ミクロマン | メタボの気まぐれ

オイルショックで大不況となった1974年の日本。

そんな中、クリスマス時期において
爆発的な売れ行きを示した大ヒット玩具が
タカラトミーから発売されたミクロマンである。

ミクロマンは全身14箇所可動で身長10cmの
小型フィギュアで、変身サイボーグと
入れ替わるように登場した玩具で

当初は色別の4体が発売されたのみだったが
複数で異なるキャラクターが登場し

クリアーの成形色にメッキパーツの腹当て
「ミクロブレスト」が付くＭ１０Ｘシリーズ
成形色が透明ではなくなり
メッキパーツのミクロブレストもないＭ１１Ｘ
パンタロン風にデザインされたＭ１２Ｘ

スーパーミクロマン、スパイマジシャン、
ミクロマン・コマンド、レディコマンド、
ミクロナイト、タイタンなど多彩なミクロマンが登場した。

これに対抗する悪のミクロマンがアクロイヤーで
両手が鉄球のようなＡ３０Ｘシリーズをはじめ
背中に大きな飛行ユニットを備えたＡ３１Ｘ

タワー基地.jpg

またミクロマンに装着するスカイランブラー、
ジャイロット、ビームトリプラーなどの
ミクロマン用ビークルも発売し

スペース・バギー、スカイローダー、
バルクリフター、ミクロセスナによる

マリンコプター、ブルクレーン、スーパージェット、
スパイヘリ、ロボットマンなど
ミクロマンが搭乗できる商品も発売された。

他には分割し組み合わせによってマシーン形態に
変形可能だったタワー基地M-115、
プラレールとコラボしたロードステーション基地、
航空機のような移動基地と
いろんなジャンルの玩具が豊富に発売された。

小型で安価だった事から誰でも持っていた
ミクロマンは中年たちとって
クリスマスのヒーローでもありました。