さよなら

2006/10/12
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小学校高学年にあがるころ、
一年間だけ関東の北のほうにいたことがありました。
そこはよそ者を疎んじ、
また、差別がまだ根強く残る土地でした。

ある日、担任の先生とクラスの男子の母親が、
学校の駐車場で話していることを聞いてしまいました。
あの地区の子とうちの子を何故同じクラスにしたのかと、
母親が先生に詰め寄っているのです。

あの地区の子、そのことに関して詳しくは書けませんが、

「どうかうちの子とずっと仲良くしてやってください」
とお願いされたことをよく覚えています。
子供心になにか迫るものをその文字の筆跡に強く感じました。
が、正直なところその子とは一緒に遊びもしましたが、
彼は少々底意地が悪く、ちょっと困ってしまったのも事実です。

思えばよそ者である自分ならば、
地区だのなんだのに囚われずにその子と付き合えるとご両親は思ったのでしょう。

さて先生に詰め寄った母親の子は、
人の話をあまり聞いていない子でした。
一見、真面目に人の話を聞いているかのようで、
実際は自身の頭の中で独自に思考を働かせ別の作業をしているタイプです。

それが原因で彼はとうとう担任に激しく怒られる・・、
というより高ぶった感情をそのまま罵りと暴力の形でぶつけられてしまいました。
あくまで憶測ですが、
恐らく母親に詰め寄られていた担任が、
その鬱憤を子供に向けたということなのだと思います。


牛ガエルのおたまじゃくしやザリガニを捕まえたり、
いま思うと危なかったのでしょうがたんぼの排水溝で遊んだり、
そういう意味では大好きな場所でした。

一年近くが経ち、その土地からでることが決まった頃、
唐突にワープ&ワープというゲームのことを思いだし、
ぜひワープ&ワープみたいなゲームを作りたい、
それにはマイコンが必要なんだ!
愛と!
友情と!
努力と!
勝利と!
いとしさと!
切なさと!
心強さと!
世界を革命する力と!
全米を震撼させる恐怖と感動とアクションに包まれた!
そんなマイコンが俺には必要なんダ!
うおりゃあ~!エレクトリックサンダー!
炎のコマ!とどめだ!
スーパーノヴァー!!

こうして恐竜たちをインベーダー対決で打ち負かした自分は、
宇宙中にゲームの素晴らしさを広めていくために、
ぴゅう太型の宇宙船に乗って、
男の胸にロマンのかけらが溢れるこの広い大宇宙へと旅立っていったというか、
話が完全に破綻したので次回に続きます。

続かなくていいような気も致しますが。





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Last updated  2006/10/13 08:15:03 AM
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