空けてから書き出してください。段落分けも重要ですから、必ず行いましょう。また、行の最後が「です」「ます」で終了しそうな場合は、句点はその下に書いてください。決して次の行の1マス目に書かないこと。 以上、都立入試作文のよくある質問とその回答でした。 当然、他の都道府県の解答欄も同様です。すなわち、○単なるマス目だけの場合→原稿用紙の使い方に従わない○マス目の横に余白がある場合→原稿用紙の使い方に従うです。他の都道府県の問題で練習する場合は、頭に入れておいてください。
2011年08月30日
<数学>(1)二次方程式の計算テストは、全員合格とはいきませんでした。計算は、スピードと正確性の両方が要求されます。どちらか一方が欠けていても、入試では致命傷になりえます。満点が取れるまで根気強く続けましょう。(2)相似の仕上げに入りました。P176と177では、「いつもの形」を頻繁に利用しました。あの裏技の便利さが実感できたと思います。図形的センスは必要ありません(あるに越したことはありませんが)。先生が指導した基本構図を1つ1つ確実にマスターしてください。(3)14番の問題では、あらたにテクニックを1つ教えました。大変便利で、一瞬で答えが導き出せることが分かったと思います。入試でも頻出する形なのですが、自校作成を受験する生徒達でも、あのテクニックは気づかない人が多いです。皆さんはぜひ使いこなせるレベルまで鍛えていきましょう。(4)円周角と相似の学習に入りました。演習中心で疲れたと思いますが、自校作成では円の問題が頻出です。ポイントはいくつかありますが、何より重要なことは、「円周角は弧にメモする」ということです。これをやるだけでも、正解率は格段にアップします。必ず実行してください。(5)「分からなかった問題は、解答を見て理解する」ここまでは出来るようになっているのですが、一部の子達は、その後に解き直しをしていませんでした。中3のこの時期に、そうした基本的な動作について注意されるのは考え物。反省を促します。今後、このような基本動作での注意は受けないようにしてください。 「今やっている勉強法で合格できるのだろうか。」常にそのことを念頭に置き、勉強を進めてください。
2011年08月27日
<数学>◆全体的に、問題に取り組む際の「ノートの取り方」がまずいです。というのは、多くの子が都立自校作成を志望しているからです。授業でお見せしたように、都立自校作成の数学では、解答だけでなく、解答に至るまでのプロセス(考え方・図・式・途中計算)も解答用紙に書かなければなりません。すなわち、都立高校側は、「答えだけ出ればいい」という考え方の中3生はいらないというメッセージを発しています。テキストにちょこちょこ書き込み、答えだけ手っ取り早く出す型の勉強をしている子は欲しくないと言っているのです。普段からノートに丁寧に考え方を記し、難しい問題にぶつかったときは、試行錯誤して自ら考えられる生徒をほしがっています。みなさんのノートは、そのような形になっているでしょうか。もう一度反省し、とにかく先生に言われたように受験勉強を進めてください。 あえてはっきり申し上げてしまえば、「自己流は悪」です。弟子入りするということは、まずはその師匠のやり方・流派を徹底して身につけることが重要です。自己流・オリジナリティを発揮するのは、師匠のやり方をマスターした後です。おそらく先生は、「都立自校作成校の」「全高校」「全教科」「全年度」を解いた全国で唯一の塾講師です。大手塾の英語の先生なら、英語だけは全高校、全年度解いている人がいるかもしれません。国語や数学も同様です。しかし、全教科、すべての都立高校の自校作成問題を解いた人は、私以外にいないでしょう(多分)。ですから、まずは言われたようにやってみてください。全ては都立入試から逆算して物を言っているのです。 ◆本日は高校生用のプリントと練成テキストを利用して、メネラウスの定理とチェバの定理を勉強しました。便利な形なので、入試本番であのような形が出てきた場合は、メネラウスとチェバを疑うようにしてください。昨日教えた「錐台の体積の裏技」も含め、全てノートにまとめておくこと。 <総評>◆宿題で動名詞を自主的に勉強してきた子が1名、数学を2周以上してきた子が2名。こうしたことを自主的にできるようになる人になってください。◆二次方程式の計算は2名のみクリア。それ以外の人は、2日連続の罰ゲームです。苦しんでください。泣いて泣いて泣いて、合格発表時に笑えるように頑張ってください。
2011年08月24日
<確認テスト>満点答案が増えてきました。この調子で。ただし、二次方程式の計算問題は、未だ満点が出ないという寂しい状況。計算は100%完璧に出来なければなりません。その理由も話しました。その計算問題ができないとどうなるのか。ズバリ言います。落ちます。「いやいや、先生。200題くらいやったら1題くらいは間違ってもいいでしょ?」と言う人もいるかもしれませんが、駄目です。1題もミスしてはいけません。入試が終わった日。「計算問題で1題落としてしまった・・・」そんな状況で落ち着いて寝られますか。悔いが残りませんか。とにかく、計算は100%しかありえません。 <数学>(1)「相似比と面積比と体積比の関係」についてポイントを講義し、標準レベルの問題でトレーニングしました。とりわけ、P168の最後の問題については、黒板で示したオリジナル解法をよく理解し、ノートまとめをしておくといいでしょう。あのように解けば、数学的センスや図形的センスは関係ありません。計算が苦手な人、分数が苦手な人、複雑な図形が苦手な人も、みんな解けるようになります。ごくごく普通の力の子でも、訓練すれば自校作成問題まで解けるようになります。先生が説明する考え方をよく理解し、マスターしましょう。 (2)P169については、難しい応用問題が2題ほどあり、ほとんどの子がフリーズしました。しかし、黒板で3色で色分けして考えたり、あるいは5色で色分けして考えたりしたように、ちょっとした工夫で、本当に簡単な基本問題に変化します。要は発想の仕方です。センスも必要ですし、あるにこしたことはありませんが、ちょっとした工夫を身につけるだけで、自校作成レベルの問題も出来るようになるのです。実際、P169の問題は、多くの中3生が戸惑う問題だと思います。しかし、ちょっと見方を変えれば簡単になるのです。そうした発想の仕方を、残り半年で身につけていきましょう。 (3)今日は、発想の仕方の訓練として、3458×3462-3457×3463の考え方・解き方を説明しました。参考書に載っていない斬新な考え方です。学校の先生も気づいていないでしょう。あのような考え方でやれば一瞬なのです。頭を柔らかくし、楽しみながら数学に取り組んでください。 <英語>解釈の続きを勉強しました。かなり英文の分析力は上がってきたようですが、文法事項の抜け落ちがあります。本日は、各自「動名詞」を復習しておきましょう。
2011年08月23日
<小テスト>授業冒頭の小テストは、「やることも予告し」、「範囲も予告し」、「問題も指定し」、「解答も渡してある」という誰でも満点の取れる内容です。このテストで間違いだらけということは、やる気なしと判断します。やる気なしと判断された場合、うちの塾ではどうなるのか分かりますね。 <社会>地方自治について、要点を板書しました。社会のノートまとめはあのようにやるといいですよ。そして、まとめたノートを、今度は文章化してみる。このやり方で、「理解+暗記+記述問題への対策」の3つが同時にできます。 <数学>(1)みなさんからの質問に答えました。二次関数の応用問題です。あれらが出来るのであれば、日比谷、西、戸山以外の数学問題は大丈夫でしょう。新宿、大泉あたりなら高得点を狙えます。共通問題なら満点近く狙えます。 (2)「1番問題対策プリント」を行いました。一番速い子は、ナンバー29まで行ってました。入試ではスピードは命です。残り半年。与えられた時間は、全員平等で1日24時間です。ところが、その「24時間×半年」で出来る問題量には個人差があります。スピード不足を実感している人は、意識してスピードアップを図ってください。 <英文解釈>高校受験では、最高レベルの英文を分析しました。段々出来るようになってきていますただし、不定詞を始め重要文法事項がスラスラ出てこない人がいますので、同時進行で「実力練成」の復習作業を取り入れてください。 <総評>記憶装置を「バケツ」に喩えると、そのバケツに穴が空いている人がいます。そうしたタイプの人は、他人よりもたくさん反復しないといけません。 「記憶力のある人はいいな~」と思いましたか?でも、それは違います。記憶力のある人は、幼少の頃から無意識に訓練してきたのです。みんなが外で遊んだり、テレビゲームのレベルアップに夢中になっている時に、暗記力のある人は、カルタや百人一首、読書や図鑑の暗記をしてきたからこそ、今があるのです。 暗記力のない人が暗記力のある人に追い付くには、訓練しかありません。暗記力は訓練でレベルアップします。毎日勉強を継続し、頭を鍛えていきましょう。
2011年08月21日
<社会>(1)政治史のテストを行いました。覚えてきていないのはいつものメンバーでしたね。先生が代わりに暗記してあげることはできませんので、どうにか頑張ってください。繰り返しますが、親も先生も何もできません。あなた自身で頑張るしかないのです。受験とはそういうものです。 (2)テーマ史「自由民権運動」について、板書に要点と流れをまとめました。前回の「政治史プリント」で軽く流したところを補足説明したわけです。自由民権運動が盛り上がった理由を口頭で説明できるようにしておきましょう。 <数学>二次関数の動点問題を解説しました。場合分けする場合は、速いほうの点に注目です。よく復習しておいてください。(←これも親も先生も手伝ってくれません。あなた自身が復習するしかないのです。復習しなくて困るのは、「入試会場にいる未来のあなた」です。) <国語> ◆「都立入試の概要」を説明しました。同時に「時間配分」についても考えました。「制限時間がなければ満点を取れる」というのは当たり前の状態です。最終的には、日比谷や西といった自校作成問題でも、満点が取れるような読解力および得点力・記述力を身につけていきます。ただし、それだけでは合格できません。都立入試は「時間」との勝負だからです。全ての問題に「制限時間」を設定し、その制限時間を「厳守」しなければならないのです。具体的には、超長文を5分で読み終え、各設問を1問1分で解答してくことが必要です。それが出来るようにならなかった場合、それはすなわち不合格を意味します。いいでしょうか。ここ重要です。都立入試において、国語は1時間目に設定されています。この1時間目の国語で「時間が足りなかった」という状態は、精神的に次の教科へも影響します。それだけではありません。「時間が足りなかった」ということは、みなさんの国語の点数は最高でも80点~90点でとどまるということです。武蔵野北以上に合格したい場合、各教科で90点は確保しておきたいところなのに、自分の点数は最高でも90点ということです。1時間目の国語で「時間が足りない」「間に合わなかった」ということは、国語で60~70点台の可能性がでてきます。これでは、他の4教科での挽回はほぼ不可能になります。(←上位校の場合)※理由:理社はどの受験生も9割取ります。また、共通問題の英語も8~9割取ってきます。この3教科では差が付きません。ということは、国語で60点ということは、数学でで満点近く取らないと挽回できないということです。 繰り返します。都立入試の国語で「制限時間に間に合わない」というのは致命傷になります。厳しい話ですが、残り半年で「時間内に解く」という訓練を継続してきましょう。 ◆小説の解法本日は小説の解法について学びました。あの板書した内容が「都立小説の解法」です。要点をよく理解し、あとは実践を重ねるのみです。 <総評>全体的に、板書をメモするのが遅いです。先生が重要なことを解説しはじめたら、どんどんメモすること。とりわけ国語の時間帯の反応が鈍いようです。「国語は勉強しなくても解ける」と思っているのでしょうか。国語を舐めていると、都立入試は失敗します。
2011年08月21日
<数学>二次関数の総合テストでした。できれば、本日で二次関数にけりを付けたかったのですが、残念ながら再テスト者が3名いたので、持ち越しです。特に復習が必要と思われる子には、昨夜電話をしましたので、よく課題をやっておくようにしましょう。うちの塾生は例年関数を得意分野にしています。共通問題でも自校作成問題でも、関数問題で点数を稼いできます。授業で、関数問題の解き方、考え方、手順をゆっくり丁寧に解説し、板書も丁寧にしているからです。黒板を写したノートを見返せば、そのノートがそのまま参考書になっているはずです。それだけ丁寧な板書を心がけています。関数を得意にするためのポイントは、(1)丁寧に美しい図を書くこと(2)先生が板書した順序で、一つ一つ丁寧に解いていくことの2点です。今回再テストになってしまった子のうち2名は、(1)が出来ていません。図が雑であったり、小さかったり、美しくなかったりします。美しい図を書けるということは、すなわち「その図形が見えている」ということです。ですから、図を書くということは、みなさんが考えている以上に大切なことなのです。また、今回再テストになってしまった全ての子が、(2)も出来ていません。「次に何をやったらいいのか」が分からないという状態になってしまい、手が止まります。これは、黒板で先生がジェスチャーで見せたり、指示棒を動かして見せたり、口頭で話したりしたことを見ていない(覚えていない・同じように真似してない)ということが考えられます。とにかく、先生の言うとおりに(やるとおりに)、全く同じように解いてみてください。先生は自校作成問題の専門家ですから、まずは真似をしながらやってみること。 <社会>政治史を講義しました。縄文時代から戦後まで一気に解説。見事に歴史が繋がっていることに気づいたでしょうか。また全ての出来事に理由があることにも気づいたでしょうか。これこそが歴史です。以下いくつかポイントを。◆公地公民をいきなり崩壊させた 天皇→とすれば、次の 天皇の役割は律令制度の立て直しですね。また、仏教勢力の弱い へ遷都したことも見逃せません。 ◆律令政治の最後は、 であることも重要です。当然、この後は武士が力を持ってきますので、「 」の時代に入っていきます。また、このころから朝廷と幕府の「ツートップの時代」に入ることを頭に入れておけば、承久の乱や建武の新政も理解しやすいでしょう。 ◆室町幕府が安定していなかった理由を、暴力団を例に解説しました。なぜ室町時代に応仁の乱が起こったのか、これで理解できましたね。 ◆江戸幕府が長く続いた理由は分かりましたね。鎌倉幕府の反省点と室町幕府の反省点が、きちんと活かされた制度にしていることに注目です。 ◆また、中学校の授業で「参勤交代の目的は、大名の財力を弱まらせるため」ということを習ったと思いますが、それは間違いです。それは偶然の結果であり、参勤交代の目的はそうではありませんでした。参勤交代の目的は、大名の統制です。大名達を江戸に来させることによって「権力は江戸幕府にある」ということを分からせるための制度です。つまり、主従関係や忠誠心の確認が目的です。「大名の財力が弱まった」のは目的ではなく、結果です。目的と結果を混同してはいけません。 これは1980年代の某国立大の入試問題で既に出題されているものであり、歴史学上通説になっています。 ◆なぜ尊皇攘夷運動が行ったのかの理由も話しました。日本はずっと世界一安全な国でした。その理由は海で囲まれているからです。ところが、産業革命後、世界で最も危険な国になりました。その理由も海で囲まれているからです。こうしたことを理解していると、歴史上の事件もよく分かります。 ◆幕末の時代。坂本龍馬が用意したウルトラC についても話しました。これも教科書に書いていない内容です。 以上、他にも様々なことを話しましたが、歴史はその背景を理解し、「原因→結果」の関係を掴めば、本当におもしろいものです。 本日配ったプリントは学校の教科書に書いてあること。本日口頭で話したことは学校の教科書に書いていないこと。両者をミックスして、よーく理解→暗記しておきましょう。明日テストを行います。 <英文解釈>かなり英文解釈が出来るようになってきたようです。先生が初回に配った「英文解釈のルール」。最初は難しそうに感じたでしょうが、もうそろそろ大丈夫だと思います。少ないルールを利用しながら、多くの問題を解く。これがみなさんにとって最高の思考訓練になります。塾の授業で、頭を柔らかくし、先々本当に役に立つ思考力をつけていきましょう。
2011年08月18日
お盆休み中です。勉強ははかどってますか。塾の拘束力・強制力がない期間のため、自主性が要求されます。計画通り進められているでしょうか。 お盆休みは、みなさんが学校からも塾からも強制されず、自由に勉強できる貴重な期間です。各自の弱点補強に最適な期間です。このように自分の自由に使える期間は、実は正月休みまでやってきません。そのため、お盆休みに入る前は、「あれもやろう。」「これもやろう。」「数学を総復習しよう。」「学校の宿題を片づけよう。」など色々考えていたことと思います。 ところが、いざお盆休みが始まってみると、昼過ぎまで寝てしまったり、机に座っても集中できなかったりと、すでに計画が完全に崩れ去ってしまった子もいることでしょう。大人もそうなのですが、休み前に「あれもやろう、これもやろう」と思っていたことを半分も消化できずに終えることはよくあります。1つは計画を欲張りすぎていることが原因です。また、どうしても勉強や仕事よりも、遊びを優先してしまう怠け心も要因の1つです。大人でもそうなのですから、中学生のみなさんなら、なおさらでしょう。 とにかく、計画が失敗しかけている子は、軌道修正が必要です。残り3日あります。1日10時間やれば、30時間分勉強できるわけです。(←なんと夏期講習6日分です) まずは机に向かってしまうこと。ネットを見たり、テレビを見たり、いろいろ集中力を妨げるものがあるでしょうが、まずは勉強を始めてしまってください。 次に計画を軌道修正しましょう。お盆休み前に考えていた「やるべきこと(TO DOリスト)」を、以下のように思い切って絞ってください。欲張りすぎないこと。 (1)学校の宿題は必ず終わらせておくこと(2)受験勉強に関しては、8/9に塾で出した宿題とテスト勉強だけをきちんとやること。 以上2点だけで構いません。あまり欲張らず、残り3日で上記2項目だけ終了させておくこと。どうですか。これなら出来ますね。 特に受験勉強については、みなさんは、先生のリード(先導)に任せておけばいいのです。都立入試当日から逆算して、毎回、必要事項を1つ1つ消化していますので、とにかくその指示通りにやること。その点に関して言えば、キャラベル生は楽なんです。 とにかく、計画がうまくいっていない子は、上記2項目に絞り、それを3日間で終了させましょう。 ※もちろん、やるべきことを書き出したら、それを3日分でわり算することを忘れずに。1日ごとのノルマが決まったら、それが終わるまで寝てはいけません。逆に言えば、ノルマが終われば、あとは映画を見ようがドラマを見ようが自由です。自分へのご褒美を用意しておき、勉強が終わったら好きなように時間を使ってください。 ※2学期制の子は、もし上記2項目が終了したら、テスト勉強に入ってください。もちろん欲張らないで結構です。テスト勉強は夏期講習が終わってからでも間に合います。「上記2項目を優先的に行い、余裕があればテスト勉強に入る」くらいの気持ちでいいでしょう。 ※1日10時間と聞くと大変そうですが、午前4時間、午後3時間、夜3時間です。午前中7:30~11:30まで4時間やってしまえば、午後は2時~5時、夜は7時~10時で10時間です。もちろん、何度も言いますが、「時間」で計画を立てると失敗します。とにかく、TO DOリストを書き出し、それを1日分にわり算し、どんどん終わらせてください。
2011年08月14日
<社会>護法の神と言われた「児島 惟謙(これたか・いけん)」について触れました。1891年に、ロシアのニコライ皇太子が、来日先の大津で警備担当の津田巡査から襲撃されました。日本政府は、ロシアとの関係悪化を恐れ、「皇室に対する罪を適用し、犯人を極刑に処すべき」と、大審院に圧力をかけました。こうした政府の圧力に対し、当時の大審院院長であった児島は拒否。「司法権の独立」を守り抜き、「護法の神」と称されました。塾生にも、将来司法試験を目指している子がいます。三権分立の意味について、各自考えてみましょう。 <理科>本日で実践問題集中2が終了しました。というわけで(笑)、お盆休み中に実践問題集3冊分を一気に反復しておきましょう。「理科については、9月に入試があっても大丈夫!」という状態にしておけば、9月~1月は、他の4教科の勉強に特化できます(理科は忘れない程度に調整していくだけ)。とにかく、お盆休み中に3冊分を完璧にしておくこと。このお盆休みの頑張り・苦しみは、きっとみなさんの年間受験勉強プランを猛烈に楽にします。 <英文法>間接疑問文を勉強しました。同時に疑問詞の入った文の復習も行いました。(1)間接疑問文の特徴は、SVの順番になるということです。※普通、疑問詞の後ろは「疑問文の順番」ですよね。ところが、その疑問詞の入った文が、ふつうの文の中に割り込むと、「SVの順番」に変わるのです。(2)What/Who の2つは、その疑問詞自体が主語になることがあります。特にwhoはよく整序英作文等でも出題されますので、覚えておきましょう。 ※「Who + be動詞」の文の場合、Whoの後ろは「疑問文の順番」ですが、「Who + 一般動詞」の文の場合、Who自体が主語となり、Whoの直後にVが来るのです。中学生が混乱しやすい部分です。よく分からない場合は質問に来てください。 <英文解釈>「主語に来るのは、文の最初に登場する名詞(但し前置詞の付いていない名詞)」「文を長くする犯人は、前置詞+名詞、and、関係代名詞、分詞など」ということが、徐々に理解できてきたと思います。その他、全てのルールをプリント1枚にまとめて初回の授業時に配りました。あれだけで、大学受験の基礎的な長文も読めます。英文解釈は、はまると楽しいです。少ないルールを駆使して、何種類もの文を読むことができるからです。ただし、あまりはまりすぎないように。あくまでも目標は長文を制限時間内に読むこと。その前段階としても精読です。難しい文に出会ったとき、その文だけ分析すればいいのです。段々慣れてきたと思いますので、英文解釈も少しずつ自学へ移行していく予定です。 <国語>「ページをめくったりしてください」という日本語はおかしいので使わないようにしましょう。 <数学>(1)二次関数の宿題解説を行いました。あらかじめ予習してきてもらった問題の中から、「質問の多かった問題」、「先生が解き方を確認しておきたかった問題」を数題ピックアップして解説しました。今まで教えてきた技の威力を少しずつ実感してきた頃だと思います。もう現段階で、新宿高校、武蔵高校、国分寺高校、大泉高校、青山高校、両国高校、立川高校、富士高校、墨田川高校あたりの自校作成問題なら解ける段階まで来ています。西、日比谷、国立、戸山は、もう少しだけレベルアップが必要です。ただし、どの高校も、関数問題は比較的解きやすいものが多いので、解ける子は解けるかもしれません。ハイレベルゼミで、こうした自校作成問題に正面からぶつかっていきましょう。 (2)次回総合テストです。良い問題ばかりをピックアップしました。テキストを何周もして、完璧な状態で試験に臨んでください。また、保谷中や柳沢中のテスト対策になる問題も1題入れておきました。授業中に説明した等積変形が3つ出来るバージョンをよく復習のこと。<伝達>・次回8/18です。有意義なお盆休みを。この期間の勉強量は、志望校への合格率を一気に引き上げます, and vice versa(アンド・ヴァイス・ヴァーサ)
2011年08月09日
<社会>(1)モンテスキューの三権分立の話から、アメリカ大統領制とイギリス議院内閣制の違いを解説しました。参考書や教科書ではあまり触れられていませんが、重要なポイントは、行政府の主張を国民が選ぶのか、あるいは議会が選ぶのかという点です。そこを理解しておくと、「連帯責任」とか「信任に基づいて」とか難しい言葉も理解できるようになります。 (2)右派と左派とリベラル(右翼と左翼)という言葉の意味について説明しました。受験とはあまり(というか全く)関係ありませんが、世の中で会話する際に頻繁に出てくる用語です。「あの人は右寄りだからね・・・」なんて話も出てきます。本日は、アメリカの民主党と共和党の例を出しながら、右と左について説明しました。(あと、今話題のテレビ局の例も出しました)余談として覚えておいて損はないでしょう。 <理科>(1)飽和水蒸気の解き方について、「ミズー」を使って解説しました。ミズーの5つの特徴は覚えられたでしょうか。あの化け物のイメージで理解しておけば、どんな応用問題も大丈夫です。とにかく、理科はイメージが大切なのです。 (2)ある生徒から出た理科の質問で1つ保留になっているものがあります^^;お盆休みに調べておきます。なお、難しい質問はこちらも勉強になるので大歓迎です。 <数学>(1)平行四辺形の問題を使用し、1 一次関数直線式の一発裏技2 二次関数と一次関数が混ざった場合の一発裏技3 面積裏技パート14 面積裏技パート2の4点を確認しました。ぜひぜひ覚えておくこと。せっかくうちの塾に来ているのですから、使いこなせるようにならないと損です。入試は50分。連立方程式など解いていたら、時間が不足します。特に自校作成組と武蔵野北・小金井北を受験するメンバーは、時間との勝負です。必ずマスターしましょう。 (2)回転体の出し方について学びました。あの解法をマスターしておくこと。計算ミスも少なく、わずかな時間で解答が出せます。 <伝達>ゴミの話をしましたね。穴の話。約束のものは、どこかに隠れています。
2011年08月08日
<理科>組織液について板書でまとめました。テキストの解説が若干分かりづらいものになっていたので、まとめ直しました。よく整理しておくこと。 <社会>授業冒頭に「衆議院の優越」を4つ解説しました。「情報ないよ」と覚えておきましょう。ただ大切なのは、いつも話しているように「理解」です。なぜ衆議院に優越が認められているのか、その理由は理解できたでしょうか。「参議院に比べ衆議院の任期が短いこと」および「衆議院にだけある解散という制度」の2点から論理的に理解しておきましょう。丸暗記でも受験は乗り越えられます。特に社会はそうかもしれません。しかし、理解を伴った暗記の方が定着は良くなります。また、応用問題や思考力が要求される問題では、理解をともなった勉強をしている人の方が強さを発揮します。 <英語>(1)冒頭、整序英作文(並び替え)の解法を提示しました。日本語の意味から作っていくのではなく、文法要素を組み合わせて英文を作っていきます。 1 まずセットになる組み合わせを探します。例)「セットになる組み合わせ」とは、冠詞+名詞、be+現在分詞、be+過去分詞、have+過去分詞、前置詞+名詞、連語などです。2 次にSVを決定します。Sは必ず名詞・動名詞・不定詞の名詞的用法のいずれか。 あとは、授業内で解説したように行います。第4文型や第5文型は狙われやすいです。また、不定詞の特殊構文も頻出です。テキストの「文型」「不定詞2」「不定詞3」の3つの単元は8月中に見直し・解き直しを行っておくようにしてください。※整序英作文では、日本語の意味は「おまけ」程度に考えてください。あくまでも文法的に攻めていきます。 (2)後半は英文解釈を行いました。andの重要性が徐々に理解できてきたことでしょう。また、前置詞+名詞を( )に入れることも重要です。黒板で5色程度で色分けして構文分析を行っていますが、あのように「少ないルールでどんな英文も読める」という状態に早めに到達できるようにしましょう。残り30題ほどの英文で訓練すれば完成に近づきます。その後は、徐々に「左からの読み下し」(スラッシュリーディング)へ移行します。そして、最終版には「情報構造」を取り入れながら都立入試で高得点を目指していきます。(「精読→スラッシュリーディング→情報構造→速読」という流れ)※ちょっと気になったのは、接続詞のthatが入った文になると、戸惑っている子が多いことです。接続詞のthatの文があったら、一気に文末まで波線を引いてしまってください。その波線の中に、さらにSVが隠れています。 <数学>(1)冒頭の確認テスト。満点が一人だけでした。まだまだですねただ、多くの子は「やり方は合っているが計算をミスしている」という状態です。今後の課題です。 (2)本日説明したように「解という言葉があれば 」です。下線部に入る言葉を思いだし、小テストの復習(解き直し)をしておくこと。ただし、「解と係数の関係」を使えば一瞬で解けます。私立上位や都立自校作成を受験する人にとっては必須の知識です。逆に、都立共通入試校を受験する生徒は、「解と係数の関係」は覚えなくていいですから、普通のやり方で定着させてください。 (3)練成テキストで二次関数の応用を進めました。かなり力が付いてきました。本日指導したのは、三角形の面積裏技パート2です。すでに前回まで何度も説明した「内側・・・」の裏技公式とは別に、本日は2つめの裏技を解説しました。こっちは絶対に覚えておきましょう。 次回は座標平面上の回転体の体積です。回転体の体積は、多くの中学生がお手上げ状態です。でも、キャラベル生は解きます。というか解けるようになります。成増。月曜日に「秘密の解き方」を伝授しますので、集中して聞いておきましょう。 <伝達事項>(1)欠席者は練成テキストをじっくり解いてくること。ただし、上記に書いてある裏技パート2は必ず聞きに来てください。重要です。よく使います。 (2)竹下元首相の物まね、小泉元首相の物まね、田中角栄の物まねは絶対にやりません。
2011年08月06日
こんな時間ですが、更新します。 (本日もトイレ掃除に時間が…)<社会>大選挙区、小選挙区、比例代表制のそれぞれの仕組みと欠点について講義しました。日本人として生きていくための常識となります。塾通信にも書きましたが、公民となるための努力を怠らないようにしてください。また、比例代表については、「ドント方式」の計算方法を指導しました。受験には出題されませんが、学校によっては中間・期末テストで出してきます。軽く復習しておき、「プリントを見れば思い出せる。」という状態にしておきましょう。 <英語>(1)授業冒頭で、第4文型(「人・物」動詞)の「もの」の直後に、関係代名詞の目的格が割り込んでくる文を英作文しました。基本はいつも通りです。板書で解説したように、1 SVを決める。2 次に日本語の修飾関係を( )と矢印で記入しておく。3 英語は「後置修飾」が基本なので、日本語とは順番を反対にして英作文する。という段取りです。と言っても、「目的格の関係代名詞」の部分は、英作文するのが難しいのでまずは接触節の文を作ってみるのがいいでしょう。そして、その後に関係代名詞を入れる。その方が間違いも減り、安全だと思います。英作文や和訳をするのが楽しくなってきたら、あとは演習量を増やしていく段階です。宿題で分詞・関係代名詞のまとめページを出しました。理解できないところは質問にきてください。 (2)授業後に質問がありました。「私の母」を英作文する際は、my mother ではなく Mother でもいいのですか。という質問です。結論から言えばOKです。文の途中なのに、大文字で始まるMotherという単語が出てきたら、「私の母」を意味します。覚えておいて損はないでしょう。 <数学>(1)一次関数の問題演習日でした。延々と問題を解いてもらいました。宿題をきちんとやってきた人は、なかなか良いペースで進められていました。 (2)一つ自校作成レベルの難しい変域問題がありました。多くの子が戸惑っていましたが、黒板でも解説したように「xの変域の壁を作る」という発想が重要です。ちょっとした考え方で、応用問題も解けるようになりますので、普段から多くの問題にあたり、さまざまな発想を身につけていきましょう。 (3)最後の台形問題は多くの子が解けていませんでした。長方形、正方形、平行四辺形の問題との違いは分かりますか?今まで勉強してきた長方形、正方形、平行四辺形は、1つの座標を文字でおけば、それ以外の3つの座標も文字で表せます。なぜなら、2組の辺が平行なので、x座標とy座標が等しい部分が必ず出現するからです。(←意味の分からない人は、直接質問に来ること)それに対し、台形は、平行な組が1組しかないため、座標を文字で置くと、文字の種類が2種類になってしまうところが厄介です。 そこで、そういう場合は、黒板で解説したように、いったん2種類の文字で表すしかありません。そして、その後「等式変形」を行い、1種類の文字に統一するのです。あの問題を使って2度、3度復習しておきましょう。 <理科>写真室の話をしました。覚えておきましょう。また、人体については、配付したプリントを覚えればほぼ完璧です。左側が解答と解説、右側が穴埋めになっているので、何度も見て覚えましょう。(書く必要はありません。目で見て覚えるのです。) <伝達事項>明日、9月からのハイレベルゼミ申し込み締切です。すでに11名の子が申し込んでいます。9月から週5日、週15時間の授業ということになります。大変ですががんばっていきましょう。数学が苦手な子は付いていけるか不安かもしれませんが、通常授業と同じく丁寧に解説を行いますので、あとは復習を徹底して定着させるだけです。都立自校作成にとどまらず、私立入試にも必要な考え方を復習によってきちんと身につけられるようにしてください。
2011年08月05日
<数学>本日は数学漬けの1日。疲れたと思います。ご苦労さまでした。今日1日で、一気に「二次関数」の重要部分を進めました。学校なら1ヶ月かけるところを、今日1日で終えてしまったわけです。これは皆さんだから出来ることです(昨年から在籍していた子は一次関数を嫌と言うほど解いてきましたし、昨年秋以降に入塾した子たちも大変高い能力を有しているからです)。 すでに7月段階で、一次関数の重要問題をじっくり解説し、復習および小テストを重ねてきたので、本日の二次関数も誰もが大変スムーズに演習出来ていました。ノートの図も大変綺麗で、丁寧に演習できていた子がほとんどでした。 多くの中学生が「全然わかんなーい」という関数。特に変域問題や変化の割合の応用問題は、多くの子が嫌うところです。しかし、本日説明したように考えれば大して問題ないことが理解できたと思います。 また、座標の中で「ハの字」を使うテクニックも紹介しました。今後もバンバン使用するテクですので、徐々に慣れていきましょう。 明日で二次関数の基本を一通り終えます。その後、宿題で反復作業に入ります。そして、金曜からはメインテキストの練成テキストで再度復習を行い万全を期します。関数問題は、私立、都立どこでも出題されます。確実に得点できるよう鍛え上げましょう。
2011年08月02日
<確認テスト>数学の確認テストの出来が悪かったです。超基本問題です。もちろん満点の子も5名ほどいましたが、全員満点を目指してほしいテストです。明日のテストで挽回してください。明日は応用問題ですが、これができれば今日のテスト内容も出来ていると判断します。 <古文>本日は「対応」というテーマで演習しました。授業でも話したように、中学生のみなさんは、これから入試当日まで飛躍的に古文の力が上がることはないと思います(あったらごめんなさい…)。みなさんは、古文以外にも勉強することはたくさんありますし、全体的な勉強比率を考えた場合、古文に多くの時間を割くことは賢明ではありません。とにかく合格最低点を取ればいいのですから、そこへ向けて最短距離の勉強法を採ってください(←古文に関しては)。入試問題を作った人も、中学生が古文を読めるとは考えていません。なぜなら、それは(=古文を読解できるようになることは)中学生の指導要領の枠外だからです。ということは、読解できなくてもどこかにヒントが落ちているはずです。本日は、そうしたテーマで授業を進めました。古文とにらめっこして悩んでいるよりも、自分が受験する私立の過去問をどんどん解いて、「出題パターン」と「高校側の要求」をキャッチすることが肝要です。 <理科>(1)今回は磁界から入りました。今回だけど磁界から…←その後、化学分野を一気に片づけました。質問のある人は、恥ずかしがる必要はないので来るように。入試直前に回さないこと。出来ることは今片づけておくことが大切です。 (2)理科の時間帯に、「情報カード」の紹介とその使用例について説明しました。このあたりだと、吉祥寺の東急紀伊國屋書店で売っています。興味ある人は、模擬試験で吉祥寺に寄ったついでに購入してみてはいかがでしょうか。先生は、情報カードがお気に入りです。(なお、情報カードは岩波新書「知的生産の技術」で紹介されています。既に1969年からあったのですね。興味ある人は、塾に置いてあるので読んでみてください。) <英語>(1)関係代名詞に「主格・目的格・所有格」の見分け方を穴埋め問題を使って確認しました。板書した内容をよく理解しておきましょう。関係代名詞の直後の単語がポイント。直後がVなら主格。これは問題ありません。直後が名詞なら目的格か所有格です。見分け方としては、まず所有格かどうかを判断します。「○○の○○」という意味が通れば所有格。そうでなければ目的格です。 (2)接触節について説明しました。授業では、一時的な方便として、「目的格の関係代名詞が省略されたものが接触節だよ」という説明をしました。また、今後皆さんが目にする多くの参考書にも、そのように書いてあります。ただ、実はこれは正確ではありません。「目的格の関係代名詞の省略」と「接触節」は全くの別物。むしろ、目的格の関係代名詞が生まれる前から「接触節」は存在していたようです。(byイエスペルセン)また、ネイティブの人から見ても、「目的格の関係代名詞の文」と「接触節の文」は、若干ニュアンスが異なるようです。英文学科に進む人は、軽く頭の片隅に入れておいてください。 <伝達し忘れたこと>国語のテキストは本日で終了しました。次回以降持ってこなくて構いません。ただし、ルール集は今後も持ってきてください。
2011年08月01日
<古文>本日は今まで何度も確認してきた「ば」を、問題を解くために利用しました。今までは、「ば」が見つかった時、(1)意味の確認(「~ので・~したところ・ならば」のいずれか)(2)主語が変化するの2点に注意してきましたが、本日は、「ば」を理由問題やその他解釈問題で利用する方法を学びました。よく復習をして本番で「気づく」ようにしたいです。最初から全て出来るはずはありません。まずは、入試問題やテキストを通じ、いろいろな出題事例を見ておくこと。知っておくこと。それだけで構いません。先生が入試問題の作られ方を説明しますので、そうした事例を「ふ~ん、そうやって作られているのか~」と印象に残しておいてください。それが、本番での「気づき」に繋がります。 <数学小テスト>二次方程式文章題のテストを行いました。(1)何を文字に置くか(2)xの範囲(例:「x<5なので…」)の2点が書いてない答案がたくさんありました。バツです。実際に都立入試において、方程式の文章題が出題される可能性は低いです。しかし、こうした文章題を通じ、読み手に何を文字にしたのかきちんと説明できる力は必要です。「相手に説明する」という能力は、入試においても、社会生活においても必須です。方程式の文章題を通して、説明能力を高めてください。 <理科>磁界を勉強しました。今日説明したように、基本的に「右手」(右ねじの法則)のみで全問題解けます。「U字磁石の中で、力がどっち向きに働くか」という問題についても、基本的には右手のみで解法可能です。磁界のシャワーをU字磁石の中に書き込み、その後「右ねじ法則」を使って時計回りか反時計回りかを書き込みます。あとは「強め合う方から弱め合う方へ」力がはたらくわけです。これが正しい理解の仕方。きちんとマスターしておきましょう。 ただし、このU字磁石の問題だけは「フレミングの左手法則」で解けます。一発で解答が出ます。フレミングの左手法則については、中学校で習ったり参考書で書いてあったりする「3本指のやり方」は使わないようにしてください。あれは、見た目が3次元になるため、本番でミスを誘発します。(昭和のやり方です。フレミングの法則昭和版です。)今は平成ですので、「フレミングの左手法則平成バージョン」を利用してください。磁界を左手の平で受けるやり方です。次回も磁界の続きをやります…← <英語>関係代名詞を勉強しました。本日配ったプリントをきちんと理解すれば、「中学実力練成」の全ての問題が解法可能です。少ない知識で沢山の問題を解けるようにする。これが一番です。1題1題に時間をかけてかまいません。SVと修飾関係をきっちり分析し、頭を使いながら問題演習を重ねていきましょう。本日は、「2文→1文の結合」「和訳」「分解」「英作文」「関係代名詞は主語か目的語のいずれかに割り込む」などを勉強しましたが、全て同じ理屈で繋がっています。よく理解しておいてください。
2011年07月30日
<国語>古文読解も残すところわずかとなりました。本日は、昨日と同じく反語が登場しました。「やは・かは」と来たら反語の可能性が大変高くなります。(もちろん、「やは・かは」が反語でない場合もあります。疑問の「や」「か」+強意の係助詞「は」というもので、詳しくは大学受験時に学びます。)高校受験では、「やは・かは」は反語と考えて問題ありません。また、反語といえば、「やは・かは」の二語のみと考えておいて問題ないでしょう。「やは・かは」の解釈問題が出題されたら、「やは・かは」の直前部分に注目。その反対の意味の選択肢が正解です。もし、解答に迷ったら、「ない」という言葉が入っている選択肢が正解になる可能性が大変高くなります。困ったときの裏技として覚えておきましょう。 <理科>理科は本日から電流。電圧とは、正しくは「電位差」というものであるということを教えました。そして、遊園地にある水のジェットコースターをイメージするとわかりやすくなることも教えました。このように、どんなものでも暗記で済ませるのではなく、常に考えながら、理解しながら、記憶に定着させていくことが大切です。 ※並列回路において、抵抗を一発で出す裏技も伝えましたので、確認しておきましょう。 ※授業中に質問があった「電圧計と電流計は、最小目盛りの10分の1まで読みとる」ということの意味については、黒板で解説したので、もう大丈夫だと思います。ただし、受験では気にしないでいいでしょう。 <数学>一次関数の応用を練習しました。急遽プリントも配り、問題演習量を増やしましたが、「座標を文字で表す」ということに早めに慣れましょう。 中2の夏から在籍している子たちは、さすがによく出来ていました。昨夏、徹底的に一次関数を特訓したことがここで活きてきました。特にH中の2名は、昨年毎日塾に来ていた甲斐があり、今日はクラスで一番速くプリントを終了させていました。大変すばらしいと思います。それ以外の子たちも、「本日のプリント」と「テキストの等積変形の問題」は何度も復習しておきましょう。今関数が苦手な人も、今日の授業内容を完璧にマスターしておけば、都立共通問題の一次関数は問題なく解けるはずです。本番で90点以上取るために、毎回の授業を確実に消化してください。
2011年07月27日
文法は残すところ関係代名詞のみです。まだ部活で引退していない子もいるので、全員が揃ったところで関係代名詞を勉強しましょう。先生が板書する関係代名詞の重要事項をきちんと理解しておけば、入試の文法問題で解けない問題はないはずです。また、高校で勉強する関係副詞も同じように理解できますので、大学受験まで役立つはずです。暗記するのではなく、きちんと理解しながら練習を重ねましょう。 さて、授業では英文解釈の授業を本格的に開始しました。塾で用意した47の英文を勉強すれば、おそらく高校入試で訳せない文はなくなるでしょう。プリントで配付した「英文解釈の基本」は、高校でもそのまま使えるものです。中学生のうちにきちんとマスターし、正しい方法で正確に英文を解釈できるようにしましょう。 「少ない知識(限られた知識)を利用し、どんな英文にも対応できるようにする。」これが英文解釈授業の目標です。黒板でカラフルに色分けして英文を分析しますので、徐々に自分で分析できるようになってください。きっと英文を読むことが楽しくなります。 47の英文をしっかりと精読できるようになったら、徐々に速読訓練(左からの読み下し)に入ります。毎回毎回の授業をきちんとマスターしてください。入試当日から逆算してカリキュラムを組んでいますので、塾で行った内容を完璧に消化しておきましょう。
2011年07月26日
夏期前半は古文の読解を行っています。中学生の古文は、文法や単語をがっちりやるよりは、「現代語の知識を利用しながら古典に親しむ」という方が近道です。そのため、文章を読みながら先生が「重要ポイント」をその都度板書しますので、その板書を徹底的に暗記してください。係り結びの裏技や指示語問題の解き方もまとめましたので、丸暗記してしまうといいでしょう。また、今後は段落分け問題の裏技なども指導します。上位私立を受験する人は必須のテクニックです。きちんとまとめておいてください。 実際の復習の仕方ですが、先生の板書を写したノートを見ながら、テキストの文章を数回読んでみることが重要です。これを繰り返しているうちに、自然と重要事項が頭に入ります。また、毎回宿題を入る前に、前回までにやったページを一気に読むということも継続しましょう。たとえば、今日P130~131が宿題だとしたら、その宿題に取りかかるまえに、P120~129を一気に読むのです。これにより、1速読力のアップ2重要事項の復習が同時に可能となります。大変時間がかかる面倒な作業ですが、合格発表時に笑えるように1年間実行してください。
2011年07月26日
本日で、中1のテキストが終了しました。すでに1学期で中3テキストを1冊仕上げてますし、今回中1テキストが終了したので、残すは中2テキストのみです。明日配付します。中1の「地学分野」で覚えづらい、火山、火成岩、示準化石、示相化石などは暗記の仕方や語呂合わせを指導したので、必ずマスターしておくこと。まずは、何度も呟き言えるようにします。次に何も見ないで白い紙に再現できるようにしましょう。そこまでできたら、実際に問題集で問題を解き、アウトプットしておくこと。余力のある人は、黒問までできるようにしてくといいでしょう。 地震は「初期微動継続時間は震源からの距離に比例する」がすべてです。この知識1つだけで、ほぼ全ての問題が解けると言っても過言ではありません。使いこなせるようになるためには問題演習あるのみです。塾の問題集に加え、学校で配付されている問題集などで練習を積んでください。 地層の見分け方については、授業内でノート整理の時間を与えました。各自カラフルにまとめられていたと思います。数ヶ月後に見直した際に思い出せるように、詳しくメモを残しておくようにしましょう。 中1の「光」では、なぜ光が屈折するのか、その理由まで説明しました。都立入試レベルでは不要な知識ですが、国立(こくりつ)付属高校などを受験する人は、こうした理屈まで理解しておくといいでしょう。とにかくテキストを2冊終了しました。夏期講習用テキストのように薄いものではなく、分厚い問題集を2冊終了させたことになりますので、自信を持っていいと思います。あとは、入試まで3周、4周繰り返し、当日満点を取るつもりで仕上げてください。
2011年07月26日
本日で夏期講習が5日終了しました。<数学:図形分野>数学は、4中と保谷中が、図形分野(幾何)と数量分野(代数)を並行して進めているようですので、塾でも相似を先取りして勉強しました。塾で教えた基本構図と「ちょっとした工夫」は、自校作成や私立入試に不可欠な知識です。完璧にマスターしてください。また、参考書等には載っていない技を1つ指導しました。あの技を覚えておけば、いわゆる「数学的センス」や「図形センス」がなくても、上位校の問題まで解答できます。授業で扱ったページを何度も反復し、すらすらできる段階まで仕上げておきましょう。すでに学校の期末テストレベルなら「余裕」で解けるという状態にまでなっていると思います。 <数学:数量分野>現在、一次関数の基本パターンを学習中です。直線式の出し方や面積などの裏技も指導しましたので、きちんとマスターしておきましょう。これらも参考書や問題集に載っていないものです。みなさんだけ(と言っても過言ではないと思います)が知っている武器なので、受験までにぜひ使いこなせるようにしておきましょう。
2011年07月26日
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