毎日が博打日和

決勝戦は、群馬三人の動向と、単騎二人の位置取り、九州勢の動きなどあれこれ考えました。
荒井のイン粘りは有りそうな気はしていましたが、関東の３番手に単騎のどちらかが来れば、神山を入れて３番手での競りだったと見ます。手島とやるぐらいなら番手狙いは当然も本気では無かったようです。
手島の追い上げも、神山をアンコにしての番手キープを狙ったのでしょうが、荒井があっさり引いての神山との競り合いは思惑とは違ったかとも考えられます。
逃げた平原は、後ろが縺れて流せなかったと言っていますが、展開的には良かったはずです。
ただ抑えに出た時に、荒井に突っ張られたのが痛かったのでは無いでしょうか。結構脚は使った印象です。
兵藤は落ちてきた手島を退かすべきでしたが判断の誤りで、結局最後もインを狙って手島と絡んで脚を使わずに終りました。
市田の誤算は、稲村が兵藤を追わずに合志の後ろに付け替えた事です、バックで踏み込んでも、荒井の捨て身の捲り上げで合志と併走になっては、外を廻らされて苦しい。
渡部はレースを見ているだけで終りました。穴で買っていた人には余りに気の毒でした。
レースをじっくり見直すと、結局は合志が無駄脚を使っていません。
荒井の捲りを追走も、アウトの市田もインの手島も脚が残ってはいないので、アンコになる心配も無く、じっと直線まで待てました。
脚を使わされた神山の抜け出しなら、止まって見えたはずですね。
平原もゴール前の接触が無ければ２着は有った展開だったと思います。
先行は判っていても、今回のいわき平のバンクでは残れないと見た私の推理の甘さで、決勝はお金になりませんでした。
ビックの決勝戦は、いつもあれこれと展開を読んで、何となく４角までは見えて来てはいるのですが、最後の所、ゴール寸前のインコースが見えません。去年のＧＰも慎平＝後閑の図は浮かんだのですが、インに逃げ粘る武田は見えなかった。
今回も、合志が直線まで我慢で差して来るのは見えたのですが、平原がインで我慢の図は浮かびませんでした。
競輪は逃げは不利ですが、レースを作るのは逃げ屋ですから、欲と思惑が絡むビックレースでは、  ｛覚悟を決めて、主導権を取った先行屋の残りは絶対に必要｝ と自分宛に書き込んで置きます。
ほんとに何度、痛い目を見たことでしょう。