ミラーファイト | メタボの気まぐれ

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円谷プロが制作した「ミラーマン」の放送から
２年後に、テレビ東京でで放映された
毎週月曜日から金曜日までの５分間帯番組
「ミラーファイト」

それは「ウルトラファイト」同様
ミラーマンの戦闘シーンを再編集したものと
アトラクション用のぬいぐるみを使用した
新撮編によって構成されていた作品である。

ミラーマンは身長：170～40メートル

次元人・ミラーマンの父と3次元人の母
鏡優子（上月左知子）の間に生まれた鏡京太郎
（石田信之）がミラー・スパークの掛け声と共に
鏡や水面など光を反射するものに飛び込んで変身。

地球を狙う侵入者・インベーダーから
母の生まれ故郷である地球を守るため
インベーダーが送り込んだ侵略怪獣と戦う。

弱点は鏡や光を反射する物を伝って移動するが
空を飛ぶ事は不可能な事と
鏡の中に長時間留まる事であり
彼の父親はこの弱点を利用されて死亡した。

全編を通して最も多用されたミラーナイフ
敵の体を切断する平切りのスライサーＨと
垂直切りのスライサーＶ
ミラーマンの技の中でも最大の威力を誇り
巨大な矢じり状の光を頭部とバックルの間で

ミラーファイト1.jpg

このミラーマンの戦闘シーンを集めた
ミラーファイトはウルトラファイト同様
プロレス的な実況アナウンスがあり
その実況を務めていたのが
漫才コンビ「青空はるお・あきお」の
横山あきおである。

そして新撮による特撮ではミラーマンの他
怪獣アロザ、ノア、ザイラス、コールドン
ゴルゴザウルスが登場し
毎回、趣向を凝らした内容で子供たちを
楽しませました。

中でもミラーマンのお面を被り
怪獣同士が戦うパロディは傑作である。

この演出を担当したのが東條昭平であり
「帰ってきたウルトラマン」の第33話で
あまりにも表現や描写が露骨かつリアルで
TBSから「この作品は受け取れない」と断られ
リテイクした伝説の逸話がある。

このミラーファイトのテーマ曲は
コロムビアレコードのオリジナル音源によるイントロに
ゼール音楽出版から発売されたカバー版のカラオケに
メロディを被せたものを組み合わせて使用。

またゼール版はミラーマン第12話
「出たっ! シルバークロス」で使用された。

なお、2012年4月発売の「ミラーマン」ＤＶＤ
第10巻には映像特典として新たに撮影された
「ミラーファイト2012」が収録されている。