親不孝日記

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じゅん2550

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2010年07月19日
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7.13 もも.JPG

座談会を踏まえて、認識がどこまで深まったか。

ここで言うマイノリティは、戦後も戦争の中にある。

マイノリティに対し、戦後処理すらなされてこなかった。

マジョリティである日本人は、忘れるか、意識から追い出そうとする。

いや、あなた方は忘れても、わたしたちはいる、と繰り返し繰り返し、マイノリティは、声を上げる。

日本人が、戦後処理すらしてこなかったことの、生き証人としてのマイノリティ。

マイノリティの声とは、マジョリティの意識に大きく食い込むことなく片隅に追いやられてきた、声のことだ。

本来は、同等の人権を持ち、歴史的経緯から、マジョリティに大きな影響力を持って当然の人たち。

それを、差別することで、-劣った人たち、平等に扱わなくても当然の人たちーとすることで、マイノリティを生み出してきた、といってもいい。

45年、8.15で、「暗い歴史は終わった。」「過ちを繰り返さない。」と呪文のように繰り返すことで、

過ちを、『済んだこと』にしてしまった。

過去を忘れ、それぞれの人への責任も忘れ、ただ、「済んだこと」にしてしまった。

いや、「不問に付し」てしまうことで、今も、どこかで、過ちを続けているのではないか。そのことにさえ、気が付けない、精神の空洞化といってもいい病理を持っていないか。

その病理の症状は、破綻は、マイノリティの声に耳を傾ければ、あちこち見えてくる。

沖縄に安保のため、と、75%の基地が集中してしまったのはなぜ?ー憲法9条があるのに。

いまも、表層の笑顔の下に、朝鮮人め、という侮蔑の言葉が潜むのはなぜ。

もっとある、ヒロシマ・ナガサキの多くの被爆者が、いままで認定されず、国が救済してこなかったのはなぜ。

マイノリティは問いかける、あなた方の9条は、なぜ私たちに届かないのですか。

なぜ同じ人間なのに、教育を受ける権利を制限されねばならないのですか。

忘れたのだ、忘れたことにさえ気づかず、経済の繁栄を選んで邁進したのだ。

もっと見れば、日本人が見ることを拒否したのは、沖縄、コリアの人々だけでなく、同胞のはずの被爆者でさえ、差別し、捨てたのだ。

加害の現実に目を向けることができないどころか、同胞の、自分自身の被害にさえ、向き合ってこなかったのだ。

自分自身の被害すら、無きものとした。

ああ、この精神の無惨。

被爆し、病魔に苦しみ、怯える、被爆した日本人のことさえ、考えられなかった。

自分の被害すらみすえていない。

占領中に目の前の米軍を、アメリカ帝国主義を追及できなかった。

なぜか。

復員してきた軍人が、責任を問われることもなかったし、「あの」天皇さえ生き延びた。

我々が解放されて、何が悪い。

天皇も許したーある意味、認めたのだ。

指導層を弾劾、追放することも自らの手では、しなかった。

一億総懺悔「天皇も、私も悪かった」では、

天皇の責任も、支配層・財閥・軍部の責任も、同じになってしまう。

重慶に始まる、無差別大量虐殺を企画した軍部を糾弾しなかった。

だから、アメリカの加害も、東京大空襲、大阪大空襲で死んだ日本人数十万、原爆投下で直後になくなった約20万の命に誓っても、許してはならなかった、アメリカの加害も、追及できなかった。

戦争の被害も加害も忘れた日本人は、アメリカの加害を追及する道義的地位も失った。

アメリカの加害を、追及できなかったのだから、あとは、戦争をし続けるアメリカの、帝国主義路線まっしぐらだ。毒食らわば、皿までも。倫理観も何もない。

繰り返し、声が上がる、シベリア抑留者、中国残留孤児たち。

「あなたたちは、私たちを忘れたのか」

忘れたのだ、わたしたちは、天皇の戦争責任とともに。

沖縄戦体験者の多くが、高齢になるまで体験を語ろうとしなかったように、日本人の戦争体験者もまた、語らない。

加害の記憶は、それほど重たいのだ。

加害の歴史を日本が認めない限り、彼らの自分史も葬られたままだ。

彼らも戦争から、加害から、解放されないのだ。

真実和解委員会、というものがある。

歴史を、他者の歴史を、また、先の世代の歴史を、事実を掘り起こし、記憶し受け継いで行く営みの欠如したままで、真の和解も、解放もない。

歴史とは、歴史を認識するとは、それに関わる個人の、解放や、帝国主義戦争という、加害と被害が複雑に重層する民族、国家、集団間の、真の和解を、本来、意味するのだ。

歴史が明らかになれば、差別意識が、本来、植民地侵略を目論む支配層によって植え付けられたものであることを理解するだろう。

在特会などの、人種差別・排外思考が根拠とするのは、歴史事実の一部を切り捨てたものや、歴史を意図的に変形、歪曲した主張だ。

この、病根を絶つためにも、中国、東南アジアに対する加害、植民地支配による加害、国家に戦争の弾とされた被害、アメリカに非戦闘員の大量虐殺を行なわれた被害をしかと見て事実を認識しなければならない。

戦後、平和憲法があるにもかかわらず、日米安保条約は破棄されず、矛盾は、基地集中となって、沖縄に押し寄せた。

その後は、アメリカと一緒になって、沖縄を二重支配した政府を許し、植民地支配の結果、日本に来ざるを得なかった在日本のコリアンたちの、国籍を奪う法律を立法する政府を、許した。

アメリカと一緒になって、朝鮮特需で復興し、とうとう、今また、アメリカの言うままに、構造改革、市場原理主義で、少数の資本が、大多数の人間を搾取する政策を進める、政府・官僚を認める。

自衛隊が海外派兵を本来任務とされ、北朝鮮の脅威が煽られ、抑止が思考停止を生む現在、戦争を止める言葉は、マイノリティとされてきた人々が訴える言葉、私たちが忘却した歴史と責任の中にこそある。

7.11 ぶどう.JPG

 実行委員会からのアピール、たたき台。

戦争終了当時の間違いは、入ってるが、戦後の意味の問い直しは、弱いかな。

違って見えるはずの私たちの未来も、まだ見えない。

安保に変わる体制を、構想して無いからかな?

そういうこととは、違うような、、






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Last updated  2010年07月26日 03時01分56秒 コメントを書く


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